JP3104095U - ケーキ用トレー - Google Patents

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Abstract

【課題】 トレー上に載置またはトレーから取出す際に、ケーキ等の内容物への損傷を軽減するケーキ用トレーを提供する。
【解決手段】 本考案で提案するケーキ用トレー1は、皿底4の上面側にケーキKの移動を規制する所定高さの平面視形状が正方形その他の正多角形である周壁3を突設した構造において、上記皿底4の上面とケーキKとの間にケーキサーバーSを差込むためのケーキサーバー通過用の切欠9を前記周壁3の上端側に2箇所以上形成した。
そしてトレー1が底板2と折畳み起立可能に構成された周壁3とからなる箱皿部材1bと該箱皿部材1bの底面を接着固定する台板1aとからなり、該周壁3の外周と台板1aの外周との間に所定幅の鍔状の縁部6を設けた。
【選択図】 図1

Description

この考案はケーキ等の内容物を載置するケーキ用トレーに関する。
従来のケーキ用トレーとしては、下記特許文献1に示すように台板14上にひだ部15,16を介して2重構造の側壁12,13を起立形成した箱体Aを接着固定したものが公知である。
実開昭57−167085号公報(第3図)
しかし上記特許文献1の公知技術は、トレーに対しケーキサーバーを用いてケーキを収納又は取出しする際に周壁の高さによってケーキ及びケーキサーバーの傾きが大きくなって反対側の周壁でケーキ外周を損傷易いほか、ケーキを収納し難く、ケーキをトレー上から取出す際にはトレー周壁の高さにより容易にケーキサーバーを挿入することができなかった。
また店頭の現場でトレーに収納したままディスプレイする際にも、トレー周壁の高さによってケーキの下端側が隠れ、ディスプレイ効果が半減するという問題があった。
この考案は、これらの課題を解決又は改善しようとするものである。
上記課題を解決するための本考案のケーキ用トレーは、第1に、トレー1の皿底4の上面側にケーキKの移動を規制する所定高さの周壁3を突設した構造において、上記皿底4の上面とケーキKとの間にケーキサーバーSを差込むためのケーキサーバー通過用の切欠9を前記周壁3の上端側に形成したことを特徴としている。
第2に、周壁3の平面視形状が正方形その他の正多角形であることを特徴としている。
第3に、切欠9を周壁3の2箇所以上に形成したことを特徴としている。
第4に、トレー1が底板2と周壁3とからなる箱皿部材1bと該箱皿部材1bの底面を接着固定する台板1aとからなることを特徴としている。
第5に、周壁3が折畳み起立可能に構成されたことを特徴としている。
第6に、周壁3の外周と台板1aの外周との間に所定幅の鍔状の縁部6を設けたことを特徴としている。
以上の如く構成される本考案のケーキ用トレーによれば、ケーキをトレーに収納する際又はトレー上から取出す際にケーキ及びケーキサーバーの傾き角度を小さくすることができるので、ケーキをケーキサーバーや対面側の周壁で傷つけることがなくなり、ケーキの収納及び取出し作業が容易となった。
また切欠を設けたので、店頭等の現場でトレーに収納してディスプレイする際の展示上の効果が高まった。
以下本考案の実施形態を図面に基づき説明する。図1は完成状態を示す斜視図,図2は分解斜視図,図3は箱皿部材と台板それぞれの内面展開図を示している。
ケーキ用トレー1(以下単にトレー1という)は正方形又は長方形の台板1aと箱皿部材1bから構成されている。該箱皿部材1bは正方形又は長方形の底板2の外周に対してケーキKの移動を規制するための所定高さの前後壁3a,3b及び左右壁3c,3dで構成される周壁3が突設され、内部にケーキKを収納するための皿底4が形成されている。そしてトレー1は台板1a上に所定幅の鍔状の縁部6を形成させて前記箱皿部材1bの底面が接着固定される構成となっている。
また上記周壁3を構成している前後左右壁3a,3b,3c,3dは、図3に示すように底板2に対して折曲可能に連設された前後左右外周壁7a,7b,7c,7dと、該前後左右外周壁7a,7b,7c,7dの自由端に箱皿部材1bの内側に折り返し形成される前後左右内周壁8a,8b,8c,8dとで、箱皿部材1bの周壁3を二重壁として構成している。そして、この例では前外周壁7aと前内周壁8aとで構成される前壁3aの中央上端部に、箱皿部材1bの皿底4の上面とケーキKとの間にケーキサーバーSを差込むためのケーキサーバーS通過用の切欠9が切り欠き形成されている。
さらに図3の内面展開図に示すように隣接交差する前後外周壁7a,7bと左右外周壁7c,7dの端部間に、内面側において山線の折目11を介してひだ状に折曲られ前後外周壁7a,7bと左右外周壁7c,7dとを連結する連結部12が連設されている。また底板2と左右外周壁7c,7d間の折目には係止孔13が切込形成され、左右内周壁8c,8dの自由端には爪状の突起部14が突出形成されている。そして左右内周壁8c,8dを起立した際に、前記係止孔13に突起部14が嵌合係止することによって、左右壁3c,3dの起立状態を保持する構成となっている。この例では爪状の突起部14は、左右内周壁8c,8dの自由端側で且つ前後端部よりやや中央寄りに1箇所づつ合計4箇所の突起部が突出形成されており、係止孔13も突起部14と対応する位置に切欠形成されている。その他、爪状の突起部14の中央側の基端部から左右内周壁8c,8dの連結基端部の前後端方向に折目16(内面展開図において山線)が形成されている。
トレー1の箱皿部材1bは、前後内周壁8a,8bの接着代17aを左右内周壁8c,8dの接着代17bに接着するとともに、連結部12の接着代18aを左右外周壁7c,7dの接着代18bに接着する。そして接着形成された上記前後壁3a,3b及び前後外周壁7a,7bに連設された連結部12を箱皿部材1bの底板2上に折畳む。次に左右内周壁8c,8dの接着代19aを左右外周壁7c,7dの接着代19bに接着固定し板状にする。さらに図2に示すように台板1aの接着代21aに所定幅の鍔状の縁部6を介して周壁3を折畳み起立可能に接着固定した箱皿部材1bの底面の接着代21bを接着固定し、板状の状態(図示しない)で店頭等の現場へ出荷する。
次に図4の(A),(B),(C)に基づき店頭等の現場での組立方法について説明する。(但し前壁3aに切欠9が形成されていることを除けば対称な図形であるので、左前コーナーについてのみ説明する。)上述の板状の状態から、前外周壁7aと前内周壁8aで構成される前壁3aを起立方向(矢印A1方向)に回動させる。次に上述したように連結部12が左外周壁7cに接着固定されているので、前壁3aの起立に連動して左外周壁7cと左内周壁8cで構成される左壁3cが上記折目16に案内されて回動起立する(矢印A2方向)。そして左壁3cを起立させると同時に左内周壁8cの自由端側に突出形成された爪状の突起部14を係止孔13に嵌合係止させて、前壁3a及び左壁3cの起立を保持する構成となっている。また折畳む際には、左右壁3c,3dを折畳み方向(トレー1の外側方向)に回動させることにより容易に折畳むことができる。
以上のような構成による本考案のケーキ用トレー1は、図5に示すようにケーキKをトレー1の皿底4の上面に載置する際およびケーキKをトレー1上から取出す際には、前壁3aに形成されたケーキサーバー通過用の切欠9にケーキサーバーSを差込むことによって、トレー1に対するケーキKの傾斜角度を限りなく小さくすることができる。ちなみにケーキサーバーとは例えばケーキを取り分けるのに用いる長三角形のパレットナイフ状の道具のことである。また図6に示すように略四角形の底板32の各コーナーを折目33を介してケーキKの移動を規制する規制部34を起立形成した台紙31にケーキKを収納して、上記ケーキトレー1内に台紙31とともに収納保持し、また台紙31とともに取出すこともできる。
その他、この例では台板および箱皿部材の底板を正方形又は長方形と説明したが、六角形等のその他の多角形でも良い。同様に周壁の平面視形状も正方形や長方形に限らず円やその他の多角形状に形成しても良い。またこの例では前壁に形成された切欠もケーキの移動を規制することができれば、形成する箇所,数,形状は上記態様に限らず、自由に他の周壁に形成することが可能である。さらにこの例では周壁を突設することによってその内部(箱皿部材の底板上)に皿底を形成すると説明したが、周壁の下端側に帯状の当接フラップを連設し、台板に該当接フラップを接着固定して、皿底を形成することもできる。その他、突起部,その突起部に対応した係止孔の形成箇所及び数、周壁の高さは自由に変更可能であるとともに、トレー製作の材料も紙に限らず、プラスチック等の板材によっても製作することができる。
本考案のトレーの完成状態を示す全体斜視図である。 本考案のトレーの分解斜視図である。 本考案のトレーの箱皿部材と台板の内面展開図である。 本考案のトレーの箱皿部材の周壁の形成状態を示す平面図であり、(A)が平板状態,(B)が周壁の引き起こし作業途中,(C)が周壁の引き起こし完成状態を示す。 本考案のトレーへのケーキサーバーを用いたケーキの収納途中を示す斜視図である。 本考案のトレーに台紙を用いてケーキを収納することを示す斜視図である。
符号の説明
1 トレー
1a 台板
1b 箱皿部材
2 底板
3 周壁
4 皿底
6 縁部
9 切欠
K ケーキ
S ケーキサーバー

Claims (6)

  1. トレー(1)の皿底(4)の上面側にケーキ(K)の移動を規制する所定高さの周壁(3)を突設した構造において、上記皿底(4)の上面とケーキ(K)との間にケーキサーバー(S)を差込むためのケーキサーバー通過用の切欠(9)を前記周壁(3)の上端側に形成したケーキ用トレー。
  2. 周壁(3)の平面視形状が正方形その他の正多角形である請求項1のケーキ用トレー。
  3. 切欠(9)を周壁(3)の2箇所以上に形成した請求項1又は2のケーキ用トレー。
  4. トレー(1)が底板(2)と周壁(3)とからなる箱皿部材(1b)と該箱皿部材(1b)の底面を接着固定する台板(1a)とからなる請求項1,2又は3のケーキ用トレー。
  5. 周壁(3)が折畳み起立可能に構成された請求項1,2,3又は4のケーキ用トレー。
  6. 周壁(3)の外周と台板(1a)の外周との間に所定幅の鍔状の縁部(6)を設けた1,2,3,4又は5のケーキ用トレー。
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