JP3103808B2 - 壁及び床のネット型枠工法 - Google Patents
壁及び床のネット型枠工法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁及び床のネット型枠
工法に関するものである。
工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、支柱により支持された相対向する
鋼製ネットを平行に立設して形成するネット型枠工法が
存在する。この型枠せき板としての鋼製ネット間にコン
クリ−トを打設し、コンクリ−ト構築物を形成するもの
であるが、鋼製ネットを使用するため合板型枠に比較し
て格段に軽量であり、加工、組立が簡便で、しかもコン
クリ−ト打設後は鋼製ネットはコンクリ−ト内に埋設さ
れるため解体の必要もない等、施工性が良好で、工期を
大幅に短縮できるものである。
鋼製ネットを平行に立設して形成するネット型枠工法が
存在する。この型枠せき板としての鋼製ネット間にコン
クリ−トを打設し、コンクリ−ト構築物を形成するもの
であるが、鋼製ネットを使用するため合板型枠に比較し
て格段に軽量であり、加工、組立が簡便で、しかもコン
クリ−ト打設後は鋼製ネットはコンクリ−ト内に埋設さ
れるため解体の必要もない等、施工性が良好で、工期を
大幅に短縮できるものである。
【0003】また、型枠内部が確認できるので、配筋の
検査がコンクリ−ト打設直前まで管理できるうえ、コン
クリ−トの打設状況も容易に確認、把握可能なため、品
質の良いコンクリ−トが得られる。さらに、コンクリ−
ト打設中にコンクリ−ト中の気泡、水分が鋼製ネットか
ら除去でき、水セメント比の小さい良質なコンクリ−ト
が形成できるのが特徴となっている。
検査がコンクリ−ト打設直前まで管理できるうえ、コン
クリ−トの打設状況も容易に確認、把握可能なため、品
質の良いコンクリ−トが得られる。さらに、コンクリ−
ト打設中にコンクリ−ト中の気泡、水分が鋼製ネットか
ら除去でき、水セメント比の小さい良質なコンクリ−ト
が形成できるのが特徴となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
ネット型枠工法では、根太、パイプ等の支保工を使用す
るという点では従来工法と同様であり、かかる支保工の
組付、解体等に相当の手間が必要であリ、その分コスト
もかかるという問題を有していた。本発明は、上記課題
を解決するために提案されたものであり、鋼製ネットが
本来有する面内張力抵抗に着目し、その特性を生かして
支保工の不要なネット型枠工法を提供することを目的と
するものである。
ネット型枠工法では、根太、パイプ等の支保工を使用す
るという点では従来工法と同様であり、かかる支保工の
組付、解体等に相当の手間が必要であリ、その分コスト
もかかるという問題を有していた。本発明は、上記課題
を解決するために提案されたものであり、鋼製ネットが
本来有する面内張力抵抗に着目し、その特性を生かして
支保工の不要なネット型枠工法を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る壁のネット型枠工法においては、壁の一対
の主筋相互を略同一鉛直面内において補強筋もしくは補
強帯板にて一体に緊結してなる先組鉄筋構造体の前記一
対の主筋に、所定数の長ナットを所定間隔をおいて外方
に向けてあらかじめ固着しておき、前記主筋の外方に各
々立設配置された一対のネット型枠を、前記各長ナット
の位置でボルトにより点支持形式に固定しておき、コン
クリ−ト打設後に前記各ボルトと一対のネット型枠を取
り外すようにしたことを特徴とする。
本発明に係る壁のネット型枠工法においては、壁の一対
の主筋相互を略同一鉛直面内において補強筋もしくは補
強帯板にて一体に緊結してなる先組鉄筋構造体の前記一
対の主筋に、所定数の長ナットを所定間隔をおいて外方
に向けてあらかじめ固着しておき、前記主筋の外方に各
々立設配置された一対のネット型枠を、前記各長ナット
の位置でボルトにより点支持形式に固定しておき、コン
クリ−ト打設後に前記各ボルトと一対のネット型枠を取
り外すようにしたことを特徴とする。
【0006】また、本発明に係る床のネット型枠工法に
おいては、床の上下一対の主筋相互を略同一鉛直面内に
おいて補強筋もしくは補強帯板にて一体に緊結してなる
先組鉄筋構造体の下側の主筋に、所定数の長ナットを所
定間隔をおいて下方に向けてあらかじめ固着しておき、
前記下側の主筋の外方に配設されたネット型枠を、前記
各長ナットの位置でボルトにより点支持形式に固定して
おき、コンクリ−ト打設後に前記各ボルトとネット型枠
を取り外すようにしたことを特徴とするものである。
おいては、床の上下一対の主筋相互を略同一鉛直面内に
おいて補強筋もしくは補強帯板にて一体に緊結してなる
先組鉄筋構造体の下側の主筋に、所定数の長ナットを所
定間隔をおいて下方に向けてあらかじめ固着しておき、
前記下側の主筋の外方に配設されたネット型枠を、前記
各長ナットの位置でボルトにより点支持形式に固定して
おき、コンクリ−ト打設後に前記各ボルトとネット型枠
を取り外すようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成されているため、コ
ンクリ−ト打設時の側圧もしくは重量は、まず、ネット
型枠がその面内張力として負担して各長ナットに応力伝
達し、各長ナットは、該応力を主筋に伝達する。対向配
置された主筋は、補助筋もしくは補助帯板により一体に
連結してあるため、その耐力で充分に側圧を負担しうる
ようになっており、合理的な荷重抵抗システムとなり、
支保工は一切不要となるものである。
ンクリ−ト打設時の側圧もしくは重量は、まず、ネット
型枠がその面内張力として負担して各長ナットに応力伝
達し、各長ナットは、該応力を主筋に伝達する。対向配
置された主筋は、補助筋もしくは補助帯板により一体に
連結してあるため、その耐力で充分に側圧を負担しうる
ようになっており、合理的な荷重抵抗システムとなり、
支保工は一切不要となるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面により説
明する。図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもので
あり、本実施例に係る壁のネット形枠工法では、図1及
び図2に示すように対向配置された壁1の一対の主筋
3、3相互を略同一鉛直面内に配置された補強筋として
のラチス筋4で一体に緊結して先組鉄筋構造体Sを形成
している。
明する。図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもので
あり、本実施例に係る壁のネット形枠工法では、図1及
び図2に示すように対向配置された壁1の一対の主筋
3、3相互を略同一鉛直面内に配置された補強筋として
のラチス筋4で一体に緊結して先組鉄筋構造体Sを形成
している。
【0009】この先組鉄筋構造体Sの前記一対の主筋
3、3に、所定数の長ナット21を所定間隔をおいて外
方に向けてあらかじめ固着しておき、前記主筋3、3の
外方に対向立設された一対のネット型枠としての鋼製ネ
ット20を、前記各長ナット21の位置でボルト22に
より点支持形式に固定してなるものである。
3、3に、所定数の長ナット21を所定間隔をおいて外
方に向けてあらかじめ固着しておき、前記主筋3、3の
外方に対向立設された一対のネット型枠としての鋼製ネ
ット20を、前記各長ナット21の位置でボルト22に
より点支持形式に固定してなるものである。
【0010】なお、本実施例では前記各長ナット21
は、図2に示すようにU字形の取付金物24を介して配
力筋31に固定されている。各長ナット21の間隔は後
述の如く、該各長ナット21で画成される鋼製ネット2
0のスパン内での張力抵抗の大きさにより決定されるも
のである。また、図示しない基礎フ−チングあるいはス
ラブとの接合部分では長ナット21の鉛直方向の間隔を
上部位置の半分程度に小さく設定しておくものとする。
は、図2に示すようにU字形の取付金物24を介して配
力筋31に固定されている。各長ナット21の間隔は後
述の如く、該各長ナット21で画成される鋼製ネット2
0のスパン内での張力抵抗の大きさにより決定されるも
のである。また、図示しない基礎フ−チングあるいはス
ラブとの接合部分では長ナット21の鉛直方向の間隔を
上部位置の半分程度に小さく設定しておくものとする。
【0011】また、本実施例では鋼製ネット20は、ワ
ッシャ−23を介してボルト22により各長ナット21
に組付けられており、さらに、鋼製ネット20として
は、エキスパンドメタル、リブラス、エキスパンシ−ト
等が好適である。
ッシャ−23を介してボルト22により各長ナット21
に組付けられており、さらに、鋼製ネット20として
は、エキスパンドメタル、リブラス、エキスパンシ−ト
等が好適である。
【0012】次に、本実施例に係る床のネット型枠工法
では、図3に示すように、床の上下一対の主筋8、8相
互を略同一鉛直面内に配置された補強筋としてのラチス
筋9で一体に緊結して先組鉄筋構造体Sを形成してい
る。この先組鉄筋構造体Sの下側の主筋8にのみ、所定
数の長ナット21を取付金物24を介して所定間隔をお
いて下方に向けてあらかじめ固着しておき、前記下側の
主筋8の外方に配設されたネット型枠20を、前記長ナ
ット21の位置でボルト22、ワッシャ−23により点
支持形式に連結してなるものであり、その他の構成は前
記壁1の場合と同様である。
では、図3に示すように、床の上下一対の主筋8、8相
互を略同一鉛直面内に配置された補強筋としてのラチス
筋9で一体に緊結して先組鉄筋構造体Sを形成してい
る。この先組鉄筋構造体Sの下側の主筋8にのみ、所定
数の長ナット21を取付金物24を介して所定間隔をお
いて下方に向けてあらかじめ固着しておき、前記下側の
主筋8の外方に配設されたネット型枠20を、前記長ナ
ット21の位置でボルト22、ワッシャ−23により点
支持形式に連結してなるものであり、その他の構成は前
記壁1の場合と同様である。
【0013】しかして、本実施例では鋼製ネット付きの
壁及び床の鉄筋構造体を所定位置に配置、固定後にコン
クリ−トを打設する。そして、コンクリ−トがある程度
硬化した状態で鋼製ネット20からはみ出したコンクリ
−トのノロを水洗いしておき、しかる後、コンクリ−ト
が十分に硬化した状態で各ボルト22、ワッシャ−23
を取り外し、鋼製ネット20をコンクリ−トから剥離、
脱型させるようになっている。これにより、コンクリ−
ト表面には、鋼製ネット20による網目もしくはラス形
状が打ち放し型枠による木目のように表れるとともに、
各長ナット21の端縁もコンクリ−ト表面に表れた状態
となる。
壁及び床の鉄筋構造体を所定位置に配置、固定後にコン
クリ−トを打設する。そして、コンクリ−トがある程度
硬化した状態で鋼製ネット20からはみ出したコンクリ
−トのノロを水洗いしておき、しかる後、コンクリ−ト
が十分に硬化した状態で各ボルト22、ワッシャ−23
を取り外し、鋼製ネット20をコンクリ−トから剥離、
脱型させるようになっている。これにより、コンクリ−
ト表面には、鋼製ネット20による網目もしくはラス形
状が打ち放し型枠による木目のように表れるとともに、
各長ナット21の端縁もコンクリ−ト表面に表れた状態
となる。
【0014】かかる構成からなる本実施例においては、
鉄筋と型枠とをあらかじめ工場等で先組して一体化して
おけば、該型枠付先組鉄筋構造体を車両等での運搬可能
な寸法に設定して製作しておき、現場に搬入して、所定
位置に設置するだけで良いため、現場での配筋、型枠組
作業が不要となり、施工時間が迅速化される。
鉄筋と型枠とをあらかじめ工場等で先組して一体化して
おけば、該型枠付先組鉄筋構造体を車両等での運搬可能
な寸法に設定して製作しておき、現場に搬入して、所定
位置に設置するだけで良いため、現場での配筋、型枠組
作業が不要となり、施工時間が迅速化される。
【0015】また、本実施例においては、現場での設置
作業の後にコンクリ−ト打設作業を行なう際には、壁1
については、コンクリ−ト5の側圧は、まず、鋼製ネッ
ト20がその面内張力として負担して各長ナット21に
応力伝達し、各長ナット21は、該応力を剪断補強鉄筋
構造体Sに伝達する。剪断補強鉄筋構造体Sは、対向配
置された主筋3、3をラチス筋4により一体に連結して
あり、その耐力で充分に側圧を負担しうるようになって
いるため、極めて合理的な荷重抵抗システムとなる。
作業の後にコンクリ−ト打設作業を行なう際には、壁1
については、コンクリ−ト5の側圧は、まず、鋼製ネッ
ト20がその面内張力として負担して各長ナット21に
応力伝達し、各長ナット21は、該応力を剪断補強鉄筋
構造体Sに伝達する。剪断補強鉄筋構造体Sは、対向配
置された主筋3、3をラチス筋4により一体に連結して
あり、その耐力で充分に側圧を負担しうるようになって
いるため、極めて合理的な荷重抵抗システムとなる。
【0016】また、鋼製ネット20のスパンを荷重条件
に応じて最適スパンに設定することにより、コンクリ−
トに対する耐力的には充分であり、従来のネット型枠工
法のような支保工は一切不要となり、施工作業が省力化
されるとともに、コストダウンも可能になるものであ
る。
に応じて最適スパンに設定することにより、コンクリ−
トに対する耐力的には充分であり、従来のネット型枠工
法のような支保工は一切不要となり、施工作業が省力化
されるとともに、コストダウンも可能になるものであ
る。
【0017】さらに、コンクリ−ト打設硬化後に各ボル
ト22、ワッシャ−23を取り外し、鋼製ネット20を
コンクリ−トから剥離、脱型することにより、コンクリ
−ト表面には、鋼製ネット20による網目もしくはラス
形状が意匠的に表れるため、打ち放しコンクリ−トとし
て利用でき、また各長ナット21の端縁もコンクリ−ト
表面に表れた状態となるから、内外の仕上げ施工の際に
各長ナット21を取付け用金物として再利用しうる。
ト22、ワッシャ−23を取り外し、鋼製ネット20を
コンクリ−トから剥離、脱型することにより、コンクリ
−ト表面には、鋼製ネット20による網目もしくはラス
形状が意匠的に表れるため、打ち放しコンクリ−トとし
て利用でき、また各長ナット21の端縁もコンクリ−ト
表面に表れた状態となるから、内外の仕上げ施工の際に
各長ナット21を取付け用金物として再利用しうる。
【0018】なお、これらの効果については床2におい
ても同様である。また、上記各実施例では、ネット型枠
20の一例として鋼製ネットを用いた例を示したが、樹
脂製のネットなど条件に応じて任意の構成のネット型枠
を使用することができる。また、取付金物24の取付位
置や形状なども設計条件に応じて任意に変更可能である
等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が
可能であることは云うまでもない。
ても同様である。また、上記各実施例では、ネット型枠
20の一例として鋼製ネットを用いた例を示したが、樹
脂製のネットなど条件に応じて任意の構成のネット型枠
を使用することができる。また、取付金物24の取付位
置や形状なども設計条件に応じて任意に変更可能である
等、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形例が
可能であることは云うまでもない。
【0019】
【発明の効果】本発明は上述した如く構成されており、
次のような効果を奏し得る。 (1) ネット型枠が本来有する面内張力抵抗を生かして、
長ナットや各鉄筋との相互補完的な協働作用により、支
保工の不要なネット型枠工法を提供しうるものである。 (2) コンクリ−ト打設硬化後にネット型枠をコンクリ−
トから剥離、脱型することにより、コンクリ−ト表面に
は、ネット型枠による網目もしくはラス形状が意匠的に
表れるため、打ち放しコンクリ−トとして利用でき、ま
た各長ナットの端縁もコンクリ−ト表面に表れた状態と
なるから、内外の仕上げ施工の際に各長ナットを取付け
用金物として再利用しうる。
次のような効果を奏し得る。 (1) ネット型枠が本来有する面内張力抵抗を生かして、
長ナットや各鉄筋との相互補完的な協働作用により、支
保工の不要なネット型枠工法を提供しうるものである。 (2) コンクリ−ト打設硬化後にネット型枠をコンクリ−
トから剥離、脱型することにより、コンクリ−ト表面に
は、ネット型枠による網目もしくはラス形状が意匠的に
表れるため、打ち放しコンクリ−トとして利用でき、ま
た各長ナットの端縁もコンクリ−ト表面に表れた状態と
なるから、内外の仕上げ施工の際に各長ナットを取付け
用金物として再利用しうる。
【図1】本発明の一実施例であるネット型枠による壁の
施工態様を示す要部側面図である。
施工態様を示す要部側面図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】ネット型枠による床の施工態様を示す要部断面
図である。
図である。
1 壁 2 床 3 壁主筋 4 補助筋(ラチス筋) 5 コンクリ−ト 8 床主筋 9 補助筋(ラチス筋) 20 ネット型枠(鋼製ネット) 21 長ナット 22 ボルト S 先組鉄筋構造体
Claims (2)
- 【請求項1】壁の一対の主筋相互を略同一鉛直面内にお
いて補強筋もしくは補強帯板にて一体に緊結してなる先
組鉄筋構造体の前記一対の主筋に、所定数の長ナットを
所定間隔をおいて外方に向けてあらかじめ固着してお
き、前記主筋の外方に各々立設配置された一対のネット
型枠を、前記各長ナットの位置でボルトにより点支持形
式に固定しておき、コンクリ−ト打設後に前記各ボルト
と一対のネット型枠を取り外すようにしたことを特徴と
する壁のネット型枠工法。 - 【請求項2】床の上下一対の主筋相互を略同一鉛直面内
において補強筋もしくは補強帯板にて一体に緊結してな
る先組鉄筋構造体の下側の主筋に、所定数の長ナットを
所定間隔をおいて下方に向けてあらかじめ固着してお
き、前記下側の主筋の外方に配設されたネット型枠を、
前記各長ナットの位置でボルトにより点支持形式に固定
しておき、コンクリ−ト打設後に前記各ボルトとネット
型枠を取り外すようにしたことを特徴とする床のネット
型枠工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04086332A JP3103808B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 壁及び床のネット型枠工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04086332A JP3103808B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 壁及び床のネット型枠工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05256020A JPH05256020A (ja) | 1993-10-05 |
JP3103808B2 true JP3103808B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=13883888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04086332A Expired - Fee Related JP3103808B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 壁及び床のネット型枠工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3103808B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100807276B1 (ko) * | 2006-09-18 | 2008-02-28 | 장광윤 | 철근일체형 슬래브거푸집을 이용한 슬래브시공방법 |
KR100778269B1 (ko) * | 2007-07-23 | 2007-11-22 | 동아에스텍 주식회사 | 트러스 거더 일체형 슬래브 거푸집 구조 |
KR100894808B1 (ko) * | 2008-12-05 | 2009-04-24 | 동아에스텍 주식회사 | 트러스거더 연결구 |
CN108374488A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-08-07 | 浙江正合建筑网模有限公司 | 一种轻钢轻混空腔网模快建房及其施工方法 |
CN114776000B (zh) * | 2022-05-28 | 2024-06-21 | 中铁广州工程局集团第三工程有限公司 | 一种弧形屋面双层模板体系施工方法 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP04086332A patent/JP3103808B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05256020A (ja) | 1993-10-05 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |