JP3103093U - 前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置 - Google Patents

前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置 Download PDF

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Abstract

【課題】全てのトランクボックスへの出入りが前列の1段目で行え、多数のトランクボックスを配設でき、設置スペースに無駄が生せず、配設効率が良く、装置の複雑化を防止し、コストを低減でき、簡素で、安価で、経済的な装置を提供する。
【解決手段】前列に少なくとも1つの空きスペースを含むよう配すると共に、左右方向に移動可能な横行機能を有する複数の横行台車Mと、後列に配すると共に前後方向に移動可能な走行機能を有する複数の走行台車Nと、複数の横行台車Mを左右方向に跨ぐように配する鉄骨フレームLと、横行台車M及び走行台車Nの上に複数段に積重可能な複数のトランクボックスと、トランクボックスの上下間に介装する連結装置Jと、鉄骨フレームLの上部に配する昇降横行台車Kとを備え、昇降横行台車Kに横行機能と連結機能と昇降機能とを設ける。
【選択図】図6

Description

本考案は、例えば、保管用の物置として利用される施錠可能な複数のトランクボックスを、所定平面内に前後二列で左右複数列に配置すると共に、多段式に積上げた状態に配置して、管理できるようにした機械式多段トランクボックス装置に係り、配置されている全てのトランクボックスに対して、所望のトランクボックスを前列の1段目に移動させることができ、トランクボックスへの荷物の出入れが簡単に行えるように工夫した前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置に関するものである。
従来、この種の機械式多段トランクボックス装置としては、例えば、本願出願人が開発した特許文献1のような図1、図2に示す機械式多段トランクボックス装置がある。
これは、例えば、三列の横行台車D上にトランクボックス1〜9が3台宛積載され、積重ねられたトランクボックスの間に連結装置Aが配置され、空きスペースが1列あり、この空きスペースと横行台車Dの周りにトランクボックスと干渉しない鉄骨フレームCが配置され、この鉄骨フレームC上に、吊りチェーンEによって吊り下げられて昇降する連結装置Aを有する昇降横行台車Bが配置されており、1段目のトランクボックス1、2、3は何時でも出入れを行うことができるように構成されている。
更に、例えば、図2に示すように2段目のトランクボックス5を呼出す場合は、昇降横行台車Bを横行せしめて、トランクボックス5の列の上部で停止させる。次に、昇降横行台車Bの連結装置Aを下降させて、トランクボックス8の上部に重ねて停止させ、昇降横行台車Bの連結装置Aをトランクボックス8と連結する。そして、トランクボックス8とトランクボックス5との間の連結装置Aによって、トランクボックス8、5を連結すると共に、トランクボックス5とトランクボックス2の間の連結装置Aによってその連結を解除してから、昇降横行台車Bの連結装置Aを上昇させてトランクボックス8、5を吊り上げる。それから、トランクボックス1の列とトランクボックス2を空きスペースへ向って横行させて、トランクボックスボックス5の下方に空きスペースが設けてから、昇降横行台車Bの連結装置Aを下降せしめて、トランクボックス5、8を空きスペースに載置し、トランクボックス5への出入れを行うことができるようにしてある。
加えて、3段目のトランクボックス8を呼出す場合は、トランクボックス8とトランクボックス5の間の連結装置Aによってその連結を解除してから、昇降横行台車Bの連結装置Aを上昇させてトランクボックス8のみを吊り上げて、前記と同様に行うようになっている。
また、図3に示すような従来の機械式多段トランクボックス装置があり、これは前述のような機械式多段トランクボックス装置を前後に配置し、前列及び後列夫々に空きスペースを設けたものである。そして、後列のトランクボックス8へ荷物を出入れする時は、利用者が前列の空きスペースを利用して装置内を通行して所望のトランクボックス8の前に移動して荷物の出入れを行うように構成したものである。
実用新案登録第3089565号
ところが、前述の如き機械式多段トランクボックス装置にあっては、トランクボックスが前後方向1列となるため多数のトランクボックスを配設し難い難点や、トランクボックスの配設効率が悪い難点等があった。
また、前述のような機械式多段トランクボックス装置を前後に配置したものは、前列及び後列夫々に空きスペースを設ける必要であり、トランクボックスを設置するスペースに無駄が生じ、トランクボックスの配設効率が悪い難点があった。しかも、後列のトランクボックスへ荷物の出入れを行う場合、利用者が前列の空きスペースを利用して装置内を通行しなければならず、そのために、利用者への安全を十分考慮した安全対策を行う必要があり、更に、利用者心理から両側が高い塀に囲まれた細い通路を通るので精神的な面を考慮した安全対策も行う必要がある等の難点があった。そのため、装置が複雑となる難点や、コスト高となる難点等もあった。
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消できるようにすると共に、トランクボックスへの出入りがすべて前列の1段目で行うことができ、装置が複雑になることがなく、コストを安価に抑えられ、また、空きスペースが少なくて済み、トランクボックスの配設効率を向上することができるようにすべく案出されたものである。
しかして、本考案の請求項1記載の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置にあっては、前列に於いて少なくとも1つの空きスペースを含むように配されると共に、左右方向に移動可能な横行機能を有する複数の横行台車Mと、後列に於いて配されると共に空きスペースを利用して前後方向に移動可能な走行機能を有する複数の走行台車Nと、複数の横行台車Mに対して左右方向に跨ぐように配される鉄骨フレームLと、横行台車M及び走行台車Nの上に複数段に積重可能な複数のトランクボックスと、積重されたトランクボックスの上下間に介装される連結装置Jと、鉄骨フレームLの上部に配される昇降横行台車Kとを備え、この昇降横行台車Kに、鉄骨フレームL上を横行する横行機能と、トランクボックスの上部に連結可能な連結機能と、この連結機能によって連結されたトランクボックスを昇降自在な昇降機能とを設ける手段を採用した。
また、本考案の請求項2記載の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置にあっては、前列に於いて少なくとも1つの空きスペースを含むように配されると共に、左右方向に移動可能な横行機能を有する複数の横行台車Mと、後列に於いて配されると共に空きスペースを利用して前後方向に移動可能な走行機能を有する複数の走行台車Nと、複数の横行台車Mに対して左右方向に跨ぐように配される鉄骨フレームLと、横行台車M及び走行台車Nの上に2段に積重可能な複数のトランクボックスと、鉄骨フレームLの上部に配される昇降横行台車Kとを備え、この昇降横行台車Kに、鉄骨フレームL上を横行する横行機能と、トランクボックスの上部に連結可能な連結機能と、この連結機能によって連結されたトランクボックスを昇降自在な昇降機能とを設ける手段を採用した。
更に、本考案の請求項3記載の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置にあっては、前列に於ける空きスペースを複数設ける手段を採用した。
従って、本考案の請求項1によれば、全てのトランクボックスへの出入りが、前列の1段目で行うことができるようになる。
しかも、多数のトランクボックスを配設することができ、トランクボックスの配設効率が良いものとなる。
特に、少なくとも前列に1つの空きスペースを設けるだけでよく、トランクボックスを設置するスペースに無駄が生せず、トランクボックスの配設効率が更に良くなる。
また、従来のように、両側が高い塀に囲まれた細い通路を通るのときの安全対策(精神的な面を考慮した安全対策も含む)が不要となり、そのための装置の複雑化を防止できると共に、そのためのコストを低減できるようになる。
しかも、装置が簡素となり、コストを安価に抑えられ、経済的な前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置となる。
また、本考案の請求項2によれば、全てのトランクボックスへの出入りが、前列の1段目で行うことができるようになる。
しかも、多数のトランクボックスを配設することができ、トランクボックスの配設効率が良いものとなる。
特に、少なくとも前列に1つの空きスペースを設けるだけでよく、トランクボックスを設置するスペースに無駄が生せず、トランクボックスの配設効率が更に良くなる。
また、従来のように、両側が高い塀に囲まれた細い通路を通るのときの安全対策(精神的な面を考慮した安全対策も含む)が不要となり、そのための装置の複雑化を防止できると共に、そのためのコストを低減できるようになる。
加えて、トランクボックス間に配される連結装置Jが不要となり、装置がより簡素となり、コストをより安価に抑えられ、一層経済的な前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置となる。
更に、本考案の請求項3によれば、多くの所望トランクボックスを効率良く順次呼出すことができるようになり、待ち時間が少なくて済むようになる。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本考案の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置は、保管用の物置として利用される施錠可能な複数のトランクボックス11〜38を、所定平面内に、前後二列で左右複数列に配置すると共に、多段式に積上げた状態に配置して、管理できるようにしたもので、この配置されている全てのトランクボックス11〜38に対して、所望のトランクボックスを前列の1段目に移動させることができ、トランクボックスへの荷物の出入れが簡単に行えるように構成したものである。
具体的には、前列に於いて少なくとも1つの空きスペースを含むように配されると共に、左右方向に移動可能な横行機能を有する複数の横行台車Mと、後列に於いて配されると共に空きスペースを利用して前後方向に移動可能な走行機能を有する複数の走行台車Nと、複数の横行台車M及び空きスペースに対して左右方向に跨ぐように配される鉄骨フレームLと、横行台車M及び走行台車Nの上に複数段に積重可能な複数のトランクボックスと、積重されたトランクボックスの上下間に介装される連結装置Jと、鉄骨フレームLの上部に配される昇降横行台車Kとを備えたものである。
そして、昇降横行台車Kは、鉄骨フレームL上を横行する横行機能と、トランクボックスの上部に連結可能な連結機能と、この連結機能によって連結されたトランクボックスを昇降自在な昇降機能とが設けられた構成となっている。
前記トランクボックス11〜38は、例えば、正面がわの扉が施錠可能となるような略矩形箱状に形成され、しかも、その積重状態が安定的となるように形成されたものが利用される。
前記横行台車Mは、横行機能によって左右方向に移動可能となるように構成されており、横行機能は、例えば、内蔵したモータや駆動車輪等の適宜駆動装置によって、適宜配したレール等の上を移動できるように形成されている。
前記走行台車Nは、走行機能によって前後方向に移動可能となるように構成されており、走行機能は、例えば、内蔵したモータや駆動車輪等の適宜駆動装置によって、適宜配したレール等の上を移動できるように形成されている。
前記鉄骨フレームLは、例えば、適宜鉄骨材等によって形成されており、前列の横行台車M及びトランクボックス及び空きスペースに対して左右方向に跨ぐように配されている。しかも、鉄骨フレームLは、横行台車Mやトランクボックスに干渉しないように配置されている。
前記連結装置Jは、例えば、2段目以上のトランクボックスの下部に夫々固着されており、下のトランクボックスの上に重なるように配置されている。そして、連結装置Jが連結状態にあるときは、上のトランクボックスと下のトランクボックスが確実に連結されて、同時に昇降するように構成されている。しかも、連結装置Jが連結解除状態にあるときは、上のトランクボックスのみが上昇するようになる。
更に、連結装置Jは、例えば、図11に示すように、平面中央に設けたモータ41と、このモータ41によって正逆回転するネジシャフト42と、このネジシャフト42に螺着される一対のネジシャフト用ナット43と、この一対のネジシャフト用ナット43が固着されている一対の伸縮バー44と、この伸縮バー44の両端部分に設けられて捩れを抑えるガイドローラ45と、このガイドローラ45を含めて伸縮バー44を案内するガイドフレーム48と、四隅部分に配されると共に、伸縮バー44に連繋されて側方に出没自在となる4本のピン46とを備えた構成となっている。
すなわち、モータ41の正逆回転によって、一端がわと他端がわとで逆ネジが切ってあるネジシャフト42を正逆回転させ、ネジシャフト用ナット43を介して一対の伸縮バー44をガイドフレーム48に沿って離隔接近せしめることで、4本のピン46を側方に出没させることができるように構成されており、この4本のピン46が、下のトランクボックスの上部四隅に固着した受けプレート47の貫通孔に挿通されることで、上のトランクボックスと下のトランクボックスを連結したり、或いは分離したりできるように構成されている。尚、連結装置Aの駆動手段は、モータ41に限らず、油圧駆動手段や、空圧駆動手段や、電磁ソレノイドによる駆動手段等を採用することができる。
前記昇降横行台車Kは、鉄骨フレームLの上部に配されており、横行機能によって鉄骨フレームLの上部を左右方向に移動自在となるよう形成され、しかも、その下部には、昇降機能の一部である吊りチェーンPを介して、トランクボックスの上部に連結可能な連結機能となる前述の如き連結装置Jが昇降自在に吊り下げられて構成されている。
横行機能は、例えば、前述の横行台車Mの横行機能と同様に、例えば、内蔵したモータや駆動車輪等の適宜駆動装置によって、鉄骨フレームL上部に適宜配したレール等の上を移動できるように形成されている。
また、昇降機能は、例えば、昇降横行台車Kと連結装置Jとを結ぶ複数(例えば、4本)のチェーンPと、これらの吊りチェーンPを巻込み巻出し自在なドラムと、このドラムを正逆回転せしめる駆動手段とによって構成されており、連結機能となる連結装置Jがスムーズに且つ安定的に昇降自在となるよう形成してある。
図4乃至図6に示す前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置は、例えば、装置が設置される所定空間の前列に、横行台車M(走行台車N)1台分の空きスペースと、3台の横行台車Mを配し、後列に4台の走行台車Nを配する。そして、これら横行台車M及び走行台車Nの上にトランクボックス11〜37を3個宛積重ねると共に、積重されたトランクボックスの上下間夫々に連結装置Jを介装する。更に、3台の横行台車M及びこれらに積重ねられているトランクボックスと、1つの空きスペース部分とを左右方向で跨ぐような鉄骨フレームLを配し、この鉄骨フレームLの上部に昇降横行台車Kを配して構成したものである。
そして、前列の1段目のトランクボックス11、12、13はいつでも出入れを行うことができる。
また、前列の2段目以上のトランクボックスを呼出す時は、全ての走行台車Nは後列に配置しておき、その後の動作は図2の従来の機械式トランクボックスと同様の動作によって、所望のトランクボックスを呼出す。
更に、後列のトランクボックスを呼出す時は(例えば、図6で示すように後列のトランクボックス26を呼出す時)は、横行台車Mを適宜横行させて、トランクボックス26を載せている走行台車Nの前方に空きスペースを設け、その空きスペースにトランクボックス26を載せた走行台車Nを移動させて停止する。
次に、昇降横行台車Kをこのトランクボックス26の上方に移動させて停止し、昇降横行台車Kの連結装置Jをトランクボックス36の上部に下降させて停止させる。
そして、この連結装置Jをトランクボックス36に連結させてから、昇降横行台車Kの連結装置Jを上昇させる。この時、トランクボックス16とトランクボックス26の間に配置されている連結装置Jは連結解除しておき、トランクボックス26とトランクボックス36の間に配置されている連結装置Jは連結状態としておき、2個のトランクボックス26、36を昇降横行台車Kの連結装置Jと共に上昇させる。
それから、トランクボックス16を載せた走行台車Nを後列へ移動停止させ、トランクボックス26の下方に空きスペースを設け、昇降横行台車Kの連結装置Jを下降させて、トランクボックス26が1段目で停止させることにより所望のトランクボックス26への出入れが行えるようになる。
尚、前述の呼出し動作と逆の動作を行うことにより、元の状態に復帰させることができる。
また、トランクボックス36を呼出す時は、トランクボックス26とトランクボックス36の間に配置されている連結装置Jを連結解除にすることにより、1個のトランクボックス36を吊上げてから、前述と同様の動作を行いトランクボックス36を1段目で停止させて、トランクボックス36への出入れが行えるようになる。
次に、図7、図8に示す前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置は、例えば、装置が設置される所定空間の前列に、横行台車M(走行台車N)1台分の空きスペースと、3台の横行台車Mを配し、後列に4台の走行台車Nを配する。そして、これら横行台車M及び走行台車Nの上にトランクボックス11〜27を2個宛積重ねる。このとき、積重されたトランクボックスの上下間夫々には連結装置Jを介装しない。
更に、3台の横行台車M及びこれらに積重ねられているトランクボックスと、1つの空きスペース部分とを左右方向で跨ぐような鉄骨フレームLを配し、この鉄骨フレームLの上部に昇降横行台車Kを配して構成したものである。
そして、前列の1段目のトランクボックス11、12、13はいつでも出入れを行うことができる。
また、前列の2段目のトランクボックス21、22、23を呼出す時は、全ての走行台車Nは後列に配置しておき、その後の動作は前述と同様の動作によって、所望のトランクボックスを呼出すが、上下トランクボックスの間の連結装置Jの動作のみが不要となっている。
更に、後列のトランクボックスを呼出す時も、上下トランクボックスの間の連結装置Jの動作が不要となっていること以外は、前述と同様の動作によって、所望のトランクボックスを呼出すようになる。
加えて、図9に示す前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置は、例えば、装置が設置される所定空間の前列に、横行台車M(走行台車N)2台分の空きスペースと、3台の横行台車Mを配し、後列に5台の走行台車Nを配する。そして、これら横行台車M及び走行台車Nの上にトランクボックス11〜38を3個宛積重ねると共に、積重されたトランクボックスの上下間夫々に連結装置Jを介装する。
更に、3台の横行台車M及びこれらに積重ねられているトランクボックスと、2つの空きスペース部分とを左右方向で跨ぐような鉄骨フレームLを配し、この鉄骨フレームLの上部に昇降横行台車Kを配して構成したものである。
そして、前列の1段目のトランクボックス11、12、13はいつでも出入れを行うことができる。
また、前列の2段目以上のトランクボックス21、22、23を呼出す時は、全ての走行台車Nは後列に配置しておき、その後の動作は前述と同様の動作によって、所望のトランクボックスを呼出す。
更に、後列のトランクボックスを呼出す時も、前述と同様の動作によって、所望のトランクボックスを呼出すようになる。
尚、前列に2つの空きスペースが設けてあるため、順次2個のトランクボックスを呼出すことができるようになる。
図中Qは、昇降横行台車Kに設置される昇降ガイドで、この昇降ガイドQは、昇降横行台車Kが有する連結装置Jに設置したガイドローラRを案内するもので、昇降ガイドQに沿ってガイドローラRが移動することにより、昇降横行台車Kの連結装置Jがより安定的に昇降させられるように設けられたものである。
また、図4、図6、図7、図9に示す横行台車M及び走行台車N及び図4、図6、図7、図9、図10の昇降横行台車Kの横行機能及び走行機能及び昇降機能は、主に、モータ駆動を行っているが、油圧駆動や空圧駆動等でも良い。
更に、昇降横行台車Kの昇降機能は、例えば、チェーン方式を採用しているが、他にワイヤー方式やネジ方式等でも良い。
ところで、機械式多段トランクボックス装置の具体的構成、形状、寸法、トランクボックス11〜38の具体的構成、形状、寸法、材質、横行台車Mの具体的構成、形状、寸法、材質、走行台車Nの具体的構成、形状、寸法、材質、鉄骨フレームLの具体的構成、形状、寸法、材質、昇降横行台車Kの具体的構成、形状、寸法、材質、連結装置Jの具体的構成、形状、寸法、材質、吊りチェーンPの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、昇降ガイドQの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、ガイドローラRの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
また、横行台車Mや、走行台車Nや、昇降走行台車Kや、連結装置Jに於いて、その横行機能や、走行機能や、昇降機能や、連結機能等の駆動手段も図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
更に、昇降走行台車Kの昇降機能の吊り装置も図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
従来の機械式多段トランクボックス装置を例示する概略図で、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図である。 従来の機械式多段トランクボックス装置の動作状態を例示する概略図である。 従来の他の機械式多段トランクボックス装置を例示する概略平面図である。 本考案の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置を例示する概略図で、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図である。 本考案の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置を例示する概略部分分解図である。 本考案の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置の動作状態を例示する概略図である。 本考案の他の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置を例示する概略図で、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図である。 本考案の他の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置を例示する概略部分分解図である。 本考案の他の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置を例示する概略図で、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図である。 本考案の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置の昇降ガイド機能を例示する概略側面図である。 本考案の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置の連結装置を例示するもので、(イ)は平面図、(ロ)は正面図である。
符号の説明
1〜38 トランクボックス
41 モータ
42 ネジシャフト
43 ネジシャフト用ナット
44 伸縮バー
45 ガイドローラ
46 ピン
47 受けプレート
48 ガイドフレーム
A 連結装置
B 昇降走行台車
C 鉄骨フレーム
D 横行台車
E 吊りチェーン
J 連結装置
K 昇降横行台車
L 鉄骨フレーム
M 横行台車
N 走行台車
P 吊りチェーン
Q 昇降ガイド
R ガイドローラ

Claims (3)

  1. 前列に於いて少なくとも1つの空きスペースを含むように配されると共に、左右方向に移動可能な横行機能を有する複数の横行台車と、後列に於いて配されると共に空きスペースを利用して前後方向に移動可能な走行機能を有する複数の走行台車と、複数の横行台車に対して左右方向に跨ぐように配される鉄骨フレームと、横行台車及び走行台車の上に複数段に積重可能な複数のトランクボックスと、積重されたトランクボックスの上下間に介装される連結装置と、鉄骨フレームの上部に配される昇降横行台車とを備え、この昇降横行台車に、鉄骨フレーム上を横行する横行機能と、トランクボックスの上部に連結可能な連結機能と、この連結機能によって連結されたトランクボックスを昇降自在な昇降機能とを設けたことを特徴とする前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置。
  2. 前列に於いて少なくとも1つの空きスペースを含むように配されると共に、左右方向に移動可能な横行機能を有する複数の横行台車と、後列に於いて配されると共に空きスペースを利用して前後方向に移動可能な走行機能を有する複数の走行台車と、複数の横行台車に対して左右方向に跨ぐように配される鉄骨フレームと、横行台車及び走行台車の上に2段に積重可能な複数のトランクボックスと、鉄骨フレームの上部に配される昇降横行台車とを備え、この昇降横行台車に、鉄骨フレーム上を横行する横行機能と、トランクボックスの上部に連結可能な連結機能と、この連結機能によって連結されたトランクボックスを昇降自在な昇降機能とを設けたことを特徴とする前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置。
  3. 前列に於ける空きスペースを複数設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の前後二列タイプの機械式多段トランクボックス装置。
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