JP3102812B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3102812B2
JP3102812B2 JP03231176A JP23117691A JP3102812B2 JP 3102812 B2 JP3102812 B2 JP 3102812B2 JP 03231176 A JP03231176 A JP 03231176A JP 23117691 A JP23117691 A JP 23117691A JP 3102812 B2 JP3102812 B2 JP 3102812B2
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亮平 大和田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に係わ
り、特に電源投入時の立ち上げ時の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からファクシミリ装置は加入回線に
接続して使用されるのが通常であるが、その使用形態は
ユーザによって様々である。従って、ファクシミリ装置
据付時に環境データ、例えばダイヤルパルス方式を用い
るか、多周波方式(MF方式)を用いるかを選択して設
定しなければならない。しかも、ダイヤルパルス方式の
場合、その速度を10bpsにするか20bpsにする
かなどの設定も行わなければならない。この据付時の上
記環境データの設定はサービスマンが行うか、又はユー
ザが取扱い説明書などを参考にして行っている。
【0003】このようなファクシミリ装置の環境データ
設定は据付時にサービスマンがユーザ先の環境に合わ
せてスイッチ等により固定的に行う方法が主流であっ
た。しかし、最近、設定項目を液晶表示装置などに表示
して、ユーザにより前記環境データの設定を行わせる装
置が多くなり、このユーザによって設定された環境デー
タに基づいて以降のファクシミリ装置の動作が行われる
ようになってきた。このようなユーザオペレーションに
より設定された環境データは装置内部の電池電源などに
よりバックアップされているのが通常であり、従ってあ
る期間装置の電源を切った状態にしていても、前記設定
データは保持されるようになっている。但し、前記期間
を過ぎてバックアップの電池が切れてしまったような場
合には、再設定しなければならない。
【0004】この為、ファクシミリ装置の据付時にユー
ザオペレーションによって環境データの設定をしなけれ
ばならないのにこれを忘れた場合や、バックアップ電源
が切れて再設定しなければならないのに、これを忘れた
場合等では、以降、ファクシミリ装置が正常に動作せ
ず、ユーザからのクレームが発生するなどの不都合があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ァクシミリ装置にて装置据付時にユーザオペレーション
によって据付先の環境に合わせて環境データを設定しな
ければならないことをユーザが忘れた場合や、当初、適
切な環境データが設定されていたにも拘らずバックアッ
プ電源切れ等で前記データが飛んでしまったことを知ら
ずに装置の使用を開始した場合等では、以降、装置が正
常に動作せず、ユーザクレームが発生するという欠点が
あった。
【0006】そこで本発明は上記の欠点を除去するもの
で、ユーザオペレーションにより必ず環境データの設定
行わせてから次の動作に移行する構成として、前記環
境データが未設定状態となることによる動作不具合を防
止することができるファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ装置は、ユーザオペレーションにより設定された環境
データを電源バックアップ付きのメモリに登録し、この
登録データに基づいて以降の動作を行うファクシミリ装
置において、前記メモリに、バックアップによるデータ
の消去がなされたか否かを検出するためのデータを格納
するデータ領域と、環境データの設定の有無を示すフラ
グ領域とが設けられており、情報の入力を行うための入
力手段と、情報の表示を行う表示手段と、装置の電源オ
ンに応じて前記データ領域に記憶されたデータに基づき
バックアップによるデータが消去されたか否かを検出す
るデータ消去検出手段と、このデータ消去検出手段によ
りバックアップによるデータが消去されたことが検出さ
れると、前記フラグ領域のフラグを環境データが未設定
である状態にセットする一方、前記入力手段からの入力
により環境データが設定されたことが検出されると、前
記フラグ領域のフラグを環境データが設定されているこ
とを示す状態にセットするフラグ変更手段と、前記入力
手段から入力された環境データを電源バックアップ付き
のメモリに登録する手段と、前記フラグ領域のフラグに
基づき環境データの設定の有無検出する設定検出手段
と、前記設定検出手段により環境データが設定されてい
ないことが検出されると、環境データ設定用の画像を前
記表示手段へ表示し、環境データの設定がなされない限
りは次の動作へ移行させぬようにする制御手段とを具備
することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成により、装置の電源オンに応じて前記
データ領域に記憶されたデータに基づきバックアップに
よるデータが消去されたか否か検出され、これによりバ
ックアップによるデータが消去されたことが検出される
と、前記フラグ領域のフラグが環境データが未設定であ
る状態にセットされる。一方、環境データが前記入力手
段からの入力により設定となったことが検出されると、
前記フラグ領域のフラグが環境データが設定されている
ことを示す状態にセットされる。前記入力手段から入力
された環境データは電源バックアップ付きのメモリに登
録される。前記フラグ領域のフラグに基づき環境データ
設定の有無が検出され、環境データが設定されていな
いことが検出されると、環境データ設定用の画像を前記
表示手段へ表示し、環境データの設定がなされない限り
次の動作へ移行させぬよう制御される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明のファクシミリ装置の一実施例を
示したブロック図である。1は原稿を読み取って画像デ
ータを得る読取部、2は受信画像データ等を用紙に記録
して印字する記録部、3は電話番号や各種設定データ等
を入力するキー入力部、4は与えられた電話番号に対応
するダイヤル信号(DP又はMF)を発生するダイヤル
信号発生回路、5は送受信信号に各種処理を施す信号処
理部、6は画像データを変復調するモデム、7は回線の
捕捉解放等を行うNCU、8は制御部10により実行さ
れる各種プログラムや動作に必要なデータ等を格納して
いるROM、9は制御部10のワーキングメモリである
RAM、11は環境データ等が保持されるRAM、12
はRAM11のバックアップ電源、13は入力データや
装置からのメッセージ等が表示される表示部(LCD
等)、14は加入者回線である。
【0010】次に本実施例の電源オン時の動作について
図2を参照して説明する。装置の電源がオンされると、
制御部10はステップ201にてRAM11内をチェッ
クしてバックアップ電源12によりバックアップされて
いるデータが消えているか否かを判定し、消えていない
場合はステップ203へ進み、消えている場合はステッ
プ202へ進む。ここで、RAM11内のデータが消え
たか否かを判定する方法としては、制御部10がRAM
11の特定のアドレスに固定値を予め書き込んでおき、
制御部10がこの固定値を読み出すことができた場合に
データが消えていないと判定し、読み出すことができな
い場合や読み出した値が異なったものであった場合にR
AM11内のデータが消えていると判定する。ステップ
202へ進んだ場合、制御部10はデータを初期化した
後、環境データの設定が未であることを示すフラグをR
AM11の所定領域にセットした後、ステップ203へ
進む。このステップ203にて制御部10は環境データ
設定が済みであるか否かをRAM11内の所定領域に
セットされているフラグを見て判定し、済みである場合
はステップ207へ進み、済みでない場合はステップ2
04へ進む。
【0011】ステップ204では表示部13に環境デー
タを設定するための画像を表示して、ユーザに環境デー
タの設定を促す。これを見たユーザはキー入力部3を操
作してダイヤル方式等の選択を示す環境データを装置据
付先の環境に合わせて設定する。制御部10はこれを受
けてキー入力部3から入力される環境データをRAM1
1に登録し、ステップ205にて環境データの設定が終
したか否かを判定し、終了していない場合ステップ2
04へ戻り、終了した場合はステップ206へ進む。ス
テップ206にて制御部10はRAM11の所定領域に
環境データの設定済みを示すフラグをセットして、ステ
ップ207へ進む。ステップ207にて制御部10は装
置を待機状態にする。尚、図2に示した処理はROM8
に格納されているプログラムを制御部10が実行するこ
とにより行われる。
【0012】本実施例によれば、RAM11内に登録さ
れている環境データが何等かの原因で消去されてしまっ
た場合や、RAM11に環境データが登録されていない
場合には、装置の電源をオンにすると、最初に環境デー
タを設定させるための画像を表示部13に表示して、ユ
ーザに環境データの設定を促し、前記環境データの設定
がなされない限りは次の動作に進むことができないよう
にしている。このため、環境データが未設定のために動
作不具合が発生することを防止することができる。又、
RAM11内の環境データが消去されておらず、且つ環
境データの設定が済みである場合、装置の電源オンと共
に直ちに装置は待機状態となって、速やかに送信又は受
信等のファクシミリ本来の動作を行うことができる。
又、前記環境データの設定はバックアップ電源が12が
切れない限り、従来と同様に1回のみで良いようになっ
ており、装置の操作性を損なうことはない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るファク
シミリ装置によれば、バックアップによるデータが消去
された場合と、環境データが設定されていない場合には
フラグ領域のフラグにより環境データが未設定であるこ
とが示され、環境データ設定用の画像が表示され、環境
データが設定されない限りは次の動作へ移行できぬよう
に制御されるので、不適切な状態において装置が動作を
開始することがなく、また、メモリのバックアップが適
切になされない場合のみならず、環境データが設定され
ていない場合にも、特別な操作なく表示される環境デー
タ設定用の画像に応じて環境設定へ進むことができ、環
境データの設定がなされない限りは環境データ設定の画
像が引き続き表示されて環境データの完全な設定を図り
得るので便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例を示した
ブロック図。
【図2】図1に示した装置の電源オン時の立ち上げ動作
手順を示したフローチャート。
【符号の説明】
3…キー入力部 8…ROM 10…制御部 11…RAM 12…バックアップ電源 13…表示部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザオペレーションにより設定された
    環境データを電源バックアップ付きのメモリに登録し、
    この登録データに基づいて以降の動作を行うファクシミ
    リ装置において、 前記メモリに、バックアップによるデータの消去がなさ
    れたか否かを検出するためのデータを格納するデータ領
    域と、環境データの設定の有無を示すフラグ領域とが設
    けられており、 情報の入力を行うための入力手段と、 情報の表示を行う表示手段と、 装置の電源オンに応じて前記データ領域に記憶されたデ
    ータに基づきバックアップによるデータが消去されたか
    否かを検出するデータ消去検出手段と、 このデータ消去検出手段によりバックアップによるデー
    タが消去されたことが検出されると、前記フラグ領域の
    フラグを環境データが未設定である状態にセットする一
    方、前記入力手段からの入力により環境データが設定さ
    れたことが検出されると、前記フラグ領域のフラグを環
    境データが設定されていることを示す状態にセットする
    フラグ変更手段と、前記入力手段から入力された環境データを電源バックア
    ップ付きのメモリに登録する手段と、 前記フラグ領域のフラグに基づき環境データの設定の有
    無検出する設定検出手段と、 前記設定検出手段により環境データが設定されていない
    ことが検出されると、環境データ設定用の画像を前記表
    示手段へ表示し、環境データの設定がなされない限りは
    次の動作へ移行させぬようにする制御手段とを具備する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
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