JP3102639U - 接着封止式袋体の開封構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着封止式袋体の開封及びその後の取り扱いをスムーズにする開封構造を提供すること。
【解決手段】袖片2が袋体1に接着する接着封止式袋体において、粘着剤塗布部3と開口部M間の袖片面に、開口部と平行する二条の切り取りミシン目4を設ける袋体の開封構造。
【選択図】図2

Description

本考案は、郵便物などを封入する接着封止式袋体の開封構造に関する。
書類・郵便物などを封入した透明ビニール等からなる扁平袋体は、封止形態によって封入物を取り出す方法が異なる。例えば封入物を収納したあとで収納口を一方向に熱圧着Pして全体を密閉する図4のような袋体11は、開口部というものがないため手で開封するのが難しく鋏などを用いるのが一般であり、鋏を入れるだけのスペースSが封入物と袋の間に存在することも必要となる。これに対し袋口の片側に袖片22を延設し、本体21と袖片22間を粘着剤23で接着した図5のようなものは、袖片22の先端を摘んで反転することにより本体21と袖片22が離れるので袋口を手で開口することができ、また本体いっぱいに封入物を入れても取り出しに差し支えはない。更に通常の封筒にあっては、封筒の折り返し蓋の谷部にミシン目を形成し、この部分に接着した糸を開封時に引き上げることで鋏類を用いずに開封する技術もある(例えば特許文献1参照)。
特開2001−130585号公報
特許文献1に記載の技術は、あらかじめ開封口に沿って糸を設けておくので透明な袋体では糸が見えてしまい体裁が悪いのと、紙封筒には適してもビニールなどの合成樹脂袋体には不向きで然も封筒本体とは別体の糸を設けるのでその分製作コストがかゝるという問題点がある。而して前記図5に示した袋体は、袖片22を摘んで袋体21との接着個所をはがせば容易に開封でき、この袋体は封入物が内部いっぱいの大きさであっても取り出しに鋏類などを用いずに開けられるが、開いた袖片22側に粘着剤23が存在する(袋体21表面に粘着剤を設けた場合は袖片に付着する)ので封入物を取り出す際にこの部分が封入物に接触すると取り出しがスムーズにいかなかったり粘着剤23が手に直接して感触が悪いという問題と、取り出した封入物を再び袋体21内に戻す場合袖片23にある粘着剤23が封入物に接触して収納に手間取るなど取り扱いに支障をきたす不具合があった。
本考案は上記した袖片を有する接着封止式袋体に係わるもので、袖片の開封が容易で取り扱い時に粘着剤が手指に付着せず、取り出した封入物を袋内に戻す際に粘着剤が封入物に接触しないため収納が頗る容易であり、然も従来同様の開封をも可能とした袋体の開封構造に関する。
すなわち本考案は、透明合成樹脂等のシート材からなる扁平方形の袋体1の一側に形成した開口部M端に、袋体1の一部を延長して開口部Mを閉じることのできる屈曲自在な袖片2を形成し、袋体1と袖片2のいずれか一方に粘着剤塗布部3を設けて袖片2が袋体3に接着する接着封止式袋体において、粘着剤塗布部3と開口部M間の袖片2面に、開口部Mと平行する二条の切り取りミシン目4を設けることを特徴とする接着封止式袋体の開封構造を技術手段とする。
本考案の袖片は、接着個所である粘着剤塗布部と開口部の間に二条の切り取りミシン目を設けているので、この切り取りミシン目を切り取ることで袖片は袋体との接着個所を残して屈曲部付近が袋体から離れ、したがって袋体の封止が解かれて開口部から内部の封入物を取り出すことができる。袋体から離れた袖片には粘着剤は全く付着していないため封入物を取り出す際にべと付くような不具合は生ぜず、封入物をスムーズに取り出すことができる。
粘着剤を介して袋体と接着した袖片の残余の部分によって接着個所が隠蔽される結果、袋体の表面にもべと付く部分がなく、例えば封入物を戻したり他の書類などを収納する場合に感触が悪かったり書類表面に粘着剤が付着するといった問題は生ぜず、また一旦開封した袖片は袋体には接着しないので開口部からの書類の出し入れが容易となる。
切り取りミシン目を切り取らない場合は、封止された袖片の端部を摘んで袋体から従来どおり剥がすこともできる。すなわち従来の袋体をそのまゝ使用できるので封入物を収納する手段を変える必要がなく、また袋体いっぱいに封入物の収納ができ、取り扱いに不便を生ずることもない。
図1及び図2において、1は透明ビニール等のシート材からなる周知の扁平長方形をした袋体で、一側(図1にあっては上端、図2にあっては右端)に開口部Mを形成し、その開口部M端(図では下側)に、袋体の一部を延長して開口部を閉じることのできる屈曲自在な袖片2が形成され、袋体1内に郵便物等の封入物5が収納される。封入物5は、開口部Mいっぱいまでの大きさであっても差し支えはない。
3は袋体1の表面に設けた粘着剤塗布部で、屈曲した袖片2がこの粘着剤塗布部3を介して袋体1の表面に接着固定され開口部Mは閉じられて袋体1は封止される。粘着剤は袖片2を袋体1から引き離すことができる程度の接着力であり、先端を摘んで引き剥せば袖片2を反転させることができる。
4は粘着剤塗布部3と開口部Mの間における袖片2面に刻設した二条の切り取りミシン目で開口部Mと平行し、二条のミシン目は指で摘んで引き剥がすことのできる数ミリの間隔に設定する。なお切り取りミシン目4の端部に図示のような切欠部4aを形成すると切り取りが容易となる。
切り取りミシン目4を切り取ると、袖片2の先端部側は粘着剤塗布部3に接着した状態で残るが、開口部M側は開放されるので図3のように封入物5を袋内から取り出しできる。袖片2の一部によって粘着剤塗布部3は隠蔽される結果、従来のように粘着剤が封入物5に付着することがないためスムーズに取り出しできる。封入物5を取り出すと、開口部Mには粘着剤のない袖片2の一部が連なるだけであるから、取り出した封入物5を袋体1内に戻したり、袋体1を利用して他の書類を収納する場合などに粘着剤がそれらの表面に付着するおそれがない。なお本考案における粘着剤塗布部3は袋体1の表面に設けても袖片2の裏面に設けても何ら本考案の実施に影響を与えることがないこと勿論である。
本考案の一部を切断した平面図である。 封入物を収納した本考案の断面図である。 切り取りミシン目を切り取って開口部より封入物を取り出す断面図である。
符号の説明
1 袋体
2 袖片
M 開口部
3 粘着剤塗布部
4 切り取りミシン目
4a 切欠
5 封入物

Claims (1)

  1. 合成樹脂等のシート材からなる扁平方形の袋体の一側に形成した開口部端に、袋体の一部を延長して開口部を閉じることのできる屈曲自在な袖片を形成し、袋体と袖片のいずれか一方に粘着剤塗布部を設けて袖片が袋体に接着する接着封止式袋体において、粘着剤塗布部と開口部間の袖片面に、開口部と平行する二条の切り取りミシン目を設けることを特徴とする接着封止式袋体の開封構造。
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