JP4299600B2 - 容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は容器に係り、特にファンデーション,口紅等の化粧料の試用見本を収納する容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ファンデーション,口紅等の化粧料を試用見本として顧客に提供する場合、試用見本を試用見本用の容器に装着して提供することが行なわれている。この試用見本用の容器は、試用するのに適量な試用見本を収納しうる構成とされている。
【0003】
この種の試用見本用の容器(以下、試用見本用容器という)としては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。図6乃至図8は、特許文献1に開示された試用見本用容器を示している。
【0004】
この試用見本用容器は、大略するとベースシート1とカバーシート2により構成されている。ベースシート1は所望の面積を有し、所定位置に複数の凹設部8が形成されている。試用見本となる複数の化粧料3は、この凹設部8に収納される。カバーシート2は、ベースシート1と同一の面積を有し、ベースシート1に収納された化粧料3の位置と対応する位置には窓部4が形成されている。この窓部4は、透明フィルム5で閉塞されており、化粧料3の揮発防止、変質防止、及び開封までの保護を図ると共に、窓部4を通して化粧料3を外部から視認することができる構成とされている。
【0005】
上記のベースシート1とカバーシート2は、図6に示すように、一枚の連続したシート材から形成されている。試用見本用容器を製造するには、ベースシート1に凹設部8を形成すると共に、カバーシート2に窓部4を形成する。図8に拡大して示すように、ベースシート1及びカバーシート2には、予め透明フィルム5が配設されている。また、所定位置には、接着剤10が配設されている。
【0006】
そして、凹設部8に化粧料3を装填した後、カバーシート2がベースシート1と重なるように折曲線9から折り曲げ、接着剤10によりベースシート1とカバーシート2を接着する。これにより、図7に示す試用見本用容器が形成される。
【0007】
また、このようにして製造された試用見本用容器から化粧料3を取り出すには、図7及び図8に示すように、窓部4を覆うように配設さている透明フィルム5を除去する。この際、透明フィルム5の窓部4の周縁7には切取線6(ミシン目)が形成されているため、容易に透明フィルム5を除去することができる。
【0008】
一方、試用見本用容器は、収納している化粧料3の商品名、特性、効能、注意事項及び製造会社名等を表示するレーベルを配設する必要がある。従来、このレーベルは紙或いはシール部材に印刷処理された構成とされており、上記した試用見本用容器と別個に製造される。そして、製造された試用見本用容器の上面と裏面にそれぞれレーベルを貼り付ける構成としていた。通常、試用見本用容器の上面には化粧料3の商品名等が印刷されたレーベルを貼り付け、裏面には注意事項及び製造会社名等が印刷されたレーベルが貼り付けられていた。
【特許文献1】
実開昭63−169020号(第4頁10行目〜第6頁5行目、第1図、第2図参照)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の試用見本用容器は、比較的広い面積を有するベースシート1と、これと同一面積を有するカバーシート2とを必要とする。また、ベースシート1は化粧料3を収納するため所定の強度を有する必要があり、このためベースシート1はその厚さを厚く設定されている。このため、従来の試用見本用容器では、ベースシート1ほど強度を要求されないカバーシート2についても厚い材料を用いていた。このため、従来の試用見本用容器では材料費が高くなり、よって製品コストが上昇してしまうという問題点があった。
【0010】
また、従来ではレーベルと試用見本用容器は別個に製造され、製造された試用見本用容器の上面及び裏面にそれぞれレーベルが貼り付けられる構成とされていた。このため、レーベルを含めた試用見本用容器の部品点数が多くなり、これによっても製品コストが上昇してしまう。
【0011】
また、透明フィルム5を除去した後、凹設部8に収納された化粧料3を1回で使い切ることは少ないため、化粧料3の試用後に再び透明フィルム5をカバーシート2に貼り直すことが行なわれる。この際、一旦カバーシート2から剥離された透明フィルム5は、窓部4の周縁7においてカバーシート2に貼り付けられる。しかしながら、図7に示すように周縁7の領域は狭いため、透明フィルム5を周縁7に貼り直してもシール性が低く、化粧料3が劣化してしまうおそれがあるという問題点があった。
【0012】
また、従来の試用見本用容器は、2枚のシート1,2を重ね合わせた構成であったため、出荷後各店舗に搬送されるまでの間、或いは店頭に置かれた後も、大きな外力が印加されたような場合、これを吸収することはできず外力は直接化粧料3に印加されてしまう。このため、従来の試用見本用容器では、化粧料3が崩れたり、或いは化粧料3が透明フィルム5に付着したりする不都合が発生するおそれがあった。
【0013】
更に、従来の試用見本用容器では、ベースシート1とカバーシート2とを折り曲げる工程が増えると共に、カバーシート2に窓部4を形成する必要があり、この穴抜き工程も必要となり、製造工程が複雑になるという問題点もある。
【0014】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、部品点数の削減及び収納される内容物の確実な保護を図り得る容器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、本発明の第1の観点からは、内容物を収納する収納凹部が一体的に形成されると共に、少なくとも一部に光透過部を形成してなる容器本体と、前記容器本体に対し剥離可能に接着する接着剤が塗布されており、前記収納凹部を覆うよう前記容器本体の表面の略全面を覆うよう貼り付けられると共に、少なくとも前記光透過部と対応する貼り付け面に印刷処理が行なわれてなるシール部材とを有する容器において、前記シール部材の前記見本収納凹部と対向する位置に第2のシール部材を配設し、該第2のシール部材により前記接着剤を覆う構成としたことを特徴とする容器により解決することができる。
また上記の課題は、本発明の第2の観点からは、内容物を収納する収納凹部が一体的に形成されると共に、少なくとも一部に光透過部を形成してなる容器本体と、前記収納凹部を覆うよう前記容器本体の表面の略全面を覆うよう貼り付けられると共に、少なくとも前記光透過部と対応する貼り付け面に印刷処理が行なわれてなるシール部材とを有する容器において、前記貼り付け面に、前記容器本体に対し前記シール部材を剥離可能に接着する接着剤が塗布されてなり、前記シール部材の前記見本収納凹部と対向する位置に第2のシール部材を配設し、該第2のシール部材により前記接着剤を覆う構成としたことを特徴とする容器により解決することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
【0032】
図1及び図2は、本発明の一実施例である容器を示している。本実施例では、内容物として化粧品当の試用見本を収納する容器(以下、試用見本用容器20という)を例に挙げている。図1は試用見本用容器20の斜視図であり、図2は試用見本用容器20の平面図、正面図、底面図、右側面図である。この試用見本用容器20は、大略すると容器本体21とシール部材22とにより構成された、極めて簡単な構成とされている。
【0033】
先ず、試用見本用容器20を構成する容器本体21について、図1,図2に加えて図3,図4を参照して説明する。尚、図3は容器本体21の斜視図であり、図4は容器本体21の平面図、正面図、右側面図である。
【0034】
容器本体21は、例えばポリプロピレン(PP)等の樹脂を押し出し成型により一体成型したものである。このため、容器本体21は大量生産が可能であり、製品コストの低減を図ることができる。また、この容器本体21は、成型された後に裏面が擦りガラス状となるようつや消し加工が施されている。よって、容器本体21は、半透明な構成とされている。
【0035】
尚、このつや消し加工は、必ずしも必要な工程ではない。また、本実施例では、容器本体21の全体にわたり半透明な構成とした例を示しているが、容器本体21は必ずしもその全体を半透明とする必要はない。即ち、少なくとも後述するシール部材22が貼り付けられる領域、即ち上部フラット面23は透明或いは半透明とする必要があるが、容器本体21の他の部分は光を透過させない構成としてもよい。
【0036】
容器本体21は、上部フラット面23,見本収納凹部24,壁部26,補強用リブ28,及び指掛け凹部29等を形成した構成とされている。上部フラット面23は、後述するシール部材22が貼り付けられる部位であり、フラットな面とされている。
【0037】
この上部フラット面23の所定位置には、見本収納凹部24が形成されている。本実施例では、見本収納凹部24は2個形成した例を示しているが、見本収納凹部24の形成個数はこれに限定されるものではない。
【0038】
この見本収納凹部24には、ファンデーション,口紅等の化粧料の試用見本25が収納される。図3において、2個形成された見本収納凹部24の内、右側の見本収納凹部24には試用見本25を収納した状態を示し、左側の見本収納凹部24には試用見本25を収納していない状態を示している。
【0039】
壁部26は、上部フラット面23の外周から下方に向かい延出した構成とされている。このため、壁部26は、上部フラット面23を囲繞する環状形状とされている。また、壁部26の下端部には、外側に向け延出する鍔部27が形成されている。
【0040】
壁部26の高さ(図4(B)に矢印H1で示す)は、前記した見本収納凹部24の深さ(図4(B)に矢印H2で示す)よりも高くなるよう設定されている(H1>H2)。この構成とすることにより、試用見本用容器20に外力が印加された場合、見本収納凹部24に収納された試用見本25を確実に保護することが可能となる。
【0041】
即ち、試用見本用容器20をテーブル等の基台上に載置した場合、上記のように壁部26の高さH1を見本収納凹部24の深さH2よりも高くすることにより、見本収納凹部24は基台の表面から離間した(浮いた)状態となっている。このため、試用見本用容器20に外力が印加された場合、この外力は壁部26に印加され直接見本収納凹部24の形成位置に印加されることはない。よって、見本収納凹部24に収納された試用見本25が、上記の外力により影響を受けることはなく、試用見本25を確実に保護することができる。
【0042】
また、壁部26の高さH1を見本収納凹部24の深さH2よりも高くすることにより、複数の試用見本用容器20を積み重ねた場合、各高さH1,H2の差が引っ掛かりとなり、試用見本用容器20の位置決めを行なうことができる。よって、複数の試用見本用容器20を積み重ねた際、各試用見本用容器20がずれるようなことはなく、その扱いを容易化できる。
【0043】
また、上記のように壁部26の下端部には、外側に向け延出する鍔部27が形成されている。この鍔部27は、壁部26に対して略直角に外側に延出している。これにより、試用見本用容器20をテーブル等の基台上に載置した場合、その安定性を高めることができる。
【0044】
また、壁部26を設けることにより、壁部26の機械的な強度を高めることができ、壁部26に割れや欠けが発生することを防止できる。尚、この鍔部27の壁部26下端からの延出方向は、必ずしも外側に限定されるものではなく、内側に延出するよう構成しても同様の効果を得ることができる。
【0045】
補強用リブ28は、壁部26に形成された凹部である。このように、容器本体21に補強用リブ28を形成することにより、容器本体21の剛性が高まるため、容器本体21の機械的な補強を図ることができ、よって試用見本25を確実に保護することができる。
【0046】
また、容器本体21には、後述するシール部材22を剥がすときに指を掛ける指掛け凹部29が形成されている。本実施例では、見本収納凹部24が2個設けられているため、指掛け凹部29も2箇所形成されている。また、その形成位置は、容器本体21のコーナ位置に選定されている。
【0047】
このように、指掛け凹部29を設けることにより、シール部材22を剥がす際の操作性を良好とすることができる。また、指掛け凹部29は、補強用リブ28と同様に容器本体21の剛性を高める機能も奏するため、容器本体21を補強することができる。
【0048】
また、上記したように補強用リブ28及び指掛け凹部29を形成することにより、容器本体21は剛性が高くなるため、その肉厚を薄くすることができる。このめため、容器本体21の材料コストを低減することができる。
【0049】
続いて、試用見本用容器20を構成するシール部材22について、図1,図2に加えて図5を参照して説明する。尚、図5はシール部材22平面図及び底面図(裏面図)である。
【0050】
シール部材22は、表面22A及び貼り付け面22Bの各面にそれぞれ印刷処理が行なわれた樹脂製シールである。本実施例では、透明部32の形成位置を除き着色及び文字の印字が行なわれている。この透明部32の形成位置は、シール部材22を容器本体21の上部フラット面23に貼り付けた際、見本収納凹部24と対向する位置に選定されている。よって、シール部材22を容器本体21の上部フラット面23に貼り付けた際、透明部32を介して見本収納凹部24に収納された試用見本25を視認できる構成とされている。
【0051】
シール部材22の表面22Aには、表面印刷部30が形成されている。この表面印刷部30は、シーリング凸版印刷法,シルク印刷法を用いて行なわれる。表面印刷部30は、主に試用見本25の商品名やロゴ等の顧客にアピールする印刷処理が行なわれる。
【0052】
また、シール部材22の貼り付け面22Bには、裏面印刷部31が形成されている。この裏面印刷部31も、シーリング凸版印刷法,シルク印刷法を用いて行なわれる。裏面印刷部31は、主に試用見本25の試用上の注意事項や製造会社名等が印刷される。上記のように本実施例では、1枚のシール部材22の表面22Aに表面印刷部30が、貼り付け面22Bに裏面印刷部31が印刷されている。
【0053】
上記構成とされたシール部材22は、容器本体21の上部フラット面23に貼り付けられる。シール部材22を容器本体21に貼り付ける具体的な処理は、次の通りである。
【0054】
先ず、シール部材22の貼り付け面22Bに接着剤を塗布する。ここで用いられる接着剤は、完全接着を行なうものではなく、接着及び剥離を繰り返し実施することが可能な接着剤が選定されている。
【0055】
上記のようにシール部材22の貼り付け面22Bへの接着剤の塗布が終了すると、次に貼り付け面22Bの透明部32と対向する位置に第2シール部材33を接着する。この第2シール部材33は、少なくとも見本収納凹部24の大きさよりも大きな面積を有するよう構成されている。
【0056】
このように、第2シール部材33を配設することにより、この第2シール部材33の配設位置においては接着剤が露出されない構成(接着剤が第2シール部材33により覆われた構成)となる。よって、シール部材22を上部フラット面23に貼り付けた際、第2シール部材33は見本収納凹部24に収納された試用見本25を完全に覆う状態となる。これにより、接着剤から発生するガスや香りが試用見本25に吸着されたり移ったりすることを防止できる
図1及び図2を参照し、容器本体21に貼り付けられた状態のシール部材22について説明する。シール部材22を容器本体21の上部フラット面23に貼り付けた状態において、前記したように透明部32は試用見本25と対向しており、透明部32を通してシール部材22の外部から試用見本25を視認することができる。
【0057】
また、前記したように容器本体21は半透明な構成であるため、シール部材22を上部フラット面23に貼り付けた状態において、シール部材22の貼り付け面22Bに印刷されている裏面印刷部31を容器本体21の底面側から見ることができる。即ち、裏面印刷部31は、容器本体21の容器本体21を透かした状態で見ることができる。このため、容器本体21の背面側に、シール部材22とは別個にレーベルを設ける必要はなくなり、従来に比べて部品点数の削減を図ることができる。
【0058】
また、シール部材22を容器本体21に貼り付けた状態において、シール部材22は指掛け凹部29の上部を覆うよう構成されている。これにより、試用見本用容器20の使用者は、シール部材22と指掛け凹部29との間に指を入れてシール部材22を把持し、その状態でシール部材22を図2(B)に矢印で示す方向に引き剥がすことにより、見本収納凹部24に収納されている試用見本25を試用することが可能となる。この際、本実施例では指掛け凹部29を設けているため、シール部材22を容器本体21から引き剥がす処理を容易に行なうことができる。
【0059】
また、シール部材22が上部フラット面23(シール部材22)に接着する接着面積は、見本収納凹部24の面積よりも広く設定されている。これにより、シール部材22と容器本体21とのシール性を高めることができ、試用見本の品質維持を図ることができる。
【0060】
即ち、シール部材22と上部フラット面23との貼り付け及び引き剥がし処理を複数回にわたり実施したとしても、シール部材22の上部フラット面23に対する接着面積が広くシール性が高いことにより、接着部分から空気が見本収納凹部24内に侵入し試用見本25を変質したり、また試用見本25の含有成分が気化して外部に漏洩することにより変質したりすることを防止できる。これにより、試用見本用容器20の信頼性を高めることができ、また種々の試用見本25に対して試用見本用容器20を用いることが可能となる。
【0061】
更に、上記したように本実施例に係る試用見本用容器20は、シール部材22が試用見本25を収納した容器本体21の上部を覆うカバー部材としての機能と、商品名等を表示するレーベルとしての機能の双方を奏する構成とされている。これにより、本実施例に係る試用見本用容器20では、容器本体21とシール部材22の2つの構成要素から試用見本用容器20を構成することが可能となり、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
【0062】
尚、上記した実施例では試用見本25として化粧料を用いた例について説明したが、試用見本25は化粧料に限定されるものではなく、他の試用見本についても適用することが可能なものである。
【0063】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、次に述べる種々の効果を実現することができる。
【0064】
請求項1又は記載の発明によれば、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができ、また内容物に対するシール性を高めることができ、更に容器本体の裏側から、容器本体の光透過部を介してシール部材の貼り付け面に印刷された文字等を視認することが可能となる。また、接着剤から発生するガスや香りが試用見本に吸着されたり移ったりすることを防止できる。
【0065】
また、請求項2記載の発明によれば、収納凹部に収納された試用見本が、上記の外力により影響を受けることを防止できる。
【0070】
また、請求項3記載の発明によれば、シール部材と容器本体とのシール性を高めることができ、内容物の品質維持を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である試用見本用容器の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例である試用見本用容器を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は底面図、(D)は右側面図である。
【図3】本発明の一実施例である試用見本用容器を構成する容器本体の斜視図である。
【図4】本発明の一実施例である試用見本用容器を構成する容器本体示しており、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。
【図5】本発明の一実施例である試用見本用容器を構成するシール部材を示しており、(A)は平面図、(B)は底面図(裏面図)である。
【図6】従来の一例である試用見本用容器を説明するための図である(その1)。
【図7】従来の一例である試用見本用容器を説明するための図である(その2)。
【図8】従来の一例である試用見本用容器を説明するための図である(その3)。
【符号の説明】
20 試用見本用容器
21 容器本体
22 シール部材
22A 表面
22B 貼り付け面
23 上部フラット面
24 見本収納凹部
25 試用見本
26 壁部
27 鍔部
28 補強用リブ
29 指掛け凹部
30 表面印刷部
31 裏面印刷部
32 透明部
33 第2シール部材

Claims (4)

  1. 内容物を収納する収納凹部が一体的に形成されると共に、少なくとも一部に光透過部を形成してなる容器本体と、
    前記容器本体に対し剥離可能に接着する接着剤が塗布されており、前記収納凹部を覆うよう前記容器本体の表面の略全面を覆うよう貼り付けられると共に、少なくとも前記光透過部と対応する貼り付け面に印刷処理が行なわれてなるシール部材とを有する容器において、
    前記シール部材の前記見本収納凹部と対向する位置に第2のシール部材を配設し、該第2のシール部材により前記接着剤を覆う構成としたことを特徴とする容器。
  2. 請求項1記載の容器において、
    前記容器本体は、前記見本収納凹部の深さよりも高い高さを有する壁部を一体的に形成してなることを特徴とする容器。
  3. 請求項1又は2に記載の容器において、
    前記シール部材が前記容器本体に接着する接着面積は、前記見本収納凹部の面積よりも広いことを特徴とする容器。
  4. 内容物を収納する収納凹部が一体的に形成されると共に、少なくとも一部に光透過部を形成してなる容器本体と、
    前記収納凹部を覆うよう前記容器本体の表面の略全面を覆うよう貼り付けられると共に、少なくとも前記光透過部と対応する貼り付け面に印刷処理が行なわれてなるシール部材とを有する容器において、
    前記貼り付け面に、前記容器本体に対し前記シール部材を剥離可能に接着する接着剤が塗布されてなり、
    前記シール部材の前記見本収納凹部と対向する位置に第2のシール部材を配設し、該第2のシール部材により前記接着剤を覆う構成としたことを特徴とする容器。
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