JP2003164327A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

Info

Publication number
JP2003164327A
JP2003164327A JP2001368781A JP2001368781A JP2003164327A JP 2003164327 A JP2003164327 A JP 2003164327A JP 2001368781 A JP2001368781 A JP 2001368781A JP 2001368781 A JP2001368781 A JP 2001368781A JP 2003164327 A JP2003164327 A JP 2003164327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cosmetic container
tray portion
tray
lid
cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001368781A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikinobu Imanari
幹伸 今成
Masayasu Hayashi
正保 林
Yuji Sugiyama
有二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001368781A priority Critical patent/JP2003164327A/ja
Publication of JP2003164327A publication Critical patent/JP2003164327A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄型であって、製造コストが低く、紙製に比
べて高級感を発揮でき、試供品としても好適な化粧料容
器を提供すること。 【解決手段】 全体がシート成形品であって、トレー部
分10とこれに被さる蓋部分20とがヒンジ部分30を
介して連接された形状をしており、トレー部分10に化
粧料Mの充填凹所が形成されている構成とする。蓋をし
た収納状態でも薄型であり、またシート成形品であるこ
とから製造コストを低く抑えることができ、また紙製の
ものに比べて高い意匠性を付与でき、高級感を発揮する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口紅、アイシャド
ー、ファンデーション等の化粧料を入れるための携帯型
の容器に係り、特にこれらの化粧料を試供品として提供
するのに適した化粧料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の化粧料容器として、例え
ば実公平6−4841号公報に見られるように、予め化
粧料を担持したベースシートと、該ベースシートの表面
に重畳して接合された化粧料を被覆するカバーシートと
からなるものがある。この公報に記載の化粧料容器は、
カバーシートにはベースシート上の化粧料に整合して窓
孔が穿設され、該窓孔はカバーシートの外面に形成され
た透明フィルムで封塞され、該窓孔を封塞する透明フィ
ルムは開閉自在とされた構成になっている。
【0003】上記構成の化粧料容器は、担持された化粧
料は透明フィルムで封塞された窓孔を有するカバーシー
トで被覆保護されているので、化粧料の揮発や変質を防
止できると共に、透明フィルムを開封するまではバージ
ン性が保障でき、使用者に安心感を与えることができ
る。また、透明フィルムで封塞した窓孔を通して化粧料
を視認できるため、開封することなく、内容物の確認が
容易に行えるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた化
粧料容器は、薄い形状であるために、ハンドバック等へ
の収納時に嵩張らず携帯に便利であるとともに、ベース
シート及びカバーシートを構成するシートに紙又は合成
紙を使用しているため、安価に提供できるという利点が
ある。しかしながら、プラスチック製の容器に比べる
と、どうしても意匠性に劣っており、高級感がでないと
いう問題点がある。
【0005】本発明は、上記のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、薄型であっ
て、製造コストが低く、紙製に比べて高級感を発揮で
き、試供品としても好適な化粧料容器を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の化粧料容器は、全体がシート成形品であっ
て、トレー部分とこれに被さる蓋部分とがヒンジ部分を
介して連接された形状をしており、トレー部分に化粧料
の充填凹所が形成されていることを特徴としている。
【0007】そして、トレー部分には、化粧料の充填凹
所の他に、付属品を入れるための凹所を形成してあって
もよい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、具体例を挙げ、その図面を
参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0009】図1は本発明に係る化粧料容器の一例を示
す平面図であり、図2は同じく側面図、図3は図1のX
−X断面図である。
【0010】これらの図に示す化粧料容器Aはシート成
形品からなる。すなわち、熱可塑性のプラスチックシー
トを使用し、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法
のうちの何れかの方法により所定の形状に成形加工した
ものである。プラスチックシートとしては、透明シート
又は着色シートのいずれもが使用できる。具体的には、
ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレ
ン(PP)、塩化ビニル等のシートが挙げられる。特
に、PETの場合、A−PET、耐熱PETが好適に用
いられる。
【0011】化粧料容器Aは、図1及び図2に示すよう
に、扁平なトレー部分10と蓋部分20とがヒンジ部分
30を介して連接された形状をしている。
【0012】トレー部分10は、ヒンジ部分30に繋が
る周縁フランジ11から盛り上がった台地状の凸部12
を有しており、図3に示す如くその凸部12に化粧料を
充填するための円形状の凹所13が4つ並んで形成され
るとともに、付属品を入れるための矩形状の凹所14が
所定の深さで形成されている。化粧料を充填する凹所1
3は通常は浅く形成されるが形状や数に特に限定はな
い。また、付属品を入れる凹所14の形状は矩形状に限
るものではないし、場合によっては設けなくても構わな
い。
【0013】一方、蓋部分20は、ヒンジ部分30に繋
がる周縁フランジ21から下がった平鍋底状の凹部22
を有しており、この凹部22はトレー部分10の凸部1
2に外側からピッタリと重なる形状に設計されている。
なお、図示の化粧料容器Aでは、デザイン的な観点から
トレー部分10の凸部12と蓋部分20の凹部22の両
サイドに円弧状の窪みを持たせている。
【0014】この化粧料容器Aを収納状態にする手順は
次のようである。まず、図4に示すように、トレー部分
10の凹所13に口紅等の化粧料Mを充填した後、必要
に応じて覆って化粧料Mを保護する透明フィルムFを被
せた状態とする。この透明フィルムFは、1区画ずつ剥
がせるようにミシン目を設けておくのが好ましい。次い
で、その横の凹所14にリップブラシ等の付属品を入れ
てから、図5に示すように、蓋部分20をヒンジ部分3
0のところでトレー部分10に対して曲げることによ
り、図5に示す如く蓋部分20をトレー部分10に被せ
る。このようにして図6に示す収納状態とした化粧料容
器Aは、トレー部分10の厚みが僅かに増えた扁平な状
態を保つことができる。
【0015】図示の化粧料容器Aでは、図示はしない
が、トレー部分10と蓋部分20の側壁にロック機構を
設けてある。具体的には、凸部12と凹部22の両サイ
ドに設けた円弧状の窪みのところに、互いに噛み合う形
で小さな凹凸を設けてある。これにより、蓋部分20を
トレー部分10に被せた時に、この凹凸が係止してロッ
クされ、テープ等で止めなくても図6に示す閉鎖状態を
保つことができる。
【0016】また、図示の化粧料容器Aでは、ヒンジ部
分30と反対側で、トレー部分10の周縁フランジ11
と蓋部分20の周縁フランジ21の形状を変えている。
すなわち、トレー部分10の周縁フランジ11を蓋部分
20の周縁フランジ21より大きくするとともに、トレ
ー部分10の周縁フランジ11に円弧状の窪み11aを
持たせ、蓋部分20の周縁フランジ21に円弧状の出っ
張り21aを設けている。このようにすることで、両者
の周縁フランジ11,12が開閉用ツマミとして機能す
る。
【0017】本発明の化粧料容器は、意匠性をより高め
たり一層の高級感を出したりするために装飾加工を施し
てもよい。具体的には、蓋部分20の凹部22にホログ
ラムシートを外側向きに挿入した状態で貼着したり、金
属蒸着による鏡面加工を施したりすることが挙げられ
る。特に後者の場合は、コンパクトのように鏡としても
機能する。
【0018】本発明の化粧料容器は、試供品として頒布
する時や、携帯用として持ち歩く時に、図7や図8に示
す如く専用のケースに入れるようにしてもよい。
【0019】図7に示すケース40は、一枚の板紙から
なるもので、化粧料容器Aにおけるフランジの四隅をそ
れぞれ差し込むための切込αを四箇所に設けた台紙部分
41と、その一辺に厚みを稼ぐための連接部分42を介
して接続されたカバー部分43と、そのカバー部分43
の先端に延設された留め部分44とで構成されている。
このケース40を使用する時は、図示の如く化粧料容器
Aを切込αで台紙部分41に固定した状態とし、カバー
部分43を折り曲げ、その先端の留め部分44を台紙部
分41の裏側から円弧状切込45に挿入して係止する。
化粧料を使用する時には、これと逆の手順でケース40
を開いてから、化粧料容器Aを取り外せばよい。
【0020】図8に示すケース50は、これも一枚の板
紙からなるもので、二つ折りして前方の折り目と反対側
を糊付けすることで二重とされ、表側の板紙に化粧料容
器Aにおける両サイドのフランジを前方からスライドし
て差し込むための長い切込βを設けた台紙部分51と、
その折り目と反対側の後方から延設したカバー部分52
とで構成されている。このケース50を使用する時は、
図示の如く、化粧料容器Aを切込βで台紙部分51に固
定する。この場合、確実に固定する時は、台紙部分51
の表側の板紙に切込形成した係止部53を起こし、化粧
料容器Aにおける前方のフランジに引っ掛けた状態とす
る。この状態でカバー部分52を折り曲げ、ポケットや
バッグに入れて携帯する。化粧料を使用する時には、カ
バー部分52を持ち上げた状態で、ケース50から化粧
料容器Aを取り外せばよい。
【0021】図7や図8に示す形態において、蓋部分2
0の周縁フランジ21を省略した場合、ケースから化粧
料容器を取り外さないでも、蓋部分20を開いて化粧料
を使用することができる。また、トレー部分10の周縁
フランジ11をケースの台紙部分に貼着した場合も、ケ
ースから化粧料容器を取り外さずに、蓋部分20を開い
て化粧料を使用することができる。
【0022】以上、本発明の実施の形態について詳細に
説明してきたが、本発明による化粧料容器は、上記実施
の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは
当然のことである。
【0023】
【発明の効果】本発明の化粧料容器は、全体がシート成
形品であって、トレー部分とこれに被さる蓋部分とがヒ
ンジ部分を介して連接された形状をしており、トレー部
分に化粧料の充填凹所が形成されていることを特徴とし
ているので、蓋をした収納状態でも薄型であり、またシ
ート成形品であることから製造コストを低く抑えること
ができ、また紙製のものに比べて高い意匠性を付与で
き、高級感を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る化粧料容器の一例を示す平
面図である。
【図2】本発明に係る化粧料容器の一例を示す側面図で
ある。
【図3】図1のX−X断面図である。
【図4】化粧料容器を収納状態にする手順を示す斜視図
である。
【図5】蓋部分をトレー部分に被せる様子を示す斜視図
である。
【図6】収納状態とした化粧料容器を示す斜視図であ
る。
【図7】化粧料容器をケースに収納した状態で示す斜視
図である。
【図8】化粧料容器を別のケースに収納した状態で示す
斜視図である。
【符号の説明】
A 化粧料容器 F 透明フィルム M 化粧料 10 トレー部分 11 周縁フランジ 11a 窪み 12 凸部 13 凹所 14 凹所 20 蓋部分 21 周縁フランジ 21a 出っ張り 22 凹部 30 ヒンジ部分 40 ケース 41 台紙部分 42 連接部分 43 カバー部分 44 留め部分 50 ケース 51 台紙部分 52 カバー部分 53 係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 有二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体がシート成形品であって、トレー部
    分とこれに被さる蓋部分とがヒンジ部分を介して連接さ
    れた形状をしており、トレー部分に化粧料の充填凹所が
    形成されていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 【請求項2】 トレー部分に、化粧料の充填凹所の他
    に、付属品を入れるための凹所が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
JP2001368781A 2001-12-03 2001-12-03 化粧料容器 Withdrawn JP2003164327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368781A JP2003164327A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 化粧料容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368781A JP2003164327A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 化粧料容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003164327A true JP2003164327A (ja) 2003-06-10

Family

ID=19178315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001368781A Withdrawn JP2003164327A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 化粧料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003164327A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041504A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Shiseido Co Ltd 容器
JP2015029796A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 紀伊産業株式会社 化粧料容器
JP2018134292A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 紀伊産業株式会社 化粧料簡易容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005041504A (ja) * 2003-07-24 2005-02-17 Shiseido Co Ltd 容器
JP2015029796A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 紀伊産業株式会社 化粧料容器
JP2018134292A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 紀伊産業株式会社 化粧料簡易容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5647506A (en) Readily openable pop-up dispenser for moist tissues
WO2004074112A2 (en) Multi-functional compact with storage receptacles
US4469226A (en) Blister pack panel for face powder compact display
US6044879A (en) Laminated cardboard purse and method of making the same
JP2003164327A (ja) 化粧料容器
JP6939377B2 (ja) 収納容器
JP3458141B2 (ja) 包装用容器
USD377415S (en) Expandable schoolbag with front utility compartment
KR200306857Y1 (ko) 기능성 화장품 용기
JP2004123111A (ja) ブリスター包装容器
WO2018144602A9 (en) Personalized pillowcase
JP3046661U (ja) 携帯ティッシュペーパー用ケース
JPH0614660Y2 (ja) 化粧品ケース
JPS6333546Y2 (ja)
JPH0716616Y2 (ja) 装飾品収納部付容器
JPS6041843Y2 (ja) パレツト型コンパクト
JP3374502B2 (ja) ソフトウェアカートリッジ用パッケージ
JPH0642570Y2 (ja) 化粧料サンプル紙体
JP4207183B2 (ja) 化粧料のカバーシート
KR200354689Y1 (ko) 보안필름
KR200219672Y1 (ko) 화장품 리필케이스
KR200178784Y1 (ko) 휴대용 케이스
JPS645530Y2 (ja)
JP2912288B2 (ja) キーホルダー
JPH0733696Y2 (ja) 化粧料サンプルケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041130

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070402