JPS6317476Y2 - - Google Patents

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JPS6317476Y2
JPS6317476Y2 JP17975980U JP17975980U JPS6317476Y2 JP S6317476 Y2 JPS6317476 Y2 JP S6317476Y2 JP 17975980 U JP17975980 U JP 17975980U JP 17975980 U JP17975980 U JP 17975980U JP S6317476 Y2 JPS6317476 Y2 JP S6317476Y2
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JP
Japan
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suppository
storage recess
line
sheet
unsealed
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JP17975980U
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JPS57103732U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は坐薬用容器、詳しくは坐薬収納凹部を
形成した2枚のシートを、該坐薬収納凹部を対向
させて重ね合せ、坐薬収納凹部内に坐薬を収納し
てその周囲をシールし、未シール部から坐薬収納
凹部を開口して坐薬を取出すようにした坐薬用容
器に関するものである。
第8図は従来の坐薬用容器の斜視図であり、第
9図は第8図の−線の断面図であつて、坐薬
収納凹部を形成した表裏2枚のシートを重ね合
せ、該坐薬収納凹部内に坐薬を収納してその周囲
をシールしたものにすぎなかつた。この従来品に
おいては、坐薬を取出す際に、未シール部を第9
図の矢印方向に引張り剥離するもので、剥離開始
時に強い力が必要であり、その反動によつて坐薬
収納凹部の周囲全体が瞬間的に剥離されて、坐薬
が飛び落ちてしまう欠点があつた。かかる欠点を
改善する目的で、未シール部と坐薬との間のヒー
トシール部を、該未シール部側に向つてそのヒー
トシール幅を縮少した構造の坐薬包装体も提供さ
れているが、充分な満足は得られなかつた。
本考案は、坐薬を取出すのに必要な分だけ坐薬
収納凹部を開口でき、しかも、その開口状態にお
いては、坐薬が坐薬収納凹部内に納まつているよ
うに構成して、上述のような従来の欠点を解消し
た坐薬用容器である。
次に本考案の実施例を添附の図面において説明
する。
第1図乃至第5図は本考案の坐薬用容器の一例
を示すもので、第1図は正面図、第2図は切離し
た状態の斜視図、第3図は第2図の−断面
図、第4図及び第5図は開口状態の斜視図であ
る。第1図乃至第5図に示す如く、坐薬収納凹部
1,1を形成した表裏2枚のシート2,2をシー
ルしてなる。シート2,2は合成樹脂、その他の
材質でよいが、ポリエチレンをラミネートした硬
質塩化ビニルが好適である。収納凹部の形成はこ
のシートを真空成形、圧空成形して行なえばよ
い。このシートの坐薬収納凹部1,1を対向させ
て重ね合せ、坐薬収納凹部1,1の周囲のシール
部3をシールしてあり、坐薬収納凹部1,1内に
坐薬4を収納し得るようになつている。また、坐
薬4を取出す際に剥離するシール部3側に、未シ
ール部5を設けてある。この未シール部5を坐薬
収納凹部1の上方部の一側に設けたものを例示し
てあるが、これに限定されない。上記坐薬収納凹
部1の一方には、坐薬収納凹部1を横断する気密
な引裂案内線6を設けてある。この引裂案内線6
は、坐薬収納凹部1がそれに沿つて引裂れて、坐
薬4を取出すのに必要な分だけ坐薬収納凹部1を
開口できるように設けるもので、突条のものを例
示してある。しかし、気密性を保持していれば、
図示していないが、薄肉状等に設けてもよい。ま
た、引裂案内線6の位置も限定されない。ただ、
その位置は坐薬4の最大径よりもやや下方である
ことが好ましい。しかし、第6図は他の実施例の
斜視図、第7図は第6図の−線断面図に示す
如く、坐薬収納凹部1の縦方向に引裂案内線6を
設けてもよい。この引裂案内線6の端部近傍から
上記未シール部5にシート引裂線7を形成してあ
る。また、第6図に示す如く、引裂案内線6の端
部近傍から未シール部5の近傍までのシール部3
にシート引裂線7を形成したものである。このシ
ート引裂線7は、切り込みやミシン目でよい。こ
のようにシート引裂線7を形成してあると、坐薬
4は気密状態に収納され、それを取出すときは、
一方のシ−ト2がシ−ト引裂線7に沿つて引裂か
れ、それに続いて坐薬収納凹部1が引裂案内線6
に沿い引裂かれて、坐薬4を取出すのに必要な分
だけ開口するものである。
なお、図中8は坐薬4を収納した後の接着部、
9は切り離し用ミシン目線を示す。
以上のような坐薬用容器は、接着部8を接着し
ない状態で、そこから各坐薬収納凹部1内に軟化
流動状態の坐薬4を注入した後、接着部8の接着
を行い、坐薬4を硬化収納する。この坐薬4を取
出す際は、まず、切り離し用ミシン目線9から切
り離し、次に、第4図に示す如く、未シール部5
を指先で把持して引張る。そうすると、未シール
部5のシート引裂線7が引き裂かれる。第6図に
示すものにあつては、シート引裂線7が引き裂か
れると同時に、その部分のシール部3が剥離され
る。続いて、坐薬収納凹部1の引裂案内線6が引
き裂かれ、一方のシート2の未シール部5に連続
して坐薬収納凹部1の1部分11が容易かつ確実
に取り除かれ、坐薬4が露出する。また、坐薬収
納凹部1の残部12は取り除かれず、坐薬4を保
持した状態で残る。第6図に例示したものにおい
ても同様である。次いで、第5図に示すように、
他方のシート2の未シール部5等を外方に折り曲
げ、坐薬収納凹部1から坐薬4を取出せばよい。
第5図の例では、露出した坐薬4の頭部を患部
に当てて収納凹部残部12を押圧して坐薬4を押
し出すようにすれば手を汚さずに、坐薬を忠部に
挿入し得る利点がある。
なお、表裏2枚のシート2,2のうち、一方の
シート2のみの坐薬収納凹部1に引裂案内線6及
び未シール部5にシート引裂線7を設けておけ
ば、他方のシートの未シール部5や坐薬収納凹部
1が引裂れず、確実に残るものである。
以上のように本考案は、坐薬収納凹部を横断す
る気密な引裂案内線を設け、該引裂案内線の端部
近傍から未シール部にシート引裂線を形成してあ
る。または、引裂案内線の端部近傍から未シール
部の近傍までのシール部にシート引裂線を形成し
てあるから、未シール部を引張るだけで、坐薬を
取出し得る状態に開口することができる。この開
口は容易で静かに行えると共に、開口した後にお
いても坐薬が坐薬収納凹部の残部によつて保持さ
れた状態になつているので、坐薬が飛び落ちるよ
うなこともない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は切り離し用ミシン目線から切離した
状態の斜視図、第3図は第2図−線に沿う断
面図、第4図は開口する状態の斜視図、第5図は
開口した状態の斜視図、第6図は他の実施例の斜
視図、第7図は第6図−線に沿う断面図、第
8図は従来品の斜視図、第9図は第8図−線
に沿う断面図である。 図中1は坐薬収納凹部、2はシート、3はシー
ル部、4は坐薬、5は未シール部、6は引裂案内
線、7はシート引裂線を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 坐薬収納凹部を形成した2枚のシートを、該坐
    薬収納凹部を対向させて重ね合せ、坐薬収納凹部
    の周囲をシールすると共に、開口端側に未シール
    部を設けた坐薬用容器において、上記坐薬収納凹
    部にそれを横断する気密な引裂案内線を設け、該
    引裂案内線の端部近傍から上記未シール部に、ま
    たは、未シール部の近傍までのシール部にシート
    引裂線を形成してなる坐薬用容器。
JP17975980U 1980-12-15 1980-12-15 Expired JPS6317476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17975980U JPS6317476Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17975980U JPS6317476Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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Publication Number Publication Date
JPS57103732U JPS57103732U (ja) 1982-06-25
JPS6317476Y2 true JPS6317476Y2 (ja) 1988-05-18

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ID=29975740

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JP17975980U Expired JPS6317476Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4577700B2 (ja) * 1999-05-28 2010-11-10 藤森工業株式会社 包装体

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JPS57103732U (ja) 1982-06-25

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