JP3102214B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、層間絶縁膜を介して積
層される多層配線構造を有する集積回路などの半導体装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路の集積度の増大のために、多層
配線構造が広く採用されている。多層配線構造を形成す
るために下層配線を覆う層間絶縁膜に段差があると、上
層配線の、いわゆるステップ・カバレージの問題が生ず
るので、層間絶縁膜の表面を平坦化する必要がある。層
間絶縁膜の平坦化のためには、従来は、TEOS、すな
わちテトラエチルキシランSi( OC2 5 ) 4 を用いる
常圧オゾンTEOS−CVDにより表面平坦な酸化膜を
形成するか、プラズマCVDにより酸化膜を成膜後、有
機溶媒にとかした水酸化けい素Si( OH )4 を塗布して
形成するSOG膜によって平坦化する方法が行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の常圧T
EOS−CVDを用いた平坦化、あるいはプラズマCV
DとSOGとの組合わせによる平坦化のいずれも、形成
される酸化膜が後工程で加熱される際に発生する水分が
多く、ゲート絶縁膜に悪影響を与えてMOSデバイス特
性を劣化させることがある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題を解決し、下
層のゲート絶縁膜に水分による悪影響が与えられること
のない層間絶縁膜を有する半導体装置の製造方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、半導体基体に形成されたMOS型半導
体素子の上に多層配線構造を有する半導体装置の製造方
法において、成膜速度が1000Å/min 以下のECRプラ
ズマCVD法によって前記多層配線の下層配線側水分
の透過しにくい層である複数層のシリコン酸化膜を積層
して形成する。その層の上に成膜速度が3000Å/min以
上のECRプラズマCVD法によって第二層を、アルゴ
ンを含む反応ガスを用いたECRプラズマCVD法によ
って第三層を順次積層することが良い方法である。ま
た、層間絶縁膜を形成後、表面をケミカル・メカニカル
・ポリッシングすることも有効である。
【0006】
【作用】成膜速度の低いECRプラズマCVD法で形成
される第一のシリコン酸化膜は、入ってくる水分をSiダ
ングリングボンドで捕獲するので、下記のMOS型半導
体素子のゲート絶縁膜への水分の侵入を防ぐ。その上に
成膜速度の大きいECRプラズマCVD法で第二のシリ
コン酸化膜を積層すれば、短い成膜時間で層間絶縁膜の
必要な厚さを得ることができ、かつ、第二の酸化膜から
の水分の発生も少ない。その上の第三シリコン酸化膜を
Arを含む反応ガスを用いるECRプラズマCVD法で形
成すれば、膜面に45°の方向のエッチング速度が最大と
なるスパッタエッチング効果が生じ、平坦化が行われ
る。しかも、これらの3層の酸化膜は、同一ECRプラ
ズマCVD装置で連続的に成膜できるため、汚染微粒子
の付着がない。なお、層間絶縁膜表面をさらにケミカル
・メカニカル・ポリッシングすることは、より平坦度を
高める。
【0007】
【実施例】以下、図1を引用して本発明の実施例につい
て述べる。図1において、シリコン基板1には、表面層
にp形のソース・ドレイン領域2を有し、その中間の表
面上にゲート酸化膜3を介して多結晶シリコンからなる
0.5μmの幅のゲート電極4を備えたMOSFETが形
成されている。ゲート電極4を覆う絶縁膜5には接触孔
が明けられ、その接触孔5内でAl−Si−Cu合金からなる
厚さ0.5μmで最小パターン幅1.0μmの下層配線61
を、300 Åの厚さのTiと1000Åの厚さのTiNからなる下
地金属膜7を介してソース・ドレイン領域2に接触させ
た。つづいて、ECRプラズマCVD法により、ガス流
量比がSiH4 :O2 =17:20.5(sccm)、マイクロ波電力
850 W、高周波電力700 W、基板温度260 ℃、ソレノイ
ドコイル (SC) 電流165 A、サブソレノイドコイル
(SSC)電流165 Aの条件で成膜速度600 Å/min によ
り酸化膜を0.1μmの厚さに形成し、層間絶縁膜の第一
層81とする。つづいて第二の成膜は、ガス流量比がSiH
4:O2 =140 :200(sccm) 、マイクロ波電力700 W、
高周波電力750 W、基板温度260 ℃、SC電流200 A、
SSC電流200 Aの条件で成膜速度5000Å/min により
層間絶縁膜の第二層82としての酸化膜を0.7μmの厚さ
に形成した。さらに第三の成膜は、ガス流量比がSi
4 :O2 :Ar=17:20.5:10(sccm)、マイクロ波電力
850 W、高周波電力700 W、基板温度260 ℃、SC電流
165 A、SSC電流165 Aの条件で成膜速度600 Å/mi
n により層間絶縁膜の第三層83としての酸化膜を0.2μ
mの厚さに形成した。図示しない層間の貫通孔を形成
後、Al−Si合金からなる上層配線62を1.0μm厚さでパ
ターン形成し、そのあと、プラズマCVDによる0.1μ
mの厚さのSiO膜、CVDによる0.3μmの厚さのPS
G膜、プラズマCVDによる0.6μmの厚さのSiN膜か
らなる表面保護膜9を形成し、400 ℃、30分のアニール
をする。
【0008】別の実施例では、3層の層間絶縁膜81、8
2、83を成膜後、エッチング液と研磨材を用いたケミカ
ル・メカニカル・ポリッシングにより表面0.1μm厚を
研磨して表面に残留した突起などを除去し、そのあと上
記の貫通孔形成以降の工程をつづけた。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、成膜速度の低いECR
プラズマCVD法で形成される水分の透過しにくいシリ
コン酸化膜を層間絶縁膜の下層配線側に備えることによ
り、ゲート酸化膜への水分の影響を阻止することがで
き、ゲート酸化膜のホットキャリア耐性を向上させるこ
とができる。そして、その上に同一装置で成膜速度の高
いECRプラズマCVD法で成膜する第二シリコン膜に
よって層間絶縁膜の絶縁に必要な厚さを短時間で確保
し、さらに同一装置で反応ガスにArを混合したECRプ
ラズマCVD法で第三シリコン酸化膜を成膜すると、ス
パッタエッチング効果により層間絶縁膜の上面を平坦に
することができる。この平坦化は、通常の平坦化工程の
ように複数の装置を経由しないので、経済効果も大き
い。そして、第二、第三のシリコン酸化膜からの水分の
発生も少なく、かつレシピの組み合わせにより生産性を
あげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の集積回路の要部断面図
【符号の説明】
1 n形シリコン基板 2 p形ソース・ドレイン領域 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 絶縁膜 61 下層配線 62 上層配線 7 下地金属膜 81 層間絶縁膜第一層 82 層間絶縁膜第二層 83 層間絶縁膜第三層 9 表面保護膜

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基体に形成されたMOS型半導体素
    子の上に多層配線構造を有する半導体装置の製造方法に
    おいて、前記多層配線の下層配線側に、成膜速度が1000
    Å/min 以下のECRプラズマCVD法によって水分
    が透過しにくい層である複数層のシリコン酸化膜を積層
    して層間絶縁膜を形成することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  2. 【請求項2】シリコン酸化膜の水分が透過しにくい層
    上に成膜速度が3000Å/min 以上のECRプラズマCV
    D法によって第二層を、アルゴンを含む反応ガスを用い
    たECRプラズマCVD法によって第三層を順次積層
    る請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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