JP3101308U - 台紙 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ボスター等のディスプレイ用シートを貼り付ける台紙において、台紙の廃棄に際し、環境問題を生じず、製作コストを抑え、且つ反りの発生を防止する。
【解決手段】台紙は、外面に粘着剤層5を介して剥離紙6を貼着した紙シート4を、片面段ボール1の波板3の稜線部31に接着している。形状が安定しない片面段ボール1の波板3の稜線部31に紙シート4を貼り付けることにより、台紙全体は、両面段ボールの呈をなし、板状に形状が安定する。両面段ボールに、紙シート4を接合する場合に比べて、ライナー1枚分のコスト、該ライナーを貼る手間を省くことができる。更に両面段ボールに紙シート4を貼り付ける場合の様に、台紙が反ることはなかった。
【選択図】 図2
【解決手段】台紙は、外面に粘着剤層5を介して剥離紙6を貼着した紙シート4を、片面段ボール1の波板3の稜線部31に接着している。形状が安定しない片面段ボール1の波板3の稜線部31に紙シート4を貼り付けることにより、台紙全体は、両面段ボールの呈をなし、板状に形状が安定する。両面段ボールに、紙シート4を接合する場合に比べて、ライナー1枚分のコスト、該ライナーを貼る手間を省くことができる。更に両面段ボールに紙シート4を貼り付ける場合の様に、台紙が反ることはなかった。
【選択図】 図2
Description
本考案は、主としてポスター、グラビア写真シート等のディスプレイ用シートを貼るための台紙に関するものである。
従来、この種台紙は、発泡スチロールや段ボールで形成されている。
用済みの発泡スチロールは、焼却すれば悪性ガスを発し、埋めても分解しないため、廃棄によって環境問題を生じる。このため需要は減少の一途にある。
段ボール製台紙では、上記環境問題は生じず、リサイクルが利く利点があるが、発泡スチロールよりコスト高となる。
用済みの発泡スチロールは、焼却すれば悪性ガスを発し、埋めても分解しないため、廃棄によって環境問題を生じる。このため需要は減少の一途にある。
段ボール製台紙では、上記環境問題は生じず、リサイクルが利く利点があるが、発泡スチロールよりコスト高となる。
又、従来のこの種台紙は、ディスプレイ用シートを直ぐに貼付けできる様に、台紙に粘着剤層を施したものが多い。これは、外面に粘着剤を介して剥離紙を貼着した被せシートを、両面段ボール、複両面段ボール等の板状段ボールの一方の面に接着して形成される。
上記粘着剤層を有する台紙は、板状段ボールの片面の全面に接着剤層を介して被せシートが接合されるため、板状段ボールは被せシートの延びや縮みの影響を受け易く、即ち、台紙全体が反り易くなる。
上記粘着剤層を有する台紙は、板状段ボールの片面の全面に接着剤層を介して被せシートが接合されるため、板状段ボールは被せシートの延びや縮みの影響を受け易く、即ち、台紙全体が反り易くなる。
本考案は、上記問題を解決できる段ボール製台紙を明らかにするものである。
本考案の台紙は、外面に粘着剤層(5)を介して剥離紙(6)を貼着した紙シート(4)を、片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)に、ライナー(2)と平行となる様に接着して形成されている。
波板(3)の稜線部(31)と直交する方向に自由に曲がり、形状が安定しない片面段ボール(1)は、専ら緩衝材として用いられていたが、紙シート(4)を片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)に接着して貼り付けることにより、台紙全体は、両面段ボールの呈をなし、板状に形状が安定する。
両面段ボールに、紙シート(4)を接合する場合に比べて、ライナー(2)1枚分のコスト、該ライナーを貼る手間を省くことができる。又、ライナー(2)1枚分を軽量化できる。
更に両面段ボールの、一方の面の全面に接着剤を介して紙シート(4)を貼り付ける場合に生じた反りに比べて、台紙の反りは無視できる程度に抑えることが出来た。これは、本考案では紙シート(4)と片面段ボール(1)は、片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)だけで接着されており、接着剤や紙シート(4)の伸びや縮みが稜線部(31)(31)間の無接着部で吸収されるからと考えられる。
両面段ボールに、紙シート(4)を接合する場合に比べて、ライナー(2)1枚分のコスト、該ライナーを貼る手間を省くことができる。又、ライナー(2)1枚分を軽量化できる。
更に両面段ボールの、一方の面の全面に接着剤を介して紙シート(4)を貼り付ける場合に生じた反りに比べて、台紙の反りは無視できる程度に抑えることが出来た。これは、本考案では紙シート(4)と片面段ボール(1)は、片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)だけで接着されており、接着剤や紙シート(4)の伸びや縮みが稜線部(31)(31)間の無接着部で吸収されるからと考えられる。
図1は、台紙を示しており、該台紙は、片面段ボール(1)に紙シート(4)を貼着して形成され、紙シート(4)には予め粘着剤層(5)を介して剥離紙(6)が装着されている。
片面段ボール(1)は周知の如く、ライナー(2)に波板(3)の底部が接着されている。
紙シート(4)の厚みは、ライナー(2)の厚みよりも少し大である。
実施例では、ライナーは、104.78g/m2、紙シート(4)は、157g/m2である。
片面段ボール(1)は周知の如く、ライナー(2)に波板(3)の底部が接着されている。
紙シート(4)の厚みは、ライナー(2)の厚みよりも少し大である。
実施例では、ライナーは、104.78g/m2、紙シート(4)は、157g/m2である。
紙シート(4)は、裏面の全面に接着剤層(7)を有しており、接着剤層(7)を介して前記片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)に接着している。
紙シート(4)は、ライナー(2)とは平行である。
紙シート(4)は、ライナー(2)とは平行である。
紙シート(4)は予め剥離紙(6)を装着した状態で片面段ボール(1)に被せ、押圧ローラ(9)に通して接合される。押圧ローラ(9)は、片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)に直交して配備されている。
従って、紙シート(4)は、波板(3)の全ての稜線部(31)に均等の力で当たる様に押圧される。更に、紙シート(4)は単独ではなく、粘着剤層(5)を介して剥離紙(6)を装着して、厚みが大きく、腰も強くなっているため、紙シート(4)が、ローラ加圧によって波板(3)の稜線部(31)(31)間に沈み込むことはなく、紙シート(4)を撓みなくライナー(2)と平行に接合することができる。
従って、紙シート(4)は、波板(3)の全ての稜線部(31)に均等の力で当たる様に押圧される。更に、紙シート(4)は単独ではなく、粘着剤層(5)を介して剥離紙(6)を装着して、厚みが大きく、腰も強くなっているため、紙シート(4)が、ローラ加圧によって波板(3)の稜線部(31)(31)間に沈み込むことはなく、紙シート(4)を撓みなくライナー(2)と平行に接合することができる。
これに対して、図5に示す如く、押圧ローラ(9)を片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)と平行に配備した場合、押圧ローラ(9)は、波板(3)の各稜線部(31)を1つづつ順に押圧する。このため稜線部(31)(31)間を押圧ローラ(9)が通過する際に、稜線部(31)(31)間を開く様な力が作用する。従って、紙シート(4)と、稜線部(31)の接着面積が大きくなり、紙シート(4)は稜線部(31)(32)間に少し沈み込んだ状態で接着され、片面段ボール(1)の稜線部(31)(31)が目立って商品価値を低下させる。
上記台紙の剥離紙(6)を剥がし、ポスター、グラビア写真シート等のディスプレイ用シートを、紙シート(4)上の粘着剤層(5)によって台紙に貼り付ける。
紙シート(4)に、撓みや、片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)が凹凸として表れていないため、ディスプレイ用シートを皺や撓みのない状態に美しく貼り付けることができる。
紙シート(4)に、撓みや、片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)が凹凸として表れていないため、ディスプレイ用シートを皺や撓みのない状態に美しく貼り付けることができる。
図3は、片面段ボール(1)を重ね、上段の片面段ボール(1)に、上記同様の剥離紙(6)付きの紙シート(4)を接合した他の実施例を示している。
片面段ボール(1)を1段増やした分だけ、台紙の強度が大きくできる。
片面段ボール(1)を1段増やした分だけ、台紙の強度が大きくできる。
上記実施例の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本考案の各部構成は上記実施例に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
1 片面段ボール
2 ライナー
3 波板
31 稜線部
4 紙シート
5 粘着剤層
6 剥離紙
2 ライナー
3 波板
31 稜線部
4 紙シート
5 粘着剤層
6 剥離紙
Claims (4)
- 外面に粘着剤層(5)を介して剥離紙(6)を貼着した紙シート(4)を、片面段ボール(1)の波板(3)の稜線部(31)に、ライナー(2)と平行となる様に接着した台紙。
- 外面に粘着剤層(5)を介して剥離紙(6)を貼着した紙シート(4)を、波板(3)の片面の全面が露出した段ボールの、該波板(3)の稜線部(31)に、ライナー(2)と平行となる様に接着した台紙。
- 紙シート(4)は、段ボールのライナー(2)よりも厚みが大である請求項1又は2に記載の台紙。
- 紙シート(4)は、段ボール(1)の波板(3)の各稜線部(31)の方向に向けて押圧ローラ(9)によって段ボールに押し付けられて各稜線部(31)に接着され、波板(3)の隣り合う稜線部(31)(31)間で押圧ローラ(9)による押え撓みが生じていない請求項1乃至3の何れかに記載の台紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272144U JP3101308U (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003272144U JP3101308U (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 台紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3101308U true JP3101308U (ja) | 2004-06-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003272144U Expired - Fee Related JP3101308U (ja) | 2003-10-30 | 2003-10-30 | 台紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3101308U (ja) |
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2003
- 2003-10-30 JP JP2003272144U patent/JP3101308U/ja not_active Expired - Fee Related
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