JP3209090U - 掲示板用の縁材及びこれを用いた掲示板 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポスターなどの掲示物が、掲示板を構成する平板状の表示基板の表面側に掲示される際に、掲示物を傷つけるおそれがなく、確実に保持できる掲示板用の縁材及び、当該縁材が使用されている掲示板を提供する。【解決手段】掲示板を構成し表面側に掲示物2が掲示される平板状の表示基板3の周縁部に装着される掲示板用の縁材5を、掲示物2周縁の表面に当接する部分を弾性体とし、当該弾性体をバネ材8の付勢力で掲示物2周縁の表面に向けて押圧する構造にし、掲示板用の縁材が表示基板3の周縁部に装着される。【選択図】図1

Description

この考案は、ポスター、シート、紙、などからなる掲示物、例えば、広告、宣伝用の掲示物を掲示する掲示板用の縁材及び、当該縁材が使用されている掲示板に関する。
宣伝、広告などで使用されるポスター、等を掲示する掲示板は広く使用されている。掲示板としては、表面側で掲示物を拡げて支える平板状の表示基板と、当該表示基板の周縁に装着されて、ポスター、等の周縁部を表示基板に押さえつけて支持する縁材とにより構成されるものがある。
この場合、前記縁材は、一般的に、表示基板の周縁部に固定されており、かつポスター、等の掲示物の周縁部を押圧保持する構造になっている。
特公平1−40997 実開平5−95362 特開2005−345800
上述した構造の掲示板において、押さえ部をスプリングで付勢する提案が行われている(特許文献1)。この場合、スプリングなどを構成する金属や合成樹脂などの一部がポスター等に直接当接すると、ポスター等の支持力が不十分になるおそれがある。
また、押さえ部として、磁石を利用した押圧による提案もある(特許文献2)。磁石を利用する場合には、表示基板を磁性体とするか、磁石対応部に磁性体を設置しなければならない。
ポスター等との接触材にクッションを介装する提案も行われている(特許文献3)。この場合、構造上、当接圧力の調整がむつかしくなったり、構造が複雑になることがある。
そこで、この考案は、ポスターなどの掲示物が、掲示板を構成する平板状の表示基板の表面側に掲示される際に、掲示物を傷つけるおそれがなく、確実に保持できる掲示板用の縁材及び、当該縁材が使用されている掲示板を提案することを目的にしている。
掲示板を構成し表面側に掲示物が掲示される平板状の表示基板の周縁部に装着される掲示板用の縁材が、前記掲示物周縁の表面に当接する部分を弾性体とし、当該弾性体をバネ材の付勢力で前記掲示物周縁の表面に向けて押圧する構造にした掲示板用の縁材と、当該掲示板用の縁材が前記表示基板の周縁部に装着されてなる掲示板とによって課題の解決を図るものであって、以下の通りである。
[1]
掲示板を構成し表面側に掲示物が掲示される平板状の表示基板の周縁部に装着される表示基板嵌合用溝条部と、前記掲示板が取付けられる壁面に当接固定される平面部とを備えている基材と、
前記表示基板嵌合用溝条部が開口している側と反対側における前記基材の前記表面側の端側に一方の端縁がヒンジ結合し、前記一方の端縁の反対側である他方の端縁が自由端となって、前記表示基板の前記表面側に掲示される前記掲示物の周縁を前記基材の側に向けて押圧することで前記表示基板への前記掲示物の押圧保持を行う押さえ材とよりなる掲示板用の縁材において、
前記基材は、前記押さえ材との間で前記ヒンジ結合が行われる前記端側に前記表示基板嵌合用溝条部と平行に伸びるヒンジ結合用の円柱部を有し、
前記押さえ材は、前記一方の端縁及び、前記自由端となる他方の端縁にそれぞれ前記基材の前記表示基板嵌合用溝条部と平行に伸びる断面円弧状の溝条部を有し、
前記押さえ材の一方の端縁に配備されている前記断面円弧状の溝条部が前記基材の前記円柱部に装着されて前記ヒンジ結合が形成され、
前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁に配備されている前記断面円弧状の溝条部に、前記表示基板嵌合用溝条部と平行に伸びて、前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁が前記掲示物の周縁を前記基材の側に向けて押圧する際に前記掲示物に対して外周の一部が当接する弾性条が収容され、
前記基材と前記押さえ材との間に付勢材が介装されていて、
前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁が前記ヒンジ結合によって前記表示基板嵌合用溝条部が開口している側における前記基材の前記表面側に向かって接近した際に、前記付勢材によって、前記自由端となる他方の端縁が前記基材に向かう方向に向けて付勢され、前記自由端となる他方の端縁が前記ヒンジ結合によって前記表示基板嵌合用溝条部が開口している側における前記基材の前記表面側から離れるときに前記自由端となる他方の端縁が、前記付勢材によって、逆方向に向けて付勢される
掲示板用の縁材。
[2]
前記付勢材は、板ばねで、一端が前記ヒンジ結合用の円柱部が配備されている側の前記基材に係止され、他端が前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁の側に係止されている[1]の掲示板用の縁材。
[3]
表面側に掲示物が掲示される平板状の表示基板の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺及び、当該二辺に直交し、相対向して平行に伸びる他の二辺にそれぞれ[1]又は[2]の掲示板用の縁材が装着固定され、隣接する前記縁材の端縁同士の間が連結されて前記表示基板の四周に枠体が配備された掲示板。
[4]
表面側に掲示物が掲示される平板状の表示基板の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺にそれぞれ[1]又は[2]の掲示板用の縁材が装着固定され、前記二辺に直交し、相対向して平行に伸びる他の二辺にそれぞれ断面コ状の他の縁材が装着固定され、隣接する前記掲示板用の縁材と前記断面コ状の他の縁材との端縁同士の間が連結されて前記表示基板の四周に枠体が配備されている掲示板。
[5]
前記平板状の表示基板の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺の中のどちらか一方の二辺にそれぞれ装着固定されている前記縁材の間に、当該どちらか一方の二辺に装着固定されている前記縁材に平行に伸びて前記表示基板の表面側に掲示される前記掲示物を前記掲示物の表面側から押さえる押さえ板が1乃至複数配備されている[3]3又は[4]の掲示板。
[6]
前記押さえ板は透明合成樹脂製で、開放縁が前記掲示物を案内する逆面取り構造になっている[5]の掲示板。
[7]
前記掲示板の前記枠体の四隅角部が湾曲面の連結材で連結されている[3]又は[4]の掲示板。
[8]
前記表示基板が、発泡板をアルミニウム板又はアルミニウム薄板で挟着した複合板である[3]乃至[7]のいずれかの掲示板。
この考案によれば、ポスターなどの掲示物が、掲示板を構成する平板状の表示基板の表面側に掲示される際に、掲示物を傷つけるおそれがなく、確実に保持できる掲示板用の縁材及び、当該縁材が使用されている掲示板を提案することができる。
本考案の縁材の一実施形態を説明する図であって、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は側面図、(d)は押さえ材を開いた場合の断面拡大図。 本考案の掲示板の一実施形態を説明する図であって、(a)は一部を省略した正面図、(b)は側面図、(c)は連結材の正面拡大図、(d)は表示基板の一部断面拡大図。 図3図示の実施形態の使用状態における一部を省略した断面拡大図。 本考案の掲示板の他の実施形態を説明する図であって、(a)は一部を省略した正面図、(b)は側面図、(c)は断面コ状の縁材による装着固定状態を説明する断面拡大図。
(実施の形態1)
この考案の掲示板用の縁材の一実施形態を図1を参照して説明する。
図1図示の実施形態の縁材5は、基材1と、押さえ材6とを備えている。基材1、押さえ材6はいずれも軽量材で構成することができる。例えば、アルミニウム製あるいは、アルミニウム複合材製にすることができる。
基材1は表示基板嵌合用溝条部1bと、平面部1aとを備えている。
表示基板嵌合用溝条部1bは、図1に示すように、断面コ状である。掲示板を構成し表面側にポスターなどの掲示物2が掲示される平板状の表示基板3の周縁部に表示基板嵌合用溝条部1bが装着される。
表示基板嵌合用溝条部1bに平板状の表示基板3の周縁部を嵌装しただけで平板状の表示基板3の周縁部に表示基板嵌合用溝条部1bを装着、固定することができるが、接着剤を介装して装着、固定してもよい。
平面部1aは、掲示板が取付けられる壁面などに当接固定される。例えば、両面粘着テープ4を用いて、基材1の平面部1aを壁面などに当接固定することができる。
押さえ材6は、その一方の端縁が、表示基板嵌合用溝条部1bが開口している側と反対側における基材1の表面側(図1における上側)の端側にヒンジ結合する。押さえ材6の当該一方の端縁の反対側である他方の端縁が自由端となって、表示基板3の表面側に掲示される掲示物2の周縁を基材1の側に向けて押圧することで表示基板3への掲示物2の押圧保持を行う。
基材1は、押さえ材6との間でヒンジ結合が行われる端側(図1における右端側)に、表示基板嵌合用溝条部1bと平行に伸びるヒンジ結合用の円柱部1cを備えている。
押さえ材6は、基材1との間でヒンジ結合を行う一方の端縁及び、自由端となる他方の端縁にそれぞれ基材1の表示基板嵌合用溝条部1bと平行に伸びる断面円弧状の溝条部6a、6bを備えている。
押さえ材6の一方の端縁に配備されている断面円弧状の溝条部6aが基材1の円柱部1cに装着されてヒンジ結合が形成される。
押さえ材6の自由端となる他方の端縁に配備されている断面円弧状の溝条部6bに弾性条7が収容されている。弾性条7は、表示基板嵌合用溝条部1bと平行に伸びていて、押さえ材6の自由端となる他方の端縁が掲示物2の周縁を基材1の側に向けて押圧する際に、掲示物2に対して弾性条7の外周の一部が当接するように、溝条部6b内に収容されている。
弾性条7は、例えば、ゴム製の円柱状体である。
基材1と押さえ材6との間には付勢材としての板バネ8が介装されている。
図1図示のように、板バネ8の一端は、ヒンジ結合用の円柱部1cが配備されている側の基材1が備えている係止突起1dに係止されている。一方、板バネ8の他端は、押さえ材6の自由端となる他方の端縁の側に配備されている係止突起6cに係止されている。
図1に破線で示しているように、押さえ材6の自由端となる他方の端縁がヒンジ結合によって表示基板嵌合用溝条部1bが開口している側における基材1の表面側に向かって接近した際に、板バネ8によって、矢印10で示すように、押さえ材6の自由端となる他方の端縁が、基材1に向かう方向に向けて付勢される。
一方、押さえ材6の自由端となる他方の端縁がヒンジ結合によって表示基板嵌合用溝条部1bが開口している側における基材1の表面側から離れるときに、押さえ材6の自由端となる他方の端縁が、板バネ8によって、上述した矢印0で示す方向とは逆方向(すなわち、矢印9で示す方向)に向けて付勢される。
そこで、図1において破線で示したように、押さえ材6の自由端となる他方の端縁に配備されている断面円弧状の溝条部6bに収容されている弾性条7の外周の一部が掲示物2の周縁に当接する際、板バネ8によって矢印10方向への付勢力が与えられ、掲示物2の周縁は、板バネ8による付勢押圧力と、ゴム製などの弾性条7による弾性力とによって適度に加圧保持される。この加圧保持は、板バネ8による付勢力と、ゴム製などの弾性条7による弾性力とによるもので、しかも、板バネ8の付勢力と、ゴム製などの弾性条7による弾性力の限度内での付勢力、弾性力の利用なので、同一の加圧保持力を長期にわたって保つことができる。
そして、図1において実線で示したように、押さえ材6の自由端となる他方の端縁が開放状態にあるときには、その状態が維持されるように板バネ8の付勢力が働く。
そこで、ゴム製などの弾性条7の当接部と、掲示物2との接触部を板バネ8の付勢により一層密にし、一方で、板バネ8の付勢力に抗して、例えば、工具などを使用しなければ、押さえ材6を簡単には解放できないようになっている。そこで、掲示板20に掲示した掲示物2が徒に剥がされるおそれを少なくすることができる。
一方で、例えば、工具などを使用すれば、板バネ8の付勢力に抗して、簡単に押さえ材6を開放することができる。そこで、掲示物2の貼り替えが容易となり、労力と、時間を節減できる。
この実施形態によれば、ポスター等の掲示物2を押圧保持する当接部へ、断面円形の弾性条7を介装しているので、弾力による当接圧力を自動的に調節できると共に、適度の摩擦力によりポスター等を傷つけるおそれなく確実に保持できる。
この実施例の縁材5は、掲示板を構成し表面側にポスターなどの掲示物2が掲示される平板状の表示基板3の周縁部に表示基板嵌合用溝条部1bを装着し、両面粘着テープ4などを用いて、基材1の平面部1aを壁面などに当接固定して使用される。
これによって、縁材5と、縁材5が周縁に装着されている表示基板3とからなる掲示板を壁面などに当接固定する。
断面コ状の表示基板嵌合用溝条部1bが周縁に装着される種々の表示基板3と組み合わせて掲示板を構成することができる。
(実施の形態2)
図2、図3を用いて、この考案の縁材5が使用されている、この考案の掲示板の一実施形態を説明する。
図3図示の掲示板20は、実施の形態1で説明した縁材5が、平板状の表示基板3の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺及び、当該二辺に直交し、相対向して平行に伸びる他の二辺にそれぞれ装着固定され、隣接する縁材5、5、5、5の端縁同士の間が連結されて表示基板3の四周に枠体が配備された掲構造の示板である。
表示基板3は、発泡板3bをアルミニウム板又はアルミニウム薄板3a、3aで挟着した複合板である。
表示基板3の四周に配備された縁材5、5、5、5からなる枠体の四隅角部は湾曲面の連結材21、21、21、21で連結されている。
これによって、枠体の四隅角部は連結材21を介して円滑外面に連結されている。
連結材21は、アルミニウム又は合成樹脂製とし、縁材5、5との連結片21a、21aを有すると共に、上面を弧状に形成し、下面を縁材5と面一の平面(正面視扇状)として、壁等に当接できるようにしてある。
掲示板20が幅広い場合には、表示基板3を適当な幅(例えば700mm〜1000mm)に分割して、図2(a)における、その左右縁を、継鋼板15の左右縁上へ乗せ、図3図示のように、継鋼板15の中央部へ、表示基板3の縁部と平行に螺筒16を配置固定し、継鋼板15と、表示基板3とを両面テープ13で接着固定すれば、隣接している表示基板3、3を連結することができる。
螺筒16には、止ビス18で押さえ板17を固定し、表示基板3の上面と、押さえ板17の下面との間にポスター2の挿入空隙23を設ける。縁材5、5と壁面22とは、両面接着テープ4と、止ビス24、24で固定する。
このように、この実施形態では、平板状の表示基板3の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺の中のどちらか一方の二辺にそれぞれ装着固定されている縁材の間に、当該どちらか一方の二辺に装着固定されている縁材に平行に伸びて掲示物を掲示物の表面側から押さえる押さえ板17が配備されている構造になっている。
図2、3図示の例では、上下方向に伸びる左右の縁材5、5の間に、当該左右の縁材5、5に平行に伸びて掲示物2を掲示物2の表面側から押さえる押さえ板17、17が配備されている。
掲示物の図2中、左右方向の長さが大きくない場合には、押さえ板17一枚で押さえる構造にすることもできる。
押さえ板17は、図2、3における掲示物2の左右方向の長さに応じて、一枚、あるいは複数枚設けることができる。例えば、図2、3における掲示物2の左右方向の長さ30cm〜100cm間隔で一枚ずつ設けることができる。
押さえ板17は透明にすることができる。例えば、透明アクリル製の押さえ板17、17にすることができる。
押さえ板17の開放縁17aは、図3図示のように、掲示物2を案内する逆面取り構造にすることで、掲示物2の挿入を容易することができる。
押さえ板17を透明合成樹脂(例えばアクリル樹脂)とすることで、掲示物2を押圧する部分を可及的に少なくすると共に、押さえ板17によって、大きな掲示物2であっても、安定保持し、かつ透明にして、掲示物2の露出度を拡大きくし、有効広告面積の拡大化を図ることができる。
アルミニウム材あるいは、アルミニウム複合材を主材とする縁材5と、発泡板3bをアルミニウム板又はアルミニウム薄板3a、3aで挟着した複合板である表示基板3とからなる掲示板20は軽量である。
そこで、両面接着テープで壁面へ固定できる。これによって、壁面への設置に両面テープを使用して固定し得るなどの容易性が確保できる。
すなわち、ポスター等の掲示物の保持を実施の形態1で説明した縁材5の使用によって確実にすると共に、全体が軽量になり、簡単容易確実に壁面設置ができる。
なお、経年変化を考慮し、安全性確保の面から、止ビス24による固定にすることもできる。
この実施形態では、表示基板3と、ポスター2の縁部との間へ滑り止めパッキン条25を介装し、ポスター2を一層確実に固定できるようにしている。
(実施の形態3)
図4を用いて、この考案の縁材5が使用されている、この考案の掲示板の他の一実施形態を説明する。
図4図示の掲示板20は、実施の形態1で説明した縁材5が、平板状の表示基板3の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺(図4図示の実施形態では左右方向に伸びる上側の辺と、下側の辺)にそれぞれに装着固定され、二辺に直交し、相対向して平行に伸びる他の二辺(図4図示の実施形態では上下方向に伸びる左側の辺と、右側の辺)にそれぞれ断面コ状の他の縁材11、11が装着固定されている。
実施の形態1で説明したように、実施の形態1で説明した縁材5の表示基板嵌合用溝条部1bに平板状の表示基板3の周縁部を嵌装しただけで平板状の表示基板3の周縁部に表示基板嵌合用溝条部1bを装着、固定することができるが、接着剤を介装して装着、固定してもよい。
この実施形態では、表示基板3の左右の縁辺に、断面コ状の縁材11を嵌装し、断面コ状縁材11の内側へ、所定幅のアクリル樹脂製の押さえ材12の一側を挿入している。表示基板3の左右の縁辺に両面接着テープ13を介して押さえ板12を固定し、押さえ板12と断面コ状の縁材11とを接着剤14で固定している。
なお、表示基板3の周縁部への断面コ状の縁材11の装着、固定も、断面コ状になっている縁材11の溝部に平板状の表示基板3の周縁部を嵌装しただけで平板状の表示基板3の周縁部に断面コ状の他の縁材11を装着、固定する構造にしたり、接着剤を介装して装着、固定することもできる。
図4図示の実施形態では、平板状の表示基板3の四周に、実施の形態1で説明した縁材5、断面コ状の他の縁材11、実施の形態1で説明した縁材5、断面コ状の他の縁材11が装着固定されて、表示基板3の四周に枠体が配備された構造の掲示板になっている。すなわち、掲示板用の縁材5と断面コ状の縁材11との端縁同士の間が連結されて表示基板3の四周に枠体が配備された構造になっている。
なお、図示していないが、実施の形態2で説明したように、 表示基板3の四周に配備された、実施の形態1で説明した縁材5、断面コ状の他の縁材11、実施の形態1で説明した縁材5、断面コ状の他の縁材11からなる枠体の四隅角部をそれぞれ湾曲面の連結材で連結し、枠体の四隅角部を連結材を介して円滑外面に連結することができる。
この実施形態でも、実施の形態2と同じく、平板状の表示基板3の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺の中のどちらか一方の二辺にそれぞれ装着固定されている縁材の間に、当該どちらか一方の二辺に装着固定されている縁材に平行に伸びて掲示物を掲示物の表面側から押さえる透明な押さえ板17が配備されている構造になっている。
図3図示の例では、上下方向に伸びる左右の断面コ状の縁材11、11の間に、当該左右の断面コ状の縁材11、11に平行に伸びて掲示物を掲示物の表面側から押さえる透明な押さえ板17、17が配備されている。
掲示物の図4中、左右方向の長さが大きくない場合には、透明な押さえ板17一枚で抑える構造にすることもできる。
図4(b)中、符号22は掲示板20が取り付けられる壁であり、符号19は、断面コ状の他の縁材11に設けた空気抜孔である。
以上、添付図面を参照して本考案の実施形態を説明したが、本考案はかかる実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
5 縁材
1 基材
1a 平面部
1b 表示基板嵌合用溝条部
1c ヒンジ結合用の円柱部
1d 係止突起
2 掲示物
3 表示基板
3a アルミニウム板又はアルミニウム薄板
3b 発泡板
4 両面粘着テープ
6 押さえ材
6a、6b 断面円弧状の溝条部
6c 係止突起
7 弾性条
8 板バネ
11、11 断面コ状の他の縁材
17 押さえ板
17a 押さえ板の開放縁
20 掲示板
21 連結材
22 掲示板が取り付けられる壁

Claims (8)

  1. 掲示板を構成し表面側に掲示物が掲示される平板状の表示基板の周縁部に装着される表示基板嵌合用溝条部と、前記掲示板が取付けられる壁面に当接固定される平面部とを備えている基材と、
    前記表示基板嵌合用溝条部が開口している側と反対側における前記基材の前記表面側の端側に一方の端縁がヒンジ結合し、前記一方の端縁の反対側である他方の端縁が自由端となって、前記表示基板の前記表面側に掲示される前記掲示物の周縁を前記基材の側に向けて押圧することで前記表示基板への前記掲示物の押圧保持を行う押さえ材とよりなる掲示板用の縁材において、
    前記基材は、前記押さえ材との間で前記ヒンジ結合が行われる前記端側に前記表示基板嵌合用溝条部と平行に伸びるヒンジ結合用の円柱部を有し、
    前記押さえ材は、前記一方の端縁及び、前記自由端となる他方の端縁にそれぞれ前記基材の前記表示基板嵌合用溝条部と平行に伸びる断面円弧状の溝条部を有し、
    前記押さえ材の一方の端縁に配備されている前記断面円弧状の溝条部が前記基材の前記円柱部に装着されて前記ヒンジ結合が形成され、
    前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁に配備されている前記断面円弧状の溝条部に、前記表示基板嵌合用溝条部と平行に伸びて、前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁が前記掲示物の周縁を前記基材の側に向けて押圧する際に前記掲示物に対して外周の一部が当接する弾性条が収容され、
    前記基材と前記押さえ材との間に付勢材が介装されていて、
    前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁が前記ヒンジ結合によって前記表示基板嵌合用溝条部が開口している側における前記基材の前記表面側に向かって接近した際に、前記付勢材によって、前記自由端となる他方の端縁が前記基材に向かう方向に向けて付勢され、前記自由端となる他方の端縁が前記ヒンジ結合によって前記表示基板嵌合用溝条部が開口している側における前記基材の前記表面側から離れるときに前記自由端となる他方の端縁が、前記付勢材によって、逆方向に向けて付勢される
    掲示板用の縁材。
  2. 前記付勢材は、板ばねで、一端が前記ヒンジ結合用の円柱部が配備されている側の前記基材に係止され、他端が前記押さえ材の前記自由端となる他方の端縁の側に係止されている請求項1記載の掲示板用の縁材。
  3. 表面側に掲示物が掲示される平板状の表示基板の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺及び、当該二辺に直交し、相対向して平行に伸びる他の二辺にそれぞれ請求項1又は2記載の掲示板用の縁材が装着固定され、隣接する前記縁材の端縁同士の間が連結されて前記表示基板の四周に枠体が配備された掲示板。
  4. 表面側に掲示物が掲示される平板状の表示基板の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺にそれぞれ請求項1又は2記載の掲示板用の縁材が装着固定され、前記二辺に直交し、相対向して平行に伸びる他の二辺にそれぞれ断面コ状の他の縁材が装着固定され、隣接する前記掲示板用の縁材と前記断面コ状の他の縁材との端縁同士の間が連結されて前記表示基板の四周に枠体が配備されている掲示板。
  5. 前記平板状の表示基板の周縁部を構成する相対向して平行に伸びる二辺の中のどちらか一方の二辺にそれぞれ装着固定されている前記縁材の間に、当該どちらか一方の二辺に装着固定されている前記縁材に平行に伸びて前記表示基板の表面側に掲示される前記掲示物を前記掲示物の表面側から押さえる押さえ板が1乃至複数配備されている請求項3又は4記載の掲示板。
  6. 前記押さえ板は透明合成樹脂製で、開放縁が前記掲示物を案内する逆面取り構造になっている請求項5記載の掲示板。
  7. 前記掲示板の前記枠体の四隅角部が湾曲面の連結材で連結されている請求項3又は4記載の掲示板。
  8. 前記表示基板が、発泡板をアルミニウム板又はアルミニウム薄板で挟着した複合板である請求項3乃至7のいずれか一項に記載の掲示板。
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