JP2011008110A - 表示パネルの保持構造及び表示装置 - Google Patents

表示パネルの保持構造及び表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011008110A
JP2011008110A JP2009152784A JP2009152784A JP2011008110A JP 2011008110 A JP2011008110 A JP 2011008110A JP 2009152784 A JP2009152784 A JP 2009152784A JP 2009152784 A JP2009152784 A JP 2009152784A JP 2011008110 A JP2011008110 A JP 2011008110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
resin plate
cabinet
elastic
holding structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009152784A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidefumi Iwata
英史 岩田
Masaya Katsuki
正也 香月
Masaki Okazaki
正喜 岡崎
Yuki Kawamura
優貴 川村
Yasushi Matsumoto
康史 松元
Kenzo Toshiyuki
健蔵 歳行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009152784A priority Critical patent/JP2011008110A/ja
Publication of JP2011008110A publication Critical patent/JP2011008110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】防塵性能を確保しつつ、軽量化及び低コスト化を実現することができる表示パネルの保持構造、及び、該表示パネルの保持構造を備えた表示装置を提供する。
【解決手段】前側に表示面1aを有する表示パネル1の後側を支持する支持部2と、表示パネル1の前側の周縁部を支持部2に押し付けて保持する保持部とを備え、該保持部は周方向に離隔した複数の金属部材を有しており、離隔方向で隣り合う複数の金属部材の間に樹脂部材4を設けてある。樹脂部材4は、支持部2に取り付け可能な樹脂板41と、樹脂板41の表面に接着した弾性シート42とを有し、樹脂板41が前側に対向配置されたキャビネット10の内面に弾性スペーサー12を介して当接してある。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示パネルの損傷及び塵埃等の侵入を防止するための表示パネルの保持構造、及び該表示パネルの保持構造を備えた表示装置に関する。
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等の表示装置では、装置の組み立て時に表示パネルに衝撃が加わらないように、また表示パネルの周縁部側への塵埃等の侵入を防止するために、表示パネルの周縁部を表示面側とその反対側から枠体で挟んで保持する表示パネルの保持構造が公知である。さらに、表示パネルの保持構造で表示パネルに加わる応力を軽減するために、表示面側の枠体を複数の金属部材に分割形成して、該複数の金属部材によって表示パネルの周縁部を表示面の反対側に配置した矩形枠体に押し付けて保持するようにした従来技術がある(特許文献1参照)。また、表示面側の枠体の前面を弾性部材を間に挟んで前キャビネットの内面に当接し、表示パネルの周縁部から表示装置内部への塵埃等の侵入を防止するようにした防塵構造も公知である。
特開2003−344826号公報
従来の表示パネルの保持構造では、表示パネルの周縁部を表示面側から押圧保持する複数の部材が金属部材であるため、重量が重くなり、また該金属部材は板金加工等によって製作されるため、コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、防塵性能を確保しつつ、軽量化及び低コスト化を実現することができる表示パネルの保持構造、及び、該表示パネルの保持構造を備えた表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示パネルの保持構造は、前側に表示面を有する表示パネルの後側を支持する支持部と、前記表示パネルの前側の周縁部を該支持部に押し付けて保持する保持部とを備えた表示パネルの保持構造において、前記保持部は周方向に離隔した複数の金属部材を有しており、離隔方向で隣り合う該複数の金属部材の間に樹脂部材を設けてあることを特徴とする。
本発明によれば、前側に表示面を有する表示パネルの後側を支持部で支持し、表示パネルの前側の周縁部を周方向に離隔した複数の金属部材で支持部に押し付けることにより、表示パネルが該支持部と複数の金属部材とによって保持される。また表示パネルの前側の周縁部が、周方向に離隔した複数の金属部材と離隔方向で隣り合う複数の金属部材の間に設けた樹脂部材とによって被われるので、表示パネルの周縁部への塵埃等の侵入が防止される。
本発明に係る表示パネルの保持構造は、前記樹脂部材は、樹脂板と、該樹脂板の表面に接着した弾性シートとを有することを特徴とする。
本発明によれば、樹脂板の表面に接着した弾性シートが表示パネルの前側の周縁部に当接するように樹脂板を支持部に取り付ける。これにより、弾性シートが表示パネルの前側の周縁部に当接し、弾性変形して良好に密着するので、高い防塵性が得られる。
本発明に係る表示パネルの保持構造は、前記樹脂部材は、弾性樹脂板であることを特徴とする。
本発明によれば、弾性樹脂板が表示パネルの前側の周縁部に当接し、弾性樹脂板が弾性変形して表示パネルの前側の周縁部に良好に密着するので、高い防塵性が得られる。
本発明に係る表示パネルの保持構造は、前記弾性樹脂板は前記表示パネルに貼着してあることを特徴とする。
本発明によれば、表示パネルに貼着した弾性樹脂板が表示パネルの前側の周縁部に当接する。これにより、弾性樹脂板を支持部に取り付ける場合に必要な取り付け部分が不要になるので、周方向に直交する方向の弾性樹脂板の幅を狭く形成し、弾性樹脂板を一層軽く、少ない材料で安価に作製することができる。
本発明に係る表示装置は、前側に表示面を有する表示パネルと、本発明に係る表示パネルの保持構造と、該表示パネルを収容するキャビネットとを備え、前記樹脂板の前側に前記キャビネットの内面が対向配置され、前記樹脂板は該キャビネットの内面に弾性スペーサーを介して当接してあることを特徴とする。
本発明によれば、支持部に取り付けられた樹脂板が前側に対向配置したキャビネットの内面に弾性スペーサーを介して当接し、キャビネットの内面との当接により変形した弾性スペーサーが樹脂板の表面及びキャビネットの内面に良好に密着するので、樹脂板の表面とキャビネットの内面との間隙を通して表示パネルの表示面側の周縁部から装置内部へ侵入する塵埃等に対する防塵性が高くなる。
本発明に係る表示装置は、前側に表示面を有する表示パネルと、本発明に係る表示パネルの保持構造と、該表示パネルを収容するキャビネットとを備え、前記弾性樹脂板の前側に前記キャビネットの内面が対向配置され、前記弾性樹脂板は該キャビネットの内面に弾性スペーサーを介して又は介さずに当接してあることを特徴とする。
本発明によれば、弾性樹脂板が前側に対向配置したキャビネットの内面に弾性スペーサーを介して又は介さずに当接し、弾性スペーサーを介して当接した場合は当接により変形した弾性スペーサー及び弾性樹脂板が相互に良好に密着し合うとともに、弾性スペーサーがキャビネットの内面に良好に密着し、弾性スペーサーを介さずに当接した場合は当接により変形した弾性樹脂板が表示パネルの前側の周縁部及びキャビネットの内面に良好に密着するので、表示パネルの前側の周縁部とキャビネットの内面との間隙を通して装置内部へ侵入する塵埃等に対する防塵性が高くなる。
本発明に係る表示装置は、前側に表示面を有する表示パネルと、本発明に係る表示パネルの保持構造と、該表示パネルを収容するキャビネットとを備え、前記弾性樹脂板の表面に、滑り性に優れた樹脂シートが装着してあり、前記弾性樹脂板の前側に、突起を有する前記キャビネットの内面が対向配置され、前記樹脂シートは該キャビネットの内面の突起に当接してあることを特徴とする。
本発明によれば、弾性樹脂板の表面に装着した樹脂シートが弾性樹脂板の前側に対向配置したキャビネットの内面の突起に当接し、樹脂シートを介して受けた当接力により変形した弾性樹脂板が樹脂シートを間に挟んでキャビネットの内面の突起に密着するので、表示パネルの前側の周縁部とキャビネットの内面との間隙を通して装置内部へ侵入する塵埃等に対する防塵性が高くなる。また周囲の温度の変化等の要因により、キャビネットの内面の突起が弾性樹脂板に対して面方向に相対変位した場合、弾性樹脂板との間に挟まれた樹脂シートが滑り性に優れているので、樹脂シートに当接したキャビネットの内面の突起は面方向に滑り、キャビネットの内面の突起が弾性樹脂板に直接当接した場合よりも弾性樹脂板に加わるずれ応力が低減され、弾性樹脂板の変形、張り付け面からの剥がれ等が抑制される。
本発明に係る表示パネルの保持構造によれば、表示パネルの周縁部を表示面側から押圧保持する複数の金属部材の一部を樹脂部材に変更したので重量が軽くなり、また樹脂部材は型成形等によって安価に製作されるので、表示パネルの前側の周縁部に配置した該樹脂部材と複数の金属部材とによって防塵性能を確保しつつ、軽量化及び低コスト化を実現することができる表示パネルの保持構造が提供される。
加えて、樹脂部材が樹脂板と該樹脂板の表面に接着した弾性シートとを有する場合は、弾性シートが弾性変形して表示パネルの前側の周縁部に良好に密着し、防塵性が高くなる。
また、樹脂部材が弾性樹脂板である場合は、弾性樹脂板の変形により表示パネルの前側の周縁部に良好に密着し、防塵性が高くなる。
また、弾性樹脂板を表示パネルに貼着する場合は、弾性樹脂板の幅を狭く形成し、弾性樹脂板を一層軽く、少ない材料で安価に作製することができる。
本発明に係る表示装置によれば、本発明に係る表示パネルの保持構造を備えて軽量化及び低コスト化を実現しつつ、キャビネットの内面との当接により変形し、樹脂板の表面及びキャビネットの内面に良好に密着した弾性スペーサーによって、樹脂板の表面とキャビネットの内面との間隙を通して表示パネルの表示面側の周縁部から装置内部へ侵入する塵埃等に対する防塵性を高めることができる。
本発明に係る表示装置によれば、本発明に係る表示パネルの保持構造を備えて軽量化及び低コスト化を実現しつつ、キャビネットの内面との当接により変形し、表示パネルの表面とキャビネットの内面に良好に密着した弾性樹脂板及び弾性スペーサー、又は弾性樹脂板によって、表示パネルの表面とキャビネットの内面との間隙を通して表示パネルの表示面側の周縁部から装置内部へ侵入する塵埃等に対する防塵性を高めることができる。
本発明に係る表示装置によれば、本発明に係る表示パネルの保持構造を備えて軽量化及び低コスト化を実現しつつ、キャビネットの内面の突起との当接により変形した樹脂シート及び弾性樹脂板によって、表示パネルの表面とキャビネットの内面との間隙を通して表示パネルの表示面側の周縁部から装置内部へ侵入する塵埃等に対する防塵性を高めることができ、さらに温度条件の変化等によりキャビネットの内面の突起と弾性樹脂板とが相対的に変位する場合でも、弾性樹脂板に加わるずれ応力を低減し、弾性樹脂板の変形、弾性樹脂板の張り付け面からの剥がれ等の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造を示す断面図である。 図1の液晶表示装置の構造を示す断面図である。 図1の液晶表示装置の一部の構成を示す正面図である。 図1の液晶表示装置の一部の構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造の要部を示す断面図である。 図5の液晶表示装置の一部の構成を示す正面図である。 図5に示す表示パネルの保持構造の変形構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造の要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造の要部を示す断面図である。
以下、本発明に係る表示パネルの保持構造を備えた表示装置の実施の形態を液晶表示装置に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造を示す断面図、図2は図1の液晶表示装置の構造を示す断面図、図3及び図4は図1の液晶表示装置の一部の構成を示す正面図である。
本発明に係る液晶表示装置は、前側に表示面1aを有し、横長で矩形状をなす表示パネル1と、表示パネル1の周縁部の前側に配置された複数の金属部材3及び樹脂部材4と、表示パネル1の周縁部の後側に配置された横長の矩形状の枠体2と、表示パネル1の後方側に配置され、表示パネル1の大きさに対応する光学シート6と、複数の照明用のランプ(不図示)及び反射シート7を内部に有するバックライト部8と、バックライト部8の後部側に配置された回路基板9等を備えている。
表示パネル1の周縁部の前側を覆う額縁部10aを有し、環状の矩形枠をなす前キャビネット10と、前キャビネット10の外周端部10bに連結され、後方側を覆う後キャビネット11とが設けられ、該前キャビネット10及び後キャビネット11内に、前記表示パネル1、光学シート6、バックライト部8等が収容されている。
複数の金属部材3は表示パネル1の周方向に離隔して配置され、離隔方向で隣り合う複数の金属部材3の間に樹脂部材4が設けてある。複数の金属部材3は、表示パネル1の周縁部の前側に位置する前板部31と、該前板部31の外周端部から後方へ屈曲した側板部32とを有し、断面形状がL字形に形成してある。複数の金属部材3として、矩形の表示パネル1の1つの長辺に位置し、両端部で隣り合う各短辺側へ直角に屈曲した第1の金属部材3aと、他の長辺の両端部に位置し、端部で隣り合う短辺側へ直角に屈曲した第2及び第3の金属部材3b、3cと、第1の金属部材3aの一端部と第2の金属部材3bとの間の短辺に位置する第4の金属部材3dとを設けている。
前記枠体2は、表示パネル1の周縁部の前側に位置する環板部2aと、内周部で該環板部2aの外周端に連なる筒状部2bとが一体成形されている。筒状部2bの前端部には周方向に間隔を置いて、複数の取付穴2cが開設され、各金属部材3a〜3dの外周側には枠体2の各取付穴2cの位置に対応して貫通孔33が開設されている。雄螺子を貫通孔33に挿通させて取付穴2cに捩じ込むことにより、各金属部材3a〜3dが枠体2に結合され、表示パネル1の後側が枠体2に支持されるとともに、表示パネル1の前側が各金属部材3a〜3dによって枠体2側に押し付けて保持される。
本実施形態では、矩形状の表示パネル1の4角部と、2つの長辺部のうちの1つ、及び2つの短辺部うちの1つを金属部材3で保持することで、表示パネル1に対する保持強度を確保するようにしている。但し、金属部材3の構成はこれに限らず、表示パネル1の剛性を考慮して適宜変更できる。
樹脂部材4として、第1の金属部材3aの一端部と第3の金属部材3cとの間の短辺に位置する第1の樹脂部材4aと、第2及び第3の金属部材3b、3cの間の長辺に位置する第2の樹脂部材4bとを設けている。各樹脂部材4a,4bは、樹脂板41と、該樹脂板41の表面に接着した弾性シート42とを有し、樹脂板41の外周端部側に、枠体2の取付穴2cの位置に対応して貫通孔43が開設されている。雄螺子を貫通孔43に挿通させて取付穴2cに捩じ込むことにより各樹脂部材4a,4bの樹脂板41が枠体2に結合され、弾性シート42が表示パネル1の周縁部の前側に当接する状態となる。
樹脂板41は、例えばサンデルタ(株)製の商品名サンモルフィー(サンデルタ(株)の登録商標)Vのポリカーボネートシート(厚さ0.8mm)である。弾性シート42は、例えば日東電工製の商品名SCF(日東電工の登録商標)の発泡シート(厚さ0.3mm)である。この材料は微細なセル構造を持ち柔軟性に優れたポリプロピレンフォームであり、100μm程度の微小なクリアランスに対応することができる。その結果、弾性シート42が当接した表示パネル1の周縁部への形状追従性が高く、防塵信頼性が向上する。
前キャビネット10の額縁部10aの内面には、矩形環状の弾性スペーサー12が設けてあり、各金属部材3a〜3d及び各樹脂部材4a,4bの樹脂板41は、弾性スペーサー12を介して前キャビネット10の額縁部10aの内面に当接している。弾性スペーサー12は、例えばイノアック社製の商品名がポロン(PORON)(イノアック社の登録商標)で厚さ1.5mm程度の高密度ウレタンフォーム(スポンジ)である。当接により弾性スペーサー12が各金属部材3a〜3dの表面及び各樹脂部材4a,4bの樹脂板41の表面に良好に追従し、防塵信頼性が向上する。
バックライト部8は、箱型をなすシャーシ8aと、光学シート6の周縁部をシャーシ8aの開口部に押し付けて保持するための取付枠8bとを備え、枠体2を図示しない取付手段にてシャーシ8aに取り付けることにより、取付枠8bを枠体2及びシャーシ8aの間に挟着してある。
実施の形態2
図5は本発明の実施の形態2に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造の要部を示す断面図、図6は図5の液晶表示装置の一部の構成を示す正面図、図7は図5に示す表示パネルの保持構造の変形構造を示す断面図である。
実施の形態2では、樹脂部材4が弾性樹脂板4Aである点で実施の形態1と異なる。尚、説明は省略するが、図5〜図7において、図1〜図4と同一の構成には同一の符号を付している。
弾性樹脂板4Aは、表示パネル1の周縁部及び枠体2の筒状部2bの前端部の表面に両面テープ13にて貼着され、弾性スペーサー14を介して(図5)、又は弾性スペーサー14を介さずに(図7)前キャビネット10の額縁部10aの内面に当接している。弾性樹脂板4Aは前記ポロン(PORON)(イノアック社の登録商標)で構成し、厚さ2.5mmである。弾性スペーサー14は、例えば東レ株式会社製:商品名ルミラー(東レ社の登録商標)のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムで構成し、厚さは0.25mm又は0.5mmである。尚、弾性樹脂板4Aは、枠体2に両面テープ13で張り付けているので前記樹脂板41よりも幅が狭く形成できる。また、弾性樹脂板4Aが配置された枠体2の筒状部2bの前端部には前記取付穴2cは設けていない。
実施の形態3
図8は本発明の実施の形態3に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造の要部を示す断面図である。実施の形態3では、弾性樹脂板4Bが表示パネル1に両面テープ13にて貼着してある点で、実施の形態2と異なる。尚、説明は省略するが、図8において、図5〜図7と同一の構成には同一の符号を付している。弾性樹脂板4Bは前記ポロン(PORON)(イノアック社の登録商標)で構成し、厚さ2.0mmである。また、図6に破線で示すように、弾性樹脂板4Bは枠体2の筒状部2bには貼着してないので、実施の形態2の弾性樹脂板4Aよりもさらに幅が狭く形成できる。
実施の形態4
図9は本発明の実施の形態4に係る表示パネルの保持構造を備えた液晶表示装置の構造の要部を示す断面図である。実施の形態4では、弾性樹脂板4Bの表面に、滑り性に優れた樹脂シート5が装着してある点で、実施の形態3と異なる。弾性樹脂板4Bと樹脂シート5とは両面テープ13にて接着してある。尚、説明は省略するが、図9において、図8と同一の構成には同一の符号を付している。
樹脂シート5は、東レ株式会社製:商品名ルミラー(東レ社の登録商標)のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムで構成し、厚さは0.25mmである。弾性樹脂板4Bが樹脂シート5を介してキャビネット10の内面に設けた突起10cに当接している状態で温度が変化すると、熱膨張率の違いにより、弾性樹脂板4Bとキャビネット10の突起10cとが相対変位するが、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムは表面が滑らかで滑り性に優れているので、樹脂シート5に当接したキャビネット10の突起10cが樹脂シート5の表面に対して面方向に滑ることによって相対変位が吸収される。その結果、弾性樹脂板4Bとキャビネット10の突起10cとが直接当接して大きな変位量で相対変位し、弾性樹脂板4Bが損傷し、又は表示パネル1の接着面から剥がれるようなことが避けられる。
前述の実施の形態1〜4では、本発明に係る表示パネルの支持構造を液晶表示装置の表示パネルを支持する構造に適用したが、液晶表示装置以外のプラズマディスプレイ等の表示装置の表示パネルを支持する構造に適用できる。
1 表示パネル
1a 表示面
2 枠体(支持部)
3 金属部材(保持部)
4 樹脂部材
41 樹脂板
42 弾性シート
4A 弾性樹脂板
4B 弾性樹脂板
5 樹脂シート
10 キャビネット
10c 突起
12 弾性スペーサー
14 弾性スペーサー

Claims (7)

  1. 前側に表示面を有する表示パネルの後側を支持する支持部と、前記表示パネルの前側の周縁部を該支持部に押し付けて保持する保持部とを備えた表示パネルの保持構造において、
    前記保持部は周方向に離隔した複数の金属部材を有しており、離隔方向で隣り合う該複数の金属部材の間に樹脂部材を設けてあることを特徴とする表示パネルの保持構造。
  2. 前記樹脂部材は、樹脂板と、該樹脂板の表面に接着した弾性シートとを有することを特徴とする請求項1に記載の表示パネルの保持構造。
  3. 前記樹脂部材は、弾性樹脂板であることを特徴とする請求項1に記載の表示パネルの保持構造。
  4. 前記弾性樹脂板は前記表示パネルに貼着してあることを特徴とする請求項3に記載の表示パネルの保持構造。
  5. 前側に表示面を有する表示パネルと、請求項2に記載の表示パネルの保持構造と、該表示パネルを収容するキャビネットとを備え、
    前記樹脂板の前側に前記キャビネットの内面が対向配置され、前記樹脂板は該キャビネットの内面に弾性スペーサーを介して当接してあることを特徴とする表示装置。
  6. 前側に表示面を有する表示パネルと、請求項3又は4に記載の表示パネルの保持構造と、該表示パネルを収容するキャビネットとを備え、
    前記弾性樹脂板の前側に前記キャビネットの内面が対向配置され、前記弾性樹脂板は該キャビネットの内面に弾性スペーサーを介して又は介さずに当接してあることを特徴とする表示装置。
  7. 前側に表示面を有する表示パネルと、請求項3又は4に記載の表示パネルの保持構造と、該表示パネルを収容するキャビネットとを備え、
    前記弾性樹脂板の表面に、滑り性に優れた樹脂シートが装着してあり、
    前記弾性樹脂板の前側に、突起を有する前記キャビネットの内面が対向配置され、前記樹脂シートは該キャビネットの内面の突起に当接してあることを特徴とする表示装置。
JP2009152784A 2009-06-26 2009-06-26 表示パネルの保持構造及び表示装置 Pending JP2011008110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009152784A JP2011008110A (ja) 2009-06-26 2009-06-26 表示パネルの保持構造及び表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009152784A JP2011008110A (ja) 2009-06-26 2009-06-26 表示パネルの保持構造及び表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011008110A true JP2011008110A (ja) 2011-01-13

Family

ID=43564831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009152784A Pending JP2011008110A (ja) 2009-06-26 2009-06-26 表示パネルの保持構造及び表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011008110A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101311A (ja) * 2011-10-12 2013-05-23 Funai Electric Co Ltd 表示装置およびテレビジョン装置
CN109064901A (zh) * 2018-09-17 2018-12-21 青岛海信商用显示股份有限公司 一种显示装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127879A (ja) * 1995-11-02 1997-05-16 Fujitsu Ltd 表示装置
JPH11238407A (ja) * 1998-02-24 1999-08-31 Sharp Corp 防水機構の製造方法、防水用パッキン、及び防水機構
JP2002290873A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Nec Corp 表示パネルの支持枠製造方法、表示パネルの支持枠及び表示装置
JP2003114623A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Sharp Corp 表示装置の防水構造
JP2004145316A (ja) * 2002-09-30 2004-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスプレイ装置
JP2005117177A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Sony Corp 電子機器のディスプレイ筐体
JP2007094224A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Hitachi Ltd 表示装置
JP2008009010A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2008304913A (ja) * 2007-06-01 2008-12-18 Samsung Electronics Co Ltd 収納容器、これを備える液晶表示装置及びその組み立て方法
JP2009139640A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09127879A (ja) * 1995-11-02 1997-05-16 Fujitsu Ltd 表示装置
JPH11238407A (ja) * 1998-02-24 1999-08-31 Sharp Corp 防水機構の製造方法、防水用パッキン、及び防水機構
JP2002290873A (ja) * 2001-03-26 2002-10-04 Nec Corp 表示パネルの支持枠製造方法、表示パネルの支持枠及び表示装置
JP2003114623A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Sharp Corp 表示装置の防水構造
JP2004145316A (ja) * 2002-09-30 2004-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスプレイ装置
JP2005117177A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Sony Corp 電子機器のディスプレイ筐体
JP2007094224A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Hitachi Ltd 表示装置
JP2008009010A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Hitachi Displays Ltd 表示装置
JP2008304913A (ja) * 2007-06-01 2008-12-18 Samsung Electronics Co Ltd 収納容器、これを備える液晶表示装置及びその組み立て方法
JP2009139640A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013101311A (ja) * 2011-10-12 2013-05-23 Funai Electric Co Ltd 表示装置およびテレビジョン装置
CN109064901A (zh) * 2018-09-17 2018-12-21 青岛海信商用显示股份有限公司 一种显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7679285B2 (en) Plasma display device
US20100201908A1 (en) Liquid crystal display device
US20120099253A1 (en) Electronic device with latching module
JP2001183634A (ja) 液晶表示装置
JPH1039280A (ja) 液晶表示装置
US20120127639A1 (en) Display device
JP3631663B2 (ja) Lcdパネルの固定構造
CN101667373A (zh) 显示装置
US20160309598A1 (en) Display apparatus
CN111986578A (zh) 显示装置
JP2000305477A (ja) パネルの取付構造
JP2008261987A (ja) 携帯情報機器
JP2011008110A (ja) 表示パネルの保持構造及び表示装置
JP2016061977A (ja) 表示装置及び携帯端末装置
JP2008233217A (ja) 表示装置
JP4841124B2 (ja) 電子機器およびその製造方法
CN107533818B (zh) 显示装置
JPH1130786A (ja) 平面表示装置
CN212750245U (zh) 显示装置
US8339523B2 (en) Television apparatus and electronic apparatus
JP2009116072A (ja) プラズマディスプレイ表示装置
JP2011002708A (ja) 表示パネルの保持構造
JP2005274632A (ja) 液晶モジュール及びそれを備えた液晶表示装置
JP2018180103A (ja) 表示装置
CN107148183B (zh) 固定组件及具有该固定组件的电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130312