JP3065911U - 接着機能を備えた段ボ―ル部材 - Google Patents

接着機能を備えた段ボ―ル部材

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JP3065911U
JP3065911U JP1999006376U JP637699U JP3065911U JP 3065911 U JP3065911 U JP 3065911U JP 1999006376 U JP1999006376 U JP 1999006376U JP 637699 U JP637699 U JP 637699U JP 3065911 U JP3065911 U JP 3065911U
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守蔵 佐光
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株式会社クラウン・パッケージ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に廃棄を行うことができるパネル材であ
って、展示物等の貼り付け対象物を容易に該パネル材に
固定することができるパネル材を提供する。 【解決手段】 接着層付き段ボールパネルA1は、ライ
ナー12、16と中芯14とを有する段ボール部10
と、接着層20と、剥離シート30とを有する。また、
段ボール部10を、3つのライナーと2つの中芯とから
なる5層の段ボールとして、2つの中芯の段の方向を直
角にしてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パネル材に関するものであり、特に、展示等に使用するパネル材に 関するものである。さらに、本考案は、段ボール材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、展示等に使用するパネル材としては、いわゆる板状の発泡材を使用した ものが一般的である。この発泡材で形成されたパネル材は金属製の枠材に固定で きるようになっていて、シート状の展示物を貼り付けたパネル材を該枠材に固定 して、該枠材を吊り下げる等して使用する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記発泡材を使用したパネル材は廃棄を行うことができないという問 題があった。また、従来からのパネル材は、該パネル材と貼り付け対象物との少 なくともいずれかに接着剤を塗布する等して接着しなければならないという問題 があった。また、発泡材を使用したパネル材は、その強度を得るために、ある程 度の厚みを必要とする。
【0004】 そこで、本考案は、容易に廃棄を行うことができるパネル材であって、展示物 等の貼り付け対象物を容易に該パネル材に固定することができ、厚みを薄くする ことができるパネル材を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、接 着機能を備えた段ボール部材であって、ライナーと、断面略波形形状の中芯とを 有する段ボール部と、該段ボール部のライナーの表面に設けられた接着層と、該 接着層に剥離可能に設けられた剥離シートと、を有することを特徴とする。
【0006】 この第1の構成の接着機能を備えた段ボール部材においては、剥離シートを剥 がしてポスター等の展示物等を貼り付け、これを壁に吊り下げたり、貼り付けた りして使用する。また、箱体の展開状態を記載した紙材を貼り付けて該展開状態 に切り取り、その後組み立てで箱体の製造に使用してもよい。本考案の接着機能 を備えた段ボール部材によれば、段ボール部に接着層と剥離シートが予め設けら れているので、ポスター等のシート状部材の貼り付けが容易であり、また、該接 着機能を備えた段ボール部材は、段ボール材で形成されているので、廃棄も容易 である。また、段ボール部により構成されるので、薄く形成することが可能とな る。
【0007】 また、第2には、上記第1の構成において、上記段ボール部が、中芯が露出し た片面段ボールであることを特徴とする。よって、中芯の波形形状を壁面や柱等 の装飾部材として利用することもできる。
【0008】 また、第3には、上記第1又は第2の構成において、上記剥離シートの表面に 、寸法を示す表示が設けられていることを特徴とする。よって、該段ボールシー トを切断する際等に利用することができる。
【0009】 また、第4には、接着機能を備えた段ボール部材であって、断面略波形形状の 中芯と、該中芯の両面に設けられたライナーとを有し、略方形状に形成された段 ボール部と、該段ボール部のライナーの表面に設けられた接着層と、該接着層に 剥離可能に設けられた剥離シートであって、表面に寸法を示す表示が設けられて いる剥離シートと、を有することを特徴とする。
【0010】 この第4の構成の接着機能を備えた段ボール部材においては、剥離シートを剥 がしてポスター等の展示物等を貼り付け、これを壁に吊り下げたり、貼り付けた りして使用する。また、箱体の展開状態を記載した紙材を貼り付けて該展開状態 に切り取り、その後組み立てて箱体の製造に使用してもよい。本考案の接着機能 を備えた段ボール部材によれば、段ボール部に接着層と剥離シートが予め設けら れているので、ポスター等のシート状部材の貼り付けが容易であり、また、該接 着機能を備えた段ボール部材は、段ボール材で形成されているので、廃棄も容易 である。また、段ボール部により構成されるので、薄く形成することが可能とな る。また、剥離シートには、表面に寸法を示す表示が設けられているので、該段 ボールシートを切断する際等に利用することができる。
【0011】 また、第5には、接着機能を備えた段ボール部材であって、断面略波形形状の 2つの中芯と、3つのライナーとが交互に積層され、該2つの中芯の段の方向が 互いに直角となっている段ボール部であって、略方形状に形成された段ボール部 と、該段ボール部のライナーの表面に設けられた接着層と、該接着層に剥離可能 に設けられた剥離シートであって、表面に寸法を示す表示が設けられている剥離 シートと、を有することを特徴とする。
【0012】 この第5の構成の接着機能を備えた段ボール部材においては、剥離シートを剥 がしてポスター等の展示物等を貼り付け、これを壁に吊り下げたり、貼り付けた りして使用する。また、箱体の展開状態を記載した紙材を貼り付けて該展開状態 に切り取り、その後組み立てて箱体の製造に使用してもよい。本考案の接着機能 を備えた段ボール部材によれば、段ボール部に接着層と剥離シートが予め設けら れているので、ポスター等のシート状部材の貼り付けが容易であり、また、該接 着機能を備えた段ボール部材は、段ボール材で形成されているので、廃棄も容易 である。また、段ボール部により構成されるので、薄く形成することが可能とな る。また、剥離シートには、表面に寸法を示す表示が設けられているので、該段 ボールシートを切断する際等に利用することができる。また、いわゆるダブルの 両面段ボールで中芯の方向が直角になっているので、接着機能を備えた段ボール 部材の反りを防止することが可能となる。
【0013】 また、第6には、上記第5の構成において、上記2つの中芯のうち、一方の中 芯はB段であり、他方の中芯は、該中芯の波形形状の波高が約0.6mmで、3 0cm当たりの山数が120±3山であることを特徴とする。
【0014】 また、第7には、上記第4又は第5又は第6の構成において、上記接着層及び 剥離シートが、上記段ボール部の表裏両面に設けられていることを特徴とする。 よって、一方にポスター等の展示物を貼り付け、裏面を壁に貼り付ける等の使用 形態を取ることが可能となる。
【0015】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本考案の第1 実施例における「接着機能を備えた段ボール部材」としての接着層付き段ボール パネルA1は、図1、図2、図3に示すように、段ボール部10と、接着層20 と、剥離シート30とを有している。ここで、上記段ボール部10は、いわゆる 両面段ボール材であり、図1、図2、図3に示すように、略平面板状のライナー 12と、断面略波形形状の中芯14と、略平面状のライナー16とを有している 。この両面段ボール材の種類は任意であり、いわゆるA段、B段、E段等のいず れでもよい。また、中芯の波形形状の波高が約0.6mmで、30cm当たりの 山数が120±3山である段ボール材を使用してもよい。また、この段ボール部 10は本実施例では略長方形に形成されている。
【0016】 また、上記接着層20は、段ボール部10のライナー12側の略表面全体に設 けられている。この接着層20は、剥離シート30を容易に剥がすことが可能な ように構成されており、所定の接着剤又はシート状の基材に接着剤をしみ込ませ たものであってもよい。接着剤の塗布の仕方としては、接着剤を段ボール部10 に噴霧したり、剥離シート30の裏側に接着剤を塗布した上で段ボール部10に 重合させて段ボール部10に定着させる方法等がある。
【0017】 また、上記剥離シート30は、紙材等のシート状部材により形成され、ライナ ー12と略同一の大きさ、形状に形成されている。この剥離シート30は、紙材 に樹脂をコーティングする等して形成されている。なお、剥離シート30は、接 着層付き段ボールパネルA1の切断に便利なように、その表面に、寸法や切断位 置を示す表示を付することが好ましい。該表示としては、方眼線や、直線等の切 断線等が挙げられる。
【0018】 つまり、この接着層付き段ボールパネルA1においては、段ボール部10にお ける一方のライナーに接着層及び剥離シートが設けられている。なお、上記接着 層付き段ボールパネルA1の大きさや形状は任意である。この接着層付き段ボー ルパネルA1は、いわば接着機能付き段ボール材である。
【0019】 上記構成の接着層付き段ボールパネルA1の使用状態について説明する。まず 、第1の使用状態として、この接着層付き段ボールパネルA1にポスターを貼り 付ける場合について説明する。この場合には、剥離シート30を剥がして接着層 20を露出させ、この接着層20に上記ポスター(図示せず)を貼り付ける。な お、貼り付けたポスターにしわが発生した方法としては、以下のようにする。す なわち、剥離シート30の中央部分のみを一方向に剥離し、その部分にポスター を重ねて貼り付ける。そして、残りの剥離シートを剥離して、外側に延ばすよう にしてポスターを貼り付けていく。ポスターを貼り付けた段ボール部10は、そ のまま壁材に固定してもよいし、略断面コ字状等の枠材で周囲を固定して、この 枠材を吊り下げる等してもよい。
【0020】 次に、第2の使用状態として、パッケージ箱を作成する方法について説明する 。すなわち、あるパッケージ箱の展開状態を記載したシート状部材を用意する。 例えば、直方体形状のパッケージ箱を作成する場合には、該直方体形状の展開状 態を記載した紙材を用意する。そして、その紙材を上記の接着層付き段ボールパ ネルA1に貼り付ける。そして、上記展開状態の外形に沿って切断して、展開状 態の段ボール材を得る。そして、これを所定の折れ線を介して折り曲げる等して 組み立てればパッケージ箱を作成することができる。よって、ある模様を有する パッケージ箱を作成したい場合には、その模様の紙材に展開状態を書き込み、そ の紙材を貼り付けて切断して組み立てればよい。なお、接着層付き段ボールパネ ルA1の使用状態については、上記に限られず、他の使用方法もあり得る。
【0021】 以上のように、本実施例の接着層付き段ボールパネルA1によれば、段ボール 部10に接着層20と剥離シート30が予め設けられているので、ポスター等の シート状部材の貼り付けが容易であり、また、該接着層付き段ボールパネルA1 は、段ボール材で形成されているので、廃棄も容易である。つまり、一般ごみと して廃棄することもできるし、新聞・雑誌と同じように、古紙回収業者に出すこ ともできる。また、展示用のパネル材としては、従来の発泡材のものに比べて薄 く形成することができるので、省スペースも実現することができる。
【0022】 次に、第2実施例の接着層付き段ボールパネルについて説明する。この第2実 施例の「接着機能を備えた段ボール部材」としての接着層付き段ボールパネルA 2は、上記第1実施例の接着層付き段ボールパネルA1と略同様の構成であるが 、上記第1実施例の接着層付き段ボールパネルA1が2つのライナーと中芯から なるいわゆる3層の段ボール材を使用しているのに対して、この第2実施例の接 着層付き段ボールパネルA2では、5層の段ボール、いわゆるダブルの段ボール 材を使用する点が異なる。
【0023】 つまり、本実施例の接着層付き段ボールパネルA2は、図4、図5に示すよう に、段ボール部60と、接着層80と、剥離シート90とを有している。ここで 、上記段ボール部60は、図4、図5に示すように、ライナー62と、中芯64 と、ライナー66と、中芯68と、ライナー70とを有している。つまり、3つ のライナーの間に2つの中芯が設けられた5層構造となっている。ここで、2つ の中芯、すなわち、中芯64と中芯68とにおいては、段の方向は直角になって いる。なお、この段ボール材の種類は任意であり、いわゆるA段、B段、E段等 のいずれでもよい。また、中芯の波形形状の波高が約0.6mmで、30cm当 たりの山数が120±3山である段ボール材を使用してもよい。なお、中芯64 と中芯68とが異なる種類の段ボール素材としてもよく、例えば、中芯64をB 段とし、中芯68をE段にする等その組み合わせも任意である。例えば、中芯6 4については、該中芯の波形形状の波高が約0.6mmで、長さ30cm当たり の山数が120±3山である中芯とし、一方、中芯68をB段(Bフルート)と する。このように中芯の厚みを適宜組み合わせることにより、段ボール部60を 種々の厚みとすることができる。この段ボール部60は本実施例では略長方形に 形成されている。
【0024】 上記構成の接着層付き段ボールパネルA2の使用状態については、上記第1実 施例の場合と同様である。つまり、展示パネルとして使用してもよいし、箱体等 の製作に利用してもよい。
【0025】 以上のように、本実施例の接着層付き段ボールパネルA2によれば、段ボール 部60に接着層80と剥離シート90が予め設けられているので、ポスター等の シート状部材の貼り付けが容易であり、また、該接着層付き段ボールパネルA2 は、段ボール材で形成されているので、廃棄も容易である。また、省スペースも 実現できる。また、本実施例の接着層付き段ボールパネルA2においては、段ボ ール部60において、2つの中芯が互いに異なる方向に設けられているので、接 着層付き段ボールパネルA2の反りを防止することができる。つまり、中芯が1 つのみ設けられている場合には、接着層付き段ボールパネルはいずれかの方向に 反ることが考えられるが、本実施例の接着層付き段ボールパネルでは、2つの中 芯が設けられているので、一方が反りの要因となっても、他方がこれを緩和する ことになり、全体に反りを極力抑えることが可能となる。
【0026】 次に、第3実施例の接着層付き段ボールパネルについて説明する。この第3実 施例の「接着機能を備えた段ボール部材」としての接着層付き段ボールパネルA 3は、上記第1実施例の接着層付き段ボールパネルA1と略同様の構成であるが 、上記第1実施例の接着層付き段ボールパネルA1においては、片面のみに接着 層及び剥離シートが設けられているのに対して、この第3実施例の接着層付き段 ボールパネルA3では、両面に接着層及び剥離シートが設けられている点が異な る。
【0027】 つまり、本実施例の接着層付き段ボールパネルA3は、図6に示すように、段 ボール部10と、接着層20と、剥離シート30と、接着層40と、剥離シート 50とを有している。該段ボール部10は、ライナー12と、中芯14と、ライ ナー16とを有している。
【0028】 本実施例の接着層付き段ボールパネルA3の使用用途としては、一方の片面に ポスター等の展示物を貼り付け、他方の片面は、壁部に貼り付けるのに使用する こと等が考えられる。
【0029】 次に、第4実施例の接着層付き段ボールパネルについて説明する。この第4実 施例の接着機能を備えた段ボール部材としての接着層付き段ボールパネルは、上 記第2実施例の接着層付き段ボールパネルA2と略同様の構成であるが、上記第 2実施例の接着層付き段ボールパネルA2においては、片面のみに接着層及び剥 離シートが設けられているのに対して、この第4実施例の接着層付き段ボールパ ネルでは、両面に接着層及び剥離シートが設けられている点が異なる。つまり、 段ボール部の両面に接着層及び剥離シートが設けられている点では、上記第3実 施例と同様である。
【0030】 本実施例の接着層付き段ボールパネルの使用用途としては、上記第3実施例の 接着層付き段ボールパネルと同様であり、一方の片面にポスター等の展示物を貼 り付け、他方の片面は、壁部に貼り付けるのに使用すること等が考えられる。こ の第4実施例の接着層付き段ボールパネルでは、上記第3実施例の接着層付き段 ボールパネルに比べて、2つの中芯が互いに異なる方向に設けられているので、 接着層付き段ボールパネルの反りを防止することができる。
【0031】 なお、上記の各実施例における段ボール部は、中芯の両側にライナーが設けら れる、いわゆる両面段ボールが用いられているが、片面段ボールとしてもよい。 例えば、第1実施例においては、段ボール部10は、ライナー12と中芯14の みとして、接着層付き段ボールパネルの接着層及び剥離シートが設けられている 側とは反対側の面は、中芯の波形形状が露出するようにする。また、第2実施例 においては、段ボール部60は、ライナー62と中芯64とライナー66と中芯 68のみとして、中芯の波形形状が露出するようにする。このように構成した接 着層付き段ボールパネルを柱や壁に貼り付けることにより、中芯の波形形状を利 用した装飾部材として利用することも可能となる。
【0032】 なお、上記の説明においては、接着機能を備えた段ボール部材は略長方形状で あるとして説明したが、これには限られず、任意の形状であってもよい。例えば 、正方形等の他の方形状でもよく、三角形状等であってもよい。
【0033】
【考案の効果】
本考案に基づく接着層付き段ボールパネルによれば、段ボール部に接着層と剥 離シートが予め設けられているので、ポスター等のシート状部材の貼り付けが容 易であり、また、該接着層付き段ボールパネルは、段ボール材で形成されている ので、廃棄も容易である。
【0034】 また、段ボール部において、2つの中芯がその段の方向が互いに直角に設けら れている場合には、接着層付き段ボールパネルの反りを防止することができる。 また、段ボール部に片面段ボールを使用した場合には、中芯の波形形状が露出す るようになるので、このように構成した接着層付き段ボールパネルを柱や壁に貼 り付けることにより、中芯の波形形状を利用した装飾部材として利用することも 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に基づく接着層付き段ボー
ルパネルを示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例に基づく接着層付き段ボー
ルパネルを示す要部斜視図である。
【図3】本考案の第1実施例に基づく接着層付き段ボー
ルパネルを示す要部端面図である。
【図4】本考案の第2実施例に基づく接着層付き段ボー
ルパネルを示す要部斜視図である。
【図5】本考案の第2実施例に基づく接着層付き段ボー
ルパネルを示す要部端面図である。
【図6】本考案の第3実施例に基づく接着層付き段ボー
ルパネルを示す要部端面図である。
【符号の説明】
A1、A2、A3 接着層付き段ボールパネル 10、60 段ボール部 12、16、62、66、70 ライナー 14、64、68 中芯 20、40、80 接着層 30、50、90 剥離シート

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライナーと、断面略波形形状の中芯とを
    有する段ボール部と、 該段ボール部のライナーの表面に設けられた接着層と、 該接着層に剥離可能に設けられた剥離シートと、を有す
    ることを特徴とする接着機能を備えた段ボール部材。
  2. 【請求項2】 上記段ボール部が、中芯が露出した片面
    段ボールであることを特徴とする請求項1に記載の接着
    機能を備えた段ボール部材。
  3. 【請求項3】 上記剥離シートの表面に、寸法を示す表
    示が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の接着機能を備えた段ボール部材。
  4. 【請求項4】 断面略波形形状の中芯と、該中芯の両面
    に設けられたライナーとを有し、略方形状に形成された
    段ボール部と、 該段ボール部のライナーの表面に設けられた接着層と、 該接着層に剥離可能に設けられた剥離シートであって、
    表面に寸法を示す表示が設けられている剥離シートと、
    を有することを特徴とする接着機能を備えた段ボール部
    材。
  5. 【請求項5】 断面略波形形状の2つの中芯と、3つの
    ライナーとが交互に積層され、該2つの中芯の段の方向
    が互いに直角となっている段ボール部であって、略方形
    状に形成された段ボール部と、 該段ボール部のライナーの表面に設けられた接着層と、 該接着層に剥離可能に設けられた剥離シートであって、
    表面に寸法を示す表示が設けられている剥離シートと、
    を有することを特徴とする接着機能を備えた段ボール部
    材。
  6. 【請求項6】 上記2つの中芯のうち、一方の中芯はB
    段であり、他方の中芯は、該中芯の波形形状の波高が約
    0.6mmで、30cm当たりの山数が120±3山で
    あることを特徴とする請求項5に記載の接着機能を備え
    た段ボール部材。
  7. 【請求項7】 上記接着層及び剥離シートが、上記段ボ
    ール部の表裏両面に設けられていることを特徴とする請
    求項4又は5又は6に記載の接着機能を備えた段ボール
    部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102604057B1 (ko) * 2023-04-27 2023-11-20 에스엠하이텍 주식회사 점착형 골판지커버

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