JP3224621U - パネルボード - Google Patents

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光春 村松
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Abstract

【課題】廃棄処理がし易い、環境にやさしい、かつ伸縮による透明フィルムのシワ発生を抑えることができるパネルボードを提供する。【解決手段】パネルボード100は、中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された波板10と、波板の少なくとも片面に貼り合わせされ、表面に貼着剤30a、30bが塗布されたライナー原紙20a、20bと、貼着剤に貼着及び剥離自在な透明フィルム40a、40bとを備え、ライナー原紙は、所定の厚さを有する厚紙であり、かつ予め伸縮防止加工が施されている。【選択図】図1

Description

本考案は、写真、図面、ポスター、商品説明書、実物見本等、各種の表示物を貼り付け、展示するためのパネルボードに関する。
従来、商品説明書や実物見本等の各種の 表示物を貼り付け、展示するためのパネルとしては、所定の大きさを有する発泡プラスチック製の薄板状のボ ードの片面に保護紙を貼り付けるとともにこの保護紙に感圧接着剤を塗布し、感圧接着剤の上に透明フィルムを着剥自在に被覆するものが周知されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載のワンタッチパネルでは、使用時、透明フィルムを感圧接着剤から剥がし、感圧接着剤に写真、図面、ポスター、商品説明書や実物見本等の各種の表示物を貼り付けた後に、透明フィルムを押し付けて貼り付けしていた。
実公平4−53669号公報
しかしながら、特許文献1に記載のワンタッチパネルは、発泡プラスチック製のボードを用いるため、使用後の廃棄処理において、焼却の際に有毒ガスが発生する等環境問題があり、廃棄処理しにくい問題点があった。
また、発泡プラスチック製のボードの表面に保護紙を貼り付けた保護紙の伸縮によりボードが反って表面を被覆する透明フィルムにシワが発生し、品質の低下をまねく問題点があった。
従って、本考案は従来技術の上述した問題点を解消するものであり、本考案の目的は、廃棄処理がし易い、環境にやさしい、かつ伸縮による透明フィルムのシワ発生を抑えることができるパネルボードを提供することにある。
本考案によれば、パネルボードは、中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された波板と、波板の少なくとも片面に貼り合わせされ、表面に貼着剤が塗布されたライナー原紙と、貼着剤に貼着及び剥離自在な透明フィルムとを備え、ライナー原紙は、所定の厚さを有する厚紙であり、かつ予め伸縮防止加工が施されている。
パネルボードは、紙製の段ボールパネルであり、使用後廃棄する際に、焼却の必要がなく、廃棄処理がし易い、環境にやさしい。また、伸縮による透明フィルムのシワ発生を抑えることができる。
ライナー原紙は、フリー台紙用原紙又は白板紙の一種である強サイズのノーコートボールであることが好ましい。これにより、パネルボードの強度を向上し、変形を抑えることができる。
波板の両面にそれぞれライナー原紙を貼り付けられ、厚さ1〜5mmのダンボールが形成され、ダンボールの両面に貼着剤に貼着及び剥離自在な透明フィルムが配置されていることが好ましい。このような構成を有することにより、パネルボードの両面に表示物を貼り付け、展示することができる。
ライナー原紙表面の貼着剤は、透明フィルムがライナー原紙の表面を覆ったときに両者の間に存在する空気を外部へ排出するために複数の凸条状に塗布されていることも好ましい。
透明フィルムの1辺がライナー原紙に固着されていることも好ましい。
本考案のパネルボードは、中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された波板と、波板の少なくとも片面に貼り合わせされ、表面に貼着剤が塗布されたライナー原紙と、貼着剤に貼着及び剥離自在な透明フィルムとを備え、ライナー原紙は、所定の厚さを有する厚紙であり、かつ予め伸縮防止加工が施されていることで、使用後廃棄する際に、焼却の必要がなく、廃棄処理がし易い、環境にやさしい、かつ伸縮による透明フィルムのシワ発生を抑えることができる。
本考案の第1の実施形態におけるパネルボードの構成を概略的に示す斜視図である。 図1に示す実施形態におけるパネルボードの構成を概略的に示す断面図である。 図1に示す実施形態におけるパネルボードの使用状態を概略的に示す斜視図である。 本考案の第2の実施形態におけるパネルボードの構成を概略的に示す断面図である。 本考案の第3の実施形態におけるパネルボードの構成を概略的に示す断面図である。 本考案の第4の実施形態におけるパネルボードの構成を概略的に示す断面図である。
以下、本考案に係るパネルボードについて、図面を参照して説明する。本考案のパネルボードは、写真、図面、ポスター、商品説明書、実物見本等、各種の表示物を貼り付け、展示するために用いる。
図1は本考案の第1の実施形態に係るパネルボード100の構成を示しており、図2はパネルボード100の断面を示している。図3はパネルボード100の使用状態の一例を示している。
図1から図3に示すように、パネルボード100は、中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された波板10と、波板10の両面に貼り合わせされたライナー原紙20a及び20b、ライナー原紙20a及び20bの表面に塗布された貼着剤30a及び30bと、貼着剤30a及び30bに貼着及び剥離自在な透明フィルム40a及び40bとを備えている。
波板10は、ダンボールに用いられた中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成されている。ダンボールの中芯として使用される中芯原紙は、例えば、古紙が使用され、資源の有効活用と環境負荷の低減を実現するリサイクル製品である。
ライナー原紙20a及び20bは、所定の厚さ(例えば、270g/m2)を有する厚紙であり、かつ予め伸縮防止加工が施されている。このライナー原紙20a及び20bは、例えば、フリー台紙用原紙又は白板紙の一種である強サイズのノーコートボールが用いられている。強サイズのノーコートボールは、表裏層にサイズ剤を多く内添して、強サイズを施したものである。
貼着剤30a及び30bは、感圧接着剤であり、ライナー原紙20a及び20bの表面に塗布されている。貼着剤30a及び30bは、透明フィルムがライナー原紙の表面を覆ったときに両者の間に存在する空気を外部へ排出するために複数の凸条状に塗布されている。なお、貼着剤30a及び30bの塗布方法は、これに限定されるものではない。
透明フィルム40a及び40bは、OPPフィルムであり、剥離用シートとしてライナー原紙20a及び20bの表面にそれぞれ貼り付けられている。透明フィルム40a及び40bは、写真、図面、ポスター、商品説明書、実物見本等、各種の表示物Pを仮押さえして固定(保持)し、破損、汚れなどから保護するためのものである。また、透明フィルム40a及び40bの1辺(図1〜3中の固着部50a及び50b参照)がライナー原紙20a及び20bにそれぞれ固着されている。透明フィルム40a及び40bの固着は、例えば熱溶着など手法を用いることができる。
このパネルボード100を用いて、写真、図面、ポスター、商品説明書、実物見本等、各種の表示物Pを貼り付け、展示する場合、まず、透明フィルム40a又は/及び40bを剥離しする。次に、表示物をライナー原紙20a又は/及び20bの表面に貼着剤30a又は/及び30b上に貼り付ける。そして、透明フィルム40a又は/及び40bを戻して、表示物を覆うように貼着させる。このパネルボード100の両面に表示物Pを貼り付け、展示することができる。
以上説明したように、パネルボード100は、波板10と、ライナー原紙20a及び20bと、貼着剤30a及び30bと、透明フィルム40a及び40bとを備え、ライナー原紙20a及び20bは、所定の厚さを有する厚紙であり、かつ予め伸縮防止加工が施されていることで、紙製のダンボールパネルが形成され、使用後廃棄する際に、焼却の必要がなく、廃棄処理がし易い、環境にやさしい。また、伸縮による透明フィルムのシワ発生を抑えることができる。
図4は本考案の第2の実施形態に係るパネルボード200の構成を示している。同図に示すように、パネルボード200は、中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された波板10と、波板10の両面に貼り合わせされたライナー原紙20a及び20bと、片面のライナー原紙20aの表面に塗布された貼着剤30aと、貼着剤30aに貼着及び剥離自在な透明フィルム40aとを備えている。
パネルボード200は、波板10と、波板10の両面に貼り合わせされたライナー原紙20a及び20bとから両面ダンボールを形成し、片面のライナー原紙20aのみ表面に貼着剤30aを塗布し、透明フィルム40aを配置する構成であり、即ち、片面のみ写真、図面、ポスター、商品説明書、実物見本等の表示物Pを張り付けることができる。このパネルボード200は、第1の実施形態のパネルボード100と同様な効果が得られる。また、製作コストを削減することができる。
図5は本考案の第3の実施形態に係るパネルボード300の構成を示している。同図に示すように、パネルボード300は、中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された波板10と、波板10の片面に貼り合わせされたライナー原紙20aと、ライナー原紙20aの表面に塗布された貼着剤30aと、貼着剤30aに貼着及び剥離自在な透明フィルム40aとを備えている。
パネルボード300は、波板10と、波板10の両側に貼り合わせされたライナー原紙20aとから片面ダンボールを形成し、片面のライナー原紙20aのみ表面に貼着剤30aを塗布し、透明フィルム40aを配置する構成であり、即ち、片面のみ写真、図面、ポスター、商品説明書、実物見本等の表示物Pを張り付けることができる。このパネルボード300は、第1の実施形態のパネルボード100と同様な効果が得られる。また、湾曲しやすいため、曲面のパネルを形成することができる。
図6は本考案の第4の実施形態に係るパネルボード400の構成を示している。同図に示すように、パネルボード400は、中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された2枚の波板10と、2枚の波板10の間に設けられた中ライナー60と、2枚の波板10の片面(外側の面)にそれぞれ貼り合わせされたライナー原紙20a及び20bと、ライナー原紙20aの表面に塗布された貼着剤30aと、貼着剤30aに貼着及び剥離自在な透明フィルム40aとを備えている。
パネルボード400は、2枚の波板10と、中ライナー60と、2枚の波板10の片側にそれぞれ貼り合わせされたライナー原紙20a及び20bとから2層構造のダンボール(即ち、Wフルート)を形成し、片面のライナー原紙20aのみ表面に貼着剤30aを塗布し、透明フィルム40aを配置する構成であり、即ち、片面のみ写真、図面、ポスター、商品説明書、実物見本等の表示物Pを張り付けることができる。中ライナー60は、一般的なダンボールに使用される原紙である。このパネルボード400は、第1の実施形態のパネルボード100と同様な効果が得られる。また、パネルの強度を向上することができる。
なお、上述した実施形態に係るパネルボード100、200、300及び400において、波板10の波形状は円滑曲線状の例を説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。上記以外の形状、例えば、三角形、矩形等の波形状にしても良い。
また、上述した実施形態に係るパネルボード100、200、300及び400において、ライナー原紙20a及び20bは、フリー台紙用原紙又は強サイズのノーコートボールが用いられている例を説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。上記以外の原紙を用いても良い。
以上述べた実施形態は全て本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 波板
20a、20b ライナー原紙
30a、30b 貼着剤
40a、40b 透明フィルム
50a、50b 固着部
60 中ライナー
100、200、300、400 パネルボード
P 表示物

Claims (5)

  1. 中芯原紙から凹条と凸条を交互に形成された波板と、
    前記波板の少なくとも片面に貼り合わせされ、表面に貼着剤が塗布されたライナー原紙と、
    前記貼着剤に貼着及び剥離自在な透明フィルムとを備え、
    前記ライナー原紙は、所定の厚さを有する厚紙であり、かつ予め伸縮防止加工が施されていることを特徴とするパネルボード。
  2. 前記ライナー原紙は、フリー台紙用原紙又は白板紙の一種である強サイズのノーコートボールであることを特徴とする請求項1に記載のパネルボード。
  3. 前記波板の両面にそれぞれ前記ライナー原紙を貼り付けられ、厚さ1〜5mmのダンボールが形成され、
    前記ダンボールの両面に前記貼着剤に貼着及び剥離自在な透明フィルムが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパネルボード。
  4. 前記ライナー原紙表面の貼着剤は、前記透明フィルムが前記ライナー原紙の表面を覆ったときに両者の間に存在する空気を外部へ排出するために複数の凸条状に塗布されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のパネルボード。
  5. 前記透明フィルムの1辺が前記ライナー原紙に固着されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のパネルボード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7479050B2 (ja) 2020-07-30 2024-05-08 藤本貴昭株式会社 両面養生ボード

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