JP2003321653A - 軽量物品壁面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品 - Google Patents

軽量物品壁面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品

Info

Publication number
JP2003321653A
JP2003321653A JP2002128751A JP2002128751A JP2003321653A JP 2003321653 A JP2003321653 A JP 2003321653A JP 2002128751 A JP2002128751 A JP 2002128751A JP 2002128751 A JP2002128751 A JP 2002128751A JP 2003321653 A JP2003321653 A JP 2003321653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
adhesive
mounting
wall
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002128751A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tada
英治 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002128751A priority Critical patent/JP2003321653A/ja
Publication of JP2003321653A publication Critical patent/JP2003321653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面に取り付けたり、壁面から取り外したり
する作業を何度も繰り返すことにより、その粘着力が徐
々に衰えていったとしても、水洗いすることにより回復
することができ、しかも壁面から取り外す作業を何度も
繰り返すのに、非常に適した粘着力を有する軽量物品壁
面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品を提供
する。 【解決手段】 この発明の軽量物品壁面取付具は、自己
吸着性を有し、水洗い可能なものとしたアクリルフォー
ムよりなり、平滑な壁面Fに粘着可能とした粘着面1a
を片面または両面に有したものとしている。さらに、こ
の発明の壁面取付具を備えた軽量物品は、自己吸着性を
有し、水洗い可能なものとしたアクリルフォームよりな
り、平滑な壁面Fに粘着可能とした粘着面1aを有した
壁面取付具1を、軽量物品の裏面側に貼り付けたものと
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、額縁、ティッシ
ュボックス、クリップなどの軽量物品の壁面取付具およ
びその壁面取付具を備えた軽量物品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した額縁、ティッシュボック
ス、クリップなどの軽量物品を平滑な壁面に取り付けて
おくには、一般に両面粘着テープが使用されている。す
なわち、上記軽量物品に両面粘着テープの片面を粘着
し、平滑な壁面にこの両面粘着テープのもう片面を粘着
することにより、軽量物品を平滑な壁面に取り付けてお
くようにしている。
【0003】また、上記した額縁、ティッシュボック
ス、クリップなどの軽量物品の一面に、片面粘着テープ
を最初から取り付けたものが存在する。すなわち、この
ような軽量物品は、その物品の裏面側に、離型紙でその
粘着面を被った片面粘着テープを取り付けておき、平滑
な壁面に取り付ける場合には、その離型紙を剥がして粘
着面を壁面に粘着させておくことができるようにしてい
る。
【0004】なお、ここでいう粘着テープとは、ポリ塩
化ビニルなどの基材の片面または両面にゴムまたは合成
樹脂を主剤とする粘着剤を塗布したもので、室温におい
て粘着性をいつまでも保つようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
粘着テープでは、軽量物品を壁面に取り付けたり、壁面
から取り外したりする作業を何度も繰り返していると、
粘着面に埃や塵が付着したりして粘着力が徐々に衰えて
いき、仕舞いには軽量物品を壁面には取り付けておけな
くなるという課題を有していた。
【0006】しかも、従来の粘着テープの粘着力は、特
に軽量物品を平滑な壁面に粘着するために開発されたも
のではないので、その粘着力が強すぎるため、壁面に取
り付ける場合には問題がないとしても、壁面から取り外
す場合に剥がし難かったり、粘着成分が壁面に残って跡
がついたりするという課題を有していた。
【0007】さらに、従来の粘着テープ付き軽量物品に
おいても、壁面に取付けたり、壁面から取り外したりす
る作業を何度も繰り返していると、粘着面に埃や塵が付
着したりして粘着力が徐々に衰えていき、仕舞いには壁
面には取り付けておけなくなるという課題を有してい
た。
【0008】また、従来の粘着テープ付き軽量物品は、
平滑な壁面に粘着するために開発されたものであるとい
っても、何度も取り付けたり、取り外したりすることを
想定しておらず、その粘着力が強すぎたりして適当でな
いという課題を有していた。
【0009】そこで、この発明は、壁面に取り付けた
り、壁面から取り外したりする作業を何度も繰り返すこ
とにより、その粘着力が徐々に衰えていったとしても、
水洗いすることにより回復することができ、しかも壁面
から取り外す作業を何度も繰り返すのに、非常に適した
粘着力を有する軽量物品壁面取付具およびその壁面取付
具を備えた軽量物品を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の軽量物品壁面
取付具は、自己吸着性を有し、水洗い可能なものとした
アクリルフォームよりなり、平滑な壁面Fに粘着可能と
した粘着面1aを片面または両面に有したものとしてい
る。
【0011】さらに、この発明の壁面取付具を備えた軽
量物品は、自己吸着性を有し、水洗い可能なものとした
アクリルフォームよりなり、平滑な壁面Fに粘着可能と
した粘着面1aを有した壁面取付具1を、軽量物品の裏
面側に貼り付けたものとしている。
【0012】そして、この発明の軽量物品壁面取付具お
よびその壁面取付具を備えた軽量物品は、前記粘着面1
aのPETフィルム面への粘着力を約25〜45N/2
5mmであるものとしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の軽量物品壁面取
付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品の実施の形
態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1〜3は、軽量物品壁面取付具の各実施
の形態を示しており、図4〜6は、その壁面取付具を備
えた軽量物品の各実施の形態を示している。
【0015】図1は例えば額縁に適した壁面取付具1の
実施の形態を示し、図2は例えばティッシュボックスに
適した壁面取付具1の実施の形態を示し、図3は例えば
クリップに適した壁面取付具1実施の形態を示してい
る。
【0016】図4は額縁Aとした実施の形態を示し、図
5はティッシュボックスBとした実施の形態を示し、図
6はクリップCとした実施の形態を示している。
【0017】図1〜3に示した壁面取付具1は、肉厚を
0.5〜1.0mm程度とし、アクリルラテックスを気
体混入法で発泡固化させたアクリルフォームよりなるも
のとしており、平滑な壁面Fに粘着可能とした粘着面1
aを片面または両面に有したものとしている。また、ア
クリルフォームは、自己吸着性を有し、ソフトな感触を
有したものとし、水洗い可能なものとしている。そし
て、この壁面取付具1は、粘着面1aを両面に有するも
のでは、その両面の何れかの粘着面1aにより軽量物品
に貼り付ければよいが、粘着面1aを片面にしか有さな
いものでは、その片面の裏面に適宜接着剤を塗布するな
どして軽量物品に貼り付ければよい。なお、壁面取付具
1の粘着面1aには、軽量物品を平滑な壁面Fに取り付
ける前はその粘着面1aに埃や塵が付着しないように離
型紙2を貼り付けたものとすることができる。
【0018】さらに、前記壁面取付具1は、粘着面1a
のPETフィルム面への粘着力が約25〜45N/25
mmであるものとしており、各軽量物品の必要とする粘
着力や重量に応じて、軽量物品の裏面側への粘着面積が
任意に決められるものとしている。
【0019】図4に示した額縁Aは、ボール紙やクラフ
ト紙などの厚紙からなるものとしており、表面側に写真
や絵画等を入れ、裏面側に前記壁面取付具1を貼り付け
てなるものとしている。この図4に示した額縁Aでは、
特に強く壁面に粘着させておく必要がなく、写真や絵画
等を入れたときの重量も比較的軽いので、裏面の両端に
縦長にしたものを一枚ずつ貼り付け、この壁面取付具1
の粘着面1aの専有面積を額縁Aの裏面の面積の1/5
程度としている。
【0020】図5に示したティッシュボックスBは、前
記額縁Aと同様にボール紙やクラフト紙などの厚紙から
なるものとしており、表面側にティッシュペーパーの取
出し口を形成し、裏面側に前記壁面取付具1を貼り付け
てなるものとしている。この図5に示したティッシュボ
ックスBでは、表面側の取出し口2からティッシュペー
パーを引き出すため、ある程度強く壁面に粘着させてお
く必要があり、ティッシュペーパーが一杯入っている状
態での重量は比較的重いので、裏面と略相似形の長方形
にしたものを貼り付け、この壁面取付具1の粘着面1a
の専有面積をティッシュボックスBの裏面の面積の略半
分以上としている。
【0021】図6に示したクリップCは、金属板を二つ
折りにしてなるものとしており、表板と裏板との間にメ
モ用紙、予定表、各種掲示物などを挟んでおけるように
しており、裏板の裏面側に前記壁面取付具1を貼り付け
てなるものとしている。この図6に示したクリップCで
は、そのものの重量は軽いが、表板と裏板との間に掲示
物などを挟んだ場合に重くなるので、この壁面取付具1
の粘着面1aの専有面積をクリップCの裏板の裏面の面
積の全体または略全体としている。
【0022】この発明において軽量物品とは、数グラム
から200グラム程度までのものをいい、前記実施の形
態に示した額縁A、ティッシュボックスB、クリップC
以外にも、壁面に取り付けて使用するものであれば特に
限定されない。
【0023】また、この発明において平滑な壁面Fと
は、金属面、ガラス面、合成樹脂面などをいう。
【0024】以上のように構成されたこの発明の壁面取
付具を備えた軽量物品は、図7〜9に示したように、平
滑な壁面Fの適宜位置に粘着させておけば、その粘着さ
せた状態で、これら軽量物品を使用することができる。
【0025】この発明の壁面取付具を備えた軽量物品を
壁面Fに粘着させるには、粘着シート材1の粘着面1a
から離型紙2を剥がし、その壁面Fの適宜位置に押さえ
付けておくだけでよい。
【0026】そして、軽量物品の場所や位置を変更した
いときには、その軽量物品を壁面Fから引き離し、変更
したい位置に移動させ、その位置で押さえ付ければよ
い。
【0027】なお、軽量物品の場所や位置を何度も変更
すると、壁面取付具1の粘着面1aに埃や塵が付着した
りして粘着力が徐々に衰えていくが、このような場合に
はその粘着面1aに付着した埃や塵を濡れ紙や濡れ雑巾
などで拭き取れば、粘着力が回復する。
【0028】
【発明の効果】この発明の軽量物品壁面取付具およびそ
の壁面取付具を備えた軽量物品は、壁面に取り付けた
り、壁面から取り外したりする作業を何度も繰り返すこ
とにより、その粘着力が徐々に衰えていったとしても、
水洗いすることにより回復することができ、しかも壁面
から取り外す作業を何度も繰り返すのに、非常に適した
粘着力を有するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の軽量物品壁面取付具の一実施形態を
示す斜視図である。
【図2】この発明の軽量物品壁面取付具の他の実施形態
を示す斜視図である。
【図3】この発明の軽量物品壁面取付具のさらに他の実
施形態を示す斜視図である。
【図4】この発明の壁面取付具を備えた軽量物品の一実
施形態を示す斜視図である。
【図5】この発明の壁面取付具を備えた軽量物品の他の
実施形態を示す斜視図である。
【図6】この発明の壁面取付具を備えた軽量物品のさら
に他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】図4に示す軽量物品の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図8】図5に示す軽量物品の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図9】図6に示す軽量物品の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図10】図4に示す軽量物品の使用状態を示す側面図
である。
【図11】図5に示す軽量物品の使用状態を示す側面図
である。
【図12】図6に示す軽量物品の使用状態を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 壁面取付具 1a 粘着面 F 壁面
フロントページの続き Fターム(参考) 2C017 BA04 DA01 EA05 3B111 CA01 CB01 CC01 CD01 CE05 4J004 CB04 CC02 EA05 FA08 4J040 JA09 JB09 NA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己吸着性を有し、水洗い可能なものと
    したアクリルフォームよりなり、平滑な壁面(F)に粘
    着可能とした粘着面(1a)を片面または両面に有した
    ことを特徴とする軽量物品壁面取付具。
  2. 【請求項2】 自己吸着性を有し、水洗い可能なものと
    したアクリルフォームよりなり、平滑な壁面(F)に粘
    着可能とした粘着面(1a)を有した壁面取付具(1)
    を、軽量物品の裏面側に貼り付けたことを特徴とする壁
    面取付具を備えた軽量物品。
  3. 【請求項3】 前記粘着面(1a)のPETフィルム面
    への粘着力を、約25〜45N/25mmであるものと
    したことを特徴とする請求項1記載の軽量物品壁面取付
    具。
  4. 【請求項4】 前記粘着面(1a)のPETフィルム面
    への粘着力を、約25〜45N/25mmであるものと
    したことを特徴とする請求項2記載の壁面取付具を備え
    た軽量物品。
JP2002128751A 2002-04-30 2002-04-30 軽量物品壁面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品 Pending JP2003321653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002128751A JP2003321653A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 軽量物品壁面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002128751A JP2003321653A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 軽量物品壁面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003321653A true JP2003321653A (ja) 2003-11-14

Family

ID=29542399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002128751A Pending JP2003321653A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 軽量物品壁面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003321653A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069633A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Cstec Kk トレイ
JP2017000340A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 イイダ産業株式会社 飾り付け具
CN112975818A (zh) * 2019-12-02 2021-06-18 蓝永辉 一种壁面粘贴件及其拆卸装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069633A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Cstec Kk トレイ
JP4555032B2 (ja) * 2004-09-03 2010-09-29 シーエステック株式会社 トレイ
JP2017000340A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 イイダ産業株式会社 飾り付け具
CN112975818A (zh) * 2019-12-02 2021-06-18 蓝永辉 一种壁面粘贴件及其拆卸装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6245177B1 (en) Use of a piece of adhesive film for a bong which can be separated without damage and without leaving a residue
US5643668A (en) Tape for rough surfaces
WO2002056115A1 (en) Electrostatic sheets with adhesive
JP2003321653A (ja) 軽量物品壁面取付具およびその壁面取付具を備えた軽量物品
JP2006292158A (ja) ホルダー用ミクロ吸盤ラベル
WO2019009318A1 (ja) 壁面取付具
JP3609700B2 (ja) 凹凸ガラス面用装飾シート
NL1007603C2 (nl) Bevestigingsmiddel.
JP2002348548A (ja) ミクロ吸盤粘着剤付き広告ポスターシートの製造方法
JPH037778A (ja) 圧着再剥離性接着シート
JP3048647U (ja) 着脱可能な装飾材
JP3013638U (ja) 壁面貼付け型ミラー
JP2000061227A (ja) 自動車製造工場内ダストの吸着用シート及びその使用方法
JP2004155910A (ja) 粘着シート
JP5307961B2 (ja) 粘着シート
JPH089145Y2 (ja) 両面粘着テープ
JP3064951U (ja) 貼着用シ―ト
JPH0748658Y2 (ja) パネルボード用粘着掲示具
JP2003041741A (ja) 内装積層体及びその製造方法
JPH11318686A (ja) 吊下具
JP2723705B2 (ja) ダブル粘着シート
JP3079489U (ja) シート状製品のサンプル帳
JPH06346028A (ja) 装飾用粘着シート
EP1052275A1 (en) Double-sided adhesive tape
JPH06220411A (ja) 接着体の剥離紙