JP3157807U - 布製粘着シート - Google Patents

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典之 竹内
典之 竹内
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井上染工株式会社
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Abstract

【課題】貼り剥がしが容易に行え、かつ必要なときは跡形も残さず安全で綺麗に剥がすことのできる布製粘着シートを提供する。【解決手段】繊維布生地4の上面に形成された液体顔料にアクリル樹脂系接着剤と硬仕上げ剤を含浸させて印刷したプリント層3と、このプリント層の上面にコーティングされたウレタン樹脂、アクリル系感圧性接着剤等のイソシアネート系硬化剤を含浸させた粘着層2と、更にこの粘着層2の上面にコーティングした剥離フィルム1とで形成する。【選択図】図2

Description

本考案は広告、告知、宣伝用に使用される布製粘着シートに関する。
従来、この種シートは印刷されたフィルム、印刷紙などの生地の裏側に、アクリル樹脂或いは、発泡ウレタン樹脂をコーティングした離型紙と貼り合わす事によって粘着加工を施されてきた。
本考案は素人でも貼り剥がしが容易に行え、かつ必要なときは跡形も残さず安全で綺麗に剥がすことのできる布製粘着シートを提供する。
しかし、上記のような従来の技術を宣伝、広告用の粘着シートとして、そのまま適用することは施工時に表面に気泡が入ったり表面に皺ができたり、本体同士が粘着して剥がれなくなったり等の一度施工に失敗すると使い物にならない問題が生じたりなど施工にかなりの技術が必要とされた。
又、夏場ショーウィンドウに貼っていると従来アクリル樹脂粘着剤では真夏の太陽が長時間当たると熱で粘着剤が溶けてシートが変色し、更にシートを剥がした時にガラス面に接着剤が付着して拭いても取れないという品質上の問題が生じた。
従来の製法の粘着剤として発砲させて使用したウレタン樹脂の色は白く濁るので印刷面にこの粘着剤をコーティングすることはできない。
近年、広告キャンペーンの頻度が増し、広告や告知手段としてのショーウィンドウ等のガラス面の貼り剥がしのできるツールの需要は増しておりますが、こうした品質面での不具合を克服しない限り粘着シートの実用化拡大は難しい。
本考案は、繊維布生地の上面に形成された液体顔料にアクリル樹脂系接着剤と硬仕上げ剤を含浸させて印刷したプリント層と、このプリント層の上面にコーティングされたウレタン樹脂、アクリル系感圧性接着剤等のイソシアネート系硬化剤を含浸させた粘着層と、更にこの粘着層の上面にコーティングした剥離フィルムとで成したことを特徴としたものである。
更に本考案は、生地は、上面のプリント層と同種の下面のプリント層にて積層したことを特徴としたものである。
又本考案は、粘着層は、上下2層とし且つ両層間に紫外線カット用フィルムを介在したことを特徴としたものである。
又本考案は、生地は、上面のプリント層と同種の下面プリント層にて積層したことと、更に粘着層は、上下2層とし且つ両層間に紫外線カット用フィルムを介在して形成したことを特徴としたものである。
又本考案は、粘着層は、上下2層とし且つ両層間にプリント層を積層した生地を介在し、その粘着層の上面に紫外線カット用フィルム、防水フィルムを上積みして形成したことを特徴としたものである。
又本考案は、粘着層は上下面2層とし且つ両層間にフィルムを介在し、更に上面の粘着層にプリント層を積層した生地を上積みし、このプリント層に抗菌剤、防カビ剤、防臭剤を浸漬したことによって形成したことを特徴としたものである。
(1)請求項1により平滑な面のガラスに容易に印刷面を粘着させて通常の状態では剥がれず、施工時に表面に気泡が入っても簡単に排除でき、皺ができにくくなり、更に本体同士が接着したときも容易に剥がれるようになり、一度施工に失敗しても再度容易に施工できるようになった。
(2)請求項2により繊維布生地に両面印刷ができるようになった。
(3)請求項3により繊維布生地に施した印刷部の堅牢度が良くなった。
(4)請求行4により繊維布生地に施した印刷部の堅牢度が良くなり、更に両面印刷もできるようになった。
(5)請求項5により繊維布生地に施した印刷部の堅牢度が良くなり、防水が可能になった。
(7)請求項6により抗菌、防かび、防臭も可能になった。
又、従来の粘着シートの様に真夏の太陽が長時間当たっても粘着剤が溶ける事やシートが変色しなくなった。
従来の製法の粘着剤である発泡ウレタン樹脂の色は、白く濁るので印刷面に使用できなかったが、この考案は色が透明であるので解決された。
布製粘着シートの使用状態を示す斜視図 布製粘着シートの拡大断面図 布製粘着シートの拡大断面図 布製粘着シートの拡大断面図 布製粘着シートの拡大断面図 布製粘着シートの拡大断面図 布製粘着シートの拡大断面図 電車の窓に布製粘着シートを貼った状態を示す他の実施例図 建物の窓ガラスに布製粘着シートを貼った状態を示す他の実施例図 布製粘着シートを製造する概略図
以下に本考案の実施例として図面を参照して説明する。
[図1]は街角のショーウィンドウに本考案の布製粘着シートを貼付けた斜視図を示し、具体的には[図2]の本考案の断面図に示す如く繊維布生地4の上面に形成された液体顔料にアクリル樹脂系接着剤と硬仕上げ剤を含浸させて印刷したプリント層3と、このプリント層の上面にコーティングされたウレタン樹脂、アクリル系感圧性接着剤等のイソシアネート系硬化剤を含浸させた粘着層2と、更にこの粘着層2の上面にコーティングした剥離フィルムとで形成することを示す。
更に、本考案布製粘着シートの製造順序を[図10]に基づいて説明すると剥離フィルム1を繰出し部7より繰り出し、塗工部8にて剥離フィルム1に粘着剤をコーティングし、更に粘着剤の塗工液の乾燥をさせるため乾燥炉9を通し厚さ計測器10にて塗布量を計測された(剥離フィルム上へ粘着剤を塗布し、乾燥させた粘着面)Aと繰出し部12より繰出した(印刷された繊維布生地)Bとを、貼合せ部11にてラミネートして繰り出し巻取り部13で布製粘着シートを巻取る装置を示す。
ここで言う繊維布生地とは、ポリエステル100%の織物と不織布を言う。
布製粘着シートとは、あらゆるものの告知、宣伝、広告の媒体として用いる製品のことを言う。
本考案に係わる布製粘着シートは、[図1]で示すショーウィンドウを持つ店舗や[図8]で示す電車などにおいて、素人でも簡単に綺麗に施工ができる点で有用である。又、宣伝広告の手段としてだけではなく[図9]で示す窓ガラスのデコレーションとしても使用できます。
1 剥離フィルム
2 粘着層
3 プリント層
4 繊維布生地
5 UVフィルム場合によってはフィルム
6 ガラス面
7 繰出し部
8 塗工部
9 乾燥炉
10 厚さ計測器
11 張合せ部
12 繰出し部
13 巻取り部
A 剥離フィルム上へ粘着剤を塗布し、乾燥させた粘着面
B 印刷された繊維布生地

Claims (6)

  1. 繊維布生地の上面に形成された液体顔料にアクリル樹脂系接着剤と硬仕上げ剤を含浸させて印刷されたプリント層と、このプリント層の上面にコーティングされたウレタン樹脂、アクリル系感圧性接着剤等のイソシアネート系硬化剤を含浸させた粘着層と、更にこの粘着層の上面にコーティングした剥離フィルムとで成したことを特徴とする布製粘着シート。
  2. 前記生地は、上面のプリント層と同種の下面のプリント層にて積層したことを特徴とする請求項1記載の布製粘着シート。
  3. 前記粘着層は、上下2層とし且つ両層間に紫外線カット用フィルムを介在したことを特徴とする請求項1記載の布製粘着シート。
  4. 前記生地は、上面のプリント層と同種の下面プリント層にて積層し、更に前記粘着層は、上下2層とし且つ両層間に紫外線カット用フィルムを介在して形成したことを特徴とする請求項1記載の布製粘着シート。
  5. 前記粘着層は、上下2層とし且つ両層間にプリント層を積層した生地を介在し、その粘着層の上面に紫外線カット用フィルム、防水フィルムを上積みして形成したことを特徴とする請求項1記載の布製粘着シート。
  6. 前記粘着層は、上下面2層とし且つ両層間にフィルムを介在し、更に上面の粘着層にプリント層を積層した生地を上積みし、このプリント層に抗菌剤、防かび剤、防臭剤を浸漬したことによって形成したことを特徴とする請求項1記載の布製粘着シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200471394Y1 (ko) * 2013-08-28 2014-02-19 김도엽 우산용 장식스티커
JP2022017180A (ja) * 2020-07-13 2022-01-25 エスケーシーエス・カンパニー・リミテッド 抗菌フィルム
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