JP3073245U - 段ボール材 - Google Patents

段ボール材

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JP3073245U
JP3073245U JP2000003207U JP2000003207U JP3073245U JP 3073245 U JP3073245 U JP 3073245U JP 2000003207 U JP2000003207 U JP 2000003207U JP 2000003207 U JP2000003207 U JP 2000003207U JP 3073245 U JP3073245 U JP 3073245U
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守蔵 佐光
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株式会社クラウン・パッケージ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反りを少なくすることができる段ボール材を
提供する。 【解決手段】 段ボール材Aは、第1外側ライナー部1
0と、第2外側ライナー部12と、第1内側ライナー部
20と、第2内側ライナー部22と、第1中芯部30
と、第2中芯部32とを有し、第1外側ライナー部10
と第2外側ライナー部12とは略同一の厚みで、また、
第1内側ライナー部20と第2内側ライナー部22とは
略同一の厚みで、さらに、第1内側ライナー部20と第
2内側ライナー部22は、第1外側ライナー部10と第
2外側ライナー部12よりも薄手に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、段ボール材に関するものであり、特に、表面と裏面とにライナーを 有する段ボール材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来における段ボール材においては、いわゆる両面段ボール材と片面段ボール 材が存在する。ここで、両面段ボール材においては、平板形状のライナーにより 波形の中芯が挟まれた状態で設けられており、いわゆるシングルの両面段ボール 材においては、1つの中芯が2つのライナーにより挟まれた状態で設けられてお り、また、いわゆるダブルの両面段ボールにおいては、2つの中芯と3つのライ ナーが設けられ、該中芯とライナーとが交互に配設された状態となっている。ま た、片面段ボール材においては、表面と裏面の一方の面には、ライナーが設けら れておらず、中芯が露出している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来における段ボール材においては、反りの問題があり、段ボー ル材の表面と裏面のいずれか一方の面が山型に湾曲し、他方の面が谷型に湾曲す るという問題があった。特に、両面段ボール材は、片面段ボール材と異なり、対 称に形成されており、該片面段ボールに比べて反りは少ないはずであるが、現実 には反りの問題がある。
【0004】 そこで、本考案は、反りをなるべく少なくすることができる段ボール材を提供 することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、厚 みの異なるライナー部が設けられた2つの両面段ボール材を、厚みの薄いライナ ー部同士を貼り合わせて形成されてなることを特徴とする。
【0006】 この第1の構成の段ボール材においては、2枚の両面段ボール材が貼り合わさ れており、外側のライナー部は厚みが厚く、内側のライナー部は厚みが薄く形成 されているので、各両面段ボール材の反りを互いに相殺し合うことになり、結果 として、反りを防止することが可能となる。
【0007】 また、第2には、段ボール材であって、断面略波形形状を呈する中芯部と、該 中芯部の両面に配設された略板状のライナー部とを有する両面段ボール材を2枚 貼り合わせた段ボール材であって、外側に露出したライナー部の厚みが、内側に 配設されたライナー部の厚みよりも厚く形成され、また、該外側に露出した2つ のライナー部の厚みは略同一で、該内側に露出した2つのライナー部の厚みは略 同一であることを特徴とする。
【0008】 この第2の構成の段ボール材においては、2枚の両面段ボール材が貼り合わさ れており、外側のライナー部は厚みが厚く、内側のライナー部は厚みが薄く形成 されているので、各両面段ボール材の反りを互いに相殺し合うことになり、結果 として、反りを防止することが可能となる。
【0009】 また、第3には、段ボール材であって、略板状を呈する第1外側ライナー部と 、該第1外側ライナー部の一方の面に接着された第1中芯部であって、断面略波 形形状を呈する第1中芯部と、該第1中芯部における第1外側ライナー部が接着 された面とは異なる面に接着され、略板状を呈する第1内側ライナー部と、該第 1内側ライナー部における第1中芯部が接着された面とは異なる面に接着され、 略板状を呈する第2内側ライナー部と、該第2内側ライナー部における第1内側 ライナー部が接着された面とは異なる面に接着され、断面略波形形状を呈する第 2中芯部と、該第2中芯部における第2内側ライナー部が接着された面とは異な る面に接着され、略板状を呈する第2外側ライナー部と、を有し、該第1外側ラ イナー部と第2外側ライナー部とは略同一の厚みに形成されているとともに、該 第1内側ライナー部と第2内側ライナー部とは略同一の厚みに形成されており、 また、該第1外側ライナー部の厚みは、第1内側ライナー部の厚み及び第2内側 ライナー部の厚みよりも大きく形成されており、また、該第2外側ライナー部の 厚みは、第1内側ライナー部の厚み及び第2内側ライナー部の厚みよりも大きく 形成されていることを特徴とする。
【0010】 この第3の構成の段ボール材においても、第1外側ライナー部と第2外側ライ ナー部とが厚く形成され、一方、第1内側ライナー部と第2内側ライナー部とが 薄く形成されているので、第1外側ライナー部と第1中芯部と第1内側ライナー 部とからなる両面段ボールが反ろうとする方向と、第2外側ライナー部と第2中 芯部と第2内側ライナー部とからなる両面段ボールが反ろうとする方向とを互い に相殺し合うことになり、結果として全体の反りを防止することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態としての実施例を図面を利用して説明する。本考案に基づ く段ボール材Aは、図1、図2に示されるように、第1外側ライナー部10と、 第2外側ライナー部12と、第1内側ライナー部20と、第2内側ライナー部2 2と、第1中芯部30と、第2中芯部32とを有している。
【0012】 ここで、上記第1外側ライナー部10は、略平板状を呈するライナーであり、 紙材で形成されている。また、上記第2外側ライナー部12も、略平板状を呈す るライナーであり、紙材で形成されている。該第1外側ライナー部10の厚みと 第2外側ライナー部12の厚みとは略同一に形成されている。
【0013】 また、上記第1内側ライナー部20は、略平板状を呈するライナーであり、紙 材で形成されている。また、上記第2内側ライナー部22も同様に、略平板状を 呈するライナーであり、紙材で形成されている。該第1内側ライナー部20の厚 みと第2内側ライナー部22の厚みとは略同一に形成されている。
【0014】 また、該第1内側ライナー部20と第2内側ライナー部22の厚みは、上記第 1外側ライナー部10と第2外側ライナー部12の厚みよりも薄く形成されてい る。つまり、上記第1外側ライナー部10の厚みと第2外側ライナー部12の厚 みをaとし、また、該第1内側ライナー部20と第2内側ライナー部22の厚み をbとした場合には、a>bとなっている。
【0015】 また、上記第1中芯部30は、断面略波形形状を呈し、紙材により形成されて いる。この第1中芯部30は、上記第1外側ライナー部10と第1内側ライナー 部20により挟まれた状態で配設されている。つまり、上記第1外側ライナー部 10の下面と上記第1中芯部30の上面の頂部とが接着剤により接着され、また 、上記第1内側ライナー部20の上面と上記第1中芯部30の下面の頂部とが接 着剤により接着されている。
【0016】 また、上記第2中芯部32も、同様に、断面略波形形状を呈し、紙材により形 成されている。この第2中芯部32は、上記第2外側ライナー部12と第2内側 ライナー部22により挟まれた状態で配設されている。つまり、上記第2外側ラ イナー部12の上面と上記第2中芯部32の下面の頂部とが接着剤により接着さ れ、また、上記第2内側ライナー部22の下面と上記第2中芯部32の上面の頂 部とが接着剤により接着されている。なお、第1中芯部30と第2中芯部32と では、山の高さ及び単位長さ当たりの山の数は略同一である。
【0017】 また、上記第1内側ライナー部20と第2内側ライナー部22とは、互いに接 着剤により貼り合わされている。つまり、第1内側ライナー部20の下面、すな わち、第1内側ライナー部20の第1中芯部30が接着されていない側の面と、 第2内側ライナー部22の上面、すなわち、第2内側ライナー部22の第2中芯 部32が接着されていない側の面とが貼り合わされている。接着に当たっては、 全面が貼り合わされている。
【0018】 本実施例の段ボール材Aは、ライナーの厚みが異なる2つの両面段ボール材を 、厚みが薄いライナー同士を貼り合わせて形成したものであるといえる。
【0019】 上記構成の段ボール材Aの使用状態について説明する。上記構成の段ボール材 Aの使用方法の1つとしては、該段ボール材Aを所定の大きさに切断して、パネ ル材として使用する。つまり、ポスター等を貼り付けた上で展示して使用する。 なお、この段ボール材Aは他の使用方法で使用することも可能である。例えば、 従来のように該段ボール材で包装箱を形成することも考えられる。
【0020】 本考案の段ボール材においては、外側、つまり、表面と裏面の外部に露出した 面には、厚みの厚いライナー部が設けられ、内部には、厚みの薄いライナー部が 設けられているので、反りを防止することができる。つまり、仮に、第1外側ラ イナー部10と、第1中芯部30と、第1内側ライナー部20のみからなる段ボ ール材の場合には、厚みの厚い方に湾曲する。つまり、第1外側ライナー部10 の側が山型で、第1内側ライナー部20の側が谷型に湾曲する。同じように、仮 に、第2外側ライナー部12と、第2中芯部32と、第2内側ライナー部22の みからなる段ボール材の場合にも、厚みの厚い方に湾曲する。つまり、第2外側 ライナー部12の側が山型で、第2内側ライナー部22の側が谷型に湾曲する。 そして、本考案の段ボール材Aでは、第1内側ライナー部20と第2内側ライナ ー部22とを貼り合わせることによって、その反りを互いに打ち消し合うことに なり、結果として、反りを防止することが可能となる。
【0021】
【考案の効果】
本考案に基づく段ボール材によれば、外側のライナー部は厚みが厚く、内側の ライナー部は厚みが薄く形成されているので、各両面段ボール材の反りを互いに 相殺し合うことになり、結果として、反りを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に基づく段ボール材の要部斜視
図である。
【図2】本考案の実施例に基づく段ボール材の要部断面
図である。
【符号の説明】
A 段ボール材 10 第1外側ライナー部 12 第2外側ライナー部 20 第1内側ライナー部 22 第2内側ライナー部 30 第1中芯部 32 第2中芯部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚みの異なるライナー部が設けられた2
    つの両面段ボール材を、厚みの薄いライナー部同士を貼
    り合わせて形成されてなることを特徴とする段ボール
    材。
  2. 【請求項2】 段ボール材であって、 断面略波形形状を呈する中芯部と、該中芯部の両面に配
    設された略板状のライナー部とを有する両面段ボール材
    を2枚貼り合わせた段ボール材であって、外側に露出し
    たライナー部の厚みが、内側に配設されたライナー部の
    厚みよりも厚く形成され、また、該外側に露出した2つ
    のライナー部の厚みは略同一で、該内側に露出した2つ
    のライナー部の厚みは略同一であることを特徴とする段
    ボール材。
  3. 【請求項3】 段ボール材であって、 略板状を呈する第1外側ライナー部と、 該第1外側ライナー部の一方の面に接着された第1中芯
    部であって、断面略波形形状を呈する第1中芯部と、 該第1中芯部における第1外側ライナー部が接着された
    面とは異なる面に接着され、略板状を呈する第1内側ラ
    イナー部と、 該第1内側ライナー部における第1中芯部が接着された
    面とは異なる面に接着され、略板状を呈する第2内側ラ
    イナー部と、 該第2内側ライナー部における第1内側ライナー部が接
    着された面とは異なる面に接着され、断面略波形形状を
    呈する第2中芯部と、 該第2中芯部における第2内側ライナー部が接着された
    面とは異なる面に接着され、略板状を呈する第2外側ラ
    イナー部と、を有し、 該第1外側ライナー部と第2外側ライナー部とは略同一
    の厚みに形成されているとともに、該第1内側ライナー
    部と第2内側ライナー部とは略同一の厚みに形成されて
    おり、また、該第1外側ライナー部の厚みは、第1内側
    ライナー部の厚み及び第2内側ライナー部の厚みよりも
    大きく形成されており、また、該第2外側ライナー部の
    厚みは、第1内側ライナー部の厚み及び第2内側ライナ
    ー部の厚みよりも大きく形成されていることを特徴とす
    る段ボール材。
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