JP3076761U - パネル材 - Google Patents

パネル材

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JP3076761U
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弘 吉田
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株式会社ジャパンアート企画
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反りに強いとともにつぶれにくく、また、ね
じれや折り曲げにも強いパネル材を提供すること。 【解決手段】 波型面を有する基材(2、3)を少なく
とも2段重ねることにより成る芯材(4)と、該芯材
(4)の上面及び下面に接着した板材(5)と、を備え
るパネル材(1)であって、前記基材(2、3)は、波
型面の波が同一方向に向かないような配置において重ね
合わせたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案はパネル材に係り、より詳しくは、波型面を有する基材を2枚以上重ね ることにより成る芯材とこの芯材の上面及び下面に接着した板材とにより成るパ ネル材において、前記基材を、波型面の波が同一方向に向かないような配置にお いて重ね合わせたことを特徴とするパネル材に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来から、さまざまな分野において各種の紙製パネル材が用いられており、こ の紙製パネルとしては、紙段ボールを用いたものが多用されている。
【0003】 例えば、娯楽等の分野においては、紙段ボール製のパネル表面に接着層を備え て、これによりパネルに写真やポスター等を添付可能としたパネル等が提供され ている。
【0004】 ところで、一般的に段ボールはハニカム構造とされており、紙段ボールは、波 型面を有する芯材を上下のボール紙間に配置することにより構成されている。
【0005】 そのため、従来の紙段ボールでは、上下のボール紙間に空間が生じてしまい、 その結果、このような紙段ボールを用いたパネル材では、上下から押される力に 弱く、強い力で上側あるいは下側から押されるとつぶれてしまうという問題点が あった。
【0006】 また、紙段ボールを用いたパネル材は、湿気等の影響により反りを起こしてし まうことが多く、更に、ねじれ、折り曲げ等にも弱く、使用に際して、また保管 に際しても取り扱いに十分な注意を必要とするという問題点もあった。
【0007】 そこで、本考案は、湿気等の影響による反りを有効に防止可能であるとともに 、つぶれにくく、またねじれや折り曲げにも強いパネル材を提供することを課題 としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のパネル材は、波型面を有する基材を少なくとも2段重ねることにより 成る芯材と、該芯材の上面及び下面に接着した板材と、を備えるパネル材であっ て、前記基材は、波型面の波が同一方向に向かないような配置において重ね合わ せたことを特徴とする。
【0009】 本考案のパネル材では、波型面を有する基材を少なくとも2段重ねることによ り成る芯材の上面及び下面に板材を接着するとともに、2段重ねにする前記基材 は、波型面における波が同一方向に向かないようにして配置している。そのため 、一般的な紙段ボールにより構成されるパネル材と異なり、反りの発生を有効に 防止することができるとともに、つぶれにくく、更に、ねじれや折り曲げにも強 いパネル材とすることが可能である。
【0010】
【実施例】
本考案のパネル材の第1の実施例について図面を参照して説明すると、図1は 本実施例のパネル材1の構造を説明するための分解図であり、また図2は本実施 例の断面図である。
【0011】 そして、図において4は芯材であり、本実施例のパネル材1では、基材2、3 を2枚重ねることにより芯材4を構成している。
【0012】 ここで、芯材4を構成している基材2、3材について説明すると、図3はこの 基材2、3を示した斜視図であり、図にも示してあるように、本実施例に用いら れる前記基材2、3は、波型面を有する板材としている。
【0013】 そして、本実施例のパネル材1では、この基材2、3を2枚用いて、波型面の 波が同一方向に向かないような配置において2枚の基材2、3を重ね合わしてい る。より具体的には、本実施例では、下側の基材2の波と上側の基材3の波とが 直交する方向に向くような配置において、下側の基材2と上側の基材3とを重ね 合わし、これにより芯材4を構成している。なお、前記基材2、3の製造方法と しては、表面が波型のローラーを1対用いて、このローラー間にボール紙等を通 す方法等が考えられるが、この製造方法は特に限定されるものではない。
【0014】 次に、図1及び図2において5は板材であり、本実施例においては、前記芯材 4の上面及び下面にボール紙より成る板材5を接着し、これによりパネル材1を 構成している。
【0015】 このように、本実施例のパネル材1では、波型面を有する2枚の基材2、3を 用いて、この2枚の基材2、3を、それぞれの波型面における波が直交する方向 に向くような配置において重ね合わすことにより芯材4を形成しているため、反 りを起こすことを有効に防止でき、また、上側あるいは下側からの圧力にも強く 、更にねじれ等にも強いパネル材にすることが可能である。
【0016】 即ち、波型面を有する基材を1枚のみ用いて芯材とした場合には、一般的に、 波型面の波に沿って、折れ、ねじれ、反り等を起こしてしまうことが多いが、本 実施例のパネル材1では、波型面の波が交差するような配置において2枚の基材 を重ね合わしているため、波に沿ってパネルが反り等を起こしてしまうことを有 効に防止できる。
【0017】 なお、前記基材2、3、及び板材5は、ボール紙をそのまま用いてもよいが、 より好ましくは、それぞれに発水化工を施したものを用いると良く、例えば基材 2、3、及び板材5のそれぞれに鑞等を塗布しておくと良い。
【0018】 次に、図4は本考案のパネル材の第2の実施例を説明するための断面図であり 、図において11が本実施例のパネル材である。そして、本実施例のパネル材1 1においては、前述した第1の実施例のパネル材1における板材5のそれぞれの 露出面に、保護材6を装着した点を特徴としている。
【0019】 即ち、図4において6が保護材であり、本実施例においては、板材5のそれぞ れの露出面にPP製のフィルムよりなる保護材を接着している。このように、本 実施例のパネル材11では、PPフィルムより成る保護層材6を備えているため に、パネル材全体の強度を増すことができ、反りの発生もより有効に防止するこ とができる。なお、本実施例は板材5のそれぞれの露出面に保護材6を備えた点 を特徴としており、その他の部分は前述した第1の実施例と同様であるため、重 複した説明は省略するとともに同一部分には同一符号を付した。
【0020】 次に、図5は本考案のパネル材の第3の実施例を説明するための断面図であり 、図において21が本実施例のパネル材である。そして、本実施例のパネル材2 1においては、前述した第2の実施例のパネル材11における保護材6のいずれ か一方の露出面に、接着層7を形成した点を特徴としている。
【0021】 即ち、図において7が接着層であり、本実施例においては、上側の保護材6の 露出面に接着層7を形成しており、これにより、パネル材21に写真、メモ等を 貼付可能としている、このように、本実施例のパネル材21では、接着層7を形 成し、この接着層7上に写真、メモ等を貼付可能としているため、糊付きパネル として使用することが可能である。なお、図示していないが、より好ましくは、 この接着層7の上面に剥離紙を備えるとよく、これにより、使用しない場合に接 着層に所望しない物等が貼付されてしまうことを防止できる。また、本実施例の パネル材21は第2の実施例における保護材6の露出面に接着層7を形成した点 を特徴としており、その他の部分は前述した第2の実施例と同様であるため、重 複した説明は省略するとともに同一部分には同一符号を付した。
【0022】 なお、前述の第1乃至第3の実施例の説明では、2枚の基材の波が直交するよ うにして芯材を構成する場合について説明したが、必ずしも直交するようにする 必要は無く、波型面の波が同一方向に向かないような配置にすれば良く、例えば 、2枚の紙段ボールの波により形成される角度が0度より大きく45度よりも小 さければ良い。
【0023】
【考案の効果】
本考案のパネル材は以上説明した形態で実施され、以下に記載するような効果 を奏する。
【0024】 本考案のパネル材は、波型面を有する基材を少なくとも2段重ねることにより 成る芯材と、該芯材の上面及び下面に接着した板材と、を備えるパネル材であっ て、前記基材は、波型面の波が同一方向に向かないような配置において重ね合わ せたことを特徴とする。
【0025】 このように、本考案のパネル材では、波型面を有する基材を少なくとも2段重 ねることにより成る芯材の上面及び下面に板材を接着するとともに、2段重ねに する前記基材は、波型面における波が同一方向に向かないようにして配置してい るため、一般的な紙段ボールにより構成されるパネル材と異なり、反りの発生を 有効に防止することができるとともに、つぶれにくく、更に、ねじれや折り曲げ にも強いパネル材とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパネル材の第1実施例を説明するため
の分解図である。
【図2】本考案のパネル材の第1実施例の構造を説明す
るための断面図である。
【図3】本考案のパネル材の第1実施例に用いられる基
材示す斜視図である。
【図4】本考案のパネル材の第2実施例を説明するため
の断面図である。
【図5】本考案のパネル材の第3実施例を説明するため
の断面図である。
【符号の説明】
1、11、21 パネル材 2、3 基材 4 芯材 5 板材 6 保護材 7 接着層

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】波型面を有する基材(2、3)を少なくと
    も2段重ねることにより成る芯材(4)と、該芯材
    (4)の上面及び下面に接着した板材(5)と、を備え
    るパネル材(1)であって、 前記基材(2、3)は、波型面の波が同一方向に向かな
    いような配置において重ね合わせたことを特徴とするパ
    ネル材。
  2. 【請求項2】波型面を有する基材(2、3)を少なくと
    も2段重ねることにより成る芯材(4)と、該芯材
    (4)の上面及び下面に接着した板材(5)と、該板材
    (5)のそれぞれの露出面に装着した保護材(6)と、
    を備えるパネル材(1)であって、 前記基材(2、3)は、波型面の波が同一方向に向かな
    いような配置において重ね合わせたことを特徴とするパ
    ネル材。
  3. 【請求項3】波型面を有する基材(2、3)を少なくと
    も2段重ねることにより成る芯材(4)と、該芯材
    (4)の上面及び下面に接着した板材(5)と、該板材
    (5)のそれぞれの露出面に装着した保護材(6)と、
    該保護材(6)のいずれかの露出面に形成した接着層
    (7)と、を備えるパネル材(1)であって、 前記基材(2、3)は、波型面の波が同一方向に向かな
    いような配置において重ね合わせたことを特徴とするパ
    ネル材。
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