JP2000141519A - 片段波板合紙板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みを増す事によって、緩衝能力を高めた片
段を提供する。 【解決手段】 片段１の波面の波筋に対して直交する状
態で波板２を重ねて貼り合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明物は、片段合紙板に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来の片段合紙板は、片段の波筋が平行
な状態で合紙（貼り合せ）していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の物は、波板の波
筋が平行な状態で重ねられていたので、波板どうしの間
に平板を挟まなければ、波板の山と谷どうしが嵌り込ん
で、厚みの増さない物であった。本発明では、こうした
従来技術の問題を解決すべく、平板を間に挟み込まなく
ても、厚みが増して、緩衝能力を倍増できる片段合紙板
の開発を目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】片段の波面上に、波筋を
直角に交差（以降は直交）させて波板を合紙する事で、
波板の山と谷とが嵌まり込まずに厚みが増し、緩衝能力
を倍増させる。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明物は、紙を素材に用いて製
造し、以降、図面を用いて説明するならば、波板分離斜
視図の図１に於いて、片段１の波面上に、波筋どうしが
直交する状態で波板２を重ねて、片段１の波面の山頂部
と、波板２の谷頂部との交差点を接着して合紙する。

【０００６】合紙完了要部透視斜視図の図２に於いて、
片段１の波面の波筋と、波板２の波筋とが直交している
ので、山と谷とが嵌まり込まずに厚みは倍増し、ゆえ
に、平板を波面どうしの間に挟み込む必要が無くなり、
単体の片段1に比べて波板２の厚み分だけ緩衝能力が増
し、片段１の他方の面は平板であるライナーである事か
ら、印刷を施すことが可能と成る。

【０００７】

【発明の効果】片段の波面の波筋と波板の波筋とが直交
しているので、山と谷とが嵌まり込むのを防止してお
り、よって、嵌まり込みを防止する役目の平板を間に挟
み込む必要が無くなり、波板の厚み分だけ緩衝能力が増
す。

【図面の簡単な説明】

【図１】波板分離斜視図

【図２】合紙完了要部透視斜視図

【符号の説明】

１ 片段 ２ 波板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 片段１の波面上に、波筋どうしが直角に
   交差して波板２を貼り合わせて、緩衝能力を増した事を
   特徴とする片段波板合紙板。