JP3100520B2 - 昇降台積荷ストッパ構造 - Google Patents

昇降台積荷ストッパ構造

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JP3100520B2
JP3100520B2 JP06292177A JP29217794A JP3100520B2 JP 3100520 B2 JP3100520 B2 JP 3100520B2 JP 06292177 A JP06292177 A JP 06292177A JP 29217794 A JP29217794 A JP 29217794A JP 3100520 B2 JP3100520 B2 JP 3100520B2
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邦彦 力久
利男 和田
新 芳賀
靖紘 東島
雅弥 櫻井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降台積荷ストッパ構
造に係り、更に詳しくは、築炉タワーの上下部間を昇降
中の昇降台から煉瓦が落下するのを防止でき、しかもス
トッパの出し入れ操作が容易な昇降台積荷ストッパ構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】転炉や電気炉などの炉体の内壁には、溶
けた金属の熱から炉体を保護するために耐熱性の煉瓦が
築造されている。この煉瓦は耐熱性を有しているもの
の、炉体内の温度が極めて高温になるため、炉使用によ
る煉瓦の溶損は激しく、通常、約1〜6ケ月に1回の割
合で新しい煉瓦に張り替えている。この煉瓦の張り替え
は、古い煉瓦を崩して撤去し、新しい煉瓦を炉体の内壁
に築造することにより行われる。
【0003】この煉瓦を築造する築炉作業の1つの方法
として、従来、本願出願人が先に出願した特開平6─1
09374号公報の「築炉設備」の図1に開示されたも
ののように、炉体の炉底部に開閉可能に設けられた開口
部を利用して行なうものが知られている。このものは、
組み上げ作業が楽な伸縮できるタワーを移動台車上に取
付け、炉体の下部へ移動台車を配置してから、伸縮機構
によりタワーを伸長させて炉体の炉底部の開口部より炉
内へ挿入し、炉体上部の炉口部から吊り入れられた作業
ステージや作業者の搭乗ステージを、炉体の築炉作業の
高さ位置に応じて選択的にタワー上部に組み付けた後、
タワー上部の昇降装置により、煉瓦が積まれた昇降台を
タワー内の空洞部に沿って引き上げ、それから払出し装
置により水平方向へ払出して、煉瓦積み装置により炉体
の内壁に煉瓦を敷設するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の設備において、昇降台上に搭載される煉瓦は、単に
パレットを介して搭載されているだけであったので、昇
降台が築炉タワーの上下部間を昇降中に搭載された煉瓦
が落下する虞れがあるという問題点があった。そこで、
例えば昇降台にピン状のストッパを作業者が抜き差しし
て、煉瓦の落下を防止することが考えられるが、昇降タ
ワーの上部または下部において、作業者がストッパの抜
き差し作業を行なわなければならず、手間がかかるとい
う問題点があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、築炉タワーの上下部間を昇降中の昇降台から煉
瓦が落下するのを防止でき、しかもストッパの出し入れ
操作が容易な昇降台積荷ストッパ構造を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の昇降台積荷ストッパ構造は、築炉タワーの上下部
間を昇降中の昇降台から煉瓦が落下するのを防止する昇
降台積荷ストッパ構造であって、前記昇降台から出し入
れ可能な前記煉瓦のストッパと、前記昇降台に設けられ
て、ストッパ解除力が入力されるストッパ解除子を有す
ると共に、前記ストッパを引き下げ可能な常突状態に保
持する出し入れ手段と、前記築炉タワーの上下部のうち
の少なくとも一方に取付けられて、前記昇降台が到達し
た際に、前記ストッパ解除子に前記ストッパ解除力を入
力可能な入力部とを備えるように構成されている。
【0007】そして、請求項2記載の昇降台積荷ストッ
パ構造は、請求項1記載の昇降台積荷ストッパ構造にお
いて、前記出し入れ手段として、前記昇降台に操作力伝
達部材の中央部付近が回動可能に軸着され、また該操作
力伝達部材の一端部に前記ストッパが軸着される一方、
前記操作力伝達部材の他端部に前記ストッパ解除子が軸
着され、さらに、常時、前記ストッパおよび前記ストッ
パ解除子を外方へ突出させる弾性部材が設けられたもの
を採用するように構成されている。
【0008】さらに、請求項3記載の昇降台積荷ストッ
パ構造は、請求項1または2記載の昇降台積荷ストッパ
構造において、前記築炉タワーの上下部に前記煉瓦の搬
送路が配設されており、また前記築炉タワーの上下部に
は、それぞれ配設された搬送路側の前記ストッパを引き
込ませる前記入力部だけが取付けられるように構成され
ている。
【0009】
【作用】請求項1〜3記載の昇降台積荷ストッパ構造に
おいては、築炉タワー内を昇降中の昇降台にはストッパ
が突出しているので、昇降時の振動などにより昇降台に
搭載された煉瓦が横移動して落下する虞れがない。昇降
台が築炉タワーの上部または下部に到達すると、入力部
によりストッパ解除子にストッパ解除力が入力され、こ
れにより出し入れ手段により突出されていたストッパが
引き込み、タワー下部での煉瓦の搬入またはタワー上部
での煉瓦の払出しが可能になる。
【0010】特に、請求項2記載の昇降台積荷ストッパ
構造において、昇降台が築炉タワー内を昇降中は、組み
付けられた弾性部材の付勢力により、昇降台に軸着され
た操作力伝達部材がストッパ突出側へ回動し、ストッパ
解除子と共に突出されたストッパにより、昇降台に搭載
された煉瓦の横移動が停止される。一方、築炉タワーの
上部または下部において、突出されていたストッパ解除
子に入力部によりストッパ解除力が入力されると、操作
力伝達部材がストッパ解除側へ回動し、これによりスト
ッパが弾性部材の付勢力に抗して引き込み、煉瓦の払出
しが可能になる。
【0011】また、請求項3記載の昇降台積荷ストッパ
構造においては、昇降台が築炉タワーの上部または下部
に到達すると、搬送路側だけに配置された入力部によ
り、この搬送路側のストッパだけが引き込むので、搬送
路以外の方向へ煉瓦や例えば煉瓦搭載用のパレットが横
移動するのを防止できる。
【0012】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の一実施例に係る昇降台積荷
ストッパ構造が適用された昇降台が配備された築炉タワ
ー設備の概略断面図、図2は築炉タワー内に収納された
昇降台の拡大平面図、図3は昇降台の拡大正面図、図4
は築炉タワー内に収納された昇降台の拡大側面図、図5
は昇降台の拡大側面図、図6は昇降台積荷ストッパ構造
の部分拡大断面図、図7は昇降台積荷ストッパ構造の部
分拡大平面図である。
【0013】図1に示すように、本発明の一実施例に係
る昇降台積荷ストッパ構造Aが適用された昇降台が配置
された築炉タワー設備10は、移動台車15上に、炉体
13の炉底部に形成された開口部より炉内へ挿入可能な
築炉タワー16を搭載したものである。築炉タワー16
の上部には作業デッキ17が取付けられており、上部に
配置されたローラコンベア67上に、パレット26を介
して煉瓦25が積載された昇降台46が、作業デッキ1
7の上部に取付けられた昇降装置66のドラム100か
らワイヤロープ57を導出させたり、巻き取ったりする
ことにより、築炉タワー16内の空洞部35を昇降す
る。なお、ワイヤロープ57の先端は、昇降台46の下
部の各角部に固着された滑車71を介して、昇降台46
の下面中央部に固着されている。
【0014】移動台車15のタワー取付け部には、昇降
台収納部15aが陥没形成されており、この昇降台収納
部15aの底部の載置台110に載置された状態で昇降
台46が収納されたときに、ローラコンベア67と高さ
が一致する搬送路の一例である煉瓦積込み用のローラコ
ンベア101が、移動台車15上に取付けられている。
ローラコンベア101は、築炉タワー16の下部に1箇
所だけ形成された出入口36側に取付けられている。作
業デッキ17の中央部には、昇降台46用の昇降口47
が形成されており、築炉タワー16の上端部には、上昇
された昇降台46を、突出させたロッド124aにより
下方支持すると共に、作業デッキ17側の後述するスト
ッパ解除子131の入力部の一例である昇降台ストッパ
124が取付けられている。昇降台46がロッド124
aにより支持されたとき、昇降台46のローラコンベア
67と、作業デッキ17の上部に取付けられたローラコ
ンベア102との高さが一致する。次に、図2〜4、
6、7を参照して昇降台積荷ストッパ構造Aを詳細に説
明する。
【0015】図2〜4に示すように、昇降台積荷ストッ
パ構造Aは、昇降台46の各角部内に配置されており、
昇降台46から出し入れ可能なストッパ130と、昇降
台46に設けられて、外部入力により操作可能なストッ
パ解除子131を有すると共に、ストッパ130を引き
下げ可能な常突状態に保持する出し入れ手段132とを
備えている。
【0016】図6、7に示すように、ストッパ130は
昇降台46の長尺枠体134の上部フランジに形成され
た貫通孔135と、その形成部上面に固着されたガイド
リング136とに出し入れ可能に遊挿されている。ガイ
ドリング136は、ローラコンベア67の両端に対向し
て配置されており、またガイドリング136の高さは、
ほぼローラコンベア67の高さになっている。昇降台4
6の短尺枠体137の下部フランジには、肉厚な当て板
138aを介してL字形のブラケット138が固着され
ており、その先端部にピン139を介して、アーム状の
操作力伝達部材140の中央部付近が軸着されている。
この操作力伝達部材140の一端部に、ピン141を介
して、ストッパ130の元部が軸着されている。
【0017】操作力伝達部材140の他端部には、短尺
枠体137の下部フランジに形成された貫通孔142お
よび当て板138aに形成された貫通孔138bを介し
て、下方へ出し入れされるロッド状の前記ストッパ解除
子131の上端部が、ピン131aにより軸着されてい
る。ストッパ解除子131の上端には、短尺枠体137
の上端部内側に突出された突片143のピン孔144に
遊挿される比較的小径なボルト145が一体形成されて
おり、ボルト145に差し通した状態で、ストッパ解除
子131の上端と突片143との間に、弾性部材の一例
であるスプリング146が装着されている。ボルト14
5の上端部にはダブルナット構造147が螺合されてお
り、貫通孔142から下方へ突出するストッパ解除子1
31の突出長さを調整できるようになっている。また、
短尺枠体137の上部フランジには、ストッパ解除子1
31の押し上げにより、ボルト145の頭部が上部フラ
ンジに当接するのを防止する貫通孔148が形成されて
いる。
【0018】通常時は、スプリング146の下方付勢力
により、ストッパ解除子131が押し下げられて、その
先端部が当て板138aの下面から突出する一方、操作
力伝達部材140がピン139を中心に回動してストッ
パ130をガイドリング136の先端から突出させてい
る。ストッパ解除子131の下端部に、外部からの入力
が加わってストッパ解除子131が、スプリング146
の付勢力に抗して押し上げられると、操作力伝達部材1
40がさきほどとは反対方向へ回動することにより、ス
トッパ130もガイドリング136内に引き込む。これ
らの構成部品131、136、138、139〜14
1、143、145〜147により、前記出し入れ手段
132が構成されている。
【0019】また、図5に示すように、前記移動台車1
5の昇降台収納部15aに配置されている載置台110
の前後側の上面には、昇降台46の下面の各当て板13
8aを受けると共に、築炉タワー16の下部側のストッ
パ解除子131の入力部の一例である受け板149、1
50が取付けられている。前側(出入口36側)の受け
板149は、対応する当て板138aの下面から突出し
たストッパ解除子131の下端に当接可能な大きさを有
し、後側の受け板150は、対応するストッパ解除子1
31に接触しない比較的小さな板材である。
【0020】続いて、本発明の一実施例に係る昇降台積
荷ストッパ構造Aの動作について説明する。図1に示す
ように、昇降装置66により築炉タワー16の空洞部3
5内を昇降中の昇降台46には、スプリング146の付
勢力によりストッパ130が突出しているので、昇降時
の振動などにより昇降台46に搭載された煉瓦25のパ
レット26が横移動して落下する虞れがない。昇降台4
6が作業デッキ17に到達すると、昇降台ストッパ12
4のロッド124aが突出して昇降台46を下方支持す
る。この際、突出したロッド124a上に各ストッパ解
除子131が載置され、これによりストッパ解除子13
1が、スプリング146の付勢力に抗して昇降台46内
へ押し込まれるので、回動する操作力伝達部材140に
より全てのストッパ130が引き込められ、前後両側の
ローラコンベア102に、煉瓦25が積載されたパレッ
ト26を払出しできる。
【0021】一方、昇降台46が築炉タワー16の下部
に到達すると、昇降台46の各当て板138aが、載置
台110上の受け板149、150に載置されるが、こ
の際、幅の大きな前側の当て板138aにだけ、対応す
るストッパ解除子131の先端が当接してこの部材13
1が昇降台46内に押し込まれ、前側のストッパ130
だけが引き込められて、ローラコンベア101を介し
て、外部から煉瓦25を搬入できる。このとき、出入口
36とは反対側のストッパ130は、受け板150が小
さくてストッパ解除子131に当接しないことから、ガ
イドリング136から突出したままになっている。
【0022】このように、築炉タワー16内を昇降台4
6が昇降中、ストッパ130は突出したままになってい
るので、例えば昇降時の振動などにより昇降台46に搭
載された煉瓦25が横移動して落下するのを防止でき
る。また、昇降台46が、作業デッキ17や築炉タワー
16の下部の昇降台収納部15a内に到達すると、昇降
台ストッパ124や載置台110の当て板149によ
り、ストッパ解除子131が下方より押されてストッパ
解除力が入力され、これにより出し入れ手段132を介
して突出状態であったストッパ130が自動的に引き込
むようにしたので、築炉タワー16の下部での煉瓦25
の積込みまたは作業デッキ17での煉瓦25の払出しが
容易にできる。
【0023】さらに、築炉タワー16の下部に昇降台4
6が到達したら、ローラコンベア101側のストッパ1
30だけが引き込むようにしたので、ローラコンベア1
01側とは反対側へのパレット26の移動を防止でき
る。さらにまた、実施例では、ストッパ130の出し入
れ手段132を、ストッパ130およびストッパ解除子
131が両端部に軸着された操作力伝達部材140およ
び両部材130、131を外方へ突出させるスプリング
146を有する構造としたので、駆動部を設けることな
く、機械的にストッパ130の出し入れを自動化でき
る。
【0024】本発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、例えば実施例では本発明の築炉設備により築炉さ
れる炉体として転炉を例示したが、例えば電気炉のよう
な内壁に煉瓦が築造される炉体であれば炉の種類は限定
されない。また、実施例では、ストッパを昇降台の上面
から突出させたが、これに限定しなくても、例えば昇降
台の側面からL字形に突出するストッパでもよい。
【0025】さらに、実施例では、ストッパ解除子を昇
降台の下面から突出させたが、これに限定しなくても、
例えば昇降台の上面または側面から突出させてもよい。
この場合、タワー側に取付けられる入力部が、それぞれ
の位置に配置されたストッパ解除子に入力できる箇所に
取付けられるのは、言うまでもない。さらにまた、実施
例では、築炉タワーを伸縮しないタワーとしたが、これ
に限定しなくても、例えばテレスコシリンダなどにより
伸縮可能な他段式のタワーとしてもよい。
【0026】そして、出し入れ手段は、実施例の構造の
ものに限定しなくても、例えば電動式または実施例と異
なる他のメカニカル構造を採用したものなど、ストッパ
解除子を有して、ストッパを引き下げ可能な常突状態に
保持できるものであればどのような構造のものでもよ
い。なお、入力部も同様に、他のどのような電動または
メカニカルな構造のものでもよい。要は、ストッパ解除
子に外部から操作力を入力できるものであれば構わな
い。また、実施例は、入力部を築炉タワーの上下部の両
方に取付けたが、これに限定しなくても、タワー上部ま
たは下部の少なくとも一方に取付けられていればよい。
【0027】
【発明の効果】請求項1〜3記載の昇降台積荷ストッパ
構造においては、このように築炉タワー内を昇降台が昇
降中、ストッパは突出したままになっているので、例え
ば昇降時の振動などにより昇降台に搭載された煉瓦が横
移動して落下するのを防止できる。また、昇降台が、築
炉タワーの上下部に到達すると、入力部により、ストッ
パ解除子が外方より押されてストッパ解除力が入力さ
れ、これにより出し入れ手段を介して突出状態であった
ストッパが自動的に引き込むようにしたので、築炉タワ
ーの下部での煉瓦の積込みまたは築炉タワーの上部での
煉瓦の払出しが容易にできる。
【0028】特に、請求項2記載の昇降台積荷ストッパ
構造においては、ストッパの出し入れ手段として、スト
ッパおよびストッパ解除子が両端部に軸着された操作力
伝達部材と、これらの部材を外方へ突出させる弾性部材
とを有するものを採用したので、個別に駆動部を設ける
ことなく、機械的にストッパの出し入れを自動化でき
る。
【0029】さらに、請求項3記載の昇降台積荷ストッ
パ構造においては、昇降台が築炉タワーの上部または下
部に到達すると、搬送路側だけで配置された入力部によ
り、この搬送路側のストッパだけが引き込むようにした
ので、搬送路以外の方向へ煉瓦や例えば煉瓦搭載用のパ
レットが横移動するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る昇降台積荷ストッパ構
造が適用された昇降台が配備された築炉タワー設備の概
略断面図である。
【図2】築炉タワー内に収納された昇降台の拡大平面図
である。
【図3】昇降台の拡大正面図である。
【図4】築炉タワー内に収納された昇降台の拡大側面図
である。
【図5】昇降台の拡大側面図である。
【図6】昇降台積荷ストッパ構造の部分拡大断面図であ
る。
【図7】昇降台積荷ストッパ構造の部分拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
10:築炉タワー設備、13:炉体、15:移動台車、
15a:昇降台収納部、16:築炉タワー、17:作業
デッキ、25:煉瓦、26:パレット、35:空洞部、
36:出入口、46:昇降台、47:昇降口、57:ワ
イヤロープ、66:昇降装置、67:ローラコンベア、
71:滑車、100:ドラム、101:ローラコンベ
ア、102:ローラコンベア、110:載置台、12
4:昇降台ストッパ、124a:ロッド、130:スト
ッパ、131:ストッパ解除子、131a:ピン、13
2:出し入れ手段、134:長尺枠体、135:貫通
孔、136:ガイドリング、137:短尺枠体、13
8:ブラケット、138a:当て板、138b:貫通
孔、139:ピン、140:操作力伝達部材、141:
ピン、142:貫通孔、143:突片、144:ピン
孔、145:ボルト、146:スプリング、147:ダ
ブルナット構造、148:貫通孔、149:受け板、1
50:受け板、A:昇降台積荷ストッパ構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 清春 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (72)発明者 木元 丈志 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (72)発明者 嶋 真司 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製鐵株式会社 機械・プラント事 業部内 (72)発明者 河野 博之 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 力久 邦彦 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 和田 利男 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番地59 日鐵プラント設計株式会社内 (72)発明者 芳賀 新 福岡県北九州市八幡東区山王1丁目9番 10号 九築工業株式会社内 (72)発明者 東島 靖紘 福岡県北九州市八幡東区山王1丁目9番 10号 九築工業株式会社内 (72)発明者 櫻井 雅弥 福岡県北九州市八幡東区山王1丁目9番 10号 九築工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F27D 1/16 C21B 7/06 303 C21C 5/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 築炉タワーの上下部間を昇降中の昇降台
    から煉瓦が落下するのを防止する昇降台積荷ストッパ構
    造であって、 前記昇降台から出し入れ可能な前記煉瓦のストッパと、
    前記昇降台に設けられて、ストッパ解除力が入力される
    ストッパ解除子を有すると共に、前記ストッパを引き下
    げ可能な常突状態に保持する出し入れ手段と、前記築炉
    タワーの上下部のうちの少なくとも一方に取付けられ
    て、前記昇降台が到着した際に、前記ストッパ解除子に
    前記ストッパ解除力を入力可能な入力部とを備えたこと
    を特徴とする昇降台積荷ストッパ構造。
  2. 【請求項2】 前記出し入れ手段として、前記昇降台に
    操作力伝達部材の中央部付近が回動可能に軸着され、ま
    た該操作力伝達部材の一端部に前記ストッパが軸着され
    る一方、前記操作力伝達部材の他端部に前記ストッパ解
    除子が軸着され、さらに、常時、前記ストッパおよび前
    記ストッパ解除子を外方へ突出させる弾性部材が設けら
    れたものを採用したことを特徴とする請求項1記載の昇
    降台積荷ストッパ構造。
  3. 【請求項3】 前記築炉タワーの上下部に前記煉瓦の搬
    送路が配設されており、また前記築炉タワーの上下部に
    は、それぞれ配設された搬送路側の前記ストッパを引き
    込ませる前記入力部だけが取付けられていることを特徴
    とする請求項1または2記載の昇降台積荷ストッパ構
    造。
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