JP3100263B2 - 時分割フレーム同期検出装置 - Google Patents

時分割フレーム同期検出装置

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JP3100263B2 JP05104965A JP10496593A JP3100263B2 JP 3100263 B2 JP3100263 B2 JP 3100263B2 JP 05104965 A JP05104965 A JP 05104965A JP 10496593 A JP10496593 A JP 10496593A JP 3100263 B2 JP3100263 B2 JP 3100263B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の搬送波を用いて
多値信号を伝送する直交変調方式の時分割多重通信にお
いて、受信信号から時分割フレーム同期信号を検出する
時分割フレーム同期検出装置に関し、特に、検出回路の
規模を縮小できるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】周波数の異なる複数の搬送波を用いて多
値信号を伝送する直交変調方式では、送信側において、
各搬送波毎に位相の90°異なる直交する波によって信
号を変調し、変調後の信号を他の搬送波によって変調さ
れた信号と時分割多重化して送信する。
【0003】一方、受信側では、受信信号を各搬送波の
周波数で直交検波してベースバンド信号に復調した後、
復号器で各ベースバンド信号から伝送シンボルを取り出
してデジタル・データ列に変換する。
【0004】また、送信側では、データ送信に当たっ
て、フレーム内の定められた時間位置に一定パタンのフ
レーム同期信号を挿入し、受信側では、そのパタンを見
付けることによって同期信号を検出し、同期を確立す
る。
【0005】従来の直交変調方式のフレーム同期検出装
置は、図4に示すように、受信信号の入力端子1と、受
信信号を各々の搬送波周波数によってベースバンド信号
に変換する直交検波器21〜24と、ベースバンド信号をデ
ジタル・データに変換する復号器25と、復号器25から出
力されたデジタル信号を出力する出力端子27と、フレー
ム同期信号をそのパタンによって検出するパターン検出
器27と、パターン検出器26で検出されたフレーム同期信
号を出力するフレーム同期出力端子28とを備えている。
なお、受信信号は、4つの副搬送波によって直交変調さ
れているものとする。
【0006】このフレーム同期検出装置では、入力端子
1から入力した受信信号が、検波周波数を異にする4種
類の検波器21〜24によって直交検波され、検波器21〜24
のそれぞれからベースバンド信号の同相成分および直交
成分が出力されて復号器25に入力する。復号器25は、入
力した各ベースバンド信号から伝送シンボルを復号し、
デジタル・データ列に変換して出力端子27から出力す
る。
【0007】この出力データは、同時にパターン検出器
26にも送られ、パターン検出器26では、入力したデータ
列を、予め定義されている同期信号のデータ列と比較
し、一致した場合にフレーム同期出力端子28から同期信
号を出力する。
【0008】従来の直交変調方式の時分割フレーム同期
検出装置では、このよう構成によって、受信信号から時
分割フレームの同期タイミングを得ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の時分割
フレーム同期検出装置では、復号されたデジタル・デー
タからフレーム同期信号を検出しているため、同期引き
込みを実行する場合には、受信から復号にかけての全機
能を同時に連続して動作させる必要がある。そのため、
復調器以降の構成を計算機ソフトウェアによって実現す
る場合には、時間当たりの演算量が膨大となり、それを
処理する回路規模が極めて大きくなるという欠点があっ
た。
【0010】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、各副搬送波による復調および復号の機
能を動作させることなく、フレーム同期信号を取り出す
ことができ、そのために、同期引き込みを実行するとき
の時間当たりの演算量が少なく、それを処理するための
回路規模が小さくてすむ時分割フレーム同期検出装置を
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、主
搬送波周波数に対して対称の周波数を有する1または2
以上の組の副搬送波によって信号を直交変調し、時分割
多重化して伝送するとともに、前記組を構成する一対の
副搬送波によって直交変調された信号が共役複素数の関
係を持つように時分割フレーム同期信号を設定した時分
割多重通信の時分割フレーム同期検出装置において、受
信信号を主搬送波周波数で直交検波する検波手段と、検
波手段によって検波された受信信号の同相成分および直
交成分を乗算する乗算手段と、乗算手段から出力された
信号の符号を判定し、この符号の反転に応じた周波数の
信号を出力する符号判定手段と、符号判定手段から出力
された信号の高域周波数成分を制限する低域濾波器とを
設けている。
【0012】また、前記時分割多重通信の時分割フレー
ム同期検出装置において、受信信号を主搬送波周波数で
直交検波する検波手段と、検波手段によって検波された
受信信号の同相成分および直交成分の各包絡線信号を発
生する包絡線信号発生手段と、各包絡線信号発生手段の
出力電圧を比較する比較手段と、比較手段から出力され
た信号の符号を判定し、この符号の反転に応じた周波数
の信号を出力する符号判定手段と、符号判定手段から出
力された信号の高域周波数成分を制限する低域濾波器と
を設けている。
【0013】さらに、前記時分割多重通信の時分割フレ
ーム同期検出装置において、受信信号を主搬送波周波数
で直交検波する検波手段と、検波手段によって検波され
た受信信号の同相成分および直交成分の各包絡線信号を
発生する包絡線信号発生手段と、各包絡線信号発生手段
の出力電圧を比較する比較手段と、比較手段から出力さ
れた信号の符号を判定し、この符号の反転に応じた周波
数の信号を出力する第1の符号判定手段と、第1の符号
判定手段から出力された信号の高域周波数成分を制限す
る第1の低域濾波器と、検波手段によって検波された受
信信号の同相成分および直交成分を乗算する乗算手段
と、乗算手段から出力された信号の符号を判定し、この
符号の反転に応じた周波数の信号を出力する第2の符号
判定手段と、第2の符号判定手段から出力された信号の
高域周波数成分を制限する第2の低域濾波器と、第1の
低域濾波器および第2の低域濾波器の出力の論理和をと
る論理和回路とを設けている。
【0014】
【作用】時分割フレーム同期信号は、主搬送波周波数に
対して対称の位置にある副搬送波の変調信号が共役複素
数の関係となるように選定されているため、時分割フレ
ーム同期検出装置で受信した信号が時分割フレーム同期
信号であるときは、符号判定手段から低い周波数の信号
が出力される。
【0015】一方、受信信号が時分割フレーム同期信号
以外の信号であるときは、符号判定手段からは高い周波
数の信号が出力される。この高い周波数の信号は、低域
濾波器によって取り除かれ、低域濾波器からは時分割フ
レーム同期信号のタイミングのみを取り出すことができ
る。
【0016】そのため、この時分割フレーム同期検出装
置では、フレーム同期検出に当たって、各副搬送波によ
る復調および復号を必要としない。
【0017】
【実施例】
(第1実施例)本発明では、ベースバンド信号を直交変
調するために周波数間隔が等しい偶数の搬送波を使用す
る。これらの搬送波周波数の中心に位置する周波数を主
搬送波周波数とし、それぞれの搬送波周波数の主搬送波
周波数に対する相対周波数を副搬送波周波数と呼ぶこと
にする。
【0018】送信側では、時分割フレーム同期信号(以
下、単に同期信号という)として、次のような形の信号
を送信する。
【0019】主搬送波周波数に対して対称の位置にある
一組の副搬送波によって変調された信号の同相成分を
a1、a2、直交成分をb1、b2とするとき、同期信号では、
a1=a2、b1=−b2となるように各成分の値を設定する。
つまり、副搬送波変調信号の同相成分を実数、直交成分
を虚数とするとき、主搬送波周波数に対して対称の位置
にある全ての組の副搬送波変調信号は、共役複素数の関
係を持つようにその値を設定する。
【0020】一方、受信側には、主搬送波周波数による
直交検波回路を設け、この直交検波回路の出力を処理す
ることによって同期信号を得る。
【0021】第1実施例の時分割フレーム同期検出装置
は、図1に示すように、受信信号の入力端子1と、受信
信号を主搬送波周波数において直交検波する検波器2
と、検波された同相信号および直交信号を出力する出力
端子3および4と、2つのベースバンド信号の乗算を行
なう乗算器10と、乗算器10の出力の符号を判定する符号
判定器11と、符号判定器11の出力から一定以上の周波数
成分を取り除く低域濾波器(LPF)12と、フレーム同
期信号を出力するフレーム同期出力端子14とを備えてい
る。
【0022】この装置において、入力端子1から入力し
た受信信号は、直交検波器2によって検波され、副搬送
波成分を含むベースバンド混合同相信号およびベースバ
ンド混合直交信号として出力される。これらのベースバ
ンド信号は、それぞれ出力端子3、4から出力され、後
段の復調器により各副搬送波における変調波によって復
調され、復号されてデジタル・データ列に変換される。
【0023】一方、直交検波器2から出力された同相お
よび直交信号は、乗算器10によって互いに乗算され、そ
の乗算結果の符号が符号判定器11によって判定される。
【0024】このとき、後述するように、入力信号がフ
レーム同期信号以外の場合には、高い周波数で符号が反
転し、入力信号がフレーム同期信号の場合には、低い周
波数で符号が反転する。
【0025】符号判定器11の符号反転出力は、LPF12
に入力し、ここで高い周波数成分が取り除かれ、同期信
号のみがフレーム同期出力端子8から出力される。
【0026】この関係を数式を用いて説明する。
【0027】今、受信信号は、4波の副搬送波で多重化
された16値QAM変調方式の信号であり、また、副搬
送波周波数間隔は、2ωSですべて等しく、主搬送波周
波数ωCは、4つの副搬送波の中心に位置するものとす
る。
【0028】このとき、各副搬送波のベースバンド信号
の同相成分、直交成分をそれぞれ(I1(t))、Q1(t))、
(I2(t)、Q2(t))、(I3(t)、Q3(t))、(I4(t)、Q
4(t))とすると、被変調波S(t)は次の式で表される。
【0029】 S(t)=I1(t)・cos(ωc−3ωs)t+Q1(t)・sin(ωc−3ωs)t +I2(t)・cos(ωc− ωs)t+Q2(t)・sin(ωc− ωs)t +I3(t)・cos(ωc+ ωs)t+Q3(t)・sin(ωc+ ωs)t +I4(t)・cos(ωc+3ωs)t+Q4(t)・sin(ωc+3ωs)t =I(t)・cos(ωct)+Q(t)・sin(ωct) −−− (式1) ただし、I(t)、Q(t)は、 I(t)=Ii(t)・cos(ωst)+Qi(t)・sin(ωst) Q(t)=Iq(t)・cos(ωst)+Qq(t)・sin(ωst) −−− (式1a) であり、tは時間を表わす。
【0030】ここに、Ii(t)、Qi(t)、Iq(t)、Qq(t)は Ii(t)={ I1(t)+I2(t)+I3(t)+I4(t)}・cos(2ωst) +{−Q1(t)−Q2(t)+Q3(t)+Q4(t)}・sin(2ωst) Qi(t)={−Q1(t)+Q2(t)−Q3(t)+Q4(t)}・cos(2ωst) +{−I1(t)+I2(t)+I3(t)−I4(t)}・sin(2ωst) Iq(t)={ Q1(t)+Q2(t)+Q3(t)+Q4(t)}・cos(2ωst) +{ I1(t)+I2(t)−I3(t)−I4(t)}・sin(2ωst) Qq(t)={ I1(t)−I2(t)+I3(t)−I4(t)}・cos(2ωst) +{−Q1(t)+Q2(t)+Q3(t)−Q4(t)}・sin(2ωst) −−− (式1b) である。
【0031】いま、フレーム同期信号を、次の関係が成
り立つように設定する。
【0032】 I1(t)=I4(t)=Ia(t) I2(t)=I3(t)=Ib(t) Q1(t)=−Q4(t)=Qa(t) Q2(t)=−Q3(t)=Qb(t) −−− (式2) このフレーム同期信号が受信信号として入力端子1に加
えられた場合には、直交検波器2から検波出力されるベ
ースバンド信号I(t)およびQ(t)は、式1、式1a、
式1bおよび式2から、次の式で表わされる。
【0033】 I(t)=2Ia(t)・cos(3ωst)−2Qa(t)・sin(3ωst) +2Ib(t)・cos(ωs)−2Qb(t)・sin(ωst) Q(t)=0 −−− (式3) このとき、送受信の主搬送波周波数間にωdの周波数ず
れがあり、φの位相ずれがあるものとすると、直交検波
器2の出力Ic(t)、Qc(t)は、次のように表せる。
【0034】 Ic(t)=I(t)・cos(ωdt+φ)−Q(t)・sin(ωdt+φ) Qc(t)=I(t)・sin(ωdt+φ)+Q(t)・cos(ωdt+φ) −−− (式4) 式3より、Q(t)=0を式4に代入すると、下式が求めら
れる。
【0035】 Ic(t)=I(t)・cos(ωdt+φ) Qc(t)=I(t)・sin(ωdt+φ) −−− (式5) これにより、乗算器10の出力として得られる信号は、式
5より、 Ic(t)・Qc(t)=1/2・I(t)2sin{2(ωdt+φ)} −−− (式6) となり、信号の符号は、sin{2(ωdt+φ)}の項の
符号のみに依存する。
【0036】一方、フレーム同期信号以外の信号が伝送
された場合には、式2の関係が成り立たないため、式1
より、Ic(t)・Qc(t)には6ωsの成分が残り、符号判
定器11の出力は、3ωs/π[Hz]の周波数で符号が
反転する。
【0037】これに対して、フレーム同期信号が入力さ
れた場合には、符号判定器11の符号が変化する周波数は
ωd/π[Hz]となる。
【0038】一般に、主搬送波周波数のずれは、副搬送
波周波数間隔よりも十分小さくできるため、符号判定器
11の出力をLPF12を通じて出力端子14に導くことによ
り、フレーム同期信号のタイミングを取り出すことがで
きる。
【0039】(第2実施例)第2実施例の時分割フレー
ム同期検出装置は、図2に示すように、直交検波器2の
検波した同相信号の包絡線信号を発生する包絡線信号発
生器5と、直交検波器2の検波した直交信号の包絡線信
号を発生する包絡線信号発生器6と、非反転端子および
反転端子に入力する信号の差電圧に応じた電圧を出力す
る差動増幅器7と、差動増幅器7の出力の符号を判定す
る符号判定器8と、符号判定器8の出力から一定以上の
周波数成分を取り除く低域濾波器(LPF)9と、同期信
号を出力するフレーム同期出力端子14とを備えている。
【0040】この装置に入力する受信信号は、第1実施
例と同じ条件を具備しており、前記式1〜式5の関係
は、第2実施例においてもそのまま成立する。
【0041】これらの関係式を適用することにより、フ
レーム同期信号の包絡線信号Ie、Qeは、それぞれ次
のように表わすことができる。
【0042】 Ie=Ic(t)2 Qe=Qc(t)2 −−− (式7) これにより、差動増幅器7の出力信号は次の通りとな
る。
【0043】 Ie−Qe=A{Ic(t)2−Qc(t)2} =A・I(t)2cos{2(ωdt+φ)} −−− (式8) ここで、Aは差動増幅器7の電圧増幅度である。この式
8で表される差動増幅器7の出力信号は、式8と式6と
の比較から明らかなように、第1実施例における乗算器
10の出力と同様に、周波数ωd/π[Hz]で反転す
る。
【0044】これに対し、フレーム同期信号以外の信号
が伝送された場合には、第1実施例のときと同様に、差
動増幅器7の出力信号には6ωsの成分が残り、符号判
定器8の出力は、3ωs/π[Hz]の周波数で符号が
反転する。そのため、第1実施例の場合と同様に、符号
判定器8の出力を、一定以上の周波数成分を取り除くL
PF9を通じて出力することにより、出力端子14からフ
レーム同期信号のタイミングを取り出すことができる。
【0045】(第3実施例)第3実施例の時分割フレー
ム同期検出装置は、第1実施例の検出回路と第2実施例
の検出回路とを組み合わせたものに相当しており、図3
に示すように、第1実施例の検出回路の出力であるLP
F12の出力と、第2実施例の検出回路の出力であるLP
F9の出力とを加算する加算器13を備え、この加算器13
の出力が出力端子14を通じて送出される。
【0046】したがって、この時分割フレーム同期検出
装置では、包絡線信号発生器5、6、差動増幅器7、符
号判定器9およびLPF9より成る検出回路または乗算
器10、符号判定器11およびLPF12より成る検出回路の
いずれか一方または両方から検出信号が出力されたとき
に、出力端子14から同期信号が出力される。
【0047】この回路では、同期信号のタイミングを確
実に捕捉することができる。
【0048】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の時分割フレーム同期検出装置では、主搬送
波周波数で直交検波したベースバンド信号からフレーム
同期信号を検出することができるため、各副搬送波につ
いての復調および復号を行なう必要がなく、同期引き込
み時における時間当たりの計算量を減少させることがで
きるため、回路規模を縮小することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における時分割フレーム同
期検出装置の構成図、
【図2】本発明の第2実施例における時分割フレーム同
期検出装置の構成図、
【図3】本発明の第3実施例における時分割フレーム同
期検出装置の構成図、
【図4】従来の時分割フレーム同期検出装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1 入力端子 2、21、22、23、24 直交検波器 3、4 出力端子 5、6 包絡線信号発生器 7 差動増幅器 8、11 符号判定器 9、12 低域濾波器 10 乗算器 13 加算器 14、28 フレーム同期信号出力端子 25 復号器 26 パターン検出器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 1/00 - 1/20 H04J 11/00 H04L 27/00 - 27/38 H04L 7/00 - 7/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主搬送波周波数に対して対称の周波数を
    有する1または2以上の組の副搬送波によって信号を直
    交変調し、時分割多重化して伝送するとともに、前記組
    を構成する一対の副搬送波によって直交変調された信号
    が共役複素数の関係を持つように時分割フレーム同期信
    号を設定した時分割多重通信の時分割フレーム同期検出
    装置において、 受信信号を前記主搬送波周波数で直交検波する検波手段
    と、 前記検波手段によって検波された受信信号の同相成分お
    よび直交成分を乗算する乗算手段と、 前記乗算手段から出力された信号の符号を判定し、前記
    符号の反転に応じた周波数の信号を出力する符号判定手
    段と、 前記符号判定手段から出力された信号の高域周波数成分
    を制限する低域濾波器とを設けたことを特徴とする時分
    割フレーム同期検出装置。
  2. 【請求項2】 主搬送波周波数に対して対称の周波数を
    有する1または2以上の組の副搬送波によって信号を直
    交変調し、時分割多重化して伝送するとともに、前記組
    を構成する一対の副搬送波によって直交変調された信号
    が共役複素数の関係を持つように時分割フレーム同期信
    号を設定した時分割多重通信の時分割フレーム同期検出
    装置において、 受信信号を前記主搬送波周波数で直交検波する検波手段
    と、 前記検波手段によって検波された受信信号の同相成分お
    よび直交成分の各包絡線信号を発生する包絡線信号発生
    手段と、 前記各包絡線信号発生手段の出力電圧を比較する比較手
    段と、 前記比較手段から出力された信号の符号を判定し、前記
    符号の反転に応じた周波数の信号を出力する符号判定手
    段と、 前記符号判定手段から出力された信号の高域周波数成分
    を制限する低域濾波器とを設けたことを特徴とする時分
    割フレーム同期検出装置。
  3. 【請求項3】 主搬送波周波数に対して対称の周波数を
    有する1または2以上の組の副搬送波によって信号を直
    交変調し、時分割多重化して伝送するとともに、前記組
    を構成する一対の副搬送波によって直交変調された信号
    が共役複素数の関係を持つように時分割フレーム同期信
    号を設定した時分割多重通信の時分割フレーム同期検出
    装置において、 受信信号を前記主搬送波周波数で直交検波する検波手段
    と、 前記検波手段によって検波された受信信号の同相成分お
    よび直交成分の各包絡線信号を発生する包絡線信号発生
    手段と、 前記各包絡線信号発生手段の出力電圧を比較する比較手
    段と、 前記比較手段から出力された信号の符号を判定し、前記
    符号の反転に応じた周波数の信号を出力する第1の符号
    判定手段と、 前記第1の符号判定手段から出力された信号の高域周波
    数成分を制限する第1の低域濾波器と、 前記検波手段によって検波された受信信号の同相成分お
    よび直交成分を乗算する乗算手段と、 前記乗算手段から出力された信号の符号を判定し、前記
    符号の反転に応じた周波数の信号を出力する第2の符号
    判定手段と、 前記第2の符号判定手段から出力された信号の高域周波
    数成分を制限する第2の低域濾波器と、 前記第1の低域濾波器および第2の低域濾波器の出力の
    論理和をとる論理和回路とを設けたことを特徴とする時
    分割フレーム同期検出装置。
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