JP3099321U - 貯金箱 - Google Patents

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Abstract

 【課題】 商品の販促に寄与し、安価に製造することができる貯金箱を提供する。
 【解決手段】 自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成される貯金箱Dであって、有底筒状の胴体1と、この胴体1の上部に取り付けられる蓋体2と、前記胴体1の下部に着脱自在に取り付けられる支持台4とを備えた。
 【選択図】 図1

Description

 本考案は、貯金箱に関する。
 従来より、ジュースやコーヒー、ビールなどの缶入りの飲料を無人販売するための自動販売機の展示部には、実物の商品の代わりにダミー体が展示されている。
 詳しくは、前記ダミー体としては、例えば、ほぼ円筒形状で、下端部に外径縮小部および小径部分が上からこの順に設けられたダミー体本体と、このダミー体本体の上部に取り付けられる蓋体と、前記ダミー体本体の前記外径縮小部に着脱自在に取り付けられるリング部材と、前記ダミー体本体の外周面に取り付けられる商品表示用のラベル体とを備えたものがある。
 より詳しくは、前記ダミー体本体の小径部分の外周には、抜け止め片と回り止め片とが設けられている一方、前記展示部の支持台には、前記ダミー体本体の小径部分のみを挿通させる挿通孔が形成されているとともに、この挿通孔の周縁に前記抜け止め片および回り止め片に対応する凹入部および切り欠き部が形成されている。
 そして、上記の構成からなるダミー体では、ダミー体本体の小径部分を前記展示部の支持台に設けられた挿通孔に挿通させた状態でダミー体をその軸まわりに回動させると、抜け止め片が前記凹入部に係合して上下方向に抜けなくなり、また、回り止め片が前記切り欠き部に係合して回動が抑止される状態となり、これにより、展示部の支持台の挿通孔に対するダミー体の取り付けが完了する。
 上記のようにして取り付けられたダミー体の内側に、前記展示部の支持台の下方に配置された照明用光源からの光が、前記挿通孔を通して照射され、ダミー体がライトアップされることになる。なお、前記ダミー体に対する光源からの光の照射効率を低下させないために前記ダミー体本体には底部が設けられておらず、また、前記照明用光源から照射された光がダミー体の内側に導かれず、前記挿通孔からダミー体の外側へと直接漏れてしまうことを防止するために、前記リング部材によって前記挿通孔の周縁部を塞ぐように構成されている。
 そして、本考案者は、前記ダミー体を製造するための金型を用いて貯金箱全体またはその要部を製造することに想到した。
 この考案は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、商品の販促に寄与し、、安価に製造することができる貯金箱を提供することである。
 上記目的を達成するために、本考案の貯金箱は、自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成される貯金箱であって、有底筒状の胴体と、この胴体の上部に取り付けられる蓋体と、前記胴体の下部に着脱自在に取り付けられる支持台とを備えた(請求項1)。
 また、本考案の貯金箱は、自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成される貯金箱であって、筒状の胴体と、この胴体の上部に取り付けられる蓋体と、前記胴体の下部に着脱自在に取り付けられ、前記胴体の下端を閉塞する支持台とを備えたものでもよい(請求項2)。
 前記貯金箱において、前記胴体が、径がほぼ同一の本体部分と、この本体部分の下側に連設される外径縮小部とを有しており、また、前記外径縮小部の外周に複数のフランジ片が連設されており、前記本体部分の下端部とフランジ片との間に係止するリング部材を設けてあってもよい(請求項3)。
 さらに、前記貯金箱において、前記リング部材が前記支持台と一体的に形成されており、前記胴体に対するリング部材の係止およびその解除によって、胴体に対する支持台の着脱を行うようにしてもよい(請求項4)。
 また、請求項1に記載の貯金箱において、前記胴体が、その下端部に小径部分を有しており、また、前記支持台が、前記胴体の小径部分のみを挿通させる挿通孔を有しており、前記胴体の小径部分を前記挿通孔に挿通させた状態で胴体をその軸まわりに回動させることにより、胴体に対する支持台の着脱を行うようにしてもよい(請求項5)。
 また、その外観を自動販売機に設置されるダミー体とほぼ同一又は類似としてあってもよい(請求項6)。
 上記の構成からなる本考案によれば、商品の販促に寄与し、安価に製造することができる貯金箱を提供することが可能となる。
 すなわち、上記の構成からなる貯金箱の外面(例えば、前記胴体の外面)などに、商品の広告や宣伝のための図柄や文字などを印刷等よって表示させておけば、この貯金箱を例えば販売や無料配布し、流通させるだけで、貯金箱に表示された商品の販促に寄与するものとなる。また、貯金箱は、一般的に、短期間で破棄されるようなものではなく、各家庭などにおいて比較的よく目に入る場所に長期間保存されるものであることから、上記のような商品の販促効果は大変高まることとなる。
 また、上記の構成からなる貯金箱では、自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成することができ、詳しくは、自動販売機用のダミー体を製造するための金型を用いてそのほとんどの部分(前記支持台以外の部材、すなわち胴体や蓋体を含む貯金箱本体となる部分)を製造することができ、新たに用意する金型は前記貯金箱本体を直立状態で支持する支持台を形成するためのものだけでよいことから、前記貯金箱を製造するために必要な初期費用が極めて低く抑えられ、安価に製造することができる。
 また、その全部をリサイクル原料を用いて形成することができる前記ダミー体と同様に、本考案の貯金箱も、その全部をリサイクル原料を用いて形成することができるため、このことからも、前記貯金箱は、安価に製造することができ、また、資源の有効利用にも寄与するものとなる。
 さらに、前記貯金箱では、前記支持台と、この支持台以外の部分、すなわち前記胴体および蓋体を含む貯金箱本体とが着脱自在であることから、以下のような効果が得られる。すなわち、搬送時など複数の貯金箱を収納したり梱包する際には、貯金箱本体と支持台とを分けることにより、よりコンパクトな収納や梱包を行うことが可能となり、また、使用時には、貯金箱本体に支持台を取り付けることにより、安定性よく貯金箱本体を直立させた状態とすることができる。
 そして、前記胴体が、径がほぼ同一の本体部分と、この本体部分の下側に連設される外径縮小部とを有しており、また、前記外径縮小部の外周に複数のフランジ片が連設されており、前記本体部分の下端部とフランジ片との間に係止するリング部材を設けた場合には、前記胴体の外面に広告・宣伝用の図柄や文字が印刷されたラベルを取り付ける際に、前記蓋体とリング部材とを位置決め用のガイドとして用いることができるため、前記ラベルをより容易にかつ正確な位置に取り付けることが可能となる。
 また、前記リング部材が前記支持台と一体的に形成されており、前記胴体に対するリング部材の係止およびその解除によって、胴体に対する支持台の着脱を行うようにした場合には、胴体、蓋体およびリング部材からなる貯金箱本体に対する支持台の着脱を容易に行うことが可能となり、貯金箱本体と支持台とが着脱自在であることにより生じる上述した効果を確実に得ることができる。
 しかも、この場合にも、貯金箱を安価に製造することができるという効果を損なうおそれがない。すなわち、上述したように、一般的なダミー体は、前記リング部材と、このリング部材を着脱自在に取り付けるための外径縮小部を有するダミー体本体とを有しているのであり、このような構成からなるダミー体を製造するための金型を用いて製造される前記胴体も、前記リング部材を着脱自在に取り付けるための外径縮小部を必然的に有することになるため、胴体を製造するための金型の構造を変更することなくそのまま用いることができる。
 一方、前記胴体が、その下端部に小径部分を有しており、また、前記支持台が、前記胴体の小径部分のみを挿通させる挿通孔を有しており、前記胴体の小径部分を前記挿通孔に挿通させた状態で胴体をその軸まわりに回動させることにより、胴体に対する支持台の着脱を行うようにした場合にも、胴体および蓋体を含む貯金箱本体に対する支持台の着脱を容易に行うことが可能となり、貯金箱本体と支持台とが着脱自在であることにより生じる上述した効果を確実に得ることができる。
 しかも、この場合にも、貯金箱を安価に製造することができるという効果を損なうおそれがない。すなわち、上述したように、一般的なダミー体では、ダミー体本体の小径部分を前記展示部の支持台に設けられた挿通孔に挿通させた状態でダミー体をその軸まわりに回動させるだけで、展示部の支持台の挿通孔に対するダミー体の取り付けが完了するように構成されており、このような構成からなるダミー体を製造するための金型を用いて製造される前記胴体も、ダミー体の前記小径部分に相当する部分を必然的に有することになり、胴体を製造するための金型の構造を変更することなくそのまま用いることができる。なお、この場合には、例えば、前記展示部の支持台に設けられた挿通孔に相当する孔を前記支持台に設ければよい。
 また、特に貯金箱の外観を自動販売機に設置されるダミー体とほぼ同一又は類似とした場合には、前記ダミー体が表示する商品(例えば缶入りのコーヒー飲料)と前記貯金箱との外観がほぼ同一または非常に類似したものとなり、前記商品の広告宣伝効果は飛躍的に高まることとなる。
 以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は、本考案の第一実施例に係る貯金箱Dの構成を概略的に示す分解斜視図および縦断面図である。
 貯金箱Dは、有底筒状の胴体1と、この胴体1の上部に取り付けられるほぼ円板状の蓋体2と、前記胴体1の下部に着脱自在に取り付けられるリング部材3および支持台4と、前記胴体1の本体部分5(後述する)に取り付けられるラベルLとを備えており、前記支持台4を除く部分、すなわち、胴体1と蓋体2とリング部材とラベルLとからなる貯金箱本体Aが、ほぼ円柱形状の飲料缶と類似した形状を呈するように構成されている。
 前記胴体1は、径がほぼ同一の本体部分5と、この本体部分5の下側に連設される本体部分5よりも外径が小さい外径縮小部6と、この外径縮小部6の下側に連設される外径縮小部6よりも外径が小さい小径部分7とを有している。
 前記本体部分5の上端部には、内側に凹んでなる凹溝5aが全周にわたって形成されている。
 前記外径縮小部6の外周には、図2および図3に示すように、複数(本実施例では3つ)のフランジ片6aが連設されている。
 前記小径部分7の外周には、図4に示すように、抜け止め片8と回り止め片9とがそれぞれ2つずつ外方に突出した状態で形成されている。
 前記抜け止め片8は、ほぼL字形状をしており、上下方向に延びる垂直部分8aと、この垂直部分8aの下部から水平方向に延びる水平部分8bとからなる。
 前記回り止め片9は、ほぼ直線状で、上下方向に延びている。
 前記蓋体2は、上方に凹み、前記胴体1の本体部分5の上端部が差し込まれる環状溝2aを周縁部に有しており、また、前記環状溝2aの内側には、前記胴体1の本体部分5の凹溝5aに係止する係止部分2bが形成されている。
 また、前記蓋体2には、硬貨投入用のスリット状の穴Hが設けられている。
 前記リング部材3は、前記胴体1の外径縮小部6の外径とほぼ同じ程度かあるいはそれよりも若干大きな内径を有するリング状をしており、その上端部の内周面に、内側に突出し、前記胴体1の本体部分5の下端部とフランジ片6aとの間に係止する環状突出部3aを有している。
 前記支持台4は、前記貯金箱本体Aを直立させるためのものであり、ほぼ袴状(スカート状)をしている。詳しくは、前記支持台4は、前記胴体1(貯金箱本体A)よりも大きな幅を有しており、また、中央部には、前記胴体1の小径部分7のみを挿通させるほぼ円形状の挿通孔10が設けられている。さらに、この挿通孔10の周縁には、前記抜け止め片8および回り止め片9に対応する凹入部11および切り欠き部12,13が形成されている。なお、前記切り欠き部12,13は、ともに平面視ほぼ三角形状をしており、また、切り欠き部12に比して切り欠き部13が一回り小さく形成されており、さらに、前記2つの切り欠き部12,13は隣接して設けられている。
 前記ラベルLは、ほぼ矩形状または正方形状をしており、例えば、缶飲料の商品表示用あるいは商品広告用の図柄、文字などが印刷されており、前記胴体1の本体部分5の外面に接着剤などの適宜の手段によって取り付けられる。なお、前記胴体1の本体部分5が透明または半透明に形成されている場合には、ラベルLを前記本体部分5の内側に取り付けてもよい。
 前記胴体1、蓋体2、リング部材3および支持台4はそれぞれ、例えば、ポリカーボン、ポリプロピレン、PETなどの合成樹脂およびそれらの再生品などを用いて成形することができる。
 上記の構成からなる貯金箱Dを組み立てるには、まず、前記胴体1に対して蓋体2およびリング部材3を取り付けた後、前記蓋体2およびリング部材3にガイドさせることによりラベルLを位置決めして取り付け、貯金箱本体Aを形成する。
 そして、この貯金箱本体Aに支持台4を取り付けるには、前記胴体1の小径部分7を支持台4の挿通孔10に挿通させた状態で胴体1(貯金箱本体A)をその軸まわりに回動させるだけでよい。
 詳しくは、前記胴体1の小径部分7を支持台4の挿通孔10に挿通させるには、小径部分7の外周に設けられた抜け止め片8および回り止め片9を、それぞれ前記挿通孔10の周縁に形成された凹入部11および切り欠き部12に位置合わせすればよい。
 その後、胴体1をその軸まわりに回動させて、前記切り欠き部12に対応する位置にある回り止め片9を切り欠き部13へと移動させると、前記切り欠き部13は回り止め片9とほぼ同じ程度の大きさに形成されていることから、回り止め片9が切り欠き部13内から外部に出る動きがある程度抑えられることとなり、その結果、胴体1の回動がある程度抑止されることとなる。
 また、前記回動によって凹入部11に対応する位置にあった抜け止め片8の水平部分8bは、図5(A)および(B)に示すように、前記凹入部11に対応する位置から外れた位置へと移動し、その上方に挿通孔10の周縁部を構成する壁部分が位置する状態となるため、この壁部分によって抜け止め片8の上方への移動が抑えられ、その結果、胴体1の小径部分7が挿通孔10から抜けることが抑止されることとなる。
 なお、前記貯金箱本体Aから支持台4を取り外すには、支持台4を貯金箱本体Aに取り付けるときと逆の操作を行うだけでよく、前記胴体1の小径部分7を前記挿通孔10に挿通させた状態で胴体1(貯金箱本体A)をその軸まわりに回動させることにより、胴体1(貯金箱本体A)に対する支持台4の着脱を行うようにしてある。
 そして、上記の構成からなる貯金箱Dでは、前記硬貨投入用の孔Hから硬貨を投入すると、投入された硬貨は、前記蓋体2により閉塞された胴体1内部に収容されることとなる。また、前記蓋体2を胴体1から取り外せば、貯金箱D内に収容した硬貨を取り出すことができる。
 しかし、前記蓋体2を胴体1に対して接着剤などを用いて取り外すことができないように構成し、貯金箱Dを破壊しなければ貯金箱D内に収容した硬貨を外部に取り出せないように構成してもよい。
 上記の構成からなる貯金箱Dは、自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成することができる。
 すなわち、一般的な自動販売機用の飲料缶タイプのダミー体は、ほぼ円筒形状で、下端部に小径部分が設けられた光透過性を持った材料からなるダミー体本体と、このダミー体本体の上部に取り付けられる蓋体と、前記ダミー体本体の下部に取り付けられるリング部材と、前記ダミー体本体の側壁に取り付けられる光透過性を持った材料からなる商品表示用のラベル体とを備えている。
 そして、前記ダミー体は、自動販売機の展示部の支持台に設けられた挿通孔に前記ダミー体本体の下端部に設けられた小径部分を挿入し、適宜の方向に軸まわりに回動させることによって取り付けられるのであり、このようにして取り付けられたダミー体の内側に、前記展示部の下方に配置された照明用光源からの光が照射され、ダミー体がライトアップされることになる。なお、前記光の照射効率を上昇させるために前記ダミー体本体には底部が設けられておらず、また、前記リング部材は、前記照明用光源から照射された光がダミー体の内側に導かれず、前記挿通孔からダミー体の外側へと直接漏れてしまうことを防止するために設けられたものである。
 従って、ダミー体のリング部材およびラベルはそのまま貯金箱Dのリング部材3およびラベルLとしてそのまま用いることができ、また、ダミー体の蓋体も、硬貨投入用の孔Hを設けるだけで貯金箱Dの蓋体2としてそのまま用いることができる。
 また、前記ダミー体本体は、ブロー成形を行い、中空で天部と底部とを有するほぼ円筒形状の部材を形成した後、前記底部と天部とを切断して形を整えることにより形成されるが、前記底部を切断する工程を省き、底部をそのまま残すことにより貯金箱Dの胴体1を形成することができる。
 すなわち、前記胴体1、蓋体2、リング部材3およびラベルLからなる貯金箱本体Aは、自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成することができ、換言すれば、前記ダミー体を製造するための金型を用いてそのほとんどを製造することができ、前記支持台4を形成するための金型のみを新たに用意するだけでよい。
 なお、上記の構成からなる貯金箱Dにおいて、前記硬貨投入用の孔Hは、蓋体2に設けられるものに限られず、例えば、胴体1の本体部分5およびラベルLを挿通するように設けてもよい。また、前記リング部材3を設けなくともよい。
 さらに、上記の構成からなる貯金箱Dにおいて、前記胴体1を有底とせず底部を切断して開放してもよく、この場合には、前記胴体1の下端を閉塞することができるように、前記支持台4に底壁部を設ければよい。この場合、貯金箱D内に収容された硬貨の取り出しは、蓋体2を胴体1から取り外すことによっても、また、支持台4を胴体1から取り外すことによっても行うことができる。
 図6および図7は、本考案の第二実施例に係る貯金箱D2 の構成を概略的に示す分解斜視図および縦断面図である。なお、上記第一実施例に示したものと同一または同様の構成を有する部材には、同じ符号を付しその説明を省略する。
 第二実施例の貯金箱D2 は、第一実施例の貯金箱Dに比して、前記リング部材3が前記支持台4と一体的に形成されており、前記胴体1に対するリング部材3の係止およびその解除によって、胴体1に対する支持台4の着脱を行うようにしてある点で異なる。
 詳しくは、第一実施例における支持台4の挿通孔10の周縁に、前記凹入部11、切り欠き部12、13を設ける代わりに、前記環状突出部3aを有するリング部材3を設けてあり、支持台4はよりシンプルな構造を有するものとなる。
 上記第二実施例の貯金箱D2 では、第一実施例の貯金箱Dによって得られる効果とほぼ同様が得られるだけでなく、貯金箱D2 の部材点数が少なくなることから、より容易に組み立てることが可能となるという効果を得ることができ、また、部材点数が少なくなることに加えて、前記支持台4の構成が非常にシンプルになることからも、支持台4をより安価に製造することが可能となるという効果も得られる。
本考案の第一実施例に係る貯金箱の構成を概略的に示す分解斜視図である。 上記実施例の構成を概略的に示す縦断面図である。 前記外径縮小部の構成を概略的に示す横断端面図である。 上記実施例における胴体の小径部分と支持台の挿通孔との構成を概略的に示す説明図である。 (A)および(B)は、上記実施例の要部の構成を概略的に示す説明図および要部拡大縦断面図である。 本考案の第二実施例に係る貯金箱の構成を概略的に示す分解斜視図である。 上記実施例の構成を概略的に示す縦断面図である。
符号の説明
 1 胴体
 2 蓋体
 4 支持台
 D 貯金箱

Claims (6)

  1.  自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成される貯金箱であって、有底筒状の胴体と、この胴体の上部に取り付けられる蓋体と、前記胴体の下部に着脱自在に取り付けられる支持台とを備えたことを特徴とする貯金箱。
  2.  自動販売機用のダミー体またはその素材を用いて形成される貯金箱であって、筒状の胴体と、この胴体の上部に取り付けられる蓋体と、前記胴体の下部に着脱自在に取り付けられ、前記胴体の下端を閉塞する支持台とを備えたことを特徴とする貯金箱。
  3.  前記胴体が、径がほぼ同一の本体部分と、この本体部分の下側に連設される外径縮小部とを有しており、また、前記外径縮小部の外周に複数のフランジ片が連設されており、前記本体部分の下端部とフランジ片との間に係止するリング部材を設けてある請求項1または2に記載の貯金箱。
  4.  前記リング部材が前記支持台と一体的に形成されており、前記胴体に対するリング部材の係止およびその解除によって、胴体に対する支持台の着脱を行うようにした請求項3に記載の貯金箱。
  5.  前記胴体が、その下端部に小径部分を有しており、また、前記支持台が、前記胴体の小径部分のみを挿通させる挿通孔を有しており、前記胴体の小径部分を前記挿通孔に挿通させた状態で胴体をその軸まわりに回動させることにより、胴体に対する支持台の着脱を行うようにした請求項1または2に記載の貯金箱。
  6.  その外観を自動販売機に設置されるダミー体とほぼ同一又は類似としてある請求項1〜5のいずれかに記載の貯金箱。
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