JP3117138U - 自動販売機用の商品表示体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 自動販売機において販売対象とする商品の形態が複雑であってもその商品をシンプルな構成で示すことができると共に、製造コストや商品の販売費の低減に大いに寄与する自動販売機用の商品表示体を提供すること。
【解決手段】 自動販売機において販売する商品を示すために自動販売機の展示室内のステージ10に取り付けられる自動販売機用の商品表示体であって、商品を表示する平板状のシート体1と、このシート体1の左右縁部を保持する保持部4とを備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 自動販売機において販売する商品を示すために自動販売機の展示室内のステージ10に取り付けられる自動販売機用の商品表示体であって、商品を表示する平板状のシート体1と、このシート体1の左右縁部を保持する保持部4とを備えている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、自動販売機において販売対象商品を示すために展示される自動販売機用の商品表示体に関する。
自動販売機で取り扱う商品は、炭酸飲料やミネラルウォーター、ジュース、コーヒー、清酒、ビールなどの各種飲料や、煙草、乾電池など多岐にわたり、例えば、飲料品を扱う自動販売機では、販売対象の商品そのものの形態に似せたダミー体や、販売対象の商品の前半分の形態に似せたダミー体を展示室に配列するようにしている。
しかし、上記のダミー体は、販売対象とする商品の形態によってはその形状や構造が複雑となるのに加え、比較的多くの材料が必要となることもあって、コスト的に高くつくという問題があった。
この考案は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、自動販売機において販売対象とする商品の形態が複雑であってもその商品をシンプルな構成で示すことができると共に、製造コストや商品の販売費の低減に大いに寄与する自動販売機用の商品表示体を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案の自動販売機用の商品表示体は、自動販売機において販売する商品を示すために自動販売機の展示室内のステージに取り付けられる自動販売機用の商品表示体であって、商品を表示する平板状のシート体と、このシート体の左右縁部を保持する保持部とを備えていることを特徴としている(請求項1)。
前記自動販売機用の商品表示体において、前記シート体が、前記保持部に対してその上方から挿抜自在なカードであってもよい(請求項2)。
また、上記目的を達成するために、本考案の他の自動販売機用の商品表示体は、自動販売機において販売する商品を示すために自動販売機の展示室内のステージに取り付けられる自動販売機用の商品表示体であって、商品を表示する平面視ほぼコの字状のシート体と、このシート体の側部を保持する保持部とを備えていることを特徴としている(請求項3)。
また、上記いずれかの自動販売機用の商品表示体が、左右一対の柱部を備え、これら柱部に前記保持部が設けられていてもよい(請求項4)。そして、この場合、前記左右一対の柱部の上部分にわたってブリッジ部が設けられていてもよい(請求項5)。
請求項1〜5に係る本考案では、自動販売機において販売対象とする商品を平板状あるいは平面視コの字状のシート体で表示するようにしてあるので、前記商品の形態が複雑であってもその商品をシンプルな構成で示すことができる商品表示体が得られる。そして、この商品表示体では、その展示に必要なスペースが非常に小さくてすみ、その分、自動販売機を薄型のコンパクトな軽量のものに構成でき、設計の自由度も向上し、かつ、設置場所も狭くて済むようになり、総じてコストが安くなる。さらに、商品表示体自身の製造コストが従来のダミー体に比べて飛躍的に下がるので、これに伴って、この商品表示体を設置した自動販売機を介しての販売にかかる費用も低減されることとなる。
そのうえ、請求項2に係る考案では、前記シート体が保持部に対してその上方から挿抜自在なカードであるので、シート体の着脱を簡単に行うことができ、ひいてはその交換(取替)作業の効率化が達成されるという効果をも奏する自動販売機用の商品表示体が得られる。
一方、請求項4に係る考案では、前記保持部が設けられた柱部によって、シート体を安定性よく保持することができるという効果をも奏する自動販売機用の商品表示体が得られる。
さらに、請求項5に係る考案では、ブリッジ部によって前記柱部ひいては全体の剛性を好適に上昇させることができるという効果をも奏する自動販売機用の商品表示体が得られる。
図1は、本考案の一実施の形態に係る自動販売機用の商品表示体(以下、商品表示体という)の構成を概略的に示す説明図、図2(A)および(B)は、前記商品表示体の構成を概略的に示す正面図および背面図、図3(A)および(B)は、前記商品表示体の構成を概略的に示す平面図および底面図、図4(A)および(B)は、前記商品表示体の構成を概略的に示す縦断面図および横断面図である。
まず、図1に示すように、この実施形態の商品表示体は、例えば、茶、ジュース、コーヒー等の飲料である商品のパッケージ(飲料容器)全体またはその一部(例えば前面の一部または全部等)と略同じ内容の印刷が施された適宜の光透過性および剛性を有するシート体1を備えている。なお、このシート体1は、例えば、ポリカーボネイト、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等またはそれらの再生品など、耐熱性、耐候性に優れた素材からなり、最も単純安価な平板状となっており、その厚みは適当に設定できるが、0.2〜0.3mm位がコスト面等から最適である。
そして、上記シート体1は、図1に示すように、比較的硬質の合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリエチレンテレフタレート等またはそれらの再生品)をインジェクション成形(射出成形)して得られる商品表示体の本体2に装着される。
詳しく述べると、前記本体2は、図1、図2(A)および(B)、図4(A)および(B)に示すように、左右一対の柱部3,3を備え、商品を表示する前記シート体1の左右縁部を保持する保持部4が各柱部3に二つずつ設けられている。すなわち、前記柱部3は、前壁部5とこの前壁部5の背面より後方に延びる横壁部6とからなる横断面ほぼL字形状(図1、図4(B)参照)をしており、前記横壁部6の上下に係止爪7が形成されている。そして、前記保持部4は、前壁部5と横壁部6と係止爪7とで構成され、横断面ほぼコの字形状をしている。従って、本体2に装着されたシート体1は、一対の柱部3,3の各前壁部5および係止爪7によって前後方向の移動や傾きが規制され、各横壁部6によって左右方向の移動が規制される。
また、シート体1は、計四つの前記保持部4に対してその上方から挿抜自在となっている一方、本体2に装着された状態では、本体2の下部8(図1参照)に当接して下方への移動が規制されることとなる。ここで、図1〜図4に示すように、前記左右一対の柱部3,3の上部分にわたってブリッジ部9が設けられているが、このブリッジ部9は本体2の補強、特に柱部3,3を補強するためのものであり、上述したようにシート体1を保持部4に対してその上方から挿抜する際にその妨げとならない位置になければならず、この実施の形態では、柱部3,3の各前壁部5の上部間にわたって設けてあり、これにより、シート体1を保持部4に挿入する際にそのガイドの役割を果たす。なお、図1等において、hは本体2をインジェクション成形する際に前壁部5に形成される貫通孔である。
さらに、前記本体2は、図1に示すように、自動販売機の展示室内に既設のステージ10に着脱自在に取り付けられるように構成されている。すなわち、前記ステージ10は、本実施形態の商品表示体だけでなく既存のダミー体も取り付けられるもので、具体的には、平面視円形の周縁に沿って半円状の切り欠き部11とほぼ円弧状の三つの切り欠き部12とを有する取付孔13を有している。また、この取付孔13の下側には、ダミー体照明用の棒状の蛍光灯14が配置されている。
これに対して、本体2の下部8には、図1、図2(A)および(B)、図3(B)、図4(A)に示すように、縦断面略L字状のフランジ15が連設されており、このフランジ15は、下部9の下面から垂下する縦部分15aと、この縦部分15aの下側縁から水平方向外側に向けて延びる横部分15bとで構成されている。
そして、上記構成の本体2では、まず、下部8およびフランジ15を縮径方向に弾性変形(スクイーズ)させることによりフランジ15を取付孔13内に挿入可能となり、この挿入後に前記弾性変形のための付勢を解除すると、下部8およびフランジ15の復元力によりフランジ15の縦部分15aが取付孔13の周縁に当接し、本体2は取付孔13を有するステージ10に取り付けられた状態となる。このようにして本体2がステージ10に取り付けられると、下部8とフランジ15の横部分15bとが取付孔13の周縁を挟み、本体2は取付孔13から抜けない状態となる。また、このとき、本体2を取付孔13に対してその前側に寄せた状態とすることにより、本体2の下部8とフランジ15との間に設けられた二つの突起部16(図1、図2(A)および(B)参照)が取付孔13の切り欠き部12の前側縁にそれぞれ当接して、本体2の軸まわりの回転も防止されることとなる。
上記構成の商品表示体では、ステージ10に取り付けたときに蛍光灯13によってシート体1をライトアップすることができる上、本体2がフレーム構造となっているので、フレーム構造以外の板状部分等を有する従来のダミー体に比べて、一層の軽量化を図ることができ省資源エネルギーにもなる。
また、上記商品表示体は、図1に示す取付孔10を有するステージ9にのみ取り付けられるものではなく、ほぼ円形状の取付孔を有する種々のステージに取り付けることができ、汎用性の点で優れたものである。
本考案は、上記実施の形態に限らず、種々に変形して実施することができ、以下にその変形例について具体的に述べる。まず、前記シート体1に施される印刷内容としては、商品のパッケージ全体またはその一部と略同じ内容でなくてもよく、例えば、商品名や商品を想起させる図柄や販売促進のための絵文字等であってもよい。
また、前記シート体1の形状は矩形状でなくてもよく、例えば、自動販売機における販売対象商品が缶やペットボトル等の容器入りの飲料である場合には、シート体1はその容器の正面視の形状に対応する形状をしていてもよい。
また、例えば比較的背の高い商品を示すために商品表示体を用いる場合、本体2に装着したときにその上端が一対の柱部3,3の上端よりも高い位置にあるようなシート体1を用いてもよい。そして、上記の場合、ブリッジ部9がシート体1の表示を妨げるおそれがあるので、このような場合などには前記ブリッジ部9を省いてもよく、これにより、商品表示体の軽量化および資源エネルギーの節約の面でさらなる向上を図ることができる。そして、前記ブリッジ部9を設ける場合も、本体2と一体成形されていてもよいし、本体2とは別に設けられ、本体2(左右一対の柱部3,3)に着脱自在となっていてもよい。
さらに、前記保持部4の構成も種々に変形することができ、例えば、左右一対の柱部3,3の上下に一つずつ設けられた係止爪7は、各柱部3に一つずつのみ設けられていてもよいし、三つずつ以上設けられていてもよい。
また、上記の実施の形態では、前記本体2の下部8とフランジ15とで取付孔13を有するステージ10へと取り付けることができる取付部を構成してあるが、この取付部の構成も種々に変形することができる。例えば、前記取付部は、平面視ほぼ円弧状またはコの字状となっているが、ほぼ円形状の取付孔13の周縁の全周に沿うように平面視環状となっていてもよい。
また、平板状の前記シート体1に代えて、図5に示すように、平面視ほぼコの字形状のシート体17を用いてもよい。すなわち、前記シート体17は、前記シート体1の左右両側にそれぞれほぼ矩形状のウイング部18,18が連設された形状をしており、各ウイング部18の上下には前記係止爪7を挿通させるための貫通孔19が設けられている。そして、このように構成されたシート体17は、両ウイング部18を折り畳んだ状態とすることで前記各保持部4に対してその上方から挿抜自在となり、上記の状態でシート体17をその下縁が下部8に当接するまで保持部4に対して挿入した後、両ウイング部18を広げて後方に延ばすことにより、保持部4がシート体17の側部を保持する状態となり、これにより、本体2に対するシート体17の装着が完了することとなる。この装着状態では、各係止爪7はウイング部18,18の貫通孔19を挿通するため、係止爪7によってシート体17の装着が妨げられることはない。
上記シート体17を用いた場合には、取付孔13の下方にある蛍光灯14からの光が本体の側方に漏れることを前記ウイング部18によって防止することができる。
ここで、前記シート体1,17を本体2に対して着脱する際の手順は、保持部4に対してその上方からシート体1,17を挿抜するものに限らず、例えば、シート体1,17を保持部4に対してその側方から挿抜してもよい。
1 シート体
4 保持部
10 ステージ
4 保持部
10 ステージ
Claims (5)
- 自動販売機において販売する商品を示すために自動販売機の展示室内のステージに取り付けられる自動販売機用の商品表示体であって、商品を表示する平板状のシート体と、このシート体の左右縁部を保持する保持部とを備えていることを特徴とする自動販売機用の商品表示体。
- 前記シート体が、前記保持部に対してその上方から挿抜自在なカードである請求項1に記載の自動販売機用の商品表示体。
- 自動販売機において販売する商品を示すために自動販売機の展示室内のステージに取り付けられる自動販売機用の商品表示体であって、商品を表示する平面視ほぼコの字状のシート体と、このシート体の側部を保持する保持部とを備えていることを特徴とする自動販売機用の商品表示体。
- 左右一対の柱部を備え、これら柱部に前記保持部が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の自動販売機用の商品表示体。
- 前記左右一対の柱部の上部分にわたってブリッジ部が設けられている請求項4に記載の自動販売機用の商品表示体。
Priority Applications (1)
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JP2005007961U JP3117138U (ja) | 2005-09-28 | 2005-09-28 | 自動販売機用の商品表示体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005007961U JP3117138U (ja) | 2005-09-28 | 2005-09-28 | 自動販売機用の商品表示体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3117138U true JP3117138U (ja) | 2006-01-05 |
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ID=43467477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005007961U Expired - Lifetime JP3117138U (ja) | 2005-09-28 | 2005-09-28 | 自動販売機用の商品表示体 |
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JP (1) | JP3117138U (ja) |
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2005
- 2005-09-28 JP JP2005007961U patent/JP3117138U/ja not_active Expired - Lifetime
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