JP3098390U - 襟付き毛布 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時にめくれ上がったり、ずれ落ちたりということを防止し、安定性よく使用でき、外気と遮断することにより、保温効果を得ることができる毛布を提供する。
【解決手段】従来からある立毛パイル生地1の毛布であって、襟2もしくは縁飾り4等に繊維集合体等の充填物を入れ、縫合し保持させた増厚部3を設ける。
【選択図】 図3
【解決手段】従来からある立毛パイル生地1の毛布であって、襟2もしくは縁飾り4等に繊維集合体等の充填物を入れ、縫合し保持させた増厚部3を設ける。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、立毛パイル生地の毛布に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、立毛パイル毛布の縫製は、パイル面を表側にして張り合わせたタイプやパイル生地の裏面を起毛した一重タイプのもので、いわゆるマイヤー毛布が知られている。
【0003】
この毛布は一般的には、本体に縁飾りした単なる毛布縫製であるため、使用時に首や肩にフィット感が無く、外気が寝床内に入り込み、保温効果が妨げられ、これにより安眠効果を妨げられることもまれではなかった。ベッドでの使用時はめくれ上がり、すべりが生じるということも多くあった。
【0004】
本考案は上記に鑑みてなしたもので、従来ある立毛生地毛布の襟部両端に、充填物を入れることで、この襟部両端がほどよい重さになり、安定性よく使用できるようになる。又、外気との遮断により、保温効果を得ることができる特殊な機能を持った毛布を提供するものである。さらに縁飾り部に充填物を入れることにより、毛布がめくれ上がったり、ずれ落ちたりしないような毛布をも提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本考案は、ダブルラッセル機で編み立てした立毛パイル生地の毛布であって、襟の両端部に充填物を入れ縫合し保持させた増厚部を設けてなることを特徴とする。
【0006】
この毛布は前記の増厚部は、重みもあり、襟部両端が沈み込むことで、首や肩にフィットし、使用中の安定性が増し、その上外気と遮断することで、保温効果を得ることができる。身体の上に載る中央部領域では従来同様に比較的軽くなる。その為、掛け毛布として身体に優しく好適に使用できる。しかも毛布の襟部両端が前記増厚部のために、毛布が過度に動いたり、周縁部が捲くれあがったりもせず、身体に掛けた状態を良好に保ち、安定性良く使用できる。また外気を遮断するので、保温性も良好に保持される。
【0007】
前記の充填物を入れた増厚部を、縁飾り部にも設けることもができる。この場合、前記の充填物を入れた増厚部により、少なくとも、両側辺と足元側辺との3辺部等の毛布周縁部では厚みが大きく、重くなり、上記同様、安定性・保温性とも良好に保持される。
【考案の実施の形態】
以下、図面を用いながら、本考案の構成を詳細に説明する。
【0008】
本考案は、大きく分けて、立毛パイル生地本体(1)と襟部(2)そして縁飾り部(3)に分けられ立毛パイル生地本体(1)の周縁に縁飾り(3)をし、その後、立毛パイル生地本体(1)の表裏を挟むように襟部(2)を縫い付けて成ることを特徴とする。どちらも、立毛パイル生地で出来ている。
【0009】
上記の立毛パイル生地を構成する繊維に特に限定はないが、立毛パイル生地本体(1)は両面パイル調にニューマイヤー加工を施したものがよく、襟部(2)は片面パイル立毛加工生地で、折り返して取り付けたものである。
【0010】
上記の立毛パイル生地自体は、公知の任意の方法によって製造されたものでよく、例えば、カチオン染料可染のアクリル繊維紡績糸を用い、ダブルラッセル機にて、二重構造の組織に編み立て、二重構造の組織間をセンターカットして二枚のパイル原反とし、それぞれにカチオン染料を含む染料液をパッディングあるいはプリントし、スチーミングして、染料を繊維に着色させる染色加工を施した後、起毛、毛捌き、せん毛、ポリッシャー、せん毛の加工工程により、両面パイル及び片面パイルの各々の仕上加工を施す。
【0011】
本考案の立毛パイル生地のパイル長は特に制限しないが、本体は6mm〜10mmであることが好ましく、襟部は10mm〜20mmが好ましい。
【0012】
本考案の襟部の幅サイズは30cm程度の両面折り込みが好ましい。
【0013】
襟部(2)の両端に入れる充填物は、繊維集合体・中綿等でよく、その繊維集合体は遠赤加工・抗菌防臭加工等の特殊加工をしたものでも可能である。その繊維集合体は、均等にバランス良く、ふくらみをもたせて、たくさんつめる事が好ましい。縁飾り部(3)に充填物を入れる場合は、本体の端より5cmから10cmぐらいの幅で、充填物を入れられる様に少し余裕を持たせて取り付ける。
【0014】
本考案の縫製加工は図1を用いて説明すると、立毛パイル生地本体(1)の四方に縁飾り(3)を掛けて行く。次いで襟部(2)を本体の表裏に挟み込むように縫い付ける。その際、表面30cm、裏面30cmとなるよう縫い付けるのが好ましい。縫い付けた後、本体両端から10cmぐらいのところに襟部(2)で袋部分を形成し、そこに繊維集合体もしくは中綿等をバランス良く均等に詰め込む。上記の要領で形成した襟部(2)に増厚部を設けた場合の断面図が図2であり、5が縫合部となる。
【0015】
本考案を実際に使用した時が図3のようになり、矢印方向(下方)に重みがかかり、首や肩および身体にフィットし、安定する。
【0016】
【考案の効果】
上記のように、本考案は、従来ある立毛パイル生地の毛布の襟部両端に、充填物を入れる増厚部を作ることにより、その部分が重さをあたえることで、首や肩にフィットさせることにより、安定性よく使用でき、かつ冷気の通過を遮断することにより、保温効果を得ることができる利便商品として評価を受けているものである。又、縁飾りの一部に充填物を入れることで、上記同様の効果を得られることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の毛布の全体図である。
【図2】本考案の襟部に増厚部を設けた場合の断面図である。
【図3】本考案をベッドで使用した時の図である。
【符号の説明】
1…立毛パイル生地
2…襟部
3…増厚部
4…縁飾り部
5…縫合部
6…充填物(繊維集合体もしくは中綿等)
【考案の属する技術分野】
本考案は、立毛パイル生地の毛布に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、立毛パイル毛布の縫製は、パイル面を表側にして張り合わせたタイプやパイル生地の裏面を起毛した一重タイプのもので、いわゆるマイヤー毛布が知られている。
【0003】
この毛布は一般的には、本体に縁飾りした単なる毛布縫製であるため、使用時に首や肩にフィット感が無く、外気が寝床内に入り込み、保温効果が妨げられ、これにより安眠効果を妨げられることもまれではなかった。ベッドでの使用時はめくれ上がり、すべりが生じるということも多くあった。
【0004】
本考案は上記に鑑みてなしたもので、従来ある立毛生地毛布の襟部両端に、充填物を入れることで、この襟部両端がほどよい重さになり、安定性よく使用できるようになる。又、外気との遮断により、保温効果を得ることができる特殊な機能を持った毛布を提供するものである。さらに縁飾り部に充填物を入れることにより、毛布がめくれ上がったり、ずれ落ちたりしないような毛布をも提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本考案は、ダブルラッセル機で編み立てした立毛パイル生地の毛布であって、襟の両端部に充填物を入れ縫合し保持させた増厚部を設けてなることを特徴とする。
【0006】
この毛布は前記の増厚部は、重みもあり、襟部両端が沈み込むことで、首や肩にフィットし、使用中の安定性が増し、その上外気と遮断することで、保温効果を得ることができる。身体の上に載る中央部領域では従来同様に比較的軽くなる。その為、掛け毛布として身体に優しく好適に使用できる。しかも毛布の襟部両端が前記増厚部のために、毛布が過度に動いたり、周縁部が捲くれあがったりもせず、身体に掛けた状態を良好に保ち、安定性良く使用できる。また外気を遮断するので、保温性も良好に保持される。
【0007】
前記の充填物を入れた増厚部を、縁飾り部にも設けることもができる。この場合、前記の充填物を入れた増厚部により、少なくとも、両側辺と足元側辺との3辺部等の毛布周縁部では厚みが大きく、重くなり、上記同様、安定性・保温性とも良好に保持される。
【考案の実施の形態】
以下、図面を用いながら、本考案の構成を詳細に説明する。
【0008】
本考案は、大きく分けて、立毛パイル生地本体(1)と襟部(2)そして縁飾り部(3)に分けられ立毛パイル生地本体(1)の周縁に縁飾り(3)をし、その後、立毛パイル生地本体(1)の表裏を挟むように襟部(2)を縫い付けて成ることを特徴とする。どちらも、立毛パイル生地で出来ている。
【0009】
上記の立毛パイル生地を構成する繊維に特に限定はないが、立毛パイル生地本体(1)は両面パイル調にニューマイヤー加工を施したものがよく、襟部(2)は片面パイル立毛加工生地で、折り返して取り付けたものである。
【0010】
上記の立毛パイル生地自体は、公知の任意の方法によって製造されたものでよく、例えば、カチオン染料可染のアクリル繊維紡績糸を用い、ダブルラッセル機にて、二重構造の組織に編み立て、二重構造の組織間をセンターカットして二枚のパイル原反とし、それぞれにカチオン染料を含む染料液をパッディングあるいはプリントし、スチーミングして、染料を繊維に着色させる染色加工を施した後、起毛、毛捌き、せん毛、ポリッシャー、せん毛の加工工程により、両面パイル及び片面パイルの各々の仕上加工を施す。
【0011】
本考案の立毛パイル生地のパイル長は特に制限しないが、本体は6mm〜10mmであることが好ましく、襟部は10mm〜20mmが好ましい。
【0012】
本考案の襟部の幅サイズは30cm程度の両面折り込みが好ましい。
【0013】
襟部(2)の両端に入れる充填物は、繊維集合体・中綿等でよく、その繊維集合体は遠赤加工・抗菌防臭加工等の特殊加工をしたものでも可能である。その繊維集合体は、均等にバランス良く、ふくらみをもたせて、たくさんつめる事が好ましい。縁飾り部(3)に充填物を入れる場合は、本体の端より5cmから10cmぐらいの幅で、充填物を入れられる様に少し余裕を持たせて取り付ける。
【0014】
本考案の縫製加工は図1を用いて説明すると、立毛パイル生地本体(1)の四方に縁飾り(3)を掛けて行く。次いで襟部(2)を本体の表裏に挟み込むように縫い付ける。その際、表面30cm、裏面30cmとなるよう縫い付けるのが好ましい。縫い付けた後、本体両端から10cmぐらいのところに襟部(2)で袋部分を形成し、そこに繊維集合体もしくは中綿等をバランス良く均等に詰め込む。上記の要領で形成した襟部(2)に増厚部を設けた場合の断面図が図2であり、5が縫合部となる。
【0015】
本考案を実際に使用した時が図3のようになり、矢印方向(下方)に重みがかかり、首や肩および身体にフィットし、安定する。
【0016】
【考案の効果】
上記のように、本考案は、従来ある立毛パイル生地の毛布の襟部両端に、充填物を入れる増厚部を作ることにより、その部分が重さをあたえることで、首や肩にフィットさせることにより、安定性よく使用でき、かつ冷気の通過を遮断することにより、保温効果を得ることができる利便商品として評価を受けているものである。又、縁飾りの一部に充填物を入れることで、上記同様の効果を得られることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の毛布の全体図である。
【図2】本考案の襟部に増厚部を設けた場合の断面図である。
【図3】本考案をベッドで使用した時の図である。
【符号の説明】
1…立毛パイル生地
2…襟部
3…増厚部
4…縁飾り部
5…縫合部
6…充填物(繊維集合体もしくは中綿等)
Claims (2)
- 立毛パイル生地の毛布に襟をつけ、その両端に袋部分を形成し重みのある充填物を入れた毛布。
- 上記立毛パイル生地の毛布の縁飾りの一部に、重みのある充填物を入れた毛布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004071U JP3098390U (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 襟付き毛布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004071U JP3098390U (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 襟付き毛布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098390U true JP3098390U (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=43252148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003004071U Expired - Fee Related JP3098390U (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 襟付き毛布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098390U (ja) |
-
2003
- 2003-06-06 JP JP2003004071U patent/JP3098390U/ja not_active Expired - Fee Related
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