JP3098068B2 - 波形記録計における波形表示方法 - Google Patents

波形記録計における波形表示方法

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JP3098068B2 JP03183309A JP18330991A JP3098068B2 JP 3098068 B2 JP3098068 B2 JP 3098068B2 JP 03183309 A JP03183309 A JP 03183309A JP 18330991 A JP18330991 A JP 18330991A JP 3098068 B2 JP3098068 B2 JP 3098068B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は波形記録計における波
形表示方法に関し、さらに詳しく言えば、所望とする信
号波形をなるべく速く表示し得るようにした波形表示方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】波形記録計においては、アナログ入力信
号をA/D変換部でデジタル信号に変換し、同デジタル
信号を順次ストレージメモリに書き込み、そのストレー
ジ終了後、所定の演算を行なってCRTなどの表示部に
表示するようにしている。
【0003】実際には、制御装置(CPU)からA/D
変換部に変換スタート信号が出され、同A/D変換部か
らのデジタル信号が順次ストレージメモリに書き込まれ
る。
【0004】CPUはA/D変換部のアドレスカウンタ
を監視し、ストレージ終了後に全波形データについて所
定の演算(例えば、四則演算、微分、積分など)を行な
ってCRTなどに表示する
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来で
はストレージおよび演算がすべて終了してからでないと
波形が表示されないため、待ち時間が多く、リアルタイ
ムの表示性に欠けるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の事
情に鑑みなされたもので、その構成上の特徴は、アナロ
グ入力信号をデジタルの波形データに変換するA/D変
換部と、上記波形データを記憶するストレージメモリ
と、同ストレージメモリ内の波形データに基づいてその
信号波形を表示する波形表示部と、上記A/D変換部、
上記ストレージメモリおよび上記波形表示部の各部を制
御する制御部(CPU)とを備えている波形記録計にお
いて、上記ストレージメモリに記憶される波形データの
内、上記波形表示部に表示する信号波形のアドレスを指
定する表示アドレス指定手段を有し、上記A/D変換部
にて変換された波形データを順次上記ストレージメモリ
に書き込むにあたって、上記CPUは、上記ストレージ
メモリの書込アドレスを監視し、同書込アドレスが上記
表示アドレス指定手段にて指定されたアドレスと一致し
た時点で、上記ストレージメモリのストレージ終了を待
つことなく、該当アドレスの波形データを所定演算し
て上記波形表示部に表示するようにしたことにある。
【0007】このようにして、上記ストレージメモリの
ストレージ終了を待つことなく、上記表示アドレス指定
手段にて指定された信号波形が上記波形表示部に表示さ
れるが、この場合、上記波形表示部には指定アドレスを
起点としてその一画面分の信号波形が表示される。
【0008】
【作用】上記構成によると、A/D変換部からストレー
ジメモリに順次波形データが書き込まれる際、その波形
データが表示アドレス指定手段にて指定されたアドレス
にまで書き込まれた時点で、その表示に必要な波形デー
タの演算が行なわれ、表示部にその信号波形が表示され
る。
【0009】
【実施例】図1にはこの波形記録計の概略的なブロック
線図が示されている。これによると、同波形記録計はア
ナログ入力信号をデジタル信号に変換するA/D変換部
1と、同A/D変換部1からのデジタル信号(波形デー
タ)を記憶するストレージメモリ2と、この記録計のシ
ステムプログラムなどが格納されたROM・RAMを含
む本体メモリ3と、制御部としてのCPU4と、ストレ
ージメモリ2に記憶された波形データから得られる信号
波形を表示する表示部としてのCRT5とを備えてい
る。
【0010】CPU4はA/D変換部1の変換動作、ス
トレージメモリ2および本体メモリ3の書込読出し動
作、CRT5の表示動作などを制御するが、この場合、
同CPU4には表示アドレス指定手段6が接続されてい
る。
【0011】表示アドレス指定手段6は図3のCRT5
上に表示されているラインカーソル7を左右方向に移動
させるもので、この実施例ではロータリースイッチが用
いられている。
【0012】すなわち、同ロータリースイッチを時計方
向に回転させることにより、ラインカーソル7は右方向
に移動し、反時計方向の回転時には左方向に移動する。
【0013】この方法によると、ストレージメモリ2へ
の全波形データのストレージ終了前であってもラインカ
ーソル7で指定した個所から後の一画面分の信号波形が
表示されるようになっている。
【0014】ストレージメモリ2のアドレスが模式的に
例示されている図2を参照して説明すると、図3のCR
T5上でのラインカーソル7の位置がストレージメモリ
2のm番地に対応し、また、CRT5の一画面にはαア
ドレス分の波形データが表示されるものとすれば、CP
U4はストレージ終了前にそのm番地からm+α番地の
波形データを優先的にCRT5に表示する。
【0015】その動作を図5のフローチャートにしたが
って説明する。まず、CPU4からA/D変換部1にス
トレージを開始させるスタート信号が出される。
【0016】これにより、アナログ入力信号がA/D変
換され、その波形データが順次ストレージメモリ2に書
き込まれる。
【0017】その間、CPU4はA/D変換部1のアド
レスカウンタを監視し、優先表示に必要な波形データが
ストレージされるまで待つ。他の例として、ストレージ
メモリ2の書込アドレスを直接的に監視してもよい。
【0018】波形データがm+α番地まで書き込まれる
と、一画面表示に必要なm番地からm+α番地までの波
形データを演算し、その信号波形をCRT5に優先的に
表示する。その表示例を図4に示す。
【0019】しかる後、CPU4はn番地までの波形デ
ータの書き込みが終了するストレージ終了を待って、今
度は全波形データについて演算を行なってその信号波形
をCRT5に表示する。
【0020】上記実施例ではラインカーソル7から後の
一画面データを優先表示するようにしているが、場合に
よっては、同ラインカーソル7から前の一画面データを
優先表示するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ストレージされる波形データが多く、その書き込み
に時間がかかる場合でも、全波形データのストレージ終
了を待つまでもなく、観測したい波形データをリアルタ
イムで優先的に表示することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される波形記録計の概略的なブ
ロック線図。
【図2】ストレージメモリのアドレスを模式的に示した
説明図。
【図3】CRT上でラインカーソルにて優先表示する位
置を決める状態を示した説明図。
【図4】優先表示画面を示したCRTの画面図。
【図5】この発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 A/D変換部 2 ストレージメモリ 3 ROM・RAM 4 CPU 5 CRT 6 表示アドレス指定手段 7 ラインカーソル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号をデジタルの波形デー
    タに変換するA/D変換部と、上記波形データを記憶す
    るストレージメモリと、同ストレージメモリ内の波形デ
    ータに基づいてその信号波形を表示する波形表示部と、
    上記A/D変換部、上記ストレージメモリおよび上記波
    形表示部の各部を制御する制御部(CPU)とを備えて
    いる波形記録計において、 上記ストレージメモリに記憶される波形データの内、上
    記波形表示部に表示する信号波形のアドレスを指定する
    表示アドレス指定手段を有し、上記A/D変換部にて変
    換された波形データを順次上記ストレージメモリに書き
    込むにあたって、上記CPUは、上記ストレージメモリ
    の書込アドレスを監視し、同書込アドレスが上記表示ア
    ドレス指定手段にて指定されたアドレスと一致した時点
    で、上記ストレージメモリのストレージ終了を待つこと
    なく、該当アドレスを起点として上記波形表示部の一画
    面分の波形データを所定演算して上記波形表示部に表
    示するようにしたことを特徴とする波形記録計における
    波形表示方法。
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