JP3097426B2 - セラミックス基板およびその製造方法 - Google Patents

セラミックス基板およびその製造方法

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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミックス基板及びそ
の製造方法、より詳細には電子部品を搭載するための多
層配線基板として多く用いられるセラミックス基板及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高集積化したLSIや各種電子部
品を搭載する多層配線基板において、小型化、信頼性等
の要求から基板材料としてセラミックスが用いられるこ
とが多くなってきている。アルミナは強度が高い等の利
点を有するため、前記基板材料用のセラミックス中に占
める割合は大きい。しかし、一方前記アルミナは比誘電
率が大きいため伝送信号の遅延を生じさせ、また熱膨張
係数がシリコンに比べて非常に大きいため、部品を実装
する際の信頼性を確保するのが困難であるという問題点
を有している。さらに、アルミナの焼成温度は約155
0℃と高いため、内層の配線として融点が高く、電気抵
抗率の大きいW又はMoを使用する必要があり、配線を
微細化すると電気抵抗値が大きくなるという問題点をも
有している。
【0003】そこで、このような問題点を解決するため
に比誘電率を小さくすると同時に、熱膨張係数をシリコ
ンに近付け、さらにCu、AgやAg−Pd等の低融点
で低抵抗率の金属材料を内層導体として同時焼成が可能
な低温焼成セラミックス基板の研究開発が進められてい
る。
【0004】一般に低温焼成セラミックス基板は、ガラ
ス材料と骨材と呼ばれる結晶材料とを混合し、焼成する
ことによって製造される。しかし、ガラス材料と結晶材
料の組合せの数は極めて多い。また両者の組み合わせに
により焼成の際の相乗作用が異なり、得られるセラミッ
クス基板の特性(比誘電率、熱膨張係数、焼成温度、抗
折強度等)が変化するため、最良の組み合せを見つけ、
さらに常に一定の特性を出現する安定した組成や構造を
有するセラミックス基板を製造することは困難であっ
た。
【0005】このような背景の中、前記した比誘電率が
低く、熱膨張係数がシリコンに近いという特性を損なう
ことなく、強度が大きく、信号伝達の高速化や搭載素子
の高集積化に対応できる低温焼結セラミックス基板とし
て、特開平2−225338号公報に開示されているよ
うなコージェライト(2MgO・2Al23 ・5Si
2 )系結晶化ガラスや、特開平2−225339号公
報や特開平2−225340号公報に開示されているよ
うなコージェライト結晶化ガラスとセラミックス骨材と
の複合材料が注目されるようになってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平2
−225338号公報において用いられているコージェ
ライト系結晶化ガラスは、軟化温度が高く、また高温で
の粘度が高いため、基板のち密化が難しく、前記特開平
2−255339号公報や特開平2−255340号公
報に開示された前記コージェライト結晶化ガラスとセラ
ミックス骨材との複合材料については、軟化温度の高い
コージェライトにさらに高温でも軟化しにくいセラミッ
クス骨材が添加されているため、ち密化が難しいという
課題があった。
【0007】このような点から、Agを内層するのに必
要な950℃以下の温度やCu等を内層するのに必要な
1000℃以下の温度でコージェライト系結晶化ガラス
が析出するように焼成を行った場合には、得られるセラ
ミックス基板は、気孔率が充分に小さくならず、抗折強
度や耐湿性等が充分でなく、内層導体の酸化やマイグレ
ーションが発生し易く、信頼性に乏しいものになるとい
う課題があった。
【0008】また従来、前記したガラスから結晶を析出
させる方法においては、ガラス中から結晶核が生成しや
すいようにガラス成分に核形成剤(骨材)を添加するの
が一般的であったが、この方法を採用した場合、通常は
結晶生成温度で一定時間保持する等の核生成のための熱
処理が必要であり、結果として基板の焼成時間が長くな
り、生産性が悪いという課題があった。
【0009】本発明は上記した課題に鑑み発明されたも
のであって、熱膨張係数がシリコンに近く、比誘電率が
小さく、抗折強度、耐湿性、耐水性等にも優れたセラミ
ック基板、及び焼成温度が1000℃以下、さらには9
00℃前後でも短時間でち密化させることができる、生
産性に優れた前記セラミックス基板の製造方法を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るセラミックス基板は、ガラスと結晶とか
らなるセラミックス基板において、前記ガラスはMgO
−Al23 −SiO2 −B23 −R2 O系ガラス
(Rはアルカリ金属を示す)であって、前記結晶は2M
gO・2Al23 ・5SiO2 を含有し、前記2Mg
O・2Al23・5SiO2 及び3Al23 ・2S
iO2 の骨材表面から2MgO・2Al23 ・5Si
2 結晶が析出していることを特徴としている(1)。
【0011】また、本発明に係る前記セラミックス基板
の製造方法は、上記(1)記載のセラミックス基板の製
造方法であって、MgOを10〜20wt%、Al2
3 を10〜20wt%、SiO2 を40〜55wt%、
23 を10〜20wt%、R2 O(但し、Rはアル
カリ金属を示す)を0.5〜5wt%の範囲で含有する
ガラス粉末94.9〜50.0wt%、2MgO・2A
23 ・5SiO2結晶粒0.1〜20wt%及び3
Al23 ・2SiO2 結晶粒5〜30wt%とを混合
して850℃以上1000℃未満の温度範囲で焼成し、
前記2MgO・2Al23 ・5SiO2 及び前記3A
23 ・2SiO2 の骨材表面から2MgO・2Al
23 ・5SiO2 結晶を析出させることを特徴として
いる(2)。
【0012】
【作用】上記構成のセラミックス基板によれば、ガラス
と結晶とからなるセラミックス基板において、前記ガラ
スはMgO−Al23 −SiO2 −B23 −R2
系ガラス(Rはアルカリ金属を示す)であって、前記結
晶は2MgO・2Al23 ・5SiO2 を含有し、前
記2MgO・2Al23 ・5SiO2 及び3Al2
3 ・2SiO2 の骨材表面から2MgO・2Al23
・5SiO2 結晶(コージェライト)が析出しており、
ガラスの軟化温度が720℃以下になり、850〜10
00℃の焼成温度でも気孔率が減少してち密化し、熱膨
張係数がシリコンに近く、比誘電率が小さく、耐湿性、
耐水性等にも優れたセラミック基板となる。
【0013】また上記構成の前記セラミックス基板の製
造方法によれば、上記(1)記載のセラミックス基板の
製造方法であって、MgOを10〜20wt%、Al2
3を10〜20wt%、SiO2 を40〜55wt
%、B23 を10〜20wt%、R2 O(但し、Rは
アルカリ金属を示す)を0.5〜5wt%の範囲で含有
するガラス粉末94.9〜50.0wt%、2MgO・
2Al23 ・5SiO2 結晶粒0.1〜20wt%及
び3Al23 ・2SiO2 結晶粒5〜30wt%を混
合して850℃以上1000℃未満の温度範囲で焼成
し、前記2MgO・2Al23 ・5SiO2 及び前記
3Al23 ・2SiO2 の骨材表面から2MgO・2
Al23 ・5SiO2 結晶を析出させるので、前記焼
成により気孔率が減少してち密化し、前記した種々の優
れた特性を有するセラミックス基板が製造される。ま
た、析出するコージェライトの核となり得る結晶粒を予
め骨材として添加してあるので、核生成のための熱処理
時間が不用になり、従来の結晶化ガラス基板材料に比較
して生産性を大きく向上させることができる。
【0014】前記セラミックス基板の製造方法におい
て、原料となる前記ガラス粉末としては、MgOを10
〜20wt%、Al23 を10〜20wt%、SiO
2 を40〜55wt%、B23 を10〜20wt%、
アルカリ金属(R2 O)を0.5〜5wt%の範囲にな
るように混合したものが好ましい。
【0015】前記ガラス粉末中のMgOが20wt%を
超えると軟化温度が高くなり、ち密化が不十分になると
ともに抗折強度が小さくなり、また10wt%未満では
コージェライトが析出せず熱膨張係数が大きくなる。前
記ガラス粉末中のAl23が20wt%を超えると軟
化温度が高くなり、1000℃以下の焼成温度でち密化
が不充分となって抗折強度が小さくなり、また10wt
%未満ではコージェライトが析出せず熱膨張係数が大き
くなる。前記ガラス粉末中のSiO2 が55wt%を超
えると軟化温度が高くなり、1000℃以下の焼成温度
ではち密化が不十分となって抗折強度が小さくなる、ま
た40wt%未満では比誘電率と熱膨張係数が大きくな
る。前記ガラス粉末中のB23 が20wt%を超える
とガラスの化学的安定性が低下し、また10wt%未満
では軟化温度が高くなり、1000℃以下の焼成温度で
はち密化が不十分となって抗折強度が小さくなる。前記
ガラス粉末中のアルカリ金属はMgO、Al23 、S
iO2 及びB23 と相互に作用し、特にB23 との
相乗作用により軟化温度を低下させるため、前記ガラス
粉末中に0.5wt%以上含有させる必要があるが、5
wt%を超えると耐水性が劣化する。
【0016】骨材の結晶としてコージェライトを選定し
たのは、添加したコージェライトを焼成時に結晶核とし
て作用させることにより、ガラスからのコージェライト
の析出が促進され、得られる焼結体の熱膨張係数が短時
間の焼成でシリコンの値(3.5×10-6/℃)に近付
き、フリップチップ方式等のチップ実装等に適した基板
材料が得られるためである。
【0017】骨材の結晶として3Al23 ・2SiO
2 (ムライト)を選定したのは、ガラスとの相互作用の
結果、コージェライトが析出し易くなると共に、セラミ
ックス基板の熱膨張係数をSiの熱膨張係数に近づける
ことができるからである。
【0018】結晶及びガラスの割合については、抗折強
度を17kgf/mm2 以上にするため、骨材としてム
ライトを5〜30wt%及びコージェライトを0.1〜
20wt%とし、残りをガラスとし、合計で100wt
%とするのが好ましい。
【0019】なお、ここで耐水性とは、ガラスが水に対
して溶解しない性質のことをいい、耐湿性とは、ガラス
の多孔質部分に染み込んだ液体が内層導体に影響(酸化
やマイグレーション)を与えない性質のことをいう。
【0020】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係るセラミックス
基板及びその製造方法の実施例及び比較例を説明する。
【0021】MgO、Al23 、SiO2 、B23
及びR2 O(Rはアルカリ金属を示す)からなり、その
組成比が下記の表1に示した割合となる平均粒径が0.
1〜10μmのガラス粉末と、コージェライトからなる
平均粒径が0.1〜10μmの結晶粒及び3Al23
・2SiO2 からなる平均粒径が0.1〜10μmの結
晶粒を混合した。ガラス粉末と結晶粒の混合比は、結晶
粒の割合を表1のとおりとし、残りをガラス粉末とし
た。例えば、実施例1では3Al23 ・2SiO2
(ムライト骨材)を20wt%、コージェライト骨材を
5wt%とし、ガラス材料は残りの75wt%とした。
【0022】次にこの混合物に有機バインダ、可塑剤及
び溶剤をそれぞれ適量添加し、混練して約10,000
cpsのスラリとした。このスラリを用いてドクターブ
レード法により、約0.2mm厚のシートに成形し、8
0℃で約10分間乾燥させた。その後、このシートを1
0℃/分の速度で昇温させ、850〜980℃で5〜2
40分間焼成し、セラミックス基板の焼結体の製造を完
了した。
【0023】次に、製造したセラミックス基板にコージ
ェライト結晶が析出していることを焼成前の原料粉末及
び焼結体のX線回折により確認し、また前記セラミック
ス基板の気孔率、比誘電率、熱膨張係数及び抗折強度の
特性を測定した。実施例6における焼成前の原料粉末及
び得られたセラミックス基板のX線回折強度のデータを
それぞれ図1及び図2に示し、上記したセラミックス基
板の製造条件及び得られたセラミックス基板の特性を下
記の表1に示している。
【0024】なお、気孔率はアルキメデス法により測定
し、比誘電率はインピーダンスアナライザにより測定し
た。また熱膨張係数は接触式の線膨張係数計により室温
から350℃までの平均値を測定し、抗折強度は3点曲
げ試験により測定し、耐水性は煮沸水中に一定期間試験
片を保持して、その重量減少により評価した。また耐湿
性は薄板状のサンプルの片面から水又は水蒸気を接触さ
せ、反対側における湿度の上昇により評価した。
【0025】なお、比較例2において得られたセラミッ
クス基板のX線回折強度のデータを図3に示している。
【0026】さらに、実施例6で得られたセラミックス
を破断し、その一部をTEM(透過型電子顕微鏡)を用
いて観察した。得られたTEM写真をスケッチしたもの
を図4に示した。
【0027】
【表1の1】
【0028】
【表1の2】
【0029】表1からも明らかなように、焼成温度が1
000℃以下でも充分にち密化し、比誘電率が小さく、
熱膨張係数がシリコンに近く、抗折強度、耐水性、耐湿
性に優れたセラミックス基板が得られていることがわか
る。
【0030】なお、内層導体が溶融しなければ、セラミ
ックス基板の焼成温度が高いほど、ち密化するので大き
な抗折強度を得ることができる。
【0031】図1は実施例6について原料のX線回折を
測定したデータを示したグラフであり、図2は実施例6
について得られたサンプルのX線回折を測定したデータ
を示したグラフであるが、これより原料の焼成を行うこ
とによりコージェライトが析出していることがわかる。
一方、比較例2においては図3に示したようにコージェ
ライトの析出が認められない。
【0032】また図4は、実施例6で得られたサンプル
の内部構造を示すTEM写真のスケッチであるが、これ
よりコージェライト骨材11及びムライト骨材12か
ら、コージェライト13が析出していることがわかる。
なお、14はガラスである。このような内部構造のセラ
ミックス基板を製造することにより、骨材と生成した結
晶とマトリックスであるガラスとの複合化により抗折強
度等の機械的性質をさらに改善することができる。
【0033】比較例1は、特開平2−225338号公
報に開示された内容に基づいて試作した比較例で、銀や
銅などを内層するのに必要な温度範囲である900℃以
下の焼成では気孔率が充分に小さくならず、ち密化しな
いため抗折強度が小さいことがわかる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るセラミ
ックス基板にあっては、ガラスと結晶とからなるセラミ
ックス基板において、前記ガラスはMgO−Al23
−SiO2 −B23 −R2 O系ガラス(Rはアルカリ
金属を示す)であって、前記結晶は2MgO・2Al2
3 ・5SiO2 を含有し、前記2MgO・2Al2
3 ・5SiO2 及び3Al23 ・2SiO2 の骨材表
面から2MgO・2Al23 ・5SiO2 結晶(コー
ジェライト)が析出しており、ガラスの軟化温度が72
0℃以下になり、850〜1000℃の焼成温度でも気
孔率が減少してち密化し、熱膨張係数がシリコンに近
く、比誘電率が小さく、機械的強度、耐湿性、耐水性等
にも優れたセラミック基板を提供することができる。
【0035】従って、本発明により低融点で低電気抵抗
率の銀や銅等を内部回路配線に有するセラミックス基板
を提供することができる。
【0036】また本発明に係るセラミックス基板の製造
方法にあっては、上記(1)記載のセラミックス基板の
製造方法であって、MgOを10〜20wt%、Al2
3を10〜20wt%、SiO2 を40〜55wt
%、B23 を10〜20wt%、R2 O(但し、Rは
アルカリ金属を示す)を0.5〜5wt%の範囲で含有
するガラス粉末94.9〜50.0wt%、2MgO・
2Al23 ・5SiO2 結晶粒0.1〜20wt%及
び3Al23 ・2SiO2 結晶粒5〜30wt%を混
合して850℃以上1000℃未満の温度範囲で焼成
し、前記2MgO・2Al23 ・5SiO2 及び前記
3Al23 ・2SiO2 の骨材表面から2MgO・2
Al23 ・5SiO2 結晶を析出させるので、気孔率
が減少してち密化し、熱膨張係数がシリコンに近く、比
誘電率が小さく、機械的強度、耐湿性、耐水性等にも優
れた前記セラミック基板を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例6における焼成前の原料粉末のX線回折
強度のデータを示したグラフである。
【図2】実施例6において得られた焼結体のX線回折強
度のデータを示したグラフである。
【図3】比較例2において得られた焼結体のX線回折強
度のデータを示したグラフである。
【図4】実施例6で得られたセラミックス基板を破断し
て、その一部をTEMを用いて観察し、得られたTEM
写真をスケッチしたものである。
【符号の説明】
11 コージェライト骨材 12 ムライト骨材 13 コージェライト 14 ガラス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスと結晶とからなるセラミックス基
    板において、前記ガラスはMgO−Al23 −SiO
    2 −B23 −R2 O系ガラス(Rはアルカリ金属を示
    す)であって、前記結晶は2MgO・2Al23 ・5
    SiO2 を含有し、前記2MgO・2Al23 ・5S
    iO2 及び3Al23 ・2SiO2の骨材表面から2
    MgO・2Al23 ・5SiO2 結晶が析出している
    ことを特徴とするセラミックス基板。
  2. 【請求項2】 MgOを10〜20wt%、Al23
    を10〜20wt%、SiO2 を40〜55wt%、B
    23 を10〜20wt%、R2 O(但し、Rはアルカ
    リ金属を示す)を0.5〜5wt%の範囲で含有するガ
    ラス粉末94.9〜50.0wt%、2MgO・2Al
    23 ・5SiO2 結晶粒0.1〜20wt%及び3A
    23 ・2SiO2 結晶粒5〜30wt%を混合して
    850℃以上1000℃未満の温度範囲で焼成し、前記
    2MgO・2Al23 ・5SiO2 及び前記3Al2
    3 ・2SiO2 の骨材表面から2MgO・2Al2
    3 ・5SiO2 結晶を析出させることを特徴とする請求
    項1記載のセラミックス基板の製造方法。
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