JP3096912B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP3096912B2 JP02312745A JP31274590A JP3096912B2 JP 3096912 B2 JP3096912 B2 JP 3096912B2 JP 02312745 A JP02312745 A JP 02312745A JP 31274590 A JP31274590 A JP 31274590A JP 3096912 B2 JP3096912 B2 JP 3096912B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ヘリカルスキャン型の記録再生装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
近年磁気テープへの記録密度の向上に伴い、磁気記録
再生装置及びカセット式テープの小型化が進み、これに
伴い機械構成の小型,高精度化が要求される様になっ
た。また、磁気記録再生ヘッド(以下ヘッドという)を
有する円筒状のドラム(以下ドラムという)およびキャ
プスタンの駆動についても、モータを独立して2個のモ
ータ、あるいは更にリール用のモータを加えた3個また
は4個のモータを用いる機構となり、高精度なサーボ技
術が必須なものとされてきた。
そして、上記構成によるコスト上昇の解決策として、
例えば特開昭57−150109号公報に開示されるようなノン
トラッキング方式が提案され、これに伴う機構の簡略化
が期待されている。
第7図は、上記従来例における磁気テープ上の記録ト
ラックを示す説明図である。磁気テープ3には傾斜した
記録トラックTn-1,Tn,Tn+1……が傾斜して摺接するヘッ
ドの回転ごとに順次形成されている。そして、この各ト
ラックには第8図に示すように同期信号(SYNC),ブロ
ックアドレスコード,パルスコード変調されたオーディ
オ信号、そしてエラー検出用のCRCコードよりなるデー
タブロックが所定数記録されている。
そして、再生時のヘッド回転数は記録時の回転数より
高く、例えば2倍の回転数で摺接する。即ち記録時の走
査数に比して再生時の走査数を多くとることにより、ト
ラッキングをとらなくても、全ての記録トラックの各々
を1本以上の再生走査軌跡が通り、再生出力は上記ブロ
ックアドレスを用いて連続化させる構成となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の磁気記録再生装置では、記
録時と再生時とで磁気テープに対するヘッドの走査密度
を異ならせるために、複数のモータを使用しヘッドとキ
ャプスタンの回転速度を別々に精密に制御する必要があ
り、高価格かつ複雑な装置になるという問題があった。
この発明は、上記従来技術の問題点を解消するために
成されたもので、単一の駆動源により容易に記録時と再
生時とでテープ上の記録再生ヘッドの走査密度を異なら
すことのできる記録再生装置を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、この発明では記録装置を次
の(1),(2)のとおりに構成する。
(1)記録再生ヘッドを有する円筒状のドラムにテープ
カセット内の2個のリールの間を走行するテープを斜め
に摺接させて記録または再生を行なう記録再生装置であ
って、前記ドラムと、テープをピンチローラとの間に挟
んで搬送するキャプスタンとを機械的に連結して駆動す
る一つの駆動源、前記ドラムと前記キャプスタンとの間
に前記駆動源からの駆動力を第一の回転速度比にて伝達
する第一の伝達手段、前記ドラムと前記キャプスタンと
の間に前記駆動源からの駆動力を第二の回転速度比にて
伝達する第二の伝達手段、並びに記録及び再生に応じて
前記第一の伝達手段と前記第二の伝達手段とを切換え、
前記ドラムに対する前記キャプスタンの回転速度比を変
更する切換手段を有する記録再生装置。
(2)前記(1)記載の記録再生装置において、記録時
と再生時とで前記ドラムの回転速度が異なり、前記キャ
プスタンの回転速度を実質的に同一とする記録再生装
置。
〔作 用〕
以上の構成により、記録再生ヘッドを有するドラム
と、テープをピンチローラとの間に挟んで搬送するキャ
プスタンとが機械的に連結されて1つの駆動源によって
駆動され、記録再生ヘッドを有する円筒状のドラムにテ
ープカセット内の2個のリールの間を走行するテープを
斜めに摺接させて記録再生を行うことができる。
そして、記録時と再生時とでは、切換手段によってド
ラムに対するキャプスタンの回転速度比を切換えること
により、記録、再生の各モードに適応する記録再生ヘッ
ドとキャプスタンとの回転速度比を容易に変更設定して
前記両モードでの使用が支障なくでき、例えば同一のテ
ープの走行速度に対してドラムの回転速度を記録時と、
再生時とで異ならせる事ができる。
〔実施例〕
以下、この発明の記録再生装置を実施例により説明す
る。
第1図ないし第6図は、この発明の一実施例の要部を
示す作動説明図である。第1図は実施例が記録作動状態
のときの駆動系を示すものである。1はヘッドを搭載し
ドラムモータを内蔵したドラム、2は磁気テープ3を収
納したテープカセット、4はテープカセット2内の供給
リール、5は同巻取リール、6はテープカセット2内に
設けられたピンチローラ、7はテープカセット2を保持
する固定シャーシ、8はキャプスタン、9はドラム1お
よびキャプスタン8を搭載し固定シャーシ6に対してス
ライドする移動シャーシ、10は移動シャーシ9のスライ
ドをガイドする軸、11はヘッドの回転軸でもあるドラム
モータの軸に固着されたドラムモータ歯車(以下歯車を
ギヤという)、12は低速用ギヤ、13は高速用ギヤ、14は
中間ギヤ、15は反転用ギヤ、16は中間ギヤ、17はキャプ
スタン8の軸に固着されたキャプスタンギヤ、18は中間
ギヤ、19は低速用ギヤ、20は高速用ギヤ、21,22は中間
ギヤ、23は首振りギヤ、24a,24bはリール連結ギヤ、25
a,25b,26a,26b,27a,27bはリール高速連結ギヤである。
そして、唯1つの駆動源であるドラム1を駆動するド
ラムモータ(不図示)によって、ドラム1を矢印Aの方
向に回転させると同時に、前記のギヤ系によって、キャ
プスタン8,巻取リール5,供給リール4を駆動することが
できる。
なお、ドラムモータギヤ11→高速用ギヤ13→中間ギヤ
18と駆動する系と、ドラムモータギヤ11→低速用ギヤ12
→中間ギヤ18と駆動する系とを、高速ギヤ13,低速用ギ
ヤ12と、両ギヤの位置を移動させる不図示の切換機構と
により構成する第1の切換手段により選択して、ヘッド
に対するキャプスタン8の回転比を変更することができ
る。
同様に、低速用ギヤ19,高速用ギヤ20と、両ギヤの位
置を移動させる不図示の切換機構とによる第2の切換手
段によってキャプスタン8に対する巻取リール5,供給リ
ール4の回転比を変更することができる。
更に、首振りギヤ23と、その首振り機構(不図示)に
加えて、移動シャーシ9の移動により構成する第3の切
換手段によって、首振り歯車23をリール連結ギヤ24a,24
bに連結するか、またはリール高速連結ギヤ25a,25bに連
結することができ、キャプスタン8に対するリール4,5
の回転比を変更できる。
上記の各切換手段および反転ギヤ15の切換えにより、
記録,再生,CUE,REVIEW,FF,FRの各モードに対応したヘ
ッド、キャプスタン8、リール4,5の駆動を行うことが
できる。
次に、各モードでの駆動系統と作用および効果につい
て説明する。
第1図に示す記録作動状態においては、磁気テープ3
はドラム1に所定の角度α゜巻付いている。不図示の内
蔵ドラムモータによってドラム1はA方向に回転すると
ともに、ドラムモータギヤ11も同様にA方向に駆動力が
与えられる。この状態で駆動力はドラムモータギヤ11→
高速用ギヤ13→中間ギヤ14→同16→キャプスタンギヤ17
→中間ギヤ18→低速用ギヤ19→中間ギヤ21→同22→首振
りギヤ23→リール連結ギヤ24a→巻取リール5と伝達さ
れ、巻取リール5に磁気テープ3は巻取られる。キャプ
スタン8はテープカセット内のピンチローラ6に圧接し
て磁気テープ3をB方向に給走することができる。
第2図は再生作動中の状態を示した作動説明図であ
る。このときは第1図に示す記録状態と異なり、高速用
ギヤ13のかわりに低速用ギヤ12が第1の切換手段により
切換えられ、キャプスタンへ伝わる回転数は1/2に減速
される。そして、この実施例では再生時ドラム1は記録
時の2倍の回転速度で回転し磁気テープ3はB方向に記
録時と同じ速度で走ることになり、磁気テープ3の記録
トラックを2倍の走査密度で走査可能である。
第3図はCUE作動中の状態を示す説明図である。記録
/再生状態に比べ移動シャーシ9がスライドガイド軸に
よりガイドされ固定シャーシ7に対してD方向に移動し
ており、ドラム1に磁気テープ3は記録/再生時のα゜
よりも小角度のβ゜だけ巻ついている。これによってブ
ロックアドレス信号等の指標(INDEX)信号等の読み取
りが可能となっている。またキャプスタン8はピンチロ
ーラ6から離れている。首振りギヤ23はリール連結ギヤ
24a,24bと噛み合う位置からリール高速連結ギヤ25a,25b
と噛み合う位置に第3の切換手段とシャーシ9の移動と
により切換えられており、リール4,5の回転速度は記録
/再生時に比べ増速されている。またギヤ18,21の間で
噛み合うギヤは低速用ギヤ19と高速用ギヤ20の切換が第
2の切換手段によって可能であり、このポジションでは
ドラム1の同一の回転数に対して第1の切換手段による
低速用ギヤ12,高速用ギヤ13の切換も含めて4通りのリ
ールの回転数を選択することが可能である。
第4図はREVIEW時の作動状態であり、中間ギヤ14は高
速用ギヤ13との噛み合いを保ったまま反転ギヤ15に噛み
合いが切換えられ、中間ギヤ16より下流のギヤはすべて
前記CUE作動時の回転方向に対して逆方向に回転する、
首振りギヤ23はリール高速連結ギヤ25bと噛み合い供給
リール4は時計回りに回転することとなり磁気テープ3
はC方向に移動する。
第5図は、FF作動時、第6図はFR作動時の説明図であ
る。これらのときは移動シャーシ9は固定シャーシ7に
対してさらにD方向に移動し、磁気テープ3とドラム1
とは完全に離れている。このときの歯車の駆動配列はCU
E/REVIEW時と全く同じであり、ドラムの回転をCUE/REVI
E時より上げることによりテープの給走をより速くする
ことが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ドラムとキ
ャプスタンとを機械的に連結させて1つの駆動源により
駆動することができ、円筒状のドラムにテープカセット
内の2個のリールの間を走行するテープを斜めに摺接さ
せてドラムに備えた記録再生ヘッドにより記録再生を行
うことができる。
そして、記録時と再生時とでは、切換手段によって記
録再生ヘッドに対するキャプスタンの回転速度比を切換
えることにより、記録、再生の各モードに適応する記録
再生ヘッドとキャプスタンとの回転速度比を容易に変更
設定して前記両モードでの使用が支障なくでき、例えば
同一の磁気テープの走行速度に対して、ドラムの回転速
度を記録時と再生時とで異ならせる事ができる。
即ち、複数のモータを使用することなく、また複雑高
価格な制御装置を使用せずに、記録時と再生時とで磁気
テープ上の記録再生ヘッドの走査密度を異ならせること
のできる記録再生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る一実施例の記録作動説明図、第
2図は上記実施例の再生作動説明図、第3図は上記実施
例のCUE作動説明図、第4図は上記実施例のREVIEW作動
説明図、第5図は上記実施例のFF作動説明図、第6図は
上記実施例のFR作動説明図、第7図は従来の記録トラッ
クパターンの例、第8図は同上従来例の記録データ構成
説明図である。 1……ドラム 2……テープカセット 3……磁気テープ 4,5……リール 6……ピンチローラ 8……キャプスタン 9……移動シャーシ 12,13……第1の切換手段を構成する低速用ギヤおよび
高速用ギヤ 19,20……第2の切換手段を構成する低速用ギヤおよび
高速用ギヤ 23……第3の切換手段を構成する首振りギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−150109(JP,A) 特開 昭49−81007(JP,A) 実開 昭60−54215(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/18 G11B 15/61

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生ヘッドを有する円筒状のドラムに
    テープカセット内の2個のリールの間を走行するテープ
    を斜めに摺接させて記録または再生を行なう記録再生装
    置であって、 前記ドラムと、テープをピンチローラとの間に挟んで搬
    送するキャプスタンとを機械的に連結して駆動する一つ
    の駆動源、 前記ドラムと前記キャプスタンとの間に前記駆動源から
    の駆動力を第一の回転速度比にて伝達する第一の伝達手
    段、 前記ドラムと前記キャプスタンとの間に前記駆動源から
    の駆動力を第二の回転速度比にて伝達する第二の伝達手
    段、 並びに記録及び再生に応じて前記第一の伝達手段と前記
    第二の伝達手段とを切換え、前記ドラムに対する前記キ
    ャプスタンの回転速度比を変更する切換手段を有するこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録再生装置において、記
    録時と再生時とで前記ドラムの回転速度が異なり、前記
    キャプスタンの回転速度を実質的に同一とすることを特
    徴とする記録再生装置。
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