JP3096278B2 - 枕木用ゴムパッド - Google Patents
枕木用ゴムパッドInfo
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Description
に配置される枕木の底部に、防振、防音のために取付け
られるゴムパッドに関する。
振動、騒音は大きいので、鉄道レールの枕木を設置する
砂利の下側に、ゴムマットを敷設することが行なわれて
いる。
い、それを緩衝材にして防振、防音効果を上げるものも
知られている。その場合、コンクリート枕木をコンクリ
ート型枠で作成しておき、別個の型枠に装着後、発泡ウ
レタンを注入しコンクリート枕木の下面部に接着結合さ
せていた。
発泡ウレタン製の防振材を取付けたものがあるが、その
場合、発泡ウレタン材をコンクリート枕木の底面部に注
入時接着又は後接着で取付けなければならず、その際、
重いコンクリート枕木を扱う作業が困難で、製法上あま
り望ましいものではなかった。
接着で貼付けたコンクリート枕木では、接着力のバラツ
キと接着剤の経年劣化などの問題があった。
ンクリート枕木を効率よく経済的に製造するに際して、
ゴムパッドとコンクリート枕木との隙間に雨水等が入り
にくくするなどの構造を有するゴムパッドを提供するこ
とを目的とする。
木の底部に取付けるゴムパッドであって、枕木の底部を
被う底面部と、底面周縁から起立して枕木の側面下部に
接する起立部とを有し、前記起立部の内周側下部にコン
クリート枕木の周縁突部が入り込む凹溝が設けられ、前
記起立部の外周上部に水平方向の凹部が設けられ、前記
底面部の上面に適宜間隔で凹部が設けられ、この凹部に
凸部材が設けられている。
けた凹部には、金属製の凸部材が加硫接着により設けら
れていることを特徴とする。
けるゴムパッドであって、枕木の底部を被う底面部と、
底面周縁から起立して枕木の側面下部に接する起立部と
を有し、前記起立部の内周側下部にコンクリート枕木の
周縁突部が入り込む凹溝が設けられ、前記起立部の外周
上部に水平方向の凹部が設けられ、前記底面部の上面に
適宜間隔で凹部が設けられ、この凹部に凸部材が設けら
れ、前記起立部の内周側下部に設けたコンクリート枕木
の周縁突部が入り込む前記凹溝から、前記起立部の外面
まで貫通孔が設けられていることを特徴とする。
整用の溝が設けられていることを特徴とする。
枕木上面が横向きとなる枕木用のコンクリート型枠を作
成して、そのコンクリート型枠内の枕木の底部側に前記
ゴムパッドを配置し、コンクリート型枠の上側からコン
クリートを打ち込んでゴムパッド付き枕木を完成する製
法に使用することができる。
部に凹溝が設けられているので、その上面側にコンクリ
ートを打ち込んだときにその凹溝にもコンクリートが入
り込み、コンクリートが硬化すれば、ゴムパッドが枕木
からはずれないようになる。
設けておけば、その凹部にも打ち込みコンクリートが入
り込み、それが硬化することにより、ゴムパッドがコン
クリート枕木に対して位置ずれしない。さらにこの水平
方向の凹部を設けることにより、コンクリート枕木とゴ
ムパッドとの接合面は、外側から中央に向って、段状に
高くなる関係となり、その接合面を通って外部から中央
側に雨水などが入り込むようなこともない。
設けられ、この凹部に例えば金属製などの凸部材が加硫
接着されて設けられているため、この凸部材が枕木作成
のために打ち込まれたコンクリート内に埋め込まれるこ
ととなり、ゴムパッドとコンクリート枕木との位置ずれ
を防止することとなる。
ら起立部の外面まで貫通孔を設けておけば、例えば上記
製法に枕木用ゴムパッドを使用した際には、コンクリー
ト打ち込みの際の空気抜きとして使用することができ
る。
整用の溝を設けても構わない。
ムパッド付き枕木の製法で例えば使用すれば、枕木をコ
ンクリート打ち込みにより作成する場合に、コンクリー
ト型枠内にゴムパッドを配置しておくので、型枠内に打
ち込んだコンクリートが硬化して、両者が一体となった
状態で作成できる。コンクリート型枠は、枕木の上面が
横向きになっているので、枕木の上面側は型枠により精
度よく作成でき、型枠の上面側を打ち込み状態にしても
それは枕木の側面になるので問題はない。
に基づいて詳細に説明する。
は、コンクリトー枕木2の底面を被う帯状の底面部3
と、底面部3の周縁から起立してコンクリート枕木2の
側面下部に接する起立部4とから形成される。ゴムパッ
ドの起立部4の内周側下部に凹溝4aが設けられ、コン
クリート枕木2をコンクリート打ち込みで作成する場合
に、凹溝4aにコンクリート枕木2の周縁突部が入り込
むようになっている。
向に外面まで貫通孔5が設けられ、枕木作成のためコン
クリートを打ち込む際の空気抜きをつけた。なお、凹溝
4aは、底面部3の全周縁に沿って設けてもよいし、適
宜間隔で配置させてもよい。
が設けられ、コンクリート枕木2をコンクリート打ち込
みで作成するときにその凹部4bはコンクリートで埋め
られ、硬化後にゴムパッド1とコンクリート枕木2との
位置ずれが生じないようになっている。なお、この凹部
4bは、コンクリート枕木2と一体になったときに、両
者間の接合面において外側から中央側に雨水等が入りに
くくするものである。
宜間隔で凹部6が設けられ、各凹部6に金属製凸部材7
が加硫接着される。そして凸部材7が、枕木作成のため
に打ち込まれたコンクリート内に埋め込まれ、ゴムパッ
ド1とコンクリート枕木2との位置ずれを防止できるよ
うになっている。なお、凹部6に凸部材7を取付けるこ
となく、凹部6のみでコンクリート枕木2との位置ずれ
を防止するようにしてもよい。
ト枕木2の下面全体を被う形で一体に形成したが、2分
割に形成してもよいものである。またゴムパッド1の下
面に適宜溝を設けることにより、ゴムパッド1のバネ定
数を調整することができる。
用のコンクリート型枠にコンクリートを打ち込んで、コ
ンクリート枕木2とゴムパッド1を一体にした状態に作
成するコンクリート枕木の製法に使用することができ
る。かかる製法について、図5により説明する。
クリート型枠8と前記ゴムパッド1とを準備する。なお
型枠8の外周には適宜間隔で補強材8aが設けられてい
る。コンクリート型枠8は、枕木上面9が横向きとなる
ように作成され、コンクリート型枠8の長手方向の一方
の側面内側が、コンクリート枕木2の上面に対応したレ
ール取付け部2aなどを有する形状に作成されている。
面側に対向した側面に、ゴムパッド1を配置する。この
状態で、コンクリート型枠8の上部開口からコンクリー
トを打ち込めば、コンクリートはゴムパッド1の底面部
3や水平方向の凹溝4aや凹部4bの部分にも入り込
み、そのコンクリートが硬化すれば、ゴムパッド1とコ
ンクリート枕木2とが一体となったものが完成する。
部の外周上部に水平方向の凹部が形成されているので、
その部分にもコンクリート枕木のコンクリートが入り込
むので、両者の接合面の部分から内側に雨水などが入り
込むようなことはなく、接着剤が劣化して防振、防音効
果を低下させるようなことはない。
は、凹溝が設けられているので、枕木用ゴムパッドがコ
ンクリート枕木から外れることがない。
間隔で凹部が設けられ、この凹部に凸部材が加硫接着さ
れて設けられているため、例えば上記のようなゴムパッ
ド付き枕木の製法に使用すれば、この凸部材が枕木作成
のために打ち込まれたコンクリート内に埋め込まれるこ
ととなり、ゴムパッドとコンクリート枕木との位置ずれ
を防止することができる。
けておけば、例えば、枕木上面が横向きとなる枕木用の
コンクリート型枠の底部側に枕木用ゴムパッドを配置し
て、このコンクリート型枠内にコンクリートを打ち込ん
で枕木の上面を横方向に向けてその上面を精度よく作成
するコンクリート枕木の製造方法において、この貫通孔
をコンクリート打ち込みの際の空気抜きとして使用する
ことができる。
クリート型枠内にコンクリートを打ち込んでコンクリー
ト枕木を作成すれば、その工程のみでゴムパッドを一体
に取付けたコンクリート枕木が完成し、コンクリート枕
木の製法における製造効率が向上させられ経済的であ
る。
ート枕木の正面図である。
大図である。
ート枕木を製造する方法を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 コンクリート枕木の底部に取付けるゴム
パッドであって、 枕木の底部を被う底面部と、底面周縁から起立して枕木
の側面下部に接する起立部とを有し、前記起立部の内周
側下部にコンクリート枕木の周縁突部が入り込む凹溝が
設けられ、前記起立部の外周上部に水平方向の凹部が設
けられ、前記底面部の上面に適宜間隔で設けられた凹部
に金属製の凸部材が加硫接着により設けられていること
を特徴とする枕木用ゴムパッド。 - 【請求項2】 コンクリート枕木の底部に取付けるゴム
パッドであって、枕木の底部を被う底面部と、底面周縁から起立して枕木
の側面下部に接する起立部とを有し、前記起立部の内周
側下部にコンクリート枕木の周縁突部が入り込む凹溝が
設けられ、前記起立部の外周上部に水平方向の凹部が設
けられ、前記底面部の上面に適宜間隔で凹部が設けら
れ、この凹部に凸部材が設けられ、 前記起立部の内周側下部に設けたコンクリート枕木の周
縁突部が入り込む前記凹溝から、前記起立部の外面まで
貫通孔が 設けられていることを特徴とする枕木用ゴムパ
ッド。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の枕木用ゴムパッ
ドにおいて、前記枕木用ゴムパッドの下面にバネ定数調整用の溝 が設
けられていることを特徴とする枕木用ゴムパッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266104A JP3096278B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 枕木用ゴムパッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266104A JP3096278B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 枕木用ゴムパッド |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2208670A Division JP2975407B2 (ja) | 1990-08-06 | 1990-08-06 | ゴムパット付き枕木の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11148101A JPH11148101A (ja) | 1999-06-02 |
JP3096278B2 true JP3096278B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=17426378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10266104A Expired - Fee Related JP3096278B2 (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 枕木用ゴムパッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096278B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4695487B2 (ja) * | 2005-10-25 | 2011-06-08 | 財団法人鉄道総合技術研究所 | レールの防音構造 |
ES2337644B1 (es) * | 2007-07-23 | 2011-05-11 | Iberofon Plasticos, S.L. | Suela para traviesas de hormigon para vias ferroviarias. |
HUE031325T2 (hu) * | 2008-02-21 | 2017-07-28 | Edilon)(Sedra B V | Eljárás rugalmas blokkos sínalátámasztó szerelvény elõállítására |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP10266104A patent/JP3096278B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11148101A (ja) | 1999-06-02 |
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