JP3096132B2 - 移動物体検出装置 - Google Patents

移動物体検出装置

Info

Publication number
JP3096132B2
JP3096132B2 JP04055606A JP5560692A JP3096132B2 JP 3096132 B2 JP3096132 B2 JP 3096132B2 JP 04055606 A JP04055606 A JP 04055606A JP 5560692 A JP5560692 A JP 5560692A JP 3096132 B2 JP3096132 B2 JP 3096132B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving object
magnet
hall
holder
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04055606A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05256662A (ja
Inventor
淳一 石渡
信之 真保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP04055606A priority Critical patent/JP3096132B2/ja
Publication of JPH05256662A publication Critical patent/JPH05256662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3096132B2 publication Critical patent/JP3096132B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動物体検出装置に関
し、さらに詳しくは、例えばラックピニオン機構におけ
るラックや、歯車の如き直線移動や回転移動を行う移動
物体の移動状態を検出する移動物体検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の移動物体検出装置の従来例を図
5を参照して説明する。図5において、移動物体検出装
置50は、略筒状で非磁性軟質金属製例えばアルミニウ
ム製のケース本体52と、このケース本体52内に配置
した合成樹脂製で略筒状のホルダ(絶縁性保持体)53
と、このホルダ53に保持された信号変換素子として動
作するホールIC54と、ホールIC54に磁界を印加
するためにこれに接しているマグネット55及びヨーク
56の重合構造からなる検出部57と、前記ケース本体
52の一方の開口端に装着した非磁性金属例えば薄いス
テンレス板製の頂板部58a,折曲部58bの一体構成
からなる蓋体58と、前記ケース本体52の他方の開口
端側に挿通配置された3芯構成のケーブル59と、前記
ケース本体52の内部からホルダ53の内部に亘って充
填された合成樹脂製の充填材62とを有している。
【0003】また、ホルダ53の軸方向には上端部から
下端部まで貫通する3個の接続孔部65が設けられ、こ
の接続孔部65内には接続部材66が挿入配置されて、
前記ホールIC54から引出された3本のリード線54
aと接続されると共に芯線67と接続されることによっ
て前記ケーブル59と導通されている。接続部材66の
各リード線54a及び芯線67との各接続部分は各々が
絡げられた状態で半田等により接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の移動物
体検出装置50では、ホールIC54から引出した3本
のリード線54aが取付時に曲っていたり、振動等によ
って下ってマグネット55に接触する場合があるので、
リード線間の絶縁が低下する等の検出動作に好ましくな
い影響を与えるおそれがあるという問題がある。
【0005】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、信号変換素子として動作するホールICか
ら引出したリード線がマグネットに接触しないようにし
た移動物体検出装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、筒状の絶縁性保持体の上方内面にすき間な
く挿入保持されたマグネットと、このマグネットの上面
に底面が接するように重合配置されたホールICとを有
する移動物体検出装置であって、前記マグネット上面に
て前記ホールIC側方から引出されるリード線と前記マ
グネット上面との間に前記リード線を支持する絶縁性部
材を介在させてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】絶縁性保持体の信号変換素子から引出されるリ
ード線とマグネットとの間に絶縁性部材を介在させるこ
とにより、リード線は前記絶縁性部材の存在によってこ
れに支持されるのでマグネットには接触しない。従っ
て、これによって検出動作に好ましくない影響を与える
のを防止することができる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1は本発明の移動物体検出装置の実施例
を示す断面図である。また、図3は正面図、図4は平面
図である。本実施例移動物体検出装置1は、略筒状で下
端側に円形の取付板部2aを形成した非磁性軟質金属製
例えばアルミニウム製のケース本体2と、このケース本
体2内に配置した合成樹脂で略筒状のホルダ(絶縁性支
持体)3と、このホルダ3により保持されたホールIC
4、マグネット5及びヨーク6の重合構造からなる検出
部7と、前記ケース本体2の一方の開口端に装着した非
磁性金属製例えば薄いステンレス板製の頂板部8a,折
曲部8bの一体構成からなる蓋体8と、前記ケース本体
2の他方の開口端側に挿通配置された3芯構成のケーブ
ル9と、このケーブル9のケース本体2内及びケース本
体2から下方に突出する部分を包囲するゴム製のケーブ
ルカバー10と、このケーブルカバー10のケース本体
2内に挿入される部分より前記ホルダ3の内部に亘って
充填された合成樹脂製の充填材12とを有している。
【0010】前記蓋体8の頂板部8aはケース本体2a
の一方の開口端全域を覆うようになっている。また、蓋
体8の折曲部8bは、ケース本体2の一方の開口端の内
周面に摺接して嵌装されていると共に、ケース本体2の
内周面と折曲部8bとの間にはシール構造が設けられて
いる。すなわち、ケース本体2の内周面に沿って設けた
凹溝2bに嵌装したシール部材としてのOリング14が
折曲部8bに密接し、これによりケース本体2の内部が
外部空間からシールされるようになっている。
【0011】また、ホルダ3の前記ホールIC4から引
出された各リード線4aの直下の部分には、図2に示す
ように各リード線4aを支持する絶縁性部材3aが形成
されている。さらに、ホルダ3には、前記検出部7の右
側肉厚部を上端部から下端部まで貫通する3個の接続孔
部15が設けられている。
【0012】この接続孔部15は、図1に示すように前
記ケーブル9の3本の芯線17の端部を挿通する下孔部
15aと、前記ホールIC4の各リード4aの端部を各
々臨ませる上孔部15bと、下孔部15a、上孔部15
bを連通する小孔部15cとから構成され、この各接続
孔部15に3個の接続部材16を各々挿通して、各芯線
17とホールIC4の各リード4aとを接続部材16に
より接続するようになっている。
【0013】すなわち、接続部材16は、導電材料製で
略長方形状に形成され、下端部側に円形孔からなる芯線
係止部16aを、上端部側にU状のリード係止部16b
を備えると共に、中央部に弾性を持った逆抜防止片16
cを斜め下方に向けて形成している。
【0014】そして、移動物体検出装置1の組立てに際
して、先ず芯線17を接続部材16の芯線係止部16a
に挿入して半田付処理及び折曲げを施した後、この接続
部材16を前記接続孔部15の下孔部15a側から上孔
部15bに向けて挿通し、接続部材16の逆抜防止片1
6cを上孔部15bの底部に係止させることで、この接
続部材16の抜け止めを図ると共に、上孔部15bから
上方に突出する前記リード係止部16bにホールIC4
のリード4aを係止し半田付処理及び折曲げ処理をする
等して、各リード4aと各芯線17とを各々接続部材1
6を介して接続するようになっている。
【0015】なお、図1中、2cは取付孔、18は前記
ケーブルホルダ10をケーブル9に密着させる締付具で
ある。
【0016】次に本実施例の作用を説明する。
【0017】ホールIC4から引出された各リード線4
aは、接続孔部15の上部において接続部材16の一端
と接続される。また、各ケーブル9の各芯線17が前記
接続部材16の他端と接続される。従って、図2から明
らかなように、本実施例によれば、ホールIC4から引
出した各リード線4aが取付時に曲っていたり、振動等
によって下ったとしても絶縁性部材3aが存在している
ので、この絶縁性部材3aに接触する。
【0018】すなわち、ホールIC4から引出された各
リード線4aは、ホルダ3の絶縁性部材3aによって支
持されるので、各リード線4aがマグネット5に接触す
ることはなくなる。従って、これによって検出動作に好
ましくない影響を与えるのを防止することができる。な
お、前記絶縁性部材3aの形成は、ホルダ3を樹脂成型
するときに同時に形成可能なので、特に手間を必要とす
ることはなくなる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、絶縁
性保持体の信号変換素子から引出されるリード線とマグ
ネットとの間に絶縁性部材を介在させるようにしたの
で、リード線はこの絶縁性部材に支持されてマグネット
に接触しないようになり、リード線間の絶縁が低下する
等の検出動作に好ましくない影響を与えるのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動物体検出装置の実施例を示す断面
図である。
【図2】本実施例検出装置の主要部を示す断面図であ
る。
【図3】本実施例検出装置を示す正面図である。
【図4】本実施例検出装置を示す平面図である。
【図5】従来の検出装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 移動物体検出装置 2 ケース本体 3 ホルダ 3a 絶縁性部材 4 ホールIC 4a リード線 5 マグネット 7 検出部 15 接続孔部 16 接続部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の絶縁性保持体の上方内面にすき間
    なく挿入保持されたマグネットと、このマグネットの上
    面に底面が接するように重合配置されたホールICとを
    有する移動物体検出装置であって、前記マグネット上面
    にて前記ホールIC側方から引出されるリード線と前記
    マグネット上面との間に前記リード線を支持する絶縁性
    部材を介在させてなることを特徴とする移動物体検出装
    置。
JP04055606A 1992-03-13 1992-03-13 移動物体検出装置 Expired - Fee Related JP3096132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04055606A JP3096132B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 移動物体検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04055606A JP3096132B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 移動物体検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05256662A JPH05256662A (ja) 1993-10-05
JP3096132B2 true JP3096132B2 (ja) 2000-10-10

Family

ID=13003431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04055606A Expired - Fee Related JP3096132B2 (ja) 1992-03-13 1992-03-13 移動物体検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3096132B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011027614A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Daishin Seiki Kk 磁気センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05256662A (ja) 1993-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4771240A (en) Magnetic field sensor with magnetic field-dependent resistor
KR910004117Y1 (ko) 회전 검출장치
JP3096132B2 (ja) 移動物体検出装置
JP2963575B2 (ja) 移動物体検出装置
US4386244A (en) Electromagnetic transducer
JP2879253B2 (ja) 移動物体検出装置
JP3350776B2 (ja) 電流検出器
JP2589275B2 (ja) 電流検出器の絶縁キャップ
JP2892251B2 (ja) 熱火災感知器とその製造方法
JPH05322546A (ja) 移動物体検出装置
JPH0632761Y2 (ja) 固定子
JPH08194015A (ja) 電流検出器
JP2003017347A (ja) 電流センサ
JPH06284641A (ja) エンコーダ
JP2923013B2 (ja) 移動物体検出装置
JP3615085B2 (ja) 電気機器間連結ケーブルの端末構造
JPH0414934Y2 (ja)
JP3340577B2 (ja) 電磁型発音体におけるコイルとヨークのショート防止構造
JPS6238343Y2 (ja)
JPS6215974Y2 (ja)
JPS58139081A (ja) 磁気センサ−
JPH0513116Y2 (ja)
JPH0418281Y2 (ja)
JP2509454Y2 (ja) 超音波センサ
JPH0530135Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000627

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees