JP3095931B2 - ガス衣類乾燥機におけるフィルター掃除状況報知装置 - Google Patents

ガス衣類乾燥機におけるフィルター掃除状況報知装置

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JP3095931B2
JP3095931B2 JP05112965A JP11296593A JP3095931B2 JP 3095931 B2 JP3095931 B2 JP 3095931B2 JP 05112965 A JP05112965 A JP 05112965A JP 11296593 A JP11296593 A JP 11296593A JP 3095931 B2 JP3095931 B2 JP 3095931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係るフィルター掃除状況
報知装置は、ガスを熱源として衣類を乾燥するガス衣類
乾燥機に適用される。
【0002】
【従来の技術】従来のガス衣類乾燥機は、図5に示すよ
うに、ガスバーナ3で加熱した温風をモータ2で駆動さ
れているドラム1内に所定風量流して衣類を乾燥する構
造であることから、正常に機能するためには、常に所定
の風量確保されなければならない。しかし、ドラム1内
のフィルター5がリントの付着により目詰まりして閉塞
されてくると、徐々に風量が低下して来るので、この風
量の低下(フィルターの閉塞)を監視することが必要と
なる。
【0003】従来の監視方法は、図6に示すように、ガ
スバーナ3の近傍に過熱防止装置9を取り付けておき、
この過熱防止装置9から出力される信号が一定値以上に
なったことをフィルター閉塞検知装置9aが検知したと
きに表示装置9bを駆動している。又、この過熱防止装
置9は、ガスバーナ3の過熱防止装置もかねている。図
6は従来の過熱防止装置9の判定フローである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の過
熱防止装置においては、次のような欠点がある。
【0005】a.運転開始後、ガスバーナ3近くの温度
がフィルター5の閉塞と判断する設定温度になるまで上
昇しないとフィルター5の閉塞を検知できないため、運
転開始後しばらくしないとフィルター5が閉塞している
かどうかの判定ができない。
【0006】b.フィルター5閉塞の報知後、一旦運転
を停止し、再運転に入った場合、上記aと同じ問題が発
生する。又、この問題を解消するためには、前回報知し
たこと(フィルター5が閉塞していること)を記憶して
おくための回路を付加する必要があり、コスト高にな
る。
【0007】c.衣類の量及び質により、所謂風通しが
悪くなって、閉塞と誤判断することがある。
【0008】本発明の目的は、運転開始後すぐにフィル
ターの閉塞状況を判定して報知できるガス衣類乾燥機に
おけるフィルターの掃除状況報知装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガス衣類乾
燥機におけるフィルターの掃除状況報知装置の構成は次
のとおりである。
【0010】ドラム内に吹き出す温風の温度を検出する
ための温度検出センサーを温風路内に取り付けると共に
前記温度検出センサーにより、運転開始直後の一定時間
内の温度上昇速度を検出し、この温度上昇速度と直近の
前回の温度上昇速度とを比較し、この時の温度上昇速度
一定値以上遅い方向に変化している場合にはフィル
ターは掃除又は交換されたものと判断し、反対に速い方
向に変化している場合にはフィルターは未掃除又は新
しいものに交換されていないものと判断して警報を出す
判定回路を設けた構成のガス衣類乾燥機におけるフィル
ター掃除状況報知装置。
【0011】
【作用】運転スイッチが入れられ、ガスバーナに着火が
行われると、機外からとり入れられた空気は、このガス
バーナで加熱され、ドラム内に送り込まれる。ドラムは
回転しており、温風は、この回転しているドラム内の衣
類を乾燥し、フィルターを経由して排気ダクト側に排出
される。
【0012】ドラム内に送り込まれる温風の温度を検出
している温度検出センサーからは、運転開始と同時に温
風の温度が出力される。判定回路は、一定時間内におけ
る温風の温度上昇速度つまり、運転開始直後の温度T1
と一定時間経過後の温度T2とから温度の上昇速度を演
算し、上昇速度(温度差ΔT)が直近の前回の比較値と
比較して遅い方向に一定値以上変化した場合にはフィル
ターは交換されたものと判断して運転を継続し、同じ
か、速い方向に変化している場合には交換されていない
ものと判断して警報を出し、必要な場合には運転を停止
する。この判定は、前回の運転において、フィルターの
閉塞警報が出た場合に次の運転開始直後に行い、未だ警
報が出ていない場合には行わない。報知手段は、ブザ
ー、警報ランプの点燈・点滅等任意である。
【0013】
【実施例】図1にガス衣類乾燥機を示す。1はドラム、
2はドラム回転モータ、3はガスバーナ、4は温風吹き
出し口、5はフィルター、6はファン、7は排気口、8
は排気ダクト、9は過熱防止装置である。
【0014】10は温風路10aに取り付けられた温風温度
検出センサー、11は判定回路にして、この判定回路11は
図2に示すように温度上昇測定回路12及び掃除有無判定
回路13から成っている。14は表示回路である。
【0015】上記実施例の作用は次のとおりである。
【0016】運転スイッチが入れられ、ガスバーナ3に
着火が行われると、機外からとり入れられた空気は、こ
のガスバーナ3で加熱され、温風路10a→温風吹き出し
口4を経由してドラム1内に送り込まれる。ドラム1は
モータ2で回転しており、温風は、この回転しているド
ラム1内の衣類を乾燥し、フィルター5を経由して排気
口7から排気ダクト8側に排出される。
【0017】ドラム1内に送り込まれる温風の温度を検
出している温度検出センサー10からは、運転開始と同時
に温風の温度が出力される。判定回路11は、一定時間内
における温風の上昇速度つまり、図3に示すように、運
転開始直後の温度T1 と一定時間経過後の温度T2 とを
比較して、この温度差ΔTから上昇速度を演算し、この
速度が直近の前回の速度(比較値)よりも遅い方向に一
定値以上変化しているときには掃除は終わっているもの
と判断し、同一か速い方向に変化している場合には掃除
は行われていないものと判断して表示回路14を駆動す
る。この判定回路11による判定は、継続して行う必要は
前回報知が出た場合にのみ行う。表示手段14は、ブザ
ー、警報ランプの点燈・点滅等任意である。
【0018】図4には、上記判定回路11の判定フローを
示す。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように、運転開始直後の
温風温度の上昇速度を演算し、この値と前回値とを比較
して、速度が遅い方向に一定値以上変化している場合に
はフィルターは掃除又は交換されたものと判断し、同一
か、速い方向に変化している場合にはフィルターは掃除
又は交換されていないものと判断して、警報を出すよう
に構成した。この結果、次の効果を奏する。
【0020】a.フィルターが掃除又は交換されていな
い場合、温風の温度の上昇速度は前回よりも速い方向に
変化しているので、運転開始直後において、直ちにフィ
ルターの掃除又は交換が行われたか否かを自動的に判定
して表示できる。よって、従来のように、過熱防止装置
が作動するまで待つ必要がない。
【0021】b.運転開始直後にフィルターの閉塞が判
定できるため、前回フィルターの閉塞を報知したような
場合に、これを記憶させておいて再運転時に再度報知す
る記憶回路を特に設けなくても対応できる。よって、判
定回路のコストの低減が可能である。
【0022】c.フィルターの閉塞監視回路と組み合わ
せることにより、安価に実用化できる。
【0023】d.使用者が、フィルターの掃除後にスイ
ッチ等を操作しなくて良い。
【0024】e.乾燥する衣類の量により、閉塞の表示
がついたり消えたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したガス衣類乾燥機の説明図。
【図2】本発明の実施例の説明図。
【図3】本発明の制御の考え方の説明図。
【図4】本発明の判定フローの説明図。
【図5】従来の過熱防止装置(フィルター閉塞検知装
置)の説明図。
【図6】従来の判定フローの説明図。
【符号の説明】
1 ドラム 2 モータ 3 ガスバーナ 4 温風吹き出し口 5 フィルター 6 ファン 7 排気口 8 排気ダクト 9 過熱防止装置 10 温度検出センサー 10a 温風路 11 判定回路 12 温度上昇測定回路 13 掃除有無判定回路 14 表示回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム内に吹き出す温風の温度を検出す
    るための温度検出センサーを温風路内に取り付けると共
    に前記温度検出センサーにより、運転開始直後の一定時
    間内の温度上昇速度を検出し、この温度上昇速度と直近
    の前回の温度上昇速度とを比較し、この時の温度上昇速
    度が一定値以上遅い方向に変化している場合にはフィ
    ルターは掃除又は交換されたものと判断し、反対に速い
    方向に変化している場合にはフィルターは未掃除又は
    新しいものに交換されていないものと判断して警報を出
    す判定回路を設けた構成のガス衣類乾燥機におけるフィ
    ルター掃除状況報知装置。
  2. 【請求項2】 比較値として、直近において求めた温度
    上昇速度又は直近において求めた温度上昇速度の平均を
    使用する請求項1記載のガス衣類乾燥機におけるフィル
    ター掃除状況報知装置。
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