JPH06319899A - ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装置 - Google Patents
ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装置Info
- Publication number
- JPH06319899A JPH06319899A JP5112951A JP11295193A JPH06319899A JP H06319899 A JPH06319899 A JP H06319899A JP 5112951 A JP5112951 A JP 5112951A JP 11295193 A JP11295193 A JP 11295193A JP H06319899 A JPH06319899 A JP H06319899A
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- Japan
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- temperature
- filter
- hot air
- drum
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 運転開始後直ぐにフィルターの閉塞が判るよ
うにしたい。 【構成】 温風路10a内に温度検出センサー10を取り付
け、運転開始直後の一定時間内の温度の上昇率を監視回
路11で演算し、この上昇率が設定値を超えた場合にフィ
ルター5の閉塞と判定し、報知回路14を駆動する。
うにしたい。 【構成】 温風路10a内に温度検出センサー10を取り付
け、運転開始直後の一定時間内の温度の上昇率を監視回
路11で演算し、この上昇率が設定値を超えた場合にフィ
ルター5の閉塞と判定し、報知回路14を駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係るフィルターの閉塞状
況検知装置は、ガスを熱源として衣類を乾燥するガス衣
類乾燥機に適用される。
況検知装置は、ガスを熱源として衣類を乾燥するガス衣
類乾燥機に適用される。
【0002】
【従来の技術】従来のガス衣類乾燥機は、図5に示すよ
うに、ガスバーナ3で加熱した温風をモータ2で駆動さ
れているドラム1内に所定風量送入して衣類を乾燥する
構造であることから、正常に機能するためには、常に所
定の風量確保されなければならない。しかし、ドラム1
内のフィルター5がリントの付着により目詰まりして閉
塞されてくると、徐々に風量が低下して来るので、この
風量の低下(フィルターの閉塞)を監視することが必要
となる。
うに、ガスバーナ3で加熱した温風をモータ2で駆動さ
れているドラム1内に所定風量送入して衣類を乾燥する
構造であることから、正常に機能するためには、常に所
定の風量確保されなければならない。しかし、ドラム1
内のフィルター5がリントの付着により目詰まりして閉
塞されてくると、徐々に風量が低下して来るので、この
風量の低下(フィルターの閉塞)を監視することが必要
となる。
【0003】従来の監視方法は、図5において、ガスバ
ーナ3の近傍に過熱防止装置9を取り付けておき、この
過熱防止装置9から出力される信号が一定値以上になっ
たことをフィルター閉塞検知装置9aが検知したときに
表示装置9bを駆動している。又、この過熱防止装置9
は、ガスバーナ3の過熱防止装置もかねている。この従
来の過熱防止装置9の作動フローを示すと図6のとおり
である。
ーナ3の近傍に過熱防止装置9を取り付けておき、この
過熱防止装置9から出力される信号が一定値以上になっ
たことをフィルター閉塞検知装置9aが検知したときに
表示装置9bを駆動している。又、この過熱防止装置9
は、ガスバーナ3の過熱防止装置もかねている。この従
来の過熱防止装置9の作動フローを示すと図6のとおり
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の過
熱防止装置においては、次のような欠点がある。
熱防止装置においては、次のような欠点がある。
【0005】a.運転開始後、ガスバーナ3近くの温度
がフィルター5の閉塞と判断する設定温度になるまで上
昇しないとフィルター5の閉塞を検知できないため、運
転開始後しばらくしないとフィルター5が閉塞している
かどうかの判定ができない。
がフィルター5の閉塞と判断する設定温度になるまで上
昇しないとフィルター5の閉塞を検知できないため、運
転開始後しばらくしないとフィルター5が閉塞している
かどうかの判定ができない。
【0006】b.フィルター5閉塞の報知後、一旦運転
を停止し、再運転に入った場合、上記aと同じ問題が発
生する。又、この問題を解消するためには、前回報知し
たこと(フィルター5が閉塞していること)を記憶して
おくための回路を付加する必要があり、コスト高にな
る。
を停止し、再運転に入った場合、上記aと同じ問題が発
生する。又、この問題を解消するためには、前回報知し
たこと(フィルター5が閉塞していること)を記憶して
おくための回路を付加する必要があり、コスト高にな
る。
【0007】本発明の目的は、運転開始後すぐにフィル
ターの閉塞状況を判定して報知できるガス衣類乾燥機に
おけるフィルターの閉塞状況検知装置を提供することで
ある。
ターの閉塞状況を判定して報知できるガス衣類乾燥機に
おけるフィルターの閉塞状況検知装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガス衣類乾
燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装置の構成は次
のとおりである。
燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装置の構成は次
のとおりである。
【0009】ドラム内に吹き出す温風の温度を検出する
ための温度検出センサーを温風路内に取り付けると共
に、運転開始後、前記温度検出センサーで検出される一
定時間内の温度の上昇率を演算し、この上昇率があらか
じめ定めた値以上の場合にフィルターが閉塞されたもの
と判断して報知回路を駆動する監視回路を設けた構成の
ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装
置。
ための温度検出センサーを温風路内に取り付けると共
に、運転開始後、前記温度検出センサーで検出される一
定時間内の温度の上昇率を演算し、この上昇率があらか
じめ定めた値以上の場合にフィルターが閉塞されたもの
と判断して報知回路を駆動する監視回路を設けた構成の
ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装
置。
【0010】
【作用】運転スイッチが入れられ、ガスバーナに着火が
行われると、機外からとり入れられた空気は、このガス
バーナで加熱され、ドラム内に送り込まれる。ドラムは
回転しており、温風は、この回転しているドラム内の衣
類を乾燥し、フィルターを経由して排気ダクト側に排出
される。
行われると、機外からとり入れられた空気は、このガス
バーナで加熱され、ドラム内に送り込まれる。ドラムは
回転しており、温風は、この回転しているドラム内の衣
類を乾燥し、フィルターを経由して排気ダクト側に排出
される。
【0011】ドラム内に送り込まれる温風の温度を検出
している温度検出センサーからは、運転開始と同時に温
風の温度が出力される。監視回路は、一定時間内におけ
る温風の温度上昇率つまり、運転開始直後の温度T1 と
一定時間経過後の温度T2 とから温度の上昇率を演算
し、上昇率(温度差ΔT)が設定範囲内にあるとき上昇
率は正常と判定し、設定範囲を超えた場合にはフィルタ
ーが閉塞したものと判定して報知回路を駆動する。この
監視回路の判定は、継続して行う必要は必ずしもなく、
運転開始直後に一回行うだけでよい。勿論、一定の時間
毎に行うようにしてもよい。報知手段は、ブザー、警報
ランプの点燈・点滅等任意である。
している温度検出センサーからは、運転開始と同時に温
風の温度が出力される。監視回路は、一定時間内におけ
る温風の温度上昇率つまり、運転開始直後の温度T1 と
一定時間経過後の温度T2 とから温度の上昇率を演算
し、上昇率(温度差ΔT)が設定範囲内にあるとき上昇
率は正常と判定し、設定範囲を超えた場合にはフィルタ
ーが閉塞したものと判定して報知回路を駆動する。この
監視回路の判定は、継続して行う必要は必ずしもなく、
運転開始直後に一回行うだけでよい。勿論、一定の時間
毎に行うようにしてもよい。報知手段は、ブザー、警報
ランプの点燈・点滅等任意である。
【0012】
【実施例】図1にガス衣類乾燥機を示す。1はドラム、
2はドラム回転モータ、3はガスバーナ、4は温風吹き
出し口、5はフィルター、6はファン、7は排気口、8
は排気ダクト、9は過熱防止装置である。
2はドラム回転モータ、3はガスバーナ、4は温風吹き
出し口、5はフィルター、6はファン、7は排気口、8
は排気ダクト、9は過熱防止装置である。
【0013】10は温風路10aに取り付けられた温風温度
検出センサー、11は監視回路にして、この監視回路11は
図2に示すように温度上昇判定回路12及び判定回路13か
ら成っている。14は報知回路である。
検出センサー、11は監視回路にして、この監視回路11は
図2に示すように温度上昇判定回路12及び判定回路13か
ら成っている。14は報知回路である。
【0014】上記実施例の作用は次のとおりである。
【0015】運転スイッチが入れられ、ガスバーナ3に
着火が行われると、機外からとり入れられた空気は、こ
のガスバーナ3で加熱され、温風路10a→温風吹き出し
口4を経由してドラム1内に送り込まれる。ドラム1は
回転しており、温風は、この回転しているドラム1内の
衣類を乾燥し、フィルター5を経由して排気口7から排
気ダクト8側に排出される。
着火が行われると、機外からとり入れられた空気は、こ
のガスバーナ3で加熱され、温風路10a→温風吹き出し
口4を経由してドラム1内に送り込まれる。ドラム1は
回転しており、温風は、この回転しているドラム1内の
衣類を乾燥し、フィルター5を経由して排気口7から排
気ダクト8側に排出される。
【0016】ドラム1内に送り込まれる温風の温度を検
出している温度検出センサー10からは、運転開始と同時
に温風の温度が出力される。監視回路11は、一定時間内
における温風の上昇率つまり、図3に示すように、運転
開始直後の温度T1 と一定時間経過後の温度T2 とを比
較して、この温度差ΔTが設定範囲内にあるとき上昇率
は正常と判定し、設定範囲を超えた場合にはフィルター
が閉塞したものと判定して報知回路14を駆動する。この
監視回路11による判定は、継続して行う必要は必ずしも
なく、運転開始直後に一回行うだけでよい。勿論、一定
の時間毎に行うようにしてもよい。報知手段14は、ブザ
ー、警報ランプの点燈・点滅等任意である。
出している温度検出センサー10からは、運転開始と同時
に温風の温度が出力される。監視回路11は、一定時間内
における温風の上昇率つまり、図3に示すように、運転
開始直後の温度T1 と一定時間経過後の温度T2 とを比
較して、この温度差ΔTが設定範囲内にあるとき上昇率
は正常と判定し、設定範囲を超えた場合にはフィルター
が閉塞したものと判定して報知回路14を駆動する。この
監視回路11による判定は、継続して行う必要は必ずしも
なく、運転開始直後に一回行うだけでよい。勿論、一定
の時間毎に行うようにしてもよい。報知手段14は、ブザ
ー、警報ランプの点燈・点滅等任意である。
【0017】図4には、上記監視回路11の判定フローが
示されている。
示されている。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように、運転開始直後の
温風の一定時間内における温度の上昇率を演算し、この
値が設定範囲内にあるときには正常と判定し、設定範囲
外にあるときにはフィルターの閉塞と判定するように構
成した。この結果、次の効果を奏する。
温風の一定時間内における温度の上昇率を演算し、この
値が設定範囲内にあるときには正常と判定し、設定範囲
外にあるときにはフィルターの閉塞と判定するように構
成した。この結果、次の効果を奏する。
【0019】a.フィルターの閉塞があると、温風の温
度の上昇率は急になるので、運転開始直後において、こ
の温風温度を監視することにより、直ちにフィルターの
閉塞を判定できる。よって、従来のように、過熱防止装
置が作動するまで待つ必要がない。
度の上昇率は急になるので、運転開始直後において、こ
の温風温度を監視することにより、直ちにフィルターの
閉塞を判定できる。よって、従来のように、過熱防止装
置が作動するまで待つ必要がない。
【0020】b.運転開始直後にフィルターの閉塞が判
定できるため、前回フィルターの閉塞を報知したような
場合に、これを記憶させておいて再運転時に再度報知す
る記憶回路を特に設けなくても対応できる。よって、監
視回路のコストの低減が可能である。
定できるため、前回フィルターの閉塞を報知したような
場合に、これを記憶させておいて再運転時に再度報知す
る記憶回路を特に設けなくても対応できる。よって、監
視回路のコストの低減が可能である。
【図1】本発明を実施したガス衣類乾燥機の説明図。
【図2】本発明の実施例の説明図。
【図3】本発明の制御の考え方の説明図。
【図4】本発明の判定フローの説明図。
【図5】従来の過熱防止装置(フィルター閉塞検知装
置)の説明図。
置)の説明図。
【図6】従来の判定フローの説明図。
1 ドラム 2 モータ 3 ガスバーナ 4 温風吹き出し口 5 フィルター 6 ファン 7 排気口 8 排気ダクト 9 過熱防止装置 10 温度検出センサー 10a 温風路 11 監視回路 12 温度上昇測定回路 13 判定回路 14 報知回路
Claims (1)
- 【請求項1】 ドラム内に吹き出す温風の温度を検出す
るための温度検出センサーを温風路内に取り付けると共
に、運転開始後、前記温度検出センサーで検出される一
定時間内の温度の上昇率を演算し、この上昇率があらか
じめ定めた値以上の場合にフィルターが閉塞されたもの
と判断して報知回路を駆動する監視回路を設けた構成の
ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112951A JPH06319899A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5112951A JPH06319899A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319899A true JPH06319899A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14599615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5112951A Pending JPH06319899A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ガス衣類乾燥機におけるフィルターの閉塞状況検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06319899A (ja) |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP5112951A patent/JPH06319899A/ja active Pending
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