JPH03275100A

JPH03275100A - ガス乾燥機

Info

Publication number: JPH03275100A
Application number: JP2076109A
Authority: JP
Inventors: Hideaki Matsunaga; 松永　英昭; Eiichi Sasaki; 佐々木　栄市
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1990-03-26
Filing date: 1990-03-26
Publication date: 1991-12-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、熱源としてガスバーナを用いたガス乾燥機に
関する。

（ロ）従来の技術この種の乾燥機は、所定量の燃焼用空気（外気）を必要
とするので、ファンによる通風量が確保されねばならな
い。そこで、実公昭４６−６２０８号公報で示されるガ
ス乾燥機は、燃焼室近傍に安全サーモスイッチを設け、
通風量が不十分であって急激に温度上昇すると、これを
検知して燃焼を停止させている。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかし、このものは安全サーその検知によって燃焼が停
止した原因が、フィルターの所定以上のつまりによるの
か、そもそも通風路を設計どおりに施工していないこと
によるのか不明である。後者の場合は、フィルターが少
しでもつまると、すぐに安全サーモが燃焼を停止させ、
燃焼停止が頻繁に発生して機器の稼働率が低下してしま
うと共に、フィルターの交換に無駄が多いつ本発明は、通常のフィルターのつまり等による検知と、
施工上のミスの発見とを簡単な構成によって確実に行い
、稼働コストの低減及び稼働率の向上を図ったものであ
る。

に）課題を解決するための手段本発明による解決手段は、ガスバーナを有する燃焼室と
、衣類を収容する乾燥室と、乾燥風の排気路と、上記燃
焼室に燃焼用の空気を吸引し、燃焼室からの乾燥風を上
記乾燥室に導入すると共に、導出後の乾燥風を上記排気
路を介して排出するファンと、上記燃焼室の近傍の温度
を検知する温度検知体と、試運転を指示する指示手段と
、運転時の基準温度或るいは試運転が指示されたときの
試運転時の基準温度を検知温度が越えるのを比較判別し
て知らせる制御手段とを備えた構成である。

（ホ）作　用指示手段によって実際の運転が指示されると、検知温度
を安全な基準温度と比較判別して安全を確保する。試運
転が指示されると、検知温度を例えばフィルターが一杯
につまる直前に相当する温度（試運転時の基準温度）と
比較判別し、ここで一致するかによって、ファンによる
燃焼用空気がそのような条件でも確保できるかを調べる
。これで、通風路の施工が設計どおり行われたかを確認
するのである。

（へ）実施例以下図面に基づいて説明すると、衣類を乾燥する業務用
のコイン式ガス乾燥機の外形をｌｌ！戊する機体１は、
上段に熱源のガスバーナ２を有する燃焼室３を内装し、
中段に横軸型の回転ドラム４を有する乾燥室５を形広し
、下段にリントフィルター６及び吸気用のファン７を有
するリント収容室兼用の送風室８を形成している。モー
タ９は、ドラム４をベルト１０によって低速回転すると
共に、ファン７を高速回転する。すると、燃焼室３には
外気が燃焼用の空気として吸引され、燃焼後の排気は乾
燥風として乾燥室５に流下し、ドラム４の多数の熱気口
１１・・・がらドラム４内に導入され、導出され、フィ
ルター６を通って排気路としてのダクト１２から機外に
排出される。

尚、これらの乾燥機では、ガスバーナ２、ドラム４の容
量等の条件に応じた通風量を確保できるように、ダクト
１２の口径、長さ等を定め、これを施工時に守るように
取扱い説明書で指示している。従って、通常は指示どお
りに施工される。

乾燥室５の前面開口は扉によって開閉される衣類出入口
１３であり、機体ｌの前面上部にはコイン投入部１４及
びその検知部１５が設けである。

１６は燃焼室３の適所に設けられた温度検知体であり、
サーミスタ等によって構成しである。

このコイン式ガス乾燥機は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、
Ｉｌｏからなるマイクロコンピュータ（以下マイコン）
１７（制御手段）によって制御されるものであり、その
制御ブロック図は第１図に示されている。即ち、マイコ
ン１７は、コイン検知部１５、温度検知体１６、運転や
管理に必要な数値を設定するキーボードのような設定器
１８、武運転成るいは実際の運転を指示する指示スイッ
チ（指示手段）１９、試運転動作を停止させるリセット
スイッチ２０等からそれぞれ信号を入力し、乾燥運転の
ためにガスバーナ２、モータ９、表示器２１、ブザー２
２等に出力する。そして、マイコン１７は、運転を制御
したり、状態を調べるために、試運転制御部２３、運転
時間カウンタ２４、演算部２５、実運転制御部２６、比
較判別部２７をＩＩＩ戊する。

次に、実際の運転動作と、ダクト１２の施工チエツクを
兼ねた試運転動作とについて第２図に基づいて説明する
。まず、電源がＯＮすると、マイコン２５は、イニシャ
ルクリアを行うと共に、運転に必要な数値を読み込む。

そして、指示スイッチ１９による試運転指示の有無を調
べる。指示があれば、試運転の動作を試運転制御部２３
が、運転時間カウンタ２４による時間経過酸るいはリセ
ットスイッチ２０の作動まで実行させる。

指示がなければ、コイン検知部１５によるコイン検知信
号を調べ、信号があれば投入額が所定以上かを演算部２
５によって演算処理し、そのときには実運転の動作を実
運転制御部２６が、運転時間カウンタ２４による時間経
過まで実行させる。

試運転の場合、例えばフィルターが一杯につまる直前に
相当する温度（試運転時の基準温度）を比較判別部２７
の基準とし、ガスバーナ２及びモータ９を駆動し、温度
検知体１６による検知温度を読み送入で比較判別部２７
で比較する。

実際の運転の場合、過熱に至らない安全な温度（運転時
の基準温度）を比較判別部２７の基準とし、ガスバーナ
２及びモータ９を駆動し、温度検知体１６による検知温
度を読み込んで比較判別部２７で比較する。

試運転で比較判別部２７から出力があれば、ガスバーナ
２及びモータ９を停止し、表示器２１で異常を表示させ
ると共に、ブザー２２で所定時間だけ異常を報知さセる
。実際の運転で比較判別部２７から出力があれば、ガス
バーナ２及びモータ９を停止し、表示器２１で異常を表
示させる。

試運転において異常であれば、これは燃焼用の外気の流
れが悪い、即ちダクト１２が施工どおりでない、設置場
所が悪い等のことを示している。

従って、これらの予想原因をチエツクして手直ししてい
く。実際の運転において異常であれば、フィルター６の
目づまり状態からチエツクする。

（ト）発明の効果本発明によれば、実際の運転と試運転の指示によって制
御用の基準温度を変更し、このことだけで実際の運転時
におけるフィルターのりまりを検知できると共に、運転
前に施工上のミスを確実に発見することができ、稼働コ
ストが低くて稼働率の高いガス乾燥機を提供できるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるガス乾燥機の制御ブロック図、第
２図及び第３図は動作説明のためのフローチャート、第
４図は全体の側断面図、第５図は一部切欠せる正面図で
ある。１６・・・スイッチ、１９　・　コイン検知器、２５　
・・・マイコン、２９　・・試運転制御部、３０・・・
積算カウンタ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ガスバーナを有する燃焼室と、衣類を収容する乾
燥室と、乾燥風の排気路と、上記燃焼室に燃焼用の空気
を吸引し、燃焼室からの乾燥風を上記乾燥室に導入する
と共に、導出後の乾燥風を上記排気路を介して排出する
ファンと、上記燃焼室の近傍の温度を検知する温度検知
体と、試運転を指示する指示手段と、運転時の基準温度
或るいは試運転が指示されたときの試運転時の基準温度
を検知温度が越えるのを比較判別して知らせる制御手段
とを備えたことを特徴とするガス乾燥機。