JPH0788293A - 乾燥機 - Google Patents
乾燥機Info
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- JPH0788293A JPH0788293A JP5240117A JP24011793A JPH0788293A JP H0788293 A JPH0788293 A JP H0788293A JP 5240117 A JP5240117 A JP 5240117A JP 24011793 A JP24011793 A JP 24011793A JP H0788293 A JPH0788293 A JP H0788293A
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- rotation
- time
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
正転,逆転指令信号を与え、モータM1 ,M2 は負荷駆
動回路44からの電気信号によって1サイクル分の時間だ
け回転駆動した後、惰性回転して停止する。マイクロコ
ンピュータ31は、回転数検出器15,16からの信号に基づ
いてモータM1 ,M2 の回転を検出する手段と、モータ
M1 ,M2 への電力の供給を中断する給電中断手段と、
モータM 1 ,M2 の回転停止を検出する停止検出手段
と、前記給電中断手段によってモータM1 ,M2 への電
力の供給が中断されてから前記停止検出手段によってモ
ータM1 ,M2 の回転停止が検出されるまでの惰性回転
時間を計測する計時手段と、乾燥機の異常を判断する異
常判断手段とを備えており、該異常判断手段は、惰性回
転時間が異常判定時間を越えたとき異常が発生したと判
断する。
Description
転させつつ該ドラム内に収納した被乾燥物を乾燥する乾
燥機に関する。
回転軸に掛渡したベルトを介してモータにより前記ドラ
ムを正逆方向に回転駆動しながら、ドラム内に温風を供
給することによって収納した被乾燥物を乾燥するように
なした乾燥機がある。このような乾燥機ではドラム駆動
用のベルト外れ,及び切断等によってドラムの回転が停
止し、収納した衣類に局部的に温風が当たって変色,縮
み等の事故が発生し、またその状態が長時間続いた場合
には発火する虞があった。
れている如き乾燥機が提案されている。これは、モータ
の回転数の上限異常値及び下限異常値を電源周波数に応
じて予め設定しておき、電源周波数及びモータの回転数
を検出し、検出されたモータの回転数が電源周波数に応
じて設定された上限異常値又は下限異常値を越えたと
き、異常が発生したと判断して警報を出力するようにな
したものである。
には、無負荷時の回転数と負荷時の回転数との差である
スリップという現象が生じる。回転ムラを抑制するため
にスリップは可及的に小さくなされているが、1度に乾
燥する被乾燥物の重量の差異,及び乾燥過程における被
乾燥物の重量変化によって、モータの回転数は変化す
る。更にこの回転数の変化はモータ個々で異なってお
り、また電源電圧の変動によっても発生する。このため
従来の如く一律に設定された値によって異常の発生を検
出する装置では、検出感度を高めるため上限(下限)異
常値を低く(高く)設定すると、誤検出が多く発生す
る。このように誤検出を生じることなく高感度に検出で
きる上限(下限)異常値の設定は困難であり、乾燥器の
異常を適確に検出し得ないという問題があった。
であって、その目的とするところはドラムを反転させる
ために、モータへの給電を中断してからモータが停止す
るまでの時間に基づいて異常発生の有無を判定すること
によって、異常を適確に検出し得る乾燥機を提供するこ
とにある。
被乾燥物を収納するドラムをモータによって正,逆回転
させつつ、収納した被乾燥物を乾燥する乾燥機におい
て、前記モータの回転を検出する回転検出手段と、前記
モータへの電力の供給を中断する給電中断手段と、前記
回転検出手段からの信号に基づいてモータの回転停止を
検出する停止検出手段と、前記給電中断手段によってモ
ータへの電力の供給が中断されてから、前記停止検出手
段によってモータの回転停止が検出されるまでの時間を
計測する計時手段と、該計時手段にて得られた時間情報
に基づいて乾燥機の異常を判断する異常判断手段とを備
えることを特徴とする。
燥機では、ドラムを駆動するモータへの電力を中断して
モータが停止した後、モータを反転させるべく再び電力
を供給する。モータへの給電を中断した後のモータの回
転は惰性回転と呼ばれているが、この惰性回転時間はド
ラム内に収納した被乾燥物の重量によって若干異なるも
のの、モータにドラム等の負荷がある正常時には数秒程
度と短い。一方モータの駆動をドラムに伝えるベルトの
外れ,又は切断等の異常が生じた場合、負荷がなくなる
ため惰性回転時間は数分間と非常に長くなる。
がモータへの電力の供給を中断し、回転検出手段からの
信号に基づいて停止検出手段がモータの回転停止を検出
する。また計時手段は、モータへの電力の供給が中断さ
れてからモータの回転停止が検出されるまでの時間、即
ち惰性回転時間を計測する。そして異常判断手段は、計
時手段にて得られた惰性回転時間に基づいてこれが所定
時間を越えたとき、乾燥機に異常が発生したと判断す
る。
て具体的に説明する。図1は本発明に係る2段式の商用
乾燥機の正面図であり、図中2,3は上,下の乾燥室で
ある。乾燥室2,3はそれぞれ外槽及びこの外槽内に軸
支した回転ドラム(共に図示せず)を備えており、扉2
a,3aを開閉して被乾燥物を回転ドラム内に収納するよ
うになっている。上,下の乾燥室2,3を操作する操作
パネル部4には、乾燥室2,3を動作させるための個別
のコイン投入口4a,4b及び投入コインの金額,乾燥室
2,3の運転状況,温度,異常の有無等を表示する表示
器4c等が備えられている。
ある。上下回転ドラムの後部それぞれの回転軸には大プ
ーリ5,6が取付けられており、大プーリ5,6はそれ
ぞれベルト7,8を介してモータM1 ,M2 の出力軸に
取付けられた小プーリ9,10に連繋されており、モータ
M1 ,M2 の正,逆回転により回転ドラムが正,逆回転
するようになっている。またガスヒータ11,12によって
加熱された空気はファンモータM3 ,M4 にて駆動され
るファンにより回転ドラム内に供給され、排気口13,14
から後方に排出される。そして回転ドラムを駆動するモ
ータM1 ,M2の出力軸には光学式又は磁気式等の回転
数検出器15,16がそれぞれ設けられいる。
すブロック図であり、図中31はマイクロコンピュータで
ある。マイクロコンピュータ31はコインスイッチ回路32
からコイン投入情報を、またドアスイッチ33からドア開
閉情報を、リセットスイッチ34から乾燥運転の中止を解
除するリセット情報を、回転ドラムへの空気入口に設け
たサーミスタ36,回転ドラムからの空気出口に設けたサ
ーミスタ37からの温度情報を、回転数検出器15,16から
回転数情報をそれぞれ取り込む。また電源回路41から電
源が、クロック発振回路43からクロックが与えられる。
だ情報に基づいて、負荷回路44に指令信号を与え、負荷
回路44は回転ドラムを駆動するモータM1 ,M2 、ファ
ンモータM3 ,M4 、ガスヒータ11,12の点火を行うイ
グナイタ45、ガスヒータ11,12へのガスの供給・停止を
行うガスバルブ46及びガスヒータ11,12の緊急停止を行
う安全弁47へ電気信号令を出力する。また、マイクロコ
ンピュータ31は取り込んだ情報に基づいて、温度,運転
の残り時間,異常の発生等を表示器48に表示させるよう
になっている。
31からの正転,逆転指令によって所定時間だけ回転駆動
され、所定時間経過後は惰性によって回転して停止す
る。そしてマイクロコンピュータ31は、回転数検出器38
からの情報によってモータM1,M2 の回転停止を検出
すると、運転終了かどうかを確認して運転終了でない場
合は、前回と逆方向の回転指令を出力する。このときマ
イクロコンピュータ31は、モータM1 ,M2 の惰性回転
時間に基づいてベルト切れ等の異常を検出する。
駆動用のモータの回転数の変化を示すグラフであり、
(a)は正常時の場合を、また(b)はベルト切れが発
生した場合を示している。なおモータの正,逆回転の各
1サイクルの設定時間は通常15秒程度である。図4
(a)から明らかな如く、正転(逆転)指令によってモ
ータがオンすると、モータの回転数が徐々に上昇して定
常回転数となり設定時間が終了するまでその回転数を維
持する。設定時間が終了するとモータへの電力の供給が
オフされ、モータは回転ドラム等の負荷抵抗によってそ
の回転数が急激に減少して停止する。このように正常時
の惰性回転時間tは、被乾燥物の重量によって異なるが
概ね1〜10秒である。そしてモータの回転数が零にな
ると逆転(正転)指令が出力され、モータがオンする。
ベルト切れが生じた場合、モータにかかる負荷が殆どな
くなるためモータの回転数は上昇する。そして設定時間
が終了するとモータへの電力の供給がオフされ、モータ
の回転数は徐々に減少する。しかしモータにかかる負荷
が殆どないため異常時の惰性回転時間tは、数分間と正
常時の惰性回転時間tより非常に長くなる。そして惰性
回転時間tが異常判定時間Tを越えたとき異常発生と判
断する。
に係る処理手順を示すフローチャートである。マイクロ
コンピュータ31はコインスイッチ回路32からのコイン投
入情報に基づいて、正転,逆転指令を出力してモータM
1 (M2 )を駆動させる(ステップS1)。正転,逆転
の1サイクル時間が経過するとマイクロコンピュータ31
は、モータM1 (M2 )への給電中断指令を出力する
(ステップS2)と共に、惰性回転時間tの計測を開始
する(ステップS3)。マイクロコンピュータ31は、回
転数検出器15(16)から入力する信号間隔の時間を計測
し、それが所定時間未満である場合はモータM
1 (M2 )が回転中であるとしてステップS3に戻り
(ステップS4)、惰性回転時間tの計測を続け、所定
時間以上である場合はモータM1 (M2 )の回転停止と
して惰性回転時間tの計測を終了する(ステップS
4)。
1 (M2 )への給電を中断してからモータM1 (M2 )
の回転停止が検出されるまでの時間を惰性回転時間tと
して、この惰性回転時間tと予め設定された異常判定時
間Tとを比較する(ステップS5)。そしてt>Tであ
る場合は、異常が発生したと判断して警報表示させるべ
く表示器4cへ警報信号を出力すると共に、リセットスイ
ッチ34にてリセットされるまで運転を中止する(ステッ
プS6)。一方t≦Tである場合は、運転終了であるか
否かを判断し(ステップS7)、運転終了でないときは
前回と逆方向の回転指令を出力して(ステップS8)ス
テップS2に戻り、また運転終了である場合は運転を停
止する(ステップS9)。
あっては、ドラム駆動用のモータへの電力の供給を中断
してからモータの回転が停止するまでの時間に基づいて
乾燥機の異常の有無を検出するため、被乾燥物の重量差
及びモータの固体差に拘らず、高感度の検出を誤検出が
生じることなく行うことができる等、本発明は優れた効
果を奏する。
る。
図である。
ータの回転数の変化を示すグラフである。
順を示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 被乾燥物を収納するドラムをモータによ
って正,逆回転させつつ、収納した被乾燥物を乾燥する
乾燥機において、 前記モータの回転を検出する回転検出手段と、前記モー
タへの電力の供給を中断する給電中断手段と、前記回転
検出手段からの信号に基づいてモータの回転停止を検出
する停止検出手段と、前記給電中断手段によってモータ
への電力の供給が中断されてから、前記停止検出手段に
よってモータの回転停止が検出されるまでの時間を計測
する計時手段と、該計時手段にて得られた時間情報に基
づいて乾燥機の異常を判断する異常判断手段とを備える
ことを特徴とする乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5240117A JP3054519B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5240117A JP3054519B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0788293A true JPH0788293A (ja) | 1995-04-04 |
JP3054519B2 JP3054519B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=17054747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5240117A Expired - Lifetime JP3054519B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3054519B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006262679A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 機器診断装置、機器診断システム、及び機器診断方法 |
JP2013183887A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Rinnai Corp | 衣類乾燥機 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP5240117A patent/JP3054519B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006262679A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 機器診断装置、機器診断システム、及び機器診断方法 |
JP2013183887A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Rinnai Corp | 衣類乾燥機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3054519B2 (ja) | 2000-06-19 |
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