JPH0323079B2 - - Google Patents

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JPH0323079B2
JPH0323079B2 JP62063485A JP6348587A JPH0323079B2 JP H0323079 B2 JPH0323079 B2 JP H0323079B2 JP 62063485 A JP62063485 A JP 62063485A JP 6348587 A JP6348587 A JP 6348587A JP H0323079 B2 JPH0323079 B2 JP H0323079B2
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JP
Japan
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time
drying
heater
drum
cool
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62063485A
Other languages
English (en)
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JPS63229098A (ja
Inventor
Kyonori Tamura
Hiroaki Kataue
Shuji Hotsuta
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS63229098A publication Critical patent/JPS63229098A/ja
Publication of JPH0323079B2 publication Critical patent/JPH0323079B2/ja
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【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、投入コインに応じて運転時間を設定
するコイン式衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 コイン式衣類乾燥機は、例えば特公昭60−
25154号公報で開示しているように、加熱乾燥時
間をコイン投入枚数によつて定めている。斯る場
合に温調サーモを用いておけば、加熱器が断続的
に作動し、時間経過と共に運転終了に至る。従つ
て、このままでは被乾燥物が熱いので取出せず、
また放置すれば自然点火の危険もある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、クールダウンにより被乾燥物の取出
しを容易に且つ自然発火を未然に防止する一方、
加熱乾燥が不十分な場合を検知してその場合には
クールダウンを省き、使用者に対するサービス、
所有者に対する安全性を合理的に確保せんとする
ものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明による解決手段は、被乾燥物を収容する
回転ドラムと、この回転ドラムに乾燥風を供給す
る加熱器及びフアンと、投入コインに応じて設定
された運転時間を減算するタイマと、乾燥風温度
が一定温度に到達するのを検知して上記加熱器を
断続させる温度検知手段と、この断続回数を測定
するカウンタと、このカウンタ内容が1以上であ
るのを判別する判別部と、上記運転時間の経過時
に判別部の出力の有無に応じて、所定時間のクー
ルダウン行程とソフトリンクル行程を実行させる
か、ソフトリンクル行程のみを実行させる制御部
とを備えた構成である。
(ホ) 作用 即ち、運転時間が経過し、加熱乾燥も終了して
いる時に断続回路カウンタの内容を調べ、一度で
も断続していれば被乾燥物が例えば70℃に一度は
加熱されているので、この場合はクールダウンを
実行するが、カウンタ内容が零であれば、即ち例
えば負荷量が多くて或いはコイン投入枚数が少す
ぎて70℃まで加熱できなかつた場合はクールダウ
ンは不要であるので実行しない。
(ヘ) 実施例 以下、コインランドリーにて多用される定格容
量10Kgのガス式衣類乾燥機の全体の運転をマイク
ロコンピユータ(以下マイコン)によつて制御す
る例を図面に基づいて説明する。
第3図及び第4図に於いて、1は単独で或いは
複数並設して用いられる衣類乾燥機の機体であ
り、その上部には直接点火方式のガスバーナ2及
び燃焼室3(加熱器)を内装し、その下方の中段
には横軸型の回転ドラム4を内装し、下部には横
向きのフイルター5及び排気用のフアン6を内装
している。そして、機体1は、上部にガスバーナ
2に対して横方向から燃焼用空気を供給する給気
口7を設けると共に、下部背面に排気管8を突設
し、上部前面にはマイコン9、他の電子制御系、
各種スイツチ、コイン投入口及び表示器を組込ん
だ操作パネル10を設けている。
上記フアン6はフアンモータ11によつて駆動
され、給器口7から燃焼用空気を吸引してガスバ
ーナ2に供給し、生成された乾燥風を回転ドラム
4、フイルター5の順に流下させ、排気管8から
排出させる。排気管8は例えば共用のダクト12
に接続され、排気路の長さを20m以内に一応規定
し、フアン6による風量を10.5m3/min〜17m3
minの範囲としている。
上記回転ドラム4はドラムモータ13によつて
低速で反転駆動される。また、機体1の前面に
は、回転ドラム4及び機体1の衣類出入口を開閉
する扉14を設けており、その開閉を扉スイツチ
15によつて検知できるようにしてある。
回転ドラム4とフイルター5の間には乾燥風の
温度を検知する温調サーモ16(温度検知手段)
を設けている。また、燃焼室3の側部には過熱防
止サーモA17が、上部には過熱防止サーモB1
8が夫々設けてあり、サーモB18は通常はガス
バーナ2の炎が空気流によつて少し傾くことから
動作せず、空気流量が減つて炎が立つて来た時に
動作するようにしてある。
次に第1図の制御ブロツク図に基づいて説明す
ると、マイコン9は、電源回路19、クロツク発
振回路20、リセツト回路21、停電検出回路2
2及び停電時の記憶保持のためのバツクアツプ検
出回路23から入力し、負荷駆動回路24、7セ
グメントの数字表示管やLED等の表示器25に
出力する。更に、マイコン9は、本実施例での運
転を制御するために、投入されたコイン(硬貨、
カード等)によつて作動されるコインスイツチ回
路26、扉スイツチ15、手動のリセツトスイツ
チ27、本実施例に於ける自動制御運転か、従来
同様の投入コイン数に応じた時間だけの加熱乾燥
運転か等を所有者が手動で選択できる複数のデイ
ツプスイツチ28……(回路基板上に設けてあ
る)、サーモB18から入力し、そしてガスバー
ナ2の点火情報及び温調サーモ16が断続する電
源情報を入力する。
負荷駆動回路24には、フアンモータ11、ド
ラムモータ13、駆動表示灯29、ブザー30、
投入コイン総数を計数する積算器31を接続して
おり、また、温調サーモ16を介してガス点火装
置32を、これに更にサーモA17を介してガス
バルブ33を接続している。
尚、上記点火情報は、ガスバーナ2にガス点火
装置32がガスを供給している、即ち、ガスバル
ブ33を開放していることに基づいて構成されて
いる。
次に、本実施例のガス式衣類乾燥機が加熱乾燥
−クールダウン−ドラム反転−ソフトリンクル
(しわ付き防止)の各行程順に運転を進行し、こ
れをマイコン9が制御するところを、第1図と第
2図イ,ロのフローチヤートに基づいて説明す
る。主制御部34はROM35の記憶データや各
種の入力信号に基づいて各制御部に制御信号を出
力するものであり、電源投入後に初期状態を判別
しているが、コインの投入をコインスイツチ回路
26からの信号によつて判別すると、RAM36
の記憶データをクリアした後にまず排気処理フラ
グを立て、投入コイン数に応じた運転時間を運転
時間タイマ37に設定し、表示制御部38により
表示器25でデイジタル表示する。
主制御部34は表示器25で1分毎に残り時間
を表示させ、運転時間が有り、クールダウン行程
の前で温調一致フラグが立つていなければ、排気
処理フラグを判別する(図中参照)。そして、
ここで排気処理制御部39により負荷駆動回路2
4からフアンモータ11に駆動信号を出力させ、
所謂プリパージを実行させる。この排気時間は排
気時間タイマー40で約15秒間計測され、温調サ
ーモ16がONしていることから、この後に排気
処理フラグを消して熱風による加熱乾燥を開始さ
せる。この加熱乾燥は加熱乾燥制御部41がガス
バーナ2を点火、燃焼させ、ドラム4を反転さ
せ、フアン6を駆動させることである。
而して、主制御部34は、ドラム4通過後の乾
燥風の温度が70℃に到達する毎に温調サーモ16
がOFFし、ガスバーナ2を止める回数、即ち断
続回数を断続回数カウンタ42でカウントさせて
おり、カウントする度に、デイツプスイツチ28
……の1つで予め自由に設定され且つ記憶させて
ある基準回数と比較、判別する。本実施例に於け
る基準回数は春秋では6回、夏では5回、冬では
7回とするのが望ましいが、上述のとおり、所有
者が1〜15の間で自由に設定することができる。
かくして、一致するまでは都度排気処理フラグ
を立て、ガスバーナ2を温調サーモ16のON−
OFFと共に断続的に燃焼させ、約70℃の加熱乾
燥を進行する。その内に断続回数カウンタ42の
内容と基準回数が一致すると、主制御部34はこ
の一致信号により温調一致フラグ及び排気処理フ
ラグを立て、所定時間タイマ、実施例では5分タ
イマ43による時間制御を行なう。このように温
調一致フラグが立つて5分の時間制御域に到達し
たことは、ブザー制御部44によるブザー30の
短時間間欠作動で知ることができると共に、表示
器25のデイジタル表示がゆつくりしたタイミン
グで点滅することで知ることができる。この時の
乾燥率は定格負荷で約88%、2.5Kg程度の少量負
荷で約97%であり、概ね5Kg以下の負荷はこの時
点で取出しても良い。
こうして、5分間の時間制御中にも温調サーモ
16は断続し、加熱乾燥が進行し、5分間経過時
点では少量負荷にあつては2回程断続して乾燥率
100%に到達し、定格負荷にあつては3回程断続
して乾燥率約93%に到達する。
斯る5分タイマ43のタイムアツプにより、タ
イマ出力を受けた主制御部34は温調一致フラグ
を消すと共に、クールダウンフラグ(行程フラ
グ)を立てクールダウン行程に移行させ、デイジ
タル表示器25で残時間表示に代えて“CD”表
示する。このクールダウンとは、クールダウン制
御部45によりガスバーナ2の燃焼を止め、ドラ
ム4及びフアン6を駆動するものである。
クールダウン行程の終了後は更にドラム反転制
御部46によりフアンモータ11の駆動も止める
ドラム反転と云う行程フラグに立て代え、運転時
間タイマ37がタイムアツプするまでドラム反転
行程を続ける。このドラム反転行程は、通常はク
ールダウンしてもまだ温い被乾燥物を動かし、し
わ付き防止をするものであり、通常は特に必要で
はなく、せいぜい5分間位で十分なものである
が、運転残りの時間中、停止することなくこれを
続けることにより使用者に対してコイン投入枚数
に応じて運転していることを実演して見せてい
る。
しかし、主制御部34は、このドラム反転行程
ではデイジタル表示器25に残時間表示を復活さ
せ、同時にコロン表示を加えて、残時間で加熱乾
燥が可能であることを教える。
投入コインで確保した時間が経過してしまう
と、主制御部34はブザー30を“終了”に対応
するように作動させてソフトリンクルフラグを立
て、時間零を表示させつつソフトリンクル行程を
最大2時間実行する。このソフトリンクルとは、
ソフトリンクル制御部47により被乾燥物を取出
すまでにしわが付くのを防止するために、1分毎
に10秒間ドラム回転をするものである。所有者
は、上記デイツプスイツチ28……の1つを操作
することによりソフトリンクル行程を無くすこと
ができる。
以上の作業説明は、ドラム反転行程を十分にで
きるだけの時間をコイン投入により確保した正常
の場合のものであるが、コイン投入枚数が少い場
合も第2図ロのフローチヤート(図中参照)に
示されている。まず、クールダウン行程の途中で
時間が経過した時は、このクールダウン行程を完
全に実施してからソフトリンクルに移行する。次
に、5分タイマ43による時間制御域で時間零と
成れば、クールダウン行程に即座に移行し(図中
参照)、その後にソフトリンクルに自動的に移
行する。そして、温調サーモ16が1度でも断続
した加熱乾燥行程中に時間零と成つた時も同じで
ある。しかし、温調サーモ16が1度も断続しな
い、即ち約70℃に昇温せずに時間零に成つた時
(コイン投入枚数が少い時、負荷量が大の時)は
クールダウンの必要が無いので、ソフトリンクル
に直ちに移行する(図中参照)。この間、時間
零は表示器25が教え、零時点ではブザー30が
作動する。
ここで、コイン投入枚数が少いと判れば使用者
はコインを追加投入することに成る。主制御部3
4は、コインスイツチ回路26からの追加投入信
号を運転時間が零状態であるかの判別により処理
する。零であれば既述のとおりであるが、既に運
転中(時間有)の場合はどの行程であるかにより
処理を替える。即ち、クールダウン行程やドラム
反転行程に進行していれば、コインの追加投入に
よる運転時間の延長データを除く他のデータをク
リアし、排気処理フラグを立て、延長データに基
づく新運転時間を運転時間タイマ37に再設定す
る。従つて、主制御部34は加熱乾燥行程から運
転を再開させる。一方、加熱乾燥行程に在れば、
延長データに基づく新運転時間を運転時間タイマ
37に再設定し、温調一致フラグ及び断続回数カ
ウンタをクリアする。従つて、この場合、主制御
部34は加熱乾燥運転を長く実行させることに成
る(第2図イ参照)。前者は被乾燥物の入れ替え
が行われる場合、後者は運転中に於ける被乾燥物
を追加投入した場合に夫々該当し、いずれも扉1
4を一度開放することになる。
斯る扉14の開放は被乾燥物の乾燥具合を見る
ために行程途中で行なわれることがある。この場
合は、扉スイツチ15の作動信号の入力により、
主制御部34は扉開閉制御部48により全出力を
停止させ、断続回数カウンタ42、温調一致フラ
グ及びドラム反転フラグをクリアし、排気処理フ
ラグを立てる。これは加熱乾燥行程では扉14の
開放によるドラム4内の温度低下を補償するため
に、加熱乾燥を最初からやり直し、ドラム反転行
程では仕上つた被乾燥物を出して残り時間だけで
も他の被乾燥物の乾燥を行なうために、加熱乾燥
を最初から開始すると云うことである(図中参
照)。ただし、扉14を開放した時点がクールダ
ウン行程であれば、コインの追加投入を同時に行
なわない限り、再閉時には残りのクールダウン行
程を続ける。
(ト) 発明の効果 本発明に依れば、クールダウンの実行を、断続
回数のカウンタ内容により、即ち一度でも一定温
度まで加熱したか否かにより決定しているので、
サービス、安定性を合理的に且つ自動的に確保で
き、極めて使い勝手が良く且つ管理しやすいコイ
ン式の衣類乾燥機を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による乾燥機の制御ブロツク
図、第2図イ,ロは動作説明のためのフローチヤ
ート、第3図は正面断面図、第4図は側断面図で
ある。 2……ガスバーナ(加熱器)、4……回転ドラ
ム、6……フアン、9……マイコン、16……温
調サーモ(温度検知手段)、26……コインスイ
ツチ回路、34……主制御部、37……運転時間
タイマ、41……加熱乾燥制御部、42……断続
回数カウンタ(CNT)、43……所定時間(5
分)タイマ、45……クールダウン制御部、47
……ソフトリンクル制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被乾燥物を収容する回転ドラムと、この回転
    ドラムに乾燥風を供給する加熱器及びフアンと、
    投入コインに応じて設定された運転時間を減算す
    るタイマと、乾燥風温度が一定温度に到達するの
    を検知して上記加熱器を断続させる温度検知手段
    と、この断続回数を測定するカウンタと、このカ
    ウンタ内容が1以上であるのを判別する判別部
    と、上記運転時間の経過時に判別部の出力の有無
    に応じて、所定時間のクールダウン行程とソフト
    リンクル行程を実行させるか、ソフトリンクル行
    程のみを実行させる制御部とを備えたことを特徴
    とするコイン式衣類乾燥機。
JP62063485A 1987-03-17 1987-03-17 コイン式衣類乾燥機 Granted JPS63229098A (ja)

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JP62063485A JPS63229098A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 コイン式衣類乾燥機

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JP62063485A JPS63229098A (ja) 1987-03-17 1987-03-17 コイン式衣類乾燥機

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JPS63229098A JPS63229098A (ja) 1988-09-22
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0725193Y2 (ja) * 1989-04-24 1995-06-07 三洋電機株式会社 コイン式衣類乾燥機
JP4818406B2 (ja) * 2009-07-31 2011-11-16 三洋電機株式会社 衣類乾燥機
JP4818407B2 (ja) * 2009-07-31 2011-11-16 三洋電機株式会社 衣類乾燥機
JP5247778B2 (ja) * 2010-08-30 2013-07-24 ハイアール グループ コーポレーション 洗濯機および洗濯乾燥機

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