JP3094889B2 - 農業用塩化ビニル系樹脂フィルム - Google Patents

農業用塩化ビニル系樹脂フィルム

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JP3094889B2
JP3094889B2 JP08014328A JP1432896A JP3094889B2 JP 3094889 B2 JP3094889 B2 JP 3094889B2 JP 08014328 A JP08014328 A JP 08014328A JP 1432896 A JP1432896 A JP 1432896A JP 3094889 B2 JP3094889 B2 JP 3094889B2
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用塩化ビニル
系樹脂フィルムに関するものである。更に詳しくは、塩
化ビニル系樹脂繊維を複合した耐候性が良好な農業用塩
化ビニル系樹脂フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、有用植物を効率よく栽培するため
に、ハウス内又は、トンネル内で促進栽培することが盛
んに行われている。このハウス又は、トンネルを被覆す
る資材として耐候性、透明性及び、保温性等が優れてい
る理由で塩化ビニル系樹脂フィルムが多用されている。
ところが、塩化ビニル系樹脂フィルムは、強風時又は、
低温時フィルムが硬くなり破れが発生し易い。その破れ
を防止するために、ポリエステル樹脂製の糸や短冊状テ
ープをランダムに交差させ格子状物にすること及び、格
子状に接着したものをポリ塩化ビニル製フィルムとラミ
ネートしフィルム化すること(特公昭40−2519
1、特開平2−100621、特開平6−62682)
が提案されている。しかしながら、これらのフィルムは
破れ防止には効果があるものの、被覆材として長時間屋
外暴露すると、フィルムが褐変劣化を引きおこし、実質
上長期間使用することが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、長期に展張
しておいても褐変劣化の発生がない耐候性の優れた農業
用塩化ビニル系樹脂フィルムを提供することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、塩化ビニ
ル系樹脂繊維に特定物質からなる表面処理を施し、且
つ、塩化ビニル系樹脂フィルムに特定化合物を配合し、
そのフィルム表面にアクリル系樹脂被膜を設けることで
上述の課題を解決したものである。しかして本発明の要
旨とするところは、(A)前記一般式〔I〕及び/又は
〔II〕で示される有機リン酸部分エステル金属塩から選
ばれた少なくとも1種の化合物と、(B)前記一般式
〔III 〕で示される構造単位を1分子中に1個以上含有
するヒンダードアミン系化合物とを含有する塩化ビニル
系樹脂フィルム2枚の間に、水溶性高分子又は、分子
(鎖)中に少なくとも1個のヒドロキシル基を含むアク
リル系樹脂で表面処理された塩化ビニル系樹脂繊維から
なる糸条群を挟着してなる塩化ビニル系樹脂フィルムの
片面又は両面に、厚さが0.5〜10μmのアクリル系
樹脂被膜が形成されてなる農業用塩化ビニル系樹脂フィ
ルムに存する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニル又は
塩化ビニルとこれに共重合可能なコモノマーとの混合物
を懸濁重合法、塊状重合法、微細懸濁重合法又は乳化重
合法等通常の方法によって製造されたものすべてを含む
意味である。コモノマーとしては、例えば、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、ラウリン酸ビニル等のビニル
エステル類、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート等のアクリル酸エステル類、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート等のメタク
リル酸エステル類、ジブチルマレエート、ジエチルマレ
エート等のマレイン酸エステル類、ジブチルフマレー
ト、ジエチルフマレート等のフマール酸エステル類、ビ
ニルメチルエーテル、ビニルブチルエーテル、ビニルオ
クチルエーテル等のビニルエーテル類、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル類、エチレ
ン、プロピレン、スチレン等のα−オレフィン類、塩化
ビニリデン、臭化ビニル等の塩化ビニル以外のハロゲン
化ビニリデン又はハロゲン化ビニル類、ジアリルフタレ
ート、エチレングリコールジメタクリレート等の多官能
性単量体があげられ、勿論、コモノマーは、上述のもの
に限定されるものではない。塩化ビニル系樹脂の重合度
は、700〜2500の範囲で選ぶことができ、好まし
くは、700〜1700である。
【0006】塩化ビニル系樹脂繊維を製造するには、こ
れら樹脂を、乾式紡糸法、溶融紡糸法及び湿式紡糸法等
の方法によって製造すればよい。本発明で用いる塩化ビ
ニル系樹脂繊維としては、特に、乾式紡糸法によって製
造されたロービル社製ロービル、帝人(株)製テビロン
が好適である。繊維の太さは、フィラメント糸300〜
3000デニールの範囲が、特に、600〜2500デ
ニールが好ましい。300デニールに満たないと、繊維
の強度が不足して破れの伝播発生が防止できず、他方、
3000デニールを越えると繊維の強度は強くなるが、
透過率が低下するので好ましくない。
【0007】繊維径は、5〜30μmの範囲が特に、1
0〜40μmが好ましい。繊維の密度は、3〜30g/
2 が、特に5〜25g/m2 が好ましい。3g/m2
に満たないと破れの発生が防止できず、他方、30g/
2 越えると透過率が低下するので好ましくない。本発
明において塩化ビニル系樹脂繊維とは、繊維あるいは繊
維からなる糸条をいう。表面処理は、繊維の段階でも糸
条としてから行ってもよい。
【0008】表面処理をするための水溶性高分子として
は、ポリビニルアルコール(以下PVAという)、ポリ
エチレンオキシド、ポリアクリル酸ナトリウム、例えば
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、メチルセルロース、エチルセルロース等の水溶性
セルロース類、あるいはビスコース、例えばカルボキシ
メチルでんぷん、ジアルデヒドでんぷん、ばれいしょで
んぷん、小麦でんぷん、コーンスターチ等の可溶性でん
ぷん等があげられるが、特にPVA及び水溶性セルロー
ス類が好ましい。これらの水溶性高分子は単独で用いて
も2種以上を併用しても良い。
【0009】かかる水溶性高分子を塩化ビニル系樹脂繊
維に表面処理するには、水溶性高分子を水性分散液に溶
解して処理するのがよい。分散媒としては水又は、温
水、水とアルコール、ケトン等の有機溶剤との混合物を
用いることができる。また、表面処理をするための分子
(鎖)中に少なくとも1個のヒドロキシル基を含むアク
リル系樹脂とは、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ート5〜40重量%、分子内に1個もしくは2個以上の
カルボキシル基を含むα、β−不飽和カルボン酸化合物
0.5〜20重量%及びこれらと共重合可能な他のビニ
ル系単量体を含む単量体混合物を共重合して得られる重
合体をいう。
【0010】ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート
としては、ヒドロキシメチルアクリレート、ヒドロキシ
メチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒド
ロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキシブチルメタ
クリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−
ヒドロキシブチルメタクリレート、2−ヒドロキシペン
チルアクリレート、2−ヒドロキシペンチルメタクリレ
ート、6−ヒドロキシヘキシルアクリレート、6−ヒド
ロキシヘキシルメタクリレート等があげられる。
【0011】このヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートのアクリル系樹脂中で占める割合が、5重量%より
少ない場合は、有機溶媒との溶解性、塩化ビニル系樹脂
繊維との密着性を充分に発揮し得ず、他方、40重量%
より多い場合には、コスト高となりコスト上昇に較べて
得られる効果は大きくないので好ましくない。分子内に
1個もしくは2個以上のカルボキシル基を含むα、β−
不飽和カルボン酸としては、アクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、アコニ
ット酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸等があげら
れる。これら化合物を、前記ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートと併用すると、アクリル樹脂と塩化ビ
ニル系樹脂繊維との密着性が向上する。これらの使用量
は、0.5〜20重量%が好ましい。これ以上である
と、塩化ビニル系樹脂フィルムとアクリル樹脂が融着し
耐候性に悪影響を及ぼすので、好ましくない。
【0012】前記ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ート及びα、β−不飽和カルボン酸と共重合可能な他の
ビニル系単量体としては、(メタ)アクリル酸アルキル
エステル又は、これとアルケニルベンゼンとの混合物が
あげられる。(メタ)アクリル酸アルキルエステルとし
ては、例えばアクリル酸メチルエステル、アクリル酸エ
チルエステル、アクリル酸−n−プロピルエステル、ア
クリル酸イソプロピルエステル、アクリル酸−n−ブチ
ルエステル、アクリル酸−2−エチルヘキシルエステ
ル、アクリル酸デシルエステル、メタクリル酸メチルエ
ステル、メタクリル酸エチルエステル、メタクリル酸−
n−プロピルエステル、メタクリル酸イソプロピルエス
テル、メタクリル酸−n−ブチルエステル、メタクリル
酸−2−エチルヘキシルエステル、メタクリル酸デシル
エステル等があげられ、一般には、アルキル基の炭素数
が1〜20個のアクリル酸アルキルエステル及び/又は
アルキル基の炭素数が1〜20個のメタクリル酸のアル
キルエステルが使用される。
【0013】本発明で用いられるアルケニルベンゼンと
しては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニル
トルエン等があげられる。このようなアルケニルベンゼ
ンと、(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの混合物
からなる単量体を用いる場合には、α、β−エチレン性
不飽和カルボン酸の使用量によっても異なるが、通常
(メタ)アクリル酸アルキルエステルの使用割合を10
重量%以上とするのがよい。
【0014】特に、本発明のアクリル系樹脂は上記のよ
うな(メタ)アクリル酸アルキルエステル、これとアル
ケニルベンゼンの混合物からなる単量体を、40〜60
重量%含有するものが好ましい。かかるアクリル系樹脂
を、塩化ビニル系樹脂繊維に表面処理するときに、繊維
との密着性等を改善する目的で、アクリル系樹脂と相溶
性のある他樹脂を混合することが可能である。他樹脂と
しては、フッ化ビニリデン系樹脂、パーフルオロアルキ
ル基を側鎖にもつアクリル樹脂、セルロースアセテート
ブチレート樹脂、シリコン樹脂等がとくに効果的であ
る。
【0015】かかるアクリル系樹脂は、単量体混合物を
所定量組合せて有機溶媒とともに重合缶に仕込み、重合
開始剤、必要に応じて分子量調節剤を加えて、撹拌しつ
つ加熱し、重合すればよい。重合方法は、従来から知ら
れている重合法により製造でき、また、単量体の仕込方
法は回分方式でも、連続送入方式でもよい。また一部を
先に重合したのち、残部を連続的に送入する方式でもよ
い。連続的に送入する単量体は、そのままでもよいが、
水と界面活性剤を用いて単量体分散液として送入する方
式が、きわめて好適である。
【0016】また、アクリル系樹脂を、単量体混合物を
界面活性剤の存在下、水系媒質中で重合された水系エマ
ルジョンとして用いてもよい。得られた水系エマルジョ
ンをそのまま使用しても、これに更に、液状分散媒を加
えて稀釈したものでもよく、また上記のような重合によ
って生じた重合体を分別採取し、これを液状分散媒に再
分散させて水系エマルジョンとしたものでもよい。
【0017】界面活性剤としては、陰イオン系界面活性
剤、陽イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤のい
ずれであってもよい。これらは単独で用いても併用して
もよいが、無機物を配合する場合は、その種類によって
制限をうける。すなわち、水溶液中で一般に陰電荷に帯
電するシリカゾルと陽イオン系界面活性剤、水溶液中で
一般に陽電荷に帯電するアルミナゾルと陰イオン系界面
活性剤との組合せは避けるべきである。これらの組合せ
は、ゾルのゾル化や水系エマルジョンの凝集・分離を起
こしやすく、表面処理を困難にする。これらの界面活性
剤は、単量体の仕込み合計量に対し0.1,10重量%
の範囲で使用される。
【0018】重合開始剤としては、例えば過硫酸アンモ
ニウム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩;アセチルパーオ
キサイド、過酸化ベンゾイル等の有機過酸化物等があげ
られる。これらは、単量体の仕込み合計量に対して0.
1〜10重量%の範囲で使用される。無機質コロイドゾ
ルとしては、例えばシリカ、アルミナ、水不溶性リチウ
ムシリケート、水酸化鉄、水酸化スズ、酸化チタン、硫
酸バリウム等の無機質水性コロイド粒子を、種々の方法
で、水又は親水性媒体中に分散させた、水性ゾルがあげ
られる。中でも好ましいのは、シリカゾルとアルミナゾ
ルである。これらは、単独で用いても併用してもよい。
【0019】使用する無機質コロイドゾルの平均粒子径
としては、5〜1000nmの範囲のものが好ましい。
この範囲内にあれば平均粒子径の異なる2種以上のコロ
イドゾルを組合せて用いてもよい。平均粒子径が100
0nmを越えると、外観が白く失透する傾向がでてき、
また、5nmに満たないときは、無機質コロイドゾルの
安定性に欠ける恐れがあり好ましくない。
【0020】無機質コロイドゾルは、その配合量を固形
分重量比でアクリル系樹脂に対して0.5未満にするこ
とが肝要である。水系エマルジョンとして使用する場合
には更に、架橋剤を配合するのが好ましい。即ちこの架
橋剤によってアクリル系樹脂同志が架橋し、密着性を向
上させることができる。
【0021】架橋剤としては、フェノール樹脂類、アミ
ノ樹脂類、アミン化合物類、アジリジン化合物類、アゾ
化合物類、イソシアネート化合物類、エポキシ化合物
類、シラン化合物類等があげられるが、特にアミン化合
物類、アジリジン化合物類、エポキシ化合物類が好適で
ある。アミン化合物類としては、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンペンタミン、ヘキサメチレンジアミン
等の脂肪族ポリアミン;3,3′−ジメチル−4,4′
−ジアミノジシクロヘキシルメタン、イソホロンジアミ
ン等の脂環式アミン;4,4′−ジアミノジフェニルメ
タン、m−フェニレンジアミン等の芳香族アミンが使用
される。アジリジン化合物類としては、トリス−2,
4,6−(1−アジリジニル)−1,3,5−トリアジ
ン、トリメチロールプロパン−トリ−β−アジリジニル
プロピオネート、トリス〔1−(2−メチル)アジリジ
ニリル〕ホスフィンオキシド、ヘキサ〔1−(2−メチ
ル)−ジアリジニル〕トリホスファトリアジン等が使用
される。
【0022】エポキシ化合物類としては、ビスフェノー
ルA又はビスフェノールFとエピクロルヒドリンとの反
応生成物、フェノール(又は置換フェノール)とホルム
アルデヒドとの樹脂反応生成物とエピクロルヒドリンの
反応により生成されるエポキシ化ノボラック樹脂、エピ
クロルヒドリン及び脂肪族多価アルコール例えばグリセ
ロール、1,4−ブタンジオール、ポリ(オキシプロピ
レン)グリコール又は類似の多価アルコール成分から生
成される樹脂状反応生成物及び過酢酸を用いるエポキシ
化により得られる樹脂等が使用される。エポキシ化合物
類では、さらに三級アミン類や四級アンモニウム塩類を
触媒として併用すると好ましい。
【0023】これら架橋剤は、その添加量がアクリル系
樹脂固形分に対して0.1〜30重量%の範囲で使用で
きる。特に、0.5〜10重量%の範囲が好ましい。ま
た、必要に応じて更に液状分散媒が配合される。かかる
液状分散媒としては、水を含む親水性ないし水混合性溶
媒が含まれ、水;メチルアルコール、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール等の一価アルコール類;エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリン
等の多価アルコール類;ベンジルアルコール等の環式ア
ルコール類;セロソルブアセテート類;ケトン類等があ
げられる。塩化ビニル系樹脂繊維に形成するアクリル系
樹脂の表面処理塗膜は、アクリル系樹脂を有機溶媒に溶
解して処理するのがよい。
【0024】アクリル系樹脂を溶解するための有機溶媒
としては、アクリル系樹脂の製造の際に使用する溶媒と
同じであってもよい。具体的には、アルコール類が望ま
しく、例えばメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタ
ノール、tert−ブタノール、n−アミルアルコー
ル、イソアミルアルコール、tert−アミルアルコー
ル、n−ヘキシルアルコール、シクロヘキサノール等が
あげられる。上記アルコール類のほか、酢酸エチル、メ
チルエチルケトン、テトラヒドロフラン、ヘキサン、ト
ルエン、キシレン、クロロホルム等も使用することがで
きる。これらは1種でも、2種以上を混合したものであ
ってもよい。
【0025】各種表面処理樹脂には、更に必要に応じ
て、少量の酸ないしアルカリ消泡剤、界面活性剤、帯電
防止剤、酸化防止剤、防黴剤、防藻剤、アルカリ系糊
剤、各種の油剤、平滑剤等の公知の添加剤を混合するこ
とができる。これら水溶性高分子又は、分子(鎖)中に
少なくとも1個のヒドロキシル基を含むアクリル系樹脂
を塩化ビニル系樹脂繊維に表面処理する方法としては、
ロールコート法、グラビアコート法、リバースコート
法、ディップコート法等それ自体公知の如何なる塗布方
法によってもよい。
【0026】塗布した樹脂の乾燥方法は、例えば、自然
乾燥法、熱風乾燥法、赤外線乾燥法等の強制乾燥法が採
用できる。強制乾燥するときの加熱温度は、塗布する樹
脂によって決定されるが、50〜250℃、好ましくは
70〜200℃の範囲である。表面処理樹脂の塩化ビニ
ル系樹脂繊維への付着量は、単位表面積当たり0.2〜
10g/m2 、特に0.4〜7g/m2 の範囲が好まし
い。塩化ビニル系樹脂繊維への付着量が0.2g/m2
より少ないと、耐候性が充分に優れたものとならず、一
方、10g/m2 より多いと、繊維が強直になりすぎ、
繊維を挟着したフィルムの初期物性が低下するので好ま
しくない。本発明に係わる塩化ビニル系樹脂フィルム組
成分には、前述の塩化ビニル系樹脂に(A)成分である
有機リン酸部分エステル金属塩と(B)成分であるヒン
ダードアミン系化合物を配合する。
【0027】本発明で用いる(A)成分である前記一般
式〔I〕又は〔II〕で示される有機リン酸部分エステル
金属塩を構成する、炭素数1〜22のアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、アルキルアリール基又はエーテ
ル結合を含む炭化水素基の例としては以下のようなもの
があげられる。アルキル基としては、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、n−アミル基、ネオペンチル基、イソアミル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、n−オクチル基、イソオクチル
基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、イソノニル
基、デシル基、ラウリル基、トリデシル基、1−オクタ
デシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シク
ロオクチル基、4−メチルシクロヘキシル基等が例示で
きる。
【0028】アリール基としてはフェニル基、ナフチル
基などが例示でき、アラルキル基としては、ベンジル
基、p−フェネチル基、α−フェニルプロピル基等が例
示できる。アルキルアリール基の例としては、トリル
基、キシリル基、エチルフェニル基、ブチルフェニル
基、tert−ブチルフェニル基、オクチルフェニル
基、ノニルフェニル基、2,4−ジ−tert−ブチル
フェニル基等をあげることができる。
【0029】エーテル結合を含む炭化水素基の例として
は、フルフリル基、テトラヒドロフルフリル基、5−メ
チルフルフリル基、α−メチルフルフリル基、メチルセ
ロソルブ残基(前記セロソルブから水酸基を除いたエー
テル結合を含む炭化水素基をいう、以下同じ)、エチル
セロソルブ残基、イソプロピルセロソルブ残基、ブチル
セロソルブ残基、イソブチルセロソルブ残基、ヘキシル
セロソルブ残基、シクロヘキシルセロソルブ残基、フェ
ニルセロソルブ残基、メチルカルビトール残基(前記カ
ルビトールから水酸基を除いたエーテル結合を含む炭化
水素をいう、以下同じ)、エチルカルビトール残基、イ
ソプロピルカルビトール残基、ブチルカルビトール残
基、イソブチルカルビトール残基、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル残基(前記エーテルから水酸基
を除いたエーテル結合を含む炭化水素基をいう、以下同
じ)、トリエチレングリコールモノエチルエーテル残
基、トリエチレングリコールモノブチルエーテル残基、
2,3−ジメトキシ−n−プロピル基、2,2′−ジエ
トキシイソプロピル基、3−エトキシ−2−プロポキシ
−n−プロピル基、ノニルフェノキシポリ(1〜30)
エトキシエチル基、ラウロキシポリ(1〜30)エトキ
シエチル基等があげられる。
【0030】また金属の種類の中では、亜鉛、カルシウ
ム及びバリウムが好ましく、特に亜鉛が好ましい。以上
のような各種の置換基を有する金属リン酸部分エステル
金属塩は、1種又は2種以上を組合せて配合することが
できる。本発明で用いる(B)成分である、前記一般式
〔III 〕で示される構造単位を1分子中に1個以上含有
するヒンダードアミン系化合物としては特開平6−15
5680号公報第5〜19頁等に記載の化合物があげら
れ、具体的には次のものを例示することができる。
【0031】(1)4−アセトキシ−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン (2)4−ステアロイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン (3)4−アクリロイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン (4)4−(フェニルアセトキシ)−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジン (5)4−(フェノキシアセトキシ)−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン
【0032】(6)4−シクロヘキサノイルオキシ−
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン (7)4−ベンゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジン (8)4−(o−クロロベンゾイルオキシ)−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン (9)4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジン (10)4−(フェニルカルバモイルオキシ)−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン
【0033】(11)4−(p−トルエンスルホニルオ
キシ)−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン (12)4−(o−トルオイルオキシ)−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン(13)4−イソニコチノ
イルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン (14)4−(2−フロイルオキシ)−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジン (15)4−(β−ナフトイルオキシ)−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン
【0034】(16)ビス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)オキザレート (17)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)マロネート (18)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)アジペート (19)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)セバゲート (20)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)フマレート
【0035】(21)ビス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)ヘキサヒドロテレフタレート (22)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)テレフタレート (23)トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)ベンゼン−1,3,5−トリカルボキシレ
ート (24)トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)トリアジン−2,4,6−トリカルボキシ
レート (25)トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)ニトロトリアセテート
【0036】(26)トリス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)ブタン−1,2,3−トリカ
ルボキシレート (27)テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジルノプロパン−1,1,2,3−テトラカ
ルボキシレート (28)テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)ブタン−1,2,3,4−テトラカル
ボキシレート (29)トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)−2−アセトキシプロパン−1,2,3−
トリカルボキシレート (30)トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジル)−2−ヒドロキシプロパン−1,2,3−
トリカルボキシレート
【0037】(31)1,2,3,4−テトラ(4−カ
ルボニルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン)−ブタン (32)トリ−(4−アセトキシ−2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン)−アミン (33)トリス(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジン)ホスファイト (34)1,3,8−トリアザ−7,7,9,9−テト
ラメチル−2,4−ジオキソ−スピロ〔4,5〕デカン (35)テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)プロパン−1,1,3,3−テトラカ
ルボキシレート (36)チバガイギー社製“Tinuvin 622”
【0038】
【化3】
【0039】(37)チバガイギー社製“Tinuvi
n 144”
【0040】
【化4】
【0041】(38)チサモ・チミカ・オーガニカ・エ
ス・ピー・エー社製“CHIMASSORB 944”
【0042】
【化5】
【0043】(A)成分である有機リン酸部分エステル
金属塩と(B)成分であるヒンダードアミン系化合物の
配合量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、
(A)と(B)の合計量が0.02〜8重量部の範囲で
あることが好ましい。(A)と(B)の合計量がこの範
囲より少ないときは、塩化ビニル系樹脂フィルムの耐候
性が充分に優れたものとならず、また、多いときは、フ
ィルム化した後に添加されたものが噴き出したりすると
いう問題がおこり、好ましくない。上記範囲のうち0.
1〜3重量部の範囲が特に好ましい。
【0044】また、(A)成分と(B)成分との配合割
合は、(A)対(B)が重量比で、15対1ないし1対
15の範囲内であることが好ましい。この範囲内である
と、褐変劣化の防止の効果が発揮される。上記配合割合
のうち10対1ないし1対10の範囲内が特に好まし
い。更に、本発明に係わる塩化ビニル系樹脂フィルム組
成物には、可塑剤、防曇剤、防霧剤、滑剤、熱安定剤、
紫外線吸収剤、無機物、抗酸化剤、安定化助剤、帯電防
止剤、防黴剤、防藻剤及び着色剤等の各種添加剤を配合
することができる。
【0045】可塑剤としては、塩化ビニル系樹脂の可塑
化に常用されているものが使用される。例えば、分子量
が250以下の低分子量の多価アルコール、フタル酸誘
導体、イソフタル酸誘導体、アジピン酸誘導体、マレイ
ン酸誘導体、クエン酸誘導体、イタコン酸誘導体、オレ
イン酸誘導体、リシノール酸誘導体等があげられる。こ
れらの可塑剤は1種でも2種以上を組み合わせて配合し
てもよい。これらの可塑剤の配合量は、フィルムの柔軟
性、強度を均衡させるために、塩化ビニル系樹脂100
重量部に対し、30〜60重量部の範囲内から選ぶもの
とする。
【0046】その他に、エポキシ系可塑剤、有機リン酸
エステル等があげられる。エポキシ系可塑剤としては、
エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油等の植物油のエ
ポキシ化されたものとエポキシ樹脂がある。これらエポ
キシ系可塑剤の添加量は、樹脂100重量部に対し0.
01〜10重量部、好ましくは、0.1〜5重量部であ
る。また、有機リン酸エステル系の可塑剤の配合量は、
塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、1〜10重量部
の範囲内、特に、2〜8重量部が適当である。
【0047】防曇剤としては、非イオン系界面活性剤が
好適であり、ポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンエーテル等のエーテル型のも
の、多価アルコールとの脂肪酸の部分エステル化物のエ
ステル型のもの、グリセリンエステルのポリオキシエチ
レンエーテル、ソルビタンエステルのポリオキシルエチ
レンエーテル等のエーテルエステル型のものがあげられ
る。以下に、好適な非イオン系界面活性剤を例示する。
【0048】(イ)ソルビタン、ソルビトール、マンニ
タン、マンニトール、グリセリン、ジグリセリン等の多
価アルコールと、炭素数12〜22個の脂肪酸との部分
エステル (ロ)アルキレンオキサイドがエチレンオキサイド又は
プロピレンオキサイドで、その付加モル数が1〜20モ
ル、多価アルコールがソルビタン、ソルビトール、マン
ニタン、マンニトール、グリセリン、ジグリセリンで、
脂肪酸の炭素数が12〜22個であるポリオキシリアル
キレン多価アルコールの脂肪酸エステル (ハ)(イ)と(ロ)の混合物。これらの混合物は、多
価アルコールのモノエステル、ジエステル、トリエステ
ルの混合物として得られる。一般的には、ジエステル成
分の含有割合の高い組成のエステル混合物が好適であ
る。
【0049】非イオン系界面活性剤の配合量は、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対し、0.5〜5重量部の範
囲内から選ぶものとする。特に、1.0〜3.0重量部
が適当である。防霧剤としては、フッ素系界面活性剤が
あげられる。具体的には、通常の界面活性剤の疎水基の
Cに結合したHのかわりにその一部または全部をFで置
換した界面活性剤で、特にパーフルオロアルキル基また
はパーフルオロアルケニル基を含有する界面活性剤であ
る。
【0050】フッ素系界面活性剤の配合量は、塩化ビニ
ル樹脂100重量部当たり0.01重量部以上、0.5
重量部以下で充分であり、配合量の好適範囲は、0.0
2〜0.2重量部である。滑剤ないし熱安定剤として
は、一般的に農業用フィルムに使用される、脂肪酸系滑
剤、脂肪酸アミド系滑剤、エステル系滑剤、ポリエチレ
ンワックス、流動パラフィン、有機ホスファイト化合物
の如きキレーター、フェノール類、β−ジケトン化合物
等があげられる。βジケトン化合物としては、ジベンゾ
イルメタン、メトキシベンゾイル・ベンゾイルメタン、
クロルベンゾイル・ベンゾイルメタン、パルミチルベン
ゾイルメタン等が好適である。これら、滑剤、熱安定剤
の配合量は、0.01〜2.0重量部の範囲、特に、
0.04〜1.0重量部が好ましい。
【0051】紫外線吸収剤としては、農業用塩化ビニル
フィルムに通常配合されるものであればよく、ベンゾト
リアゾール系、ベンゾフェノン系、サリチル酸エステル
系、ハイドロキノン系、シアノアクリレート系等各種の
紫外線吸収剤があげられる。具体的には、特公昭62−
38143号公報第7欄第27行〜第9欄第34行目、
特公昭62−53543号公報第7欄第13〜36行目
に記載された紫外線吸収剤である。紫外線吸収剤は、単
独又は、2種以上を組み合わせて使用することができ
る。ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノ
ン系紫外線吸収剤が、特に好ましい。その配合量は、塩
化ビニル樹脂100重量部当たり、0.01〜3.0重
量部の範囲、特に、0.02〜2.0重量部が好まし
い。
【0052】本発明において、赤外域に吸収のある無機
物を保温性向上の目的で配合することができる。具体的
には次のようなものがあげられる。炭酸マグネシウム、
マグネシウム珪酸塩(タルク)、酸化珪素、酸化アルミ
ニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、水酸化マグネ
シウム、水酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、水
酸化カルシウム、リン酸金属塩、ハイドロタルサイト類
(含水−又は無水−アルミニウム/マグネシウム塩基性
炭酸塩);アルミニウム/亜鉛塩基性炭酸塩炭酸リチウ
ム−水酸化アルミニウム包接化合物等があげられ、これ
らのうち、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
酸化珪素、炭酸マグネシウム、及びハイドロタルサイト
類がフィルムの透明性を低下させることが少なく特に好
ましい。
【0053】これらの無機物は1種でも2種以上添加す
ることができ、その配合量は、塩化ビニル系樹脂100
重量部当たり0.5〜10重量部の範囲、特に、2〜1
0重量部の範囲が好ましい。抗酸化剤として使用可能な
化合物としては、フェノール系及び硫黄系抗酸化剤が使
用でき、具体的には、2,6−ジ−ブチル−4−メチル
フェノール−2,2′−メチレンビス(6−tert−
ブチル−4−エチルフェノール)、ジラウリルチオジプ
ロピオネート等をあげることができる。これらの酸化防
止剤は、単独又は、2種以上を組み合わせて使用するこ
とができる。
【0054】安定化助剤として使用可能な化合物として
は、トリフェニルホスファイト、ジオクチルフェニルフ
ォスファイト、トリス(ノニルフェニル)フォスファイ
ト、ジフェニルインデシルフォスファイト、トリラウリ
ルトリチオフォスファイト、ジフェニルアシッドフォス
ファイト等をあげることができる。これらの安定化助剤
は、単独又は二種以上を組み合わせて使用することがで
きる。
【0055】帯電防止剤としては、例えばポリオキシエ
チレンアルキルアミン、ポリグリコールエーテル、p−
スチレンスルホン酸ナトリウム等があげられる。防黴
剤、防藻剤としては、一般的に農業用塩化ビニルフィル
ムに配合される種々の化合物を使用することができる。
例えば、有機窒素系化合物があげられ、具体的には、イ
ミダゾール誘導体、アニリド誘導体、尿素誘導体、アン
モニウム誘導体、トリアジン誘導体、フタルイミド誘導
体等がある。着色剤として使用可能なものとしては、例
えばフタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、
ハンザイエロー、アリザリンレーキ、酸化チタン、亜鉛
華、パーマネントレッド、キナクリドン、カーボンブラ
ック等をあげることができる。これらの着色剤も、単独
又は2種以上を組み合わせて使用することができる。
【0056】以上の各種樹脂添加物はフィルムの性質を
悪化させない範囲、通常は塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、5重量部以下の範囲で選ぶことができる。
塩化ビニル系樹脂に樹脂添加物を配合するには、各々必
要量秤量し、リボンブレンダー、バンバリーミキサー、
スーパーミキサーその他の従来から知られている配合
機、混合機を使用すればよい。
【0057】このようにして得られた樹脂組成物をフィ
ルム化するには、それ自体公知の方法、例えば、溶融押
出成形法(T−ダイ法、インフレーション法を含む)、
カレンダー成形法、溶液流延法等の従来から知られてい
る方法によればよい。フィルムの厚さは、0.03〜
0.3mmの範囲、好ましくは、0.05〜0.2mm
の範囲とするのが好ましい。
【0058】本発明に係る農業用塩化ビニル系樹脂フィ
ルムは、基本フィルムの片面又は両面に、アクリル系樹
脂の被膜が形成されている。使用するアクリル系樹脂と
しては、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート5〜
40重量%、分子内に1個もしくは2個以上のカルボキ
シル基を含むα、β−不飽和カルボン酸0〜20重量%
及びこれらと共重合可能な他のビニル系単量体とを共重
合して得られる重合体が好ましい。
【0059】ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト、α−β不飽和カルボン酸及びこれらと共重合可能な
ビニル系単量体としては、前述に例示された化合物から
選べばよい。アクリル系樹脂は、各単量体を所定量組合
せて有機溶媒とともに重合缶に仕込み、重合開始剤、必
要に応じて分子量調節剤を加えて、撹拌しつつ加熱し、
重合することができる。
【0060】塩化ビニル系樹脂フィルムの片面又は両面
に形成するアクリル系樹脂の被膜は、アクリル系樹脂を
前述の有機溶媒に溶解して塗布するのがよい。塩化ビニ
ル系樹脂フィルム表面上に、前記アクリル系樹脂の被膜
を形成するには、アクリル系樹脂を有機溶媒に溶解し、
スプレイコート法、ロールコート法、グラビアコート
法、リバースコート法、ディップコート法等のほか、ス
クリーン印刷法、フレキソ印刷法等のそれ自体公知の各
種塗布方法によって塗布し、乾燥するのがよい。利用で
きる乾燥方法は、例えば熱風乾燥法、赤外線乾燥法、遠
赤外線乾燥法などである。乾燥温度は、前記有機溶媒を
飛散させる温度、すなわち、アクリル系樹脂を溶解して
いる有機溶媒の沸点以上とするのがよい。乾燥時間は、
短い方がよい。従って、有機溶媒の沸点以上の温度で、
できるだけ短時間に乾燥するのがよい。
【0061】基体フィルムの表面に形成するアクリル系
樹脂被膜の厚さは、基体フィルムの厚さにもよるが、
0.5〜10μmの範囲から選ぶ。10μmより厚いと
きは、基体フィルムと被膜とでは屈曲性に差があるため
に、被膜が基体フィルムから剥離する等の現象がおこり
易く、また、被膜に亀裂が入って基体フィルムの強度を
低下させるという現象がおこり、好ましくない。0.5
μmより薄いときは、基体フィルムの耐候性を向上させ
る効果を発揮しないので、好ましくない。被膜の厚さ
は、上記範囲内で、基体フィルムの厚さに比例させるの
がよい。
【0062】本発明に係る農業用塩化ビニル系樹脂フィ
ルムを、実際に使用するにあたっては、被膜が片面のみ
に形成されているときは、この被膜の設けられた側をハ
ウス又はトンネルの外側となるようにして展張するのが
よい。また、アクリル系樹脂被膜の形成は、塩化ビニル
系樹脂繊維を挟着する前に行うのが好ましい。
【0063】表面処理を施した塩化ビニル系樹脂繊維を
2枚の塩化ビニル系樹脂フィルムの間に挟着する際の繊
維の配置は、直線状、各種形状の格子状、特公昭40−
25191号公報に記載のようなランダム状のいずれに
してもよい。繊維とフィルムを挟着する方法としては、
従来から知られている公知の方法を採用すればよい。例
えば、上記により作成したフィルムを繊維両面に加熱圧
着する方法、又は、接着剤を介して挟着する方法、又
は、樹脂組成物を押出し機で押出しながら、未だ溶融状
態にあるフィルムを繊維の両面に同時に、或いは片面ず
つラミネートして押圧する方法等がある。
【0064】
【発明の効果】本発明の農業用塩化ビニル系樹脂フィル
ムは、褐変劣化の発生がなく耐候性に優れることから、
ハウス(温室)用、トンネル用等の被覆用のほか、ハウ
スのサイド、天窓、戸口、妻部等の部分にも使用するこ
とができ、農業用被覆材としての利用価値は極めて大き
い。
【0065】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定
されるものではない。 実施例1〜21、比較例1〜11 (1)塩化ビニル系樹脂フィルムの製造 ポリ塩化ビニル(重合度=1300) 100重量部 ジオクチルフタレート 45重量部 トリクレジルホスフェート 5重量部 エポキシ樹脂(商品名「EP−828」) 1重量部 Ba−Zn系液状安定剤 2重量部 Ba−Zn系粉末安定剤 1重量部 ステアリン酸バリウム 0.2重量部 ステアリン酸亜鉛 0.4重量部 ソルビタンモノパルミテート 1.5重量部 βジケトン化合物 0.1重量部 (ジベンゾイルメタン) ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 0.05重量部 (商品名「TINUVIN−P」) フッ素系界面活性剤 0.2重量部 (商品名「ユニダインDS−401」ダイキン工業(株)製) 以上あげた樹脂原料、樹脂添加物を秤量し、更にこれ
に、第1表、第2表及び第4表に示す種類の(A)成分
及び(B)成分を同表に示す配合量で配合した。これら
をスーパーミキサーで10分間撹拌混合したのち、16
5℃に加温したロール上で混練し、L型カレンダー装置
によって、厚さ0.10mmの透明な塩化ビニル系樹脂
フィルムを製造した。
【0066】(2)被膜の形成 重合缶に、イソプロピルアルコール150重量部と、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート20重量部、アクリ
ル酸10重量部、メチルメタクリレート40重量部及び
エチルメタクリレート30重量部を加え、ベンゾイルパ
ーオキサイド0.5重量部加えて、窒素ガス気流下、8
0℃で10時間重合反応を行なった。得られた共重合体
溶液に、イソプロピルアルコールを加えて、固形分を2
0重量%に調節して、被覆用樹脂とした。上記(1)で
製造した基体フィルムの片面に、上記被覆用樹脂をグラ
ビアコート法によって塗布したのち、150℃に温度調
節した温風乾燥炉内に10秒間滞留させ、溶媒を飛散さ
せ、厚さ約2μmの被膜を形成した。
【0067】(3)表面処理剤の調整 水溶性高分子 第1表に示した種類及び量の水溶性高分子を水又は温水
に溶解して表面処理剤を得た。 アクリル系樹脂 i)第2表に示した組成物(イソプロピルアルコールを
除く)を重合缶に配合し、窒素ガス気流下、80℃で1
0時間重合反応を行った。得られた共重合体溶液に、イ
ソプロピルアルコールを第2表に示す量を加えて表面処
理剤を得た。
【0068】ii)水系エマルジョン 四ツ口フラスコにポリオキシエチレンラウリルエーテル
2重量部及び、水80重量部を仕込んで窒素ガス気流下
に60℃まで加熱し、ここに加硫酸アンモニウム0.5
重量部を添加し、さらに第3表に示した各単量体の混合
物100重量部を3時間にわたって滴下した。反応温度
を60〜70℃の範囲で保持し、滴下終了後も同温度範
囲に2時間保持してから冷却し、アンモニア水で中和
し、疎水性アクリル系樹脂水系エマルジョン(樹脂A〜
E)を得た。得られた樹脂A〜Eに、第4表に示した種
類及び量の無機質コロイドゾル、液状分散剤、架橋剤を
加え表面処理剤を得た。
【0069】(4)表面処理 塩化ビニル系樹脂繊維として、帝人(株)製テビロン
(ポリ塩化ビニル系合成繊維フィラメント糸1200デ
ニール/240フィラメント)に上記(3)で調整した
表面処理剤をロールコート法により処理し、水溶性高分
子の場合は70℃の温風中に1分間、i)のアクリル系
樹脂の場合は120℃の温風中に10秒間、ii)の水系
エマルジョンの場合は90℃の温風中に1分間各々滞留
し、溶媒を飛散させて塗膜を形成した。
【0070】(5)農業用フィルムの製造 表面処理を施した繊維を2枚の塩化ビニル系樹脂フィル
ムのアクリル系樹脂被膜を形成していないフィルム面同
志の間に、フィルムに平行に3cm毎に配置し、150
℃の加熱条件で、ラミネーターによって熱接着し、農業
用フィルムを作成した。ただし、比較例1及び2は塩化
ビニル系樹脂繊維を入れずに熱接着した。得られたフィ
ルムについて、衝撃試験及び、耐候性試験を実施した。
【0071】(耐候性試験)試験フィルムを南面45度
の密閉型ハウスに屋外曝露して、肉眼観察によりフィル
ムの耐候性評価を行った。耐候性の評価基準は以下の通
りである。 5点:変化なし 4点:僅かに褐斑点あり 3点:褐斑点あり 2点:褐斑点多し 1点:全面褐変 尚、屋外曝露は、降灰地区の試験圃場に、H5.10〜
H7.10まで試験した。(衝撃試験)上記試験フィル
ムの衝撃強度を東洋精機(株)製パンクチュアーテスタ
により測定し、下記式により強度残率を算出した。測定
温度は、−5℃である。 強度残率(%)=(屋外曝露後の強度)÷(屋外曝露前
の強度)×100
【0072】
【表1】 第1表中の注は以下のものを意味する。 *1 ステアリルリン酸亜鉛塩 *2 1,2,3,4−テトラ(4−カルボニルオキシ
−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン)−ブタン *3 SM−15 :信越化学(株)製メトローズSM−15
メトキシ基27.5〜31.5%のメチルセルロース 90SH−400:信越化学(株)製メトローズ90S
H−400メトキシ基19〜24%、ヒドロキシプロポ
キシ基4〜12% NL−05 :日本合成化学工業(株)製ゴーセノール
NL−05ケン化度モル%98.5以上のPVA GL−05 :日本合成化学工業(株)製ゴーセノール
GL−05ケン化度モル%86.5〜89.0のPVA KL−05 :日本合成化学工業(株)製ゴーセノール
KL−05ケン化度モル%78.5〜81.5のPVA GH−17 :日本合成化学工業(株)製ゴーセノール
GH−17ケン化度モル%86.5〜90.0のPVA *4 油剤の内訳 平滑剤(互応化学社製「サンテックスT−190」)0.2重量部 帯電防止剤(松本油脂社製「エフコール#214」) 0.15重量部 消泡剤(サンノプコ社製「ノプコ#8034」) 0.05重量部
【0073】
【表2】
【0074】
【表3】
【0075】
【表4】 第4表の注 *7 ステアリルリン酸カルシウム塩 *8 ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)セバケート *9 アクリル系樹脂の配合量は重合体固形物量で示
し、無機物コロイドゾルの配合量は無機質粒子量で示
す。 *10 相互薬工(株)製アジリジン系化合物 *11 大日本インキ化学(株)製ビスフェノールAタ
イプエポキシ化合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B32B 27/20 B32B 27/20 Z (72)発明者 大山 加奈子 愛知県名古屋市中村区岩塚町大池2番地 三菱化学エムケーブイ株式会社名古屋 事業所内 (72)発明者 大林 厚 愛知県名古屋市中村区岩塚町大池2番地 三菱化学エムケーブイ株式会社名古屋 事業所内 (56)参考文献 特開 平6−134939(JP,A) 特開 平9−216316(JP,A) 特開 平8−174772(JP,A) 特開 平8−169089(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 A01G 9/14 A01G 13/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式〔I〕及び/又は〔II〕で
    示される有機リン酸部分エステル金属塩から選ばれた少
    なくとも1種の化合物と、(B)一般式〔III 〕で示さ
    れる構造単位を1分子中に1個以上含有するヒンダード
    アミン系化合物とを含有する塩化ビニル系樹脂フィルム
    2枚の間に、水溶性高分子又は、分子(鎖)中に少なく
    とも1個のヒドロキシル基を含むアクリル系樹脂で表面
    処理された塩化ビニル系樹脂繊維からなる糸条群を挟着
    してなる塩化ビニル系樹脂フィルムの片面又は両面に、
    厚さが0.5〜10μmのアクリル系樹脂被膜が形成さ
    れてなる農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。 【化1】 (式中、Mは亜鉛、カルシウム、バリウム、マグネシウ
    ム又はストロンチウムを、R1 ,R2 ,R3 ,R4 及び
    5 は各々、炭素数1〜22のアルキル基、アリール
    基、アラルキル基、アルキルアリール基又はエーテル結
    合を含む炭化水素基をそれぞれ意味する。) 【化2】 (式中、R6 〜R9 は炭素数1〜4のアルキル基、R10
    は水素又は炭素数1〜4のアルキル基をそれぞれ意味す
    る。
  2. 【請求項2】 塩化ビニル系樹脂フィルムに、(A)有
    機リン酸部分エステル金属塩と(B)ヒンダードアミン
    系化合物が、(A)と(B)の合計量で塩化ビニル系樹
    脂100重量部に対して0.02〜8重量部であり、且
    つ、(A)対(B)の重量比が1対15ないし15対1
    の範囲で配合されている請求項1記載の農業用塩化ビニ
    ル系樹脂フィルム。
  3. 【請求項3】 塩化ビニル系樹脂フィルムの表面に形成
    されるアクリル系樹脂被膜が、ヒドロキシアルキル(メ
    タ)アクリレート化合物5〜40重量%、分子内に1個
    もしくは2個以上のカルボキシル基を含むα,β不飽和
    カルボン酸0〜20重量%、及びこれらと共重合可能な
    他のビニル系単量体とを共重合して得られる重合体であ
    る請求項1又は2記載の農業用塩化ビニル系樹脂フィル
    ム。
  4. 【請求項4】 水溶性高分子が、ポリビニルアルコール
    及び/又は水溶性セルロース類である請求項1ないし3
    のいずれかの項に記載の農業用塩化ビニル系樹脂フィル
    ム。
  5. 【請求項5】 塩化ビニル系樹脂繊維の表面に形成され
    るアクリル系樹脂が、単量体混合物を界面活性剤の存在
    下、水系媒質中で重合させて得られた水系エマルジョン
    である請求項1ないし3のいずれかの項に記載の農業用
    塩化ビニル系樹脂フィルム。
  6. 【請求項6】 水系エマルジョンに、無機質コロイドゾ
    ルを含有させてなる、請求項5記載の農業用塩化ビニル
    系樹脂フィルム。
  7. 【請求項7】 水溶性高分子又は、分子(鎖)中に少な
    くとも1個のヒドロキシル基を含むアクリル系樹脂の付
    着量が、塩化ビニル系樹脂繊維の単位表面積当り0.2
    〜10.0g/m2 である請求項1ないし6のいずれか
    の項に記載の農業用塩化ビニル系樹脂フィルム。
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