JP3091333B2 - 冷却水供給装置の増設フレーム構造 - Google Patents

冷却水供給装置の増設フレーム構造

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JP3091333B2 JP04276904A JP27690492A JP3091333B2 JP 3091333 B2 JP3091333 B2 JP 3091333B2 JP 04276904 A JP04276904 A JP 04276904A JP 27690492 A JP27690492 A JP 27690492A JP 3091333 B2 JP3091333 B2 JP 3091333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の冷却
装置に冷却水を供給するために設けられる、冷却水供給
装置の増設フレーム構造に関するものである。
【0002】大型コンピュータにおいては、機能の拡張
や増設のために、半導体装置を搭載したユニットを随時
増設するようになっているが、増設したユニットにも冷
却装置が搭載され、この増設された冷却装置に冷却水を
供給するためには、冷却水供給装置にも増設フレームと
呼ばれるユニットを増設する必要がある。
【0003】しかしながら、増設フレーム接続の際に
は、冷却用水の補充等の作業が伴い、増設作業において
は冷却水供給装置全体を一時的に停止させるため、その
間コンピュータも停止させる必要がある。このような状
況において、コンピュータを停止させることなく増設作
業を行うことのできる、冷却水供給装置の増設フレーム
構造が求められている。
【0004】
【従来の技術】従来の冷却水供給装置の増設フレーム構
造は、図6に示すように、基本フレーム10に設けられ
た供給タンク110のゲートバルブ120に増設フレー
ム20の連結バルブ210を連結し、ポンプ220及び
熱交換器230を経由して、増設された冷却装置等の外
部熱負荷40に供給路240を接続し、外部熱負荷40
から基本フレーム10の供給タンク110へ架間路41
0を接続して形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、増設フレーム20の接続時において、増設部分
の水路系に基本フレーム10の供給タンク110から冷
却用水を補充する必要があるため、供給タンク110の
水位が減少する。このような場合、安定した冷却水供給
のため設けられている供給タンク110の水位チェック
機構が働いて、コンピュータ等装置がシステムダウンす
るという問題があるため、一時的に装置を停止して増設
作業を行い、増設後、供給タンク110に補給ポンプ3
0によって冷却用水を補充しておく必要がある。
【0006】従って、連続運転が必要なシステムでは利
用することができないという問題があるばかりでなく、
補給ポンプ30のように補給のための機構が別途必要と
なり、増設作業を面倒なものにしていた。また、増設を
見込んで、予め供給タンク110を大きくしておくこと
もできるが、設置スペースやコストの点で問題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、システムを停止
することなしに増設作業を行うことができるとともに、
基本フレームには増設のための特別な補給機構等が必要
なく、増設作業の容易な冷却水供給装置の増設フレーム
構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、基本フレー
ム1の供給タンク11に増設フレーム2を連結してなる
冷却水供給装置の増設フレーム構造において、前記増設
フレーム2には、熱交換器21とポンプ22とを外部熱
負荷4と架間路41に接続してなる循環路23を有し、
前記循環路23には、前記基本フレーム1に連結される
連結バルブ24と、補水タンク3とを接続するととも
に、前記架間路41との間にカプラ25を設けて切り替
え可能に接続し、前記補水タンク3を接続した前記循環
路23を増設フレーム2と外部熱負荷4との間でループ
可能に形成してなることを特徴とする冷却水供給装置の
増設フレーム構造、によって達成される。
【0009】
【作用】すなわち、増設フレーム2を基本フレーム1に
接続する際には、連結バルブ24を閉じた状態で供給タ
ンク11に接続し、循環路23に切り替え可能に接続さ
れている架間路41のカプラ25を、循環路23が増設
フレーム2と外部熱負荷4の増設部分の間でループ状の
水路系を形成するように接続しておく。このような状態
で、循環路23に接続された補水タンク3を開き、ポン
プ22を作動すると、増設フレーム2と外部熱負荷4の
水路系内に冷却用水が補給される。
【0010】このように増設フレーム2と外部熱負荷4
の水路系内に冷却用水が補給された後、前記カプラ25
を切り替え、架間路41を基本フレーム1側に接続し、
連結バルブ24を開くことによって、基本フレーム1の
供給タンク11と増設フレーム2を連結し、基本フレー
ム1と増設フレーム2と外部熱負荷4とによって供給ル
ープが形成され、増設フレーム2を接続することができ
る。
【0011】従って、増設に際して供給タンク11から
供給される冷却用水はほとんどなく、増設フレーム2及
び増設される外部熱負荷4の水路系内への補給は、増設
フレーム2に接続された補水タンク3で行うことができ
るため、増設時に供給タンク11の水位が大きく減少す
ることがなく、基本フレーム1に接続されている運転中
のシステムを停止することなく増設作業を行うことがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を用いて詳
細に説明する。図1及び図2は本発明の実施例を示すも
ので、図1は増設フレーム2の接続時において、通常運
転を行う前に増設される水路系に給水する増設作業状態
を示す説明図であり、図2は通常運転時の状態を示すも
のである。
【0013】増設フレーム2には、図1に示すように、
増設作業時において循環路23上のポンプ22に補水タ
ンク3が接続されている。ポンプ22は長期にわたる連
続運転が可能なように22a、22bの2基搭載され、
制御機構(図示せず)によって随時切り替えられて作動
するようになっており、前記補水タンク3は補水タンク
接続カプラ31によって、ポンプ22a、22bのいず
れかに接続されるもので、通常運転時には、取り外し可
能になっている。
【0014】ポンプ22は図3に示すように、補水タン
ク3との接続部位に弁26が設けられており、補水タン
ク3からの給水時には、補水タンク3の水圧によって図
3の実線で示す状態に用いており、補水タンク3から、
ポンプ22、熱交換器21、及び外部熱負荷4へ、循環
路23と架間路41を経由して冷却用水が給水される。
そして、循環路23内を冷却用水が一巡して、補水タン
ク3の水圧が下がるとポンプ22の圧力により、弁26
は図3の破線で示す位置に押し上げられ、補水タンク3
への逆流が防止される。
【0015】熱交換器21には、図4(a)及び(b)
に示すように、その出口側に三方弁27が設けられてい
る。なお、21aは冷却ファンを示している。三方弁2
7は、プラグ27a、27bと循環路23との切り替え
を行うようになっており、補水タンク3からの給水時に
は、図4(a)に示すように、熱交換器21をプラグ2
7aと循環路23へ接続し、プラグ27aを開けてエア
抜きをするようになっている。さらに三方弁27は、給
水が終了した後、図4(b)に示すように、プラグ27
b側へ切り替え、ソケット28sによってプラグ27b
へバイパス路28を接続する。
【0016】バイパス路28は、図5に示すように、外
部熱負荷4を経由せずに循環路23をループさせるよう
にポンプ22に接続され、この時、外部熱負荷4の水路
系の循環が停止した状態において、架間路41と循環路
23とを接続しているカプラ25のソケット25sを外
し、基本フレーム1の供給タンク11に設けられた還流
路12のプラグ12pに接続を切り替える。
【0017】上記のように、バイパス路28を接続した
状態で、基本フレーム1のゲートバルブ13と、それに
連結されている増設フレーム2の連結バルブ24とを開
くと、基本フレーム1の供給タンク11と増設フレーム
2の循環路23とが接続されるが、バイパス路28によ
って外部熱負荷4を経由しない水路系になっているた
め、このときに急激な水圧の上昇が生じても、外部熱負
荷4を構成する冷却装置のベローズ等の部品が破損する
ことがない。
【0018】さらに通常運転への移行は、上記のように
連結バルブ24を開いた後、前記三方弁27を再度図4
(a)に示す位置に切り替え、水路系を循環路23から
外部熱負荷4を経由させるようにして、バイパス路28
を取り外すことによって行われる。この状態において
は、図2に示すように、基本フレーム1の供給タンク1
1から増設フレーム2のポンプ22によって冷却用水が
循環路23に供給され、熱交換器21から外部熱負荷4
を経由して架間路41から基本フレーム1の還流路12
へ循環する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、冷却水供給装置の増設フレームには、増設時
に補水タンクが接続され、増設部分の水路系には、この
補水タンクから冷却用水が補充される。従って、基本フ
レームと増設フレームとを接続した際に、基本フレーム
の供給タンクから増設部分に冷却用水を補充する必要が
なく、供給タンクの水位が減少してシステムダウンを生
じるような事態を防止でき、システムを停止することな
く連続運転ができる。
【0020】さらに、増設部分への冷却用水の補充は、
増水フレーム内の循環用のポンプによって行われるた
め、補水のために外部ポンプ等の特別な設備を用いる必
要がなく、その増設作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の増設作業状態を示す説明図であ
る。
【図2】本発明実施例の通常運転状態を示す説明図であ
る。
【図3】補水タンクとポンプとの接続部を示す説明図で
ある。
【図4】熱交換器と循環路との接続部を示す説明図であ
る。
【図5】基本フレームとの接続過程を示す説明図であ
る。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基本フレーム 11 供給タンク 2 増設フレーム 21 熱交換器 22 ポンプ 23 循環路 24 連結バルブ 25 カプラ 3 補水タンク 4 外部熱負荷 41 架間路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本フレーム(1) の供給タンク(11)に増
    設フレーム(2) を連結してなる冷却水供給装置の増設フ
    レーム構造において、前記増設フレーム(2)には、熱交
    換器(21)とポンプ(22)とを外部熱負荷(4) と架間路(41)
    に接続してなる循環路(23)を有し、前記循環路(23)に
    は、前記基本フレーム(1) に連結される連結バルブ(24)
    と、補水タンク(3) とを接続するとともに、前記架間路
    (41)との間にカプラ(25)を設けて切り替え可能に接続
    し、前記補水タンク(3) を接続した前記循環路(23)を増
    設フレーム(2) と外部熱負荷(4) との間でループ可能に
    形成してなることを特徴とする冷却水供給装置の増設フ
    レーム構造。
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