JP3091256B2 - メイクアップ汚れ洗浄剤組成物 - Google Patents
メイクアップ汚れ洗浄剤組成物Info
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- JP3091256B2 JP3091256B2 JP03132793A JP13279391A JP3091256B2 JP 3091256 B2 JP3091256 B2 JP 3091256B2 JP 03132793 A JP03132793 A JP 03132793A JP 13279391 A JP13279391 A JP 13279391A JP 3091256 B2 JP3091256 B2 JP 3091256B2
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- makeup
- cleaning composition
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メイクアップ汚れ洗浄
剤組成物に関し、更に詳細には特に口紅、ファンデーシ
ョン等のメイクアップ汚れや皮脂等の油性汚れに対して
短時間で高い洗浄力を発揮し、洗浄中及び洗浄後の感触
も良好なメイクアップ汚れ洗浄剤組成物に関する。
剤組成物に関し、更に詳細には特に口紅、ファンデーシ
ョン等のメイクアップ汚れや皮脂等の油性汚れに対して
短時間で高い洗浄力を発揮し、洗浄中及び洗浄後の感触
も良好なメイクアップ汚れ洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、口紅、ファンデーション、アイシ
ャドウ、マスカラ等のメイクアップ汚れは固体脂等の多
量の油分を含有しており、通常の石けんを主成分とする
洗顔フォームではこれら油分に対する可溶化能、乳化能
が充分でないため、かかるメイクアップ汚れを落とすこ
とができない。従って、メイクアップ汚れ洗浄のために
は、油性基剤を主体とするクレンジングクリーム、クレ
ンジングオイル、ゲル状クレンジング剤等が使用されて
きた。
ャドウ、マスカラ等のメイクアップ汚れは固体脂等の多
量の油分を含有しており、通常の石けんを主成分とする
洗顔フォームではこれら油分に対する可溶化能、乳化能
が充分でないため、かかるメイクアップ汚れを落とすこ
とができない。従って、メイクアップ汚れ洗浄のために
は、油性基剤を主体とするクレンジングクリーム、クレ
ンジングオイル、ゲル状クレンジング剤等が使用されて
きた。
【0003】ところが、最近のメイクアップ化粧料は、
皮膚への密着性が良く、水分や皮脂に対して耐性が高
く、化粧くずれしにくく、化粧もちのよいものが望ま
れ、特に発汗量の多い夏用のメイクアップ化粧料には環
状シリコーン等の油性溶剤をベースとしたものが多く、
更に、被膜形成性ポリマー等の種々の結合剤を配合する
ことなどにより化粧くずれしにくいものが開発されてい
る。
皮膚への密着性が良く、水分や皮脂に対して耐性が高
く、化粧くずれしにくく、化粧もちのよいものが望ま
れ、特に発汗量の多い夏用のメイクアップ化粧料には環
状シリコーン等の油性溶剤をベースとしたものが多く、
更に、被膜形成性ポリマー等の種々の結合剤を配合する
ことなどにより化粧くずれしにくいものが開発されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに化粧くずれしにくい優れた特性を有する化粧料によ
る汚れは、従来のクレンジング洗浄剤では除去できない
という新たな問題が生じてきた。
うに化粧くずれしにくい優れた特性を有する化粧料によ
る汚れは、従来のクレンジング洗浄剤では除去できない
という新たな問題が生じてきた。
【0005】従って、従来の皮脂汚れだけでなく、メイ
クアップ汚れ、特に夏用メイク等の化粧もちのよい化粧
料のメイクアップ汚れの除去能に優れ、かつ洗浄中及び
洗浄後の感触の良好なメイクアップ汚れ洗浄剤組成物の
開発が望まれていた。
クアップ汚れ、特に夏用メイク等の化粧もちのよい化粧
料のメイクアップ汚れの除去能に優れ、かつ洗浄中及び
洗浄後の感触の良好なメイクアップ汚れ洗浄剤組成物の
開発が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情に鑑み、本発
明者らは鋭意研究を行った結果、特定の低分子量ポリエ
ーテル変性シリコーンを主成分として用いることによ
り、化粧くずれしにくい化粧料のメイクアップ汚れに対
しても優れた洗浄効果が得られ、洗浄の際の感触も良好
なメイクアップ汚れ洗浄剤組成物が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
明者らは鋭意研究を行った結果、特定の低分子量ポリエ
ーテル変性シリコーンを主成分として用いることによ
り、化粧くずれしにくい化粧料のメイクアップ汚れに対
しても優れた洗浄効果が得られ、洗浄の際の感触も良好
なメイクアップ汚れ洗浄剤組成物が得られることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、分子量3500以下
のポリエーテル変性シリコーンを洗浄成分として2〜6
0重量%含有し、かつ0.1重量%以上のポリオキシエ
チレングリセリン脂肪酸エステルを含まないことを特徴
とするメイクアップ汚れ洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
のポリエーテル変性シリコーンを洗浄成分として2〜6
0重量%含有し、かつ0.1重量%以上のポリオキシエ
チレングリセリン脂肪酸エステルを含まないことを特徴
とするメイクアップ汚れ洗浄剤組成物を提供するもので
ある。
【0008】本発明に用いるポリエーテル変性シリコー
ンの分子量は、3500以下であるが、1600以下、特に1100
以下が好ましい。また、当該ポリエーテル変性シリコー
ンのHLB 値は5〜17が好ましい。ここでHLB 値とは、
曇数A(無水の試料0.5gを98%エチルアルコール5cc
に溶解し、25℃の定温に保ち、かきまぜながら2%フ
ェノール水溶液で滴定したときの、フェノール水溶液の
cc数)を用いて次式により求めた値をいう。 HLB=曇数A×0.89+1.11
ンの分子量は、3500以下であるが、1600以下、特に1100
以下が好ましい。また、当該ポリエーテル変性シリコー
ンのHLB 値は5〜17が好ましい。ここでHLB 値とは、
曇数A(無水の試料0.5gを98%エチルアルコール5cc
に溶解し、25℃の定温に保ち、かきまぜながら2%フ
ェノール水溶液で滴定したときの、フェノール水溶液の
cc数)を用いて次式により求めた値をいう。 HLB=曇数A×0.89+1.11
【0009】かかるポリエーテル変性シリコーンとして
は、例えば次式(1)で示される直鎖又は環状のポリエ
ーテル変性シリコーンが好ましいものとして挙げられ
る。
は、例えば次式(1)で示される直鎖又は環状のポリエ
ーテル変性シリコーンが好ましいものとして挙げられ
る。
【0010】
【化1】
【0011】〔式中、R1は同一でも異なってもよく、そ
れぞれメチル基又はフェニル基を示し、pは平均値で0
〜9の数を、qは平均値で1〜5の数を、rは0又は1
を示し、X1、X2 及びX3 は同一でも異なってもよく、そ
れぞれメチル基、フェニル基又は基R2(OC3H6)b(OC2H4)a
O(CH2)c-(R2 は水素原子、基CnH2n+1- 又は基 CnH2n+1
-CO-(nは1〜3の数を示す。)を、aは平均値で0〜
16の数を、bは平均値で0〜12の数を、cは1〜6
の数を示す。ただしa+b=≧1)を示すか、又は X1
と X3 は一緒になって単結合を形成してもよい。ただ
し、X1 、X2 及びX3のうちいずれか一個は基 R2(OC3H6)
b(OC2H4)aO(CH2)c- である。〕
れぞれメチル基又はフェニル基を示し、pは平均値で0
〜9の数を、qは平均値で1〜5の数を、rは0又は1
を示し、X1、X2 及びX3 は同一でも異なってもよく、そ
れぞれメチル基、フェニル基又は基R2(OC3H6)b(OC2H4)a
O(CH2)c-(R2 は水素原子、基CnH2n+1- 又は基 CnH2n+1
-CO-(nは1〜3の数を示す。)を、aは平均値で0〜
16の数を、bは平均値で0〜12の数を、cは1〜6
の数を示す。ただしa+b=≧1)を示すか、又は X1
と X3 は一緒になって単結合を形成してもよい。ただ
し、X1 、X2 及びX3のうちいずれか一個は基 R2(OC3H6)
b(OC2H4)aO(CH2)c- である。〕
【0012】就中、特に好ましいポリエーテル変性シリ
コーンとしては次式A〜Dで示されるものが挙げられ
る。
コーンとしては次式A〜Dで示されるものが挙げられ
る。
【0013】
【化2】
【0014】〔式中、p、q、a、b、c及びR2 は前
記と同じ〕
記と同じ〕
【0015】本発明のポリエーテル変性シリコーンはメ
イクアップ汚れ洗浄剤としてそのまま用いることができ
るが、水性媒体に溶解又は分散した状態で用いるのがよ
り好ましい。この場合の濃度は、使用目的によって異な
るが、組成物全量中に2〜60重量%、特に5〜30重
量%とするのが好ましい。本発明のメイクアップ汚れ洗
浄剤組成物は油剤を多量に用いる乳化系でなく、水性で
用いられるものである。
イクアップ汚れ洗浄剤としてそのまま用いることができ
るが、水性媒体に溶解又は分散した状態で用いるのがよ
り好ましい。この場合の濃度は、使用目的によって異な
るが、組成物全量中に2〜60重量%、特に5〜30重
量%とするのが好ましい。本発明のメイクアップ汚れ洗
浄剤組成物は油剤を多量に用いる乳化系でなく、水性で
用いられるものである。
【0016】また、本発明のメイクアップ汚れ洗浄剤組
成物には一般に化粧料に配合して用いられる他の界面活
性剤を配合することができる。かかる他の界面活性剤と
しては、非イオン界面活性剤、イオン性界面活性剤のい
ずれでもよく、非イオン界面活性剤としては、ソルビタ
ンモノラウレート等のソルビタン脂肪酸エステル、グリ
セロールモノオレート等のグリセリン脂肪酸エステル、
シュークロースモノラウレート等のショ糖脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、アルキルアルカノールアミド、糖エーテル、糖ア
ミド等が挙げられ、イオン性界面活性剤としては、ラウ
リン酸K等の脂肪酸石けん、ラウリルエーテルカルボン
酸Na等のアルキルエーテルカルボン酸塩、ラウリル硫酸
Na等のアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、モノラウリルリン酸Na塩等のアルキルリ
ン酸塩、ラウロイル−N−メチルタウリンNa、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸Na等のN−アシルアミノ酸系
活性剤、スルホコハク酸系活性剤、ミラノール、ソフタ
ゾリンとして市販されるイミダゾリン系活性剤、ラウリ
ルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のベタイン系、アミン
オキサイド等が挙げられる。
成物には一般に化粧料に配合して用いられる他の界面活
性剤を配合することができる。かかる他の界面活性剤と
しては、非イオン界面活性剤、イオン性界面活性剤のい
ずれでもよく、非イオン界面活性剤としては、ソルビタ
ンモノラウレート等のソルビタン脂肪酸エステル、グリ
セロールモノオレート等のグリセリン脂肪酸エステル、
シュークロースモノラウレート等のショ糖脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル、アルキルアルカノールアミド、糖エーテル、糖ア
ミド等が挙げられ、イオン性界面活性剤としては、ラウ
リン酸K等の脂肪酸石けん、ラウリルエーテルカルボン
酸Na等のアルキルエーテルカルボン酸塩、ラウリル硫酸
Na等のアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、モノラウリルリン酸Na塩等のアルキルリ
ン酸塩、ラウロイル−N−メチルタウリンNa、N−ラウ
ロイル−L−グルタミン酸Na等のN−アシルアミノ酸系
活性剤、スルホコハク酸系活性剤、ミラノール、ソフタ
ゾリンとして市販されるイミダゾリン系活性剤、ラウリ
ルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のベタイン系、アミン
オキサイド等が挙げられる。
【0017】また、本発明のメイクアップ汚れ洗浄剤組
成物には必要に応じてアルコール類、液状油、脂肪酸
類、水、更に化粧料、医薬品等に通常使用される薬効
剤、保湿成分、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、増粘剤、有機及び無機粉体、色素、香
料等を配合することができる。
成物には必要に応じてアルコール類、液状油、脂肪酸
類、水、更に化粧料、医薬品等に通常使用される薬効
剤、保湿成分、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、増粘剤、有機及び無機粉体、色素、香
料等を配合することができる。
【0018】本発明のメイクアップ汚れ洗浄剤組成物
は、前記の成分を常法により混合することにより製造す
ることができ、その剤型としては液状、ゲル状、固形
状、顆粒状等の任意の形を選択することができる。かく
して得られる本発明のメイクアップ汚れ洗浄剤組成物
は、皮膚に塗布し、必要によりマッサージした後、水で
洗い流すことにより用いられるものである。
は、前記の成分を常法により混合することにより製造す
ることができ、その剤型としては液状、ゲル状、固形
状、顆粒状等の任意の形を選択することができる。かく
して得られる本発明のメイクアップ汚れ洗浄剤組成物
は、皮膚に塗布し、必要によりマッサージした後、水で
洗い流すことにより用いられるものである。
【0019】
【作用及び発明の効果】本発明のメイクアップ汚れ洗浄
剤組成物を用いれば、従来除去が困難だった化粧くずれ
しにくい夏用メイクも短時間で洗浄できるとともに、洗
浄後の肌の感触も良好である。更に、従来のジェルタイ
プのクレンジング剤では適用が好ましくなかった肌が水
にぬれている状態、例えば浴室での使用も可能となっ
た。
剤組成物を用いれば、従来除去が困難だった化粧くずれ
しにくい夏用メイクも短時間で洗浄できるとともに、洗
浄後の肌の感触も良好である。更に、従来のジェルタイ
プのクレンジング剤では適用が好ましくなかった肌が水
にぬれている状態、例えば浴室での使用も可能となっ
た。
【0020】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
する。
【0021】実施例1 表1に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、耐水性ファン
デーションに対する洗浄力及び感触を評価した。
デーションに対する洗浄力及び感触を評価した。
【0022】(1)試験方法 下記の組成を有する耐水性ファンデーションを、水洗い
した前腕内側に塗布した。 <ファンデーション組成> (重量%) 高分子シリコーン(分子量3,000) 5.0 環状シリコーン(Si=5) 27.0 ポリエーテル変性シリコーン(分子量3,500) 3.0 スクワラン 15.0 キャンデリラロウ 3.0 香 料 0.1 イオン交換水 0.9 セリサイト 15.0 ナイロンパウダー 15.0 酸化チタン 13.0酸化鉄 3.0 計 100.0
した前腕内側に塗布した。 <ファンデーション組成> (重量%) 高分子シリコーン(分子量3,000) 5.0 環状シリコーン(Si=5) 27.0 ポリエーテル変性シリコーン(分子量3,500) 3.0 スクワラン 15.0 キャンデリラロウ 3.0 香 料 0.1 イオン交換水 0.9 セリサイト 15.0 ナイロンパウダー 15.0 酸化チタン 13.0酸化鉄 3.0 計 100.0
【0023】塗布は、前腕の数カ所に直径2cm程度にな
るよう行い、洗浄前に1時間放置し、充分乾かし、それ
ぞれを試験部位とした。洗浄剤試料は、それぞれの試験
部位に、1〜2滴滴下し、直ちに指で、指圧100g程度に
圧迫し、毎秒2回10秒間擦った。この後、直ちに、指
を水道水で濡らし、更に毎秒2回5秒間擦った。次いで
流水で洗い流し、流しながら毎秒2回5秒間擦り洗っ
た。
るよう行い、洗浄前に1時間放置し、充分乾かし、それ
ぞれを試験部位とした。洗浄剤試料は、それぞれの試験
部位に、1〜2滴滴下し、直ちに指で、指圧100g程度に
圧迫し、毎秒2回10秒間擦った。この後、直ちに、指
を水道水で濡らし、更に毎秒2回5秒間擦った。次いで
流水で洗い流し、流しながら毎秒2回5秒間擦り洗っ
た。
【0024】(2) 評価方法 <洗浄力>洗浄中と洗浄後、試験部位を上記パネラーが
肉眼観察し、次の4段階に評価した。 ◎:直ちに殆どのファンデーションが溶解し、最終的に
残留を認め得ない。 ○:直ぐには溶解しないが、徐々に溶解し、最終的に残
留を認め得ない。 △:やや洗浄力を認めるが、最終的に明らかにファンデ
ーションの残留を認める。 ×:水で洗浄したときと同様に、殆どファンデーション
が除去されない。
肉眼観察し、次の4段階に評価した。 ◎:直ちに殆どのファンデーションが溶解し、最終的に
残留を認め得ない。 ○:直ぐには溶解しないが、徐々に溶解し、最終的に残
留を認め得ない。 △:やや洗浄力を認めるが、最終的に明らかにファンデ
ーションの残留を認める。 ×:水で洗浄したときと同様に、殆どファンデーション
が除去されない。
【0025】<感触>上記洗浄力試験の洗浄中と洗浄後
の肌の感触を上記パネラー5名が評価した。洗浄中の感
触は、主として伸びの良さを評価した。洗浄後の感触
は、しっとりした感触、サッパリした感触を良い感触と
し、キシミ感、ベトつき、油性感、ヌルつき感を悪い感
触とし、官能試験により次の3段階で評価した。 ◎:良い感触を認めるか又は、洗浄前と感触の違いを認
めない。 △:悪い感触を認める。 ×:許容しがたいほどの悪い感触を認める。
の肌の感触を上記パネラー5名が評価した。洗浄中の感
触は、主として伸びの良さを評価した。洗浄後の感触
は、しっとりした感触、サッパリした感触を良い感触と
し、キシミ感、ベトつき、油性感、ヌルつき感を悪い感
触とし、官能試験により次の3段階で評価した。 ◎:良い感触を認めるか又は、洗浄前と感触の違いを認
めない。 △:悪い感触を認める。 ×:許容しがたいほどの悪い感触を認める。
【0026】(3) 結 果 結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】実施例2 表2に示すポリエーテル変性シリコーンの50重量%水
溶液を調製し、夏用ファンデーションに対する洗浄力及
び感触を評価した。試験方法及び評価方法は実施例1と
同様にして行った。結果を表2に示す。
溶液を調製し、夏用ファンデーションに対する洗浄力及
び感触を評価した。試験方法及び評価方法は実施例1と
同様にして行った。結果を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】実施例3 以下に示す処方のメイクアップ除去剤を調製した。 (重量%) ポリエーテル変性シリコーン(表2中のF) 10 ポリオキシエチレンイソセチルエーテル 10 グリセリン 30 カラギーナン 0.5イオン交換水 バランス量 計 100 本発明メイクアップ除去剤を用いて、耐水性ファンデー
ションを除去したところ、ファンデーションは良好に除
去され、使用感も良好であった。
ションを除去したところ、ファンデーションは良好に除
去され、使用感も良好であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−304016(JP,A) 特開 平2−273618(JP,A) 特開 昭64−60696(JP,A) 特開 昭63−122618(JP,A) 特開 昭61−271030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/50 C11D 1/82
Claims (1)
- 【請求項1】 分子量3500以下のポリエーテル変性
シリコーンを洗浄成分として2〜60重量%含有し、か
つ0.1重量%以上のポリオキシエチレングリセリン脂
肪酸エステルを含まないことを特徴とするメイクアップ
汚れ洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03132793A JP3091256B2 (ja) | 1990-06-28 | 1991-06-04 | メイクアップ汚れ洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-170882 | 1990-06-28 | ||
JP17088290 | 1990-06-28 | ||
JP03132793A JP3091256B2 (ja) | 1990-06-28 | 1991-06-04 | メイクアップ汚れ洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235122A JPH04235122A (ja) | 1992-08-24 |
JP3091256B2 true JP3091256B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=26467282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03132793A Expired - Fee Related JP3091256B2 (ja) | 1990-06-28 | 1991-06-04 | メイクアップ汚れ洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091256B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007063348A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 高揮発性ポリエーテル変性シリコーンからなる界面活性剤 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP03132793A patent/JP3091256B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04235122A (ja) | 1992-08-24 |
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