JP3090034U - メガネフレームの樹脂製ツル - Google Patents

メガネフレームの樹脂製ツル

Info

Publication number
JP3090034U
JP3090034U JP2002002829U JP2002002829U JP3090034U JP 3090034 U JP3090034 U JP 3090034U JP 2002002829 U JP2002002829 U JP 2002002829U JP 2002002829 U JP2002002829 U JP 2002002829U JP 3090034 U JP3090034 U JP 3090034U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fore
crane
resin
vine
joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002002829U
Other languages
English (en)
Inventor
敏之 竹田
Original Assignee
有限会社 アクセスタケダ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社 アクセスタケダ filed Critical 有限会社 アクセスタケダ
Priority to JP2002002829U priority Critical patent/JP3090034U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3090034U publication Critical patent/JP3090034U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ツル本体の小口端に小口部材を設けている樹
脂製のツルにおいて、小口端の小口部材との間に隙間が
生じないようにすることでツルの外観が損われない樹脂
製ツルの提供。 【解決手段】 ツル本体10及び小口部材11の表側に
凹部17を形成すると共に凹部底に穴16a,16bを
設け、背面にパイプナット18a,18bを突出した継
手部材13を凹部17に嵌めると共にパイプナット18
a,18bを穴16a,16bに嵌入してツル本体10
と小口部材11を連結し、内側からパイプナット18
a,18bにネジ19a,19bを螺合して締付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はメガネフレームのツルであって、小口端に小口部材を備えた樹脂製ツ ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メガネフレームにおいてそのツルを樹脂製とする場合は多い。樹脂製のツルは デザインや外観上の好みはあるが、金属製ツルに比較して太い為にバネ性は乏し いが肌との接触部が大きくなって、掛け心地が良くなる。ところで、樹脂製のツ ルはその強度を向上すると共に、時の経過によって変形しないように、又曲げに 対するバネ性を与える為に、中心軸部には芯金を挿着している。
【0003】 そして芯金の基部に小口部材を設けてツルの小口端に取付けている場合がある 。例えば図6に示すような樹脂製ツルがある。この小口端の小口部材(イ)は樹脂 製ツルのデザイン向上を狙った要素が大きいが、この小口部材(イ)を介してフロ ント部のヨロイ(ロ)と蝶番(ハ)を介して連結する役目を成していることもある。 勿論、この場合の小口部材(イ)は金属製としている。
【0004】 ところで、樹脂製ツルの中心軸部に金属製の芯金(ニ)を圧入している場合、ツ ル本体(ホ)と成る樹脂部分が時間と伴に縮み、小口部材(イ)との間に隙間(ヘ)が 発生する。従来ではこの隙間(ヘ)の発生を防止する為に芯金(ニ)に細かい凹凸( ト)を形成することもあるがその効果は十分でなく、1年もすれば1mm程度の 隙間(ヘ)が形成され、樹脂製ツルの外観が損われてしまう。
【0005】 この芯金(ニ)の基部に大きな凹凸を形成するならば、ツル本体(ホ)の縮みを防 止する効果はあるが、このような大きな凹凸を形成した場合には該芯金の圧入が 不可能となってしまう。従って、芯金を金型にセットした状態で溶融樹脂を流し 込んでツル本体を射出成形する方法であれば、大きな凹凸を形成することも可能 であるが、この射出成形法では高級な樹脂製ツルを製作することは出来ない。
【0006】 あくまでも、板材や棒材を削り出してツル本体の外形を製作し、これに後で芯 孔を加工したものに芯金(ニ)を圧入するといったツルの方が適している。本考案 では削り出しに限ってツルを対象とするものではないが、削り出しツル本体に大 きく凹凸した芯金の圧入が出来ず、小口の小口部材(イ)との間に生じる隙間(ヘ) を防止することが不可能となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来の樹脂製ツルには上記のごとき問題がある。本考案が解決し ようとする課題はこの問題点であり、小口端の小口部材との間に隙間を生じるこ となく、ツルの外観を損うことのない樹脂製ツルを提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本考案に係る樹脂製ツルは芯金が圧入される小口端に小口部材が設けられ、該 小口部材とツル本体との間に隙間が発生しないように連結している。従って、ツ ル本体に圧入する芯金の基部には連結部が設けられ、この連結部と小口部材は繋 ぎ部材を介して連結されている。
【0009】 ここで、上記繋ぎ部材を介して小口部材と連結部を連結・固定する具体的な手 段は限定しないことにするが、連結部を繋ぎ部材に固定することでツル本体の小 口部も同時に固定される構造としている。従って、小口部材とツル本体の小口部 が繋ぎ部材を介して離れないように連結・固定されることで、樹脂製のツル本体 の縮みを防止して小口の隙間発生を無くすことが出来る。以下、本考案に係る実 施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案に係る樹脂製のツルを備えたメガネフレームを示している。該メ ガネフレームのフロント部1は、両ハーフリム3,3がブリッジ4にて連結され 、ハーフリム3,3の外側にはヨロイ5,5をロウ付けして成る金属製であって 、上記ヨロイ5,5に樹脂製のツル2,2が継手6,6を介して折畳み出来るよ うに取付けられている。
【0011】 そしてハーフリム3にはレンズ7の上側半分が嵌り、下側に張設される水糸8 によって保持されている。又、ハーフリム3の内側には鼻当てパット9が取付け られている。ところで、本考案が対象とするツル2は樹脂製のツル本体10と小 口部材11から成り、小口部材11はツル本体10の小口端に隙間が発生しない ように取付けられている。そして継手6から湾曲して延びるアーム12の先端に 設けている繋ぎ部材13にツル2が取付けられている。
【0012】 ここで、上記小口部材11の材質はツル本体10とは異なる材質が用いられ、 一般には金属製と成っているが、セラミック製としたり、特殊な樹脂製とするこ ともあり、限定することはない。図2はツル2におけるツル本体10と小口部材 11との連結構造を示している展開図である。小口部材11には表と裏を貫通す る空間14が形成され、端部に設けた台座15aには穴16aが設けられ、ツル 本体10の端部に形成した台座15bには穴16bが設けられている。
【0013】 両台座15a,15bは小口部材11及びツル本体10の表面から窪んで設け られ、すなわち凹部17が形成されていて、該凹部17に繋ぎ部材13が嵌合す ると共に、繋ぎ部材13の背面から延びている2本のパイプナット18a,18 bは上記穴16a,16bに嵌入することが出来る。従って、小口部材11はツ ル本体10の小口端に繋ぎ部材13を介して連結・固定され、穴16a,16b に嵌入したパイプナット18a,18bにはネジ19a,19bが螺合して固定 される。
【0014】 この場合、アーム12は小口部材11に設けている空間14を貫通してヨロイ 先端の継手6に連結される。そして、ツル2の小口端部を図3に示すように、芯 金20の基部には連結部21が設けられ、該連結部21にパイプナット18bが 嵌入する穴16bを形成している。従って、ツル2の小口端部は芯金20と一体 化した連結部21を繋ぎ部材13によって連結することで、ツル本体10の樹脂 部を固定し、該樹脂部からなるツル本体10の縮みを防止出来る。
【0015】 ところで、上記実施例に示している小口部材11の形態はあくまでも1具体例 に過ぎず、その他に色々な形態を構成することが出来る。図4は本考案のツルを 示す他の実施例であり、ツル本体10の小口端に小口部材11を設け、繋ぎ部材 13にて連結・固定している場合を示している。連結構造は前記実施例と共通し 、繋ぎ部材13は小口部材11及びツル本体10の表面に形成した凹部に嵌り、 そして繋ぎ部材13の背面に突出しているパイプナットを凹部底に形成した穴に 嵌入してネジ止めしているが、該小口部材11の形態は違っている。すなわち、 該小口部材11はヨロイ5と蝶番22を介して連結している。
【0016】 図5は本考案に係るツルの実施例であり、この実施例では繋ぎ部材13をツル の内側に配置してツル本体10と小口部材11を連結している。そしてパイプナ ットは用いずに小口部材とツル本体を直接ネジ止めした構造となっている。以上 述べたように、本考案に係るツルはツル本体の小口端に小口部材を設け、該小口 部材とツル本体を繋ぎ部材を介して連結・固定したものであり、次のような効果 を得ることが出来る。
【0017】
【考案の効果】
本考案の樹脂製ツルはその小口端に小口部材を設けている。しかし、該小口部 材は従来のような芯金と連続した部材ではなく、独立した部材が用いられ、そし て繋ぎ部材を介してツル本体と連結・固定される。従って、ツル本体の樹脂部が 縮んで小口部材との間に隙間が発生することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る樹脂製ツルを備えたメガネフレー
ム。
【図2】ツル小口端部の展開図。
【図3】ツル本体の小口端部。
【図4】本考案に係る樹脂製ツルの他の実施例。
【図5】本考案に係る樹脂製ツルの他の実施例。
【図6】小口部材を備えた従来の樹脂製ツル。
【符号の説明】
1 フロント部 2 ツル 3 ハーフリム 4 ブリッジ 5 ヨロイ 6 継手 7 レンズ 8 水糸 9 鼻当てパット 10 ツル本体 11 小口部材 12 アーム 13 繋ぎ部材 14 空間 15 台座 16 穴 17 凹部 18 パイプナット 19 ネジ 20 芯金 21 連結部 22 蝶番

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メガネフレームのツルであって、ツル本
    体の小口端に小口部材を設けている樹脂製ツルにおい
    て、ツル本体及び小口部材の表側又は内側に凹部を形成
    し、該凹部に継手部材を嵌めてツル本体と小口部材を連
    結したことを特徴とするメガネフレームの樹脂製ツル。
  2. 【請求項2】 メガネフレームのツルであって、ツル本
    体の小口端に小口部材を設けている樹脂製ツルにおい
    て、ツル本体及び小口部材の表側に凹部を形成すると共
    に凹部底に穴を設け、背面にパイプナットを突出した継
    手部材を凹部に嵌めると共にパイプナットを穴に嵌入し
    てツル本体と小口部材を連結し、内側からパイプナット
    にネジを螺合して締付けたことを特徴とするメガネフレ
    ームの樹脂製ツル。
  3. 【請求項3】 小口部材の中央部に貫通した空間を形成
    し、フロント部のヨロイ先端に設けている継手から延び
    るアームを該空間を挿通して継手部材に連結している請
    求項2記載のメガネフレームの樹脂製ツル。
JP2002002829U 2002-05-16 2002-05-16 メガネフレームの樹脂製ツル Expired - Fee Related JP3090034U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002829U JP3090034U (ja) 2002-05-16 2002-05-16 メガネフレームの樹脂製ツル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002829U JP3090034U (ja) 2002-05-16 2002-05-16 メガネフレームの樹脂製ツル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3090034U true JP3090034U (ja) 2002-11-22

Family

ID=43241275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002002829U Expired - Fee Related JP3090034U (ja) 2002-05-16 2002-05-16 メガネフレームの樹脂製ツル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3090034U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH049015U (ja)
JP3079119U (ja) めがねユニット
JP3090034U (ja) メガネフレームの樹脂製ツル
KR102036506B1 (ko) 안경의 림락 장치
JP3087787U (ja) 縁なしサングラス
JP3027421U (ja) 眼鏡枠のパッド取付部品
JP3146144B2 (ja) 眼鏡フレームの装飾構造
JP3006858U (ja) 眼鏡のブリッジ部品およびヨロイ部品
JP2003255275A (ja) ヒンジ無し眼鏡テンプル
KR102496051B1 (ko) 마그네슘 안경테
JP3013803U (ja) リムレス眼鏡
JP3012043U (ja) メガネ用ネジ及びレンズの止着構造
US11353717B2 (en) Rimless glasses
JP3081259U (ja) メガネフレームのモダン及びツル
JP3053251U (ja) メガネ用ナット
JP3005794U (ja) 眼鏡枠のパッド取り付け部品
JP3002343U (ja) メガネフレームの鼻当てパット支持脚の取着構造
JP3368424B2 (ja) ロウ付け不能なメガネフレーム
JP3086643U (ja) リムレスメガネ用止着ネジ、及びリムレスメガネ
JP3098942U (ja) 木製のハーフリム型フレーム
JPS6146506Y2 (ja)
JP3003713U (ja) メガネフレームのツル
JP2002207197A (ja) 眼鏡フロント枠におけるリムロック型パッドアーム締結機構
JP3025319U (ja) 縁なし枠眼鏡
JPH0134177Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees