JP3098942U - 木製のハーフリム型フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】軽くて肌とのフィット感が得られ、掛け易くて疲れないハーフリム型フレームの提供。
【解決手段】両ハーフリム部4,4と連結部5及びヨロイ部6,6を木製板を切削加工して一体的に形成し、ハーフリム部内周面8にはレンズ外周溝に嵌る連結線材10を取着している。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はメガネフレームの木製のフロント部であって、ハーフリムを構成したハーフリム型フレームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
メガネフレームにもその形態は色々あり、フロント部の形態によって次の3タイプに大別される。
(1)フルリム型メガネフレーム
レンズを嵌めるリング状のリムを備えたもので、該リムにはネジ止めしたリムロックを設け、ネジを弛めることでリム周長を拡大してレンズの着脱が行われる。これはメガネフレームにおいて最も多用されている形態である。
【0003】
(2)ハーフリム型メガネフレーム
レンズの上側半分が嵌る概略半リング状のハーフリムを備えたもので、レンズの下側は水糸等の高張力糸によって保持される。そこで、高張力糸の両端はハーフリムの端に形成した小さな穴に挿通されて止着され、レンズがハーフリムに嵌ることで該高張力糸は張設される。
【0004】
(3)リム無しメガネフレーム
このタイプはリムを持たないメガネフレームであり、連結部材によって両レンズをネジ止め連結し、またレンズ外側にはヨロイをネジ止めし、さらにヨロイには蝶番等の継手を介してツルを折畳み出来るように取付けている。リムが無い為に非常に軽いメガネとして好まれている。
【0005】
ところで、本考案が対象とするメガネフレームは上記(2)のハーフリム型メガネフレームであり、リムが約1/2になることで比較的軽く、しかも視界が広くなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
メガネフレームをその形態によって分類した場合、上記3タイプに分けることが出来るが、材質としては金属製と樹脂製がある。ところが、近年において木製のメガネフレームが一部において使用されている。メガネフレームを木製とすることで、軽くて肌とのフィット感が得られ、掛け易く疲れないといった効果がある。
【0007】
ところが、木製である為に強度的には金属製や樹脂製に比較して劣るといった欠点もある。すなわち、局部的に集中応力が作用した場合には、割れたり、欠けたりすることも多い。また矯正レンズの場合にはその厚さが変化する為に、該レンズを嵌め難いといった問題も発生する。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、強度的に劣ることなく、またレンズの厚みが変化しても、該レンズを安定して保持することが出来る木製のハーフリム型フレームを提供する。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本考案のハーフリム型フレームはその材質を木製として構成している。そこで、レンズの上側半分はこのハーフリムに嵌り、レンズの下側は高張力糸によって保持される。基本的な構造は従来と共通するが、本考案では両ハーフリム部、連結部、及びヨロイ部を1枚の木製板によって一体的に形成している。
【0009】
そして、ハーフリム部の内周縁には連結線材を取着し、レンズ外周に形成した溝に嵌合する。すなわち、連結線材を介してハーフリム部とレンズが連結し、レンズ下側は外周溝に高張力糸が嵌って保持される。ここで、高張力糸の両端をハーフリム部に固定する手段は特に限定しないことにするが、上記連結線材に小さな穴を設けて止着することも可能であり、又ハーフリム部の両端に小さな穴を形成して止着することも出来る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
【実施例】
図1は本考案に係る木製のハーフリム型フレームを示す実施例である。同図の1はフロント部、2はツルを表わし、フロント部1の両側には2本のツル2,2が継手3,3を介して折畳み出来るように取付けられている。ところで、上記フロント部1及びツル2,2は木製であり、両ハーフリム部4,4、連結部5及びヨロイ部6,6は一枚の木製板によって一体的に形成されている。
【0011】
すなわち、木製板を切削して所定のフロント部形状に加工される。同じくツル2も木製の棒を用いて所定形状に削出し加工される。このように加工されたフロント部1にツル2,2が継手3,3を介して取付けられるが、該継手3,3はフロント部1及びツル2,2に凹溝を形成し、この凹溝に継手3,3の一部を嵌合すると共に接着剤にて外れないように固着されている。
【0012】
勿論、継手3の取着手段は他にもあり限定しないことにする。同じように、フロント部1の連結部5の裏側には鼻当てパット(図示なし)を取付ける脚7,7を備えているが、この脚7,7の取着手段も、該フロント部1に設けた凹溝に一部を嵌入するとともに接着剤によって固着している。
【0013】
図2はハーフリム部4の拡大図を示している。ハーフリム部4には湾曲した内周面8を形成し、この内周面8にレンズの上側半分が接して嵌ることが出来、該内周面8には溝9が沿設される。そして、この溝9には図3に示す連結線材10が嵌合する。連結線材10は滑らかに湾曲した半円弧状を形成し、上記溝9に嵌って取付けられる。この場合に、必要に応じて接着剤を介して固着することも出来る。
【0014】
図4はハーフリム部4の内周面8の溝9に連結線材10を取付けた場合であり、上記連結線材10は内周面8から約1/2が突出している。すなわち、外周側の約1/2が溝9に嵌合し、内側の約1/2は内周面8から突出し、この突出した連結線材10がレンズ外周溝に嵌合することが出来る。ここで、連結線材10は金属製線材として構成する場合に限らず、樹脂製線材とすることも可能であり、その材質を問わず、ハーフリム部4とレンズを連結する機能を有す。
【0015】
そして、矯正レンズの場合、度数によってその厚みが変化するが、レンズ外周に溝を形成し、この外周溝に連結線材10の一部が嵌ることで該レンズがハーフリム部4に固定される為に、厚みの変化に何ら支障なく対応可能となる。木製のハーフリム部4はその強度が金属製はもとより、樹脂製に比べても高くないことから、レンズがハーフリム部4の内周面8に当接して嵌る場合に、上記連結線材10を介在することで該内周面8に局部的な集中応力の発生を防止することが出来る。
【0016】
ところで、本考案の木製フロント部1は具体的な木質を限定することはしないが、一般的に木目の少ないものが適し、曲げに対して欠けたり割れたりしないことが必要となる。例えば、漆を塗布する際に使用している「ヘラ」と称する道具が知られているが、この「ヘラ」の材質として「チシャの木」が用いられている。本考案のメガネフレームを構成するフロント部1及びツル2の材質として上記「チシャの木」を使用することが可能である。
以上述べたように,本考案のハーフリム型フレームはそのフロント部及びツルを木製としたものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0017】
【考案の効果】
本考案のハーフリム型フレームは木製のメガネフレームであり、メガネを着用した場合の感触は金属製や樹脂製のフレームとは違い、肌とのフィット感が得られる。そして、本考案ではフロント部のリム部はハーフリムと成っているが、内周面には連結線材が取付けられ、内周面から突出したこの連結線材の約1/2がレンズ外周溝に嵌入してレンズを固定することが出来る。したがって、レンズ厚みが変化してもハーフリム部に嵌めることが出来、連結線材を介して取付けることでハーフリム部内周面に局部的な集中応力が発生しないために、リム部が欠けたり割れたりしない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の木製ハーフリム型フレームの実施例。
【図2】内周面の溝を形成したハーフリム部の拡大図。
【図3】連結線材の具体例。
【図4】連結線材を取着したハーフリム部の拡大図。
【符号の説明】
1 フロント部
2 ツル
3 継手
4 ハーフリム部
5 連結部
6 ヨロイ部
7 脚
8 内周面
9 溝
10 連結線材

Claims (3)

  1. レンズの上側約半分が嵌るハーフリムとレンズの下側を保持する高張力糸を備えたハーフリム型フレームにおいて、両ハーフリム部と連結部及びヨロイ部を木製板を切削加工して一体的に形成し、ハーフリム部内周面にはレンズ外周溝に嵌る連結線材を取着したことを特徴とする木製のハーフリム型フレーム。
  2. 上記ハーフリム内周面には溝を沿設し、この溝に連結線材を嵌めた請求項1記載の木製ハーフリム型フレーム。
  3. 上記ハーフリム部内周面の連結線材を、接着剤を介して内周面に固着した請求項1又は請求項2記載の木製ハーフリム型フレーム。
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