JP3089837U - 集中ロック装置 - Google Patents

集中ロック装置

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JP3089837U JP2002002655U JP2002002655U JP3089837U JP 3089837 U JP3089837 U JP 3089837U JP 2002002655 U JP2002002655 U JP 2002002655U JP 2002002655 U JP2002002655 U JP 2002002655U JP 3089837 U JP3089837 U JP 3089837U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 盗難及び閉じ込みを防止でき、かつ、安全性
と信頼性に優れた、清涼飲料水等の運搬車両の荷室扉の
集中ロック装置を提供する。 【解決手段】 貨物トラック車両の荷室53に設けたハ
ンドルブラケット28上に、押し引き自在に操作軸57
を支持し、その第1端部に操作ハンドルH1、第2端部
にリンケージ機構Lを接続する。上記リンケージ機構を
介して、操作ハンドルを荷室内において進行方向に延び
る回転パイプ23と連動連結し、操作ハンドルの運動を
回転パイプの回転運動に変換する。その回転に連動し
て、荷室の側面扉上部に開口した孔に向けて内側よりロ
ックピン6を挿脱出来るよう、ロックピンアセンブリP
を荷室天井部55に備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、複数の扉を備えた車両の全ての扉のロックを同時に施錠又は解錠す るための装置、特に貨物用トラック車両の荷室における複数の扉の集中ロック又 はアンロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、トラックヘッド72の後部に広がるベアシャーシ73に、 略直方体の荷室53を載設したこの種の車両は、バン型車両と通称されており、 清涼飲料水をはじめ、色々な貨物の運搬車両として多用されている。一般的に、 その荷室53には、両側面には複数枚の引き違い扉が、また後部には、左右方向 に開扉可能ないわゆる観音扉または上下方向に開扉可能ないわゆる跳ね上げ扉が 備えられる。両側面の引き違い扉は、ダブル吊りレールに取付けられた2枚の扉 (外側の扉41、内側の扉42)からなり、互いに引き違い可能になるため、狭 い場所での荷物の積み下ろしに非常に便利なものである。扉を開けたとき、2枚 の扉は互いに重なり合うようになっているほか、閉めたときも、一部が重なり合 うようになっている(ラップ部)。
【0003】 上記したバン型車輌(特に清涼飲料水運搬車)の荷室製造に当たっては、以下 の点に特に留意する必要がある。即ち; 盗難増;荷室には、金庫の備え付けられている場合が多いため、盗難防止対策 が欠かせない。 いたずら防止;翌日の商品を積んで営業所に一晩止まる車がほとんどである。 施錠しておいたにも拘わらず扉が開けられているような場合には、外見上、荷物 はそのままの状態であっても、扱う商品が食品であるという性質上、やはりいた ずらの可能性があり、商品を処分しなければならないと言う問題がある。そのた め、安全衛生面及び経済面からも、荷室を確実に施錠可能な構造が強く要求され ている。 安全性;子供の悪戯等が原因で誤って人が荷室内に閉じ込められた様な場合が 想定されるため、内部からの非常脱出機構を装置している事が望まれる。 信頼性;業務用車両として、頻繁に荷物の出し入れ、扉のロックまたはアンロ ックを繰り返すため、荷室に関する装備には高い信頼性が必須となる。
【0004】 一方、このようなバン型車輌は、都市部等における集配業務、即ちいわゆるル ートサービスを主な用途として利用されるため、一日中、頻繁に荷物の出し入れ をする必要がある。そこで、迅速なロックまたはアンロックのため、近年はいわ ゆる集中ロック装置が装備された車両が登場しつつある。一般的に集中ロック装 置としては機械式及び電気式の双方が想定されるが、業務用車両では乗用車とは 異なり使用頻度が高いことから、信頼性が最も重視される。そのため、電気式集 中ロックは風雨や振動に弱く、高価であることから、業務用車両の集中ロック装 置としては、現状ではもっぱら機械的なリンケージ機構を中心とした装置構成が 好んで用いられ、また使用頻度の高い側面扉の集中ロックを対象とするものが殆 どである。
【0005】 ここで車体側面の引き違い扉の集中ロックまたはアンロックについては、従来 、側面の引き違い扉に開けた孔部に挿通し得るよう形成された鉤状部材を、ラッ プ部59の近傍に形成した孔部に車体幅方向から挿通させ、或いはさせないこと により行っていた。鉤状部材は、外側の引き違い扉41のラップ部近傍に設けた 孔部に挿さるようになっており、その状態では、外側の扉41は鉤状部材に固定 されると共に、内側の扉42は鉤状部材に邪魔されて、トラック進行方向のスラ イドが阻止される。また、この鉤状部材は、荷室下部において側面扉近傍にトラ ック進行方向に架け渡したパイプ部材に、複数のラップ部に対応するよう複数個 が溶接されていて、複数の孔部への挿脱は、パイプ部材の回転により一括的に行 われていた。
【0006】 ところが、上記の従来技術では、側面の扉しかロックできない。また、荷室側 面の下部にリンケージの一部が露出しており、これを構成する一部のナット等を 外してしまえば、外部から簡単に手でアンロック出来てしまい盗難防止が難しか ったほか、上記理由で、積載していた商品を棄てざるを得ない場合も生じていた 。その一方、仮に人が内部に誤って閉じ込められてしまった場合、構造上、荷室 内部から扉のロックを解除する手段が無く、安全上問題があった。またリンケー ジ機構等が荷室下部にあり、水等の侵入が起こり得たため、集中ロック機構自体 が腐食する可能性があった。 さらに、鉤状部材は、パイプ部材に溶接される一方、正確な位置に溶接するこ とは困難であって、鉤状部材と、扉に開口した孔の位置がずれてしまうことがあ った。この場合の孔と鉤状部材の位置関係の調整は、煩雑である。そのほか、引 き違い扉の前後部には、水切りゴムが付されているところ、経年変化により劣化 又は硬化することで、扉を閉めたときの位置が、新車時と比べてが相対的にずれ て来るような事態が多発生し得る。このとき、溶接により鉤状部材をパイプ部材 に結合していた場合には、鉤状部材の取付位置の調整が出来ないため、鉤状部材 が孔部に挿さらずに集中ロックが出来ないという問題が生じていた。集中ロック 装置が使えなければ、悉く、それぞれの扉に設けられている個別のロック機構で 施錠/解錠をしなければならず不便である。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案の課題は、従来の集中ロック装置における上記問題を解決し、 盗難及び閉じ込みを防止でき、かつ、安全性と信頼性に優れた集中ロック装置を 提供することにある。
【0008】 本考案はさらに、側面扉と同様に後部扉も同時に集中ロックまたはアンロック することが可能な集中ロック装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】 上記課題を解決可能な本考案の集中ロック装置は、貨物トラック車両の荷室に 配設された複数の扉の集中ロックまたはアンロックを可能ならしめるための装置 であって、 前記荷室前壁外側に設けられたハンドルブラケット上に、押し引き自在に支持さ れた操作軸と、 前記操作軸の第1端部に連結され、前記操作軸を押し引き操作するための操作ハ ンドルと、 前記操作軸の第2端部に取付けられたリンケージ機構と、 前記荷室内において車両の進行方向に延びる、前記リンケージ機構を介して前記 操作軸と連動連結された回転パイプと、 前記回転パイプの回転に連動して荷室側面の引き違い扉のラップ部近傍の孔部に 向けて内側よりロックピンを挿脱するためのロックピンアセンブリ とからなることを特徴とするものである。
【0010】 また、本考案は、上述の特徴を有する集中ロック装置において、前記回転パイ プの回転に連動して荷室の後部扉を、荷室側面の前記引き違い扉と同時にロック またはアンロック可能とするロック機構を併せ備えたことを特徴とするものであ る。
【0011】 上記の特徴を有した本考案の集中ロック装置において、後部扉のロック機構は 、これに限定されるものではないが、前記荷室の後部跳ね上げ扉を、荷室側面の 前記引き違い扉と同時にロックまたはアンロック可能とするものであって、 前記回転パイプの後端部に取付けられたカムと、 前記荷室の後部扉に、上下動自在に支持されたロッドと、 前記ロッドを前記カムの動きに連動して上下動操作するために前記ロッドの上端 部に取付けられたラッチ機構と、 前記ロッドの下端部に取付けられた当りブロックと、 前記ロッドの下部において、前記後部扉に回転可能に支持された、車体幅方向に 延びるロック棒管と、 前記ロック棒管の外周面から突出するように設けられ、前記ロック棒管の回転運 動を前記当りブロックの動きに連動して許容し、又は阻止するための板部材 とからなるものであれば良い。 このようにして構成された集中ロック装置を使用すれば、盗難及び閉じ込みを 防止出来るほか、荷室の全ての扉を、1回の操作で確実にロックまたはアンロッ クでき、業務効率の向上を図ることが可能となる。 以下、本考案の集中ロック装置について説明する。
【0012】
【実施例】
はじめに、本実施例の集中ロック装置の構成につき、操作源から順を追って説 明する。
【0013】 まず、図2に基づいて、操作ハンドル周りについて説明する。同図2(a)は 操作ハンドルH1の正面図、同2(b)および(c)はそれぞれ、その上面図お よび右側面図である。 集中ロックを行うための操作ハンドルH1は荷室前部に設けられ、ハンドルブ ラケット(操作ハンドルH1を支持するための構造物)28は荷室53のフロン トウォール(前部妻板)3の外壁31から張り出す様なかたちで備えられる。操 作ハンドルH1は、操作軸57の第1端部571に接続され、後に続くリンケー ジ機構Lを介して荷室上部に架け渡された回転パイプと連動連結されている。本 実施例では、操作ハンドルH1を手前に引けばアンロックでき、操作ハンドルH 1を押せばロック出来るようになっている。尚操作ハンドルH1自体の回転を防 止する為、操作軸57上には回転ストッパー30が溶接されるほか、ロック時に 操作ハンドルH1を押す力を補助する引張コイルバネ33が回転ストッパー30 とハンドルブラケット28の間に取付けられている。また誤操作防止の為、ハン ドルブラケット28にはキーシリンダー45、ハンドルキャッチ29及び解除ボ タン58が装備され、アンロックする際は、予め解除ボタン58を押してハンド ルキャッチ29を解除してからでなければ、操作ハンドルH1を手前に引けない ように構成されている。さらにアンロック後、いずれかの側面扉(外側の扉41 または内側の扉42)を開けるとハンドルブラケット28に設けられたパイロッ トランプ34が点灯するようになっていて、オペレータに注意を促すようになっ ている。側面扉を閉めると、パイロットランプ34は消灯する。尚、ハンドルブ ラケット28に備えられたキーシリンダー45を用いて施錠した場合には、解除 ボタン58を押してもハンドルキャッチ29は解除されない。
【0014】 次に、図3ないし図5に基づいて、リンケージ機構について説明する。図3は 、操作ハンドルH1と、フロントウォール3内に架装されたリンケージ機構Lと が連動連結されている状態を部分的に示す図で、(a)は車両左側面のフロント ウォール部分を拡大した図であり、(b)および(c)はそれぞれ、トラックの 進行方向前側より見たフロントウォール部分の一部を表わした正面図および上面 図である。図4および図5は、フロントウォール3を進行方向前側から見た正面 図で、図4はロックするときのリンケージ機構の各部材の動きを、図5はアンロ ックするときのリンケージ機構の各部材の動きを示している。尚図3に示すよう に、操作軸57と水平接続軸162は水平面上で略平行に取付いているため、図 4および図5では操作軸57と水平接続軸162の一部が図面上重複している他 、リンケージ機構の動きを説明しやすいように接合部材56を省略している。 フロントウォール3は、二重壁構造になっており、この空間内に、本考案に係 る集中ロック装置のリンケージ機構Lが内蔵される。外板31と内板32とから 成る二重壁の間隔はおよそ75mmである。フロントウォール内部は、枠体88 内に梁部材83が架け渡された構造となっており、梁部材83と枠体88は互い に溶接されている。梁部材83には、リンケージ機構Lを構成するベルクランク (14、15)を取付けるためのステー(84、85)が溶接されている。 フロントウォール3内に取り付けられた上下のベルクランク(14、15)は それぞれ、軸を支点として回転自在となるよう、第1のステー84と第2のステ ー85を介してフロントウォール内に取り付けられる。本実施例ではベルクラン ク(14、15)はボルトとナットを介してステー(84、85)に取り付けら れる。 リンケージ機構Lは、ベルクランク(第1のベルクランク14、第2のベルク ランク15)及びこれに接続される接続軸(鉛直接続軸161、水平接続軸16 2)からなる。上記操作軸57の第2端部分572は、水平接続軸162の略中 央部分163に接合部材56を介して係合され、左右の第2のベルクランクの第 2端部分152はそれぞれ、ロックアーム25を介して、荷室内の天井部分55 に進行方向に延びる回転パイプ23と連動連結される。これにより、操作ハンド ルH1の押し引きは、ベルクランクにより運動の方向が次々変換され、最終的に 回転パイプ23の回転運動に変換される。 ロックアーム25は、回転パイプ23の軸上に、荷室の側面扉の数に応じて複 数個取付けられるが、回転パイプに対するこれらの取付方向は全て略同一とされ る。尚、ロックアーム25と回転パイプ23との係合は、溶接ではなくボルト締 めによって行われ、取付け位置の微調整が出来るようにされる。また本実施例で はベルクランクと接続軸との係合は、ボルトとナットにより行われ、これにより ベルクランクおよび接続軸はそれぞれ、支点を中心として回転および揺動自在に される。
【0015】 また、図6ないし図9に基づいて、回転パイプおよびこれに連動連結されたロ ックピンアセンブリについて説明する。
【0016】 図6は、荷室53の上面より透視した図である。また図7は、図6のA−A’ 部分を、同図の矢印方向から見た部分拡大図であり、(a)はロック状態、(b )はアンロック状態を示す図である。 回転パイプ23は、荷室53内部の天井55部分に、複数個のパイプブラケッ ト24を介して、回転自在に取付けられている。ロックアーム25は、回転パイ プ23に仮止めしておいた後、荷室の最終艤装が済んだ時点で改めて位置決めし 直される。
【0017】 図8は、ロックピンアセンブリを示す斜視図である。 本実施例において、ロックアーム25はボルトを介して回転パイプ23に固定 されるほか、本体ブラケット7には、取付位置の微調整を可能ならしめるため、 長円形状の取付穴95を開口してあり、M8のボルト(2本)で荷室内のルーフ部 分55に固定される。従ってこれらの取付位置の微調整は容易に行える。 ロックピンアセンブリPは、天井55にボルトを介して係合される本体ブラケ ット7と、本体ブラケット7に溶接され、その両端部にガイドパイプ8が車体幅 方向にスライド自在に挿通されたガイド部材と、ガイドパイプ8の略中央部に溶 接され、ガイド部材に沿って、ガイドパイプ8をロックアーム25を介して揺動 操作するための連結部材(ジョイナー)9と、ガイドパイプ8の前端81より挿 通され、コイルバネを介してこのガイドパイプに支持されるロックピン6と、ガ イドパイプ8内において、ガイドパイプ後端部82とロックピン6後部の段部6 3と間に支持されるようにして設けられるコイルバネ11と、ガイドパイプ8に 挿通されたロックピン6の後端部分62に取付けられた脱出用レバー12とから なっている。 本実施例において、ガイド部材は第1部材10aと第2部材10bとからなり 、ガイドパイプ8およびロックピン6の揺動運動を案内する。第2部材10bは 、2つの第1部材10aの間に上下に互いに平行に架け渡される。ガイドパイプ 8は、ガイド部材の第1部材10aに挿通され、支持される。ガイドパイプ8の 底部と本体ブラケット7の底部表面の間には約4mmの隙間が設けられる。ガイド 部材の第1部材10aは本体ブラケット7に溶接される。ジョイナー9の突出部 26は、2本の第2部材10bの間から本体ブラケット7の外部に突出している 。この突出部26は、ロックアーム25に開口された長孔27に挿通される。
【0018】 先の図7からも明らかなように、ロックアーム25の揺動に応じて、ジョイナ ー9を介して係合されたガイドパイプ8及びロックピン6は、ガイド部材(10 aおよび10b)に沿ってスライドする。このとき、ジョイナー9の突出部26 は長孔27内を適宜移動する。
【0019】 図9に示す通り、ロックピン6の直径は、その全長にわたって略同じであるが 、その後端部分62が略数cm程度、若干細目に形成される。この細目に形成さ れた部分62に、ロックピンの直径と略同じ外径を有するコイルバネ11が填る ようになっている。また、ロックピンの後端部分62には、ネジ山が形成されて いる。 ガイドパイプ8の前端81より、コイルバネ11を填めたロックピン6を後部 62から挿通し、そののち、ガイドパイプ8の後端82から出て来たロックピン 後部62のネジ山にナットを螺合してロックピンアセンブリPは完成する。 上記構成によれば、コイルバネ11はロックピン6の細径部分62と通常の直 径部分との境界に出来る段部63と、ガイドパイプ8の後端部82との間で支持 される。さらに、ロックピン62後端に螺合したナットの位置を適宜微調節する ことで、バネの反力を変えることが出来る。
【0020】 さらに、図10ないし図12に基づいて後部扉の集中ロック機構につき説明す る。図10は後部扉が開閉不可状態にあるロック時の様子を、図11は後部扉が 開閉可能状態にあるアンロック時の様子を示しており、また図12は、図10お よび図11のB−B’部分を、同図の矢印方向から見た部分拡大図であり、集中 ロック機構と後部扉開閉機構の位置関係を示す図である(同図(a)はロック状 態、(b)はアンロック状態を示す)。 以下、後部扉のロックまたはアンロックの仕組みと、後部扉の開閉機構に分け て、これらを説明する。 本実施例では、荷室53の後端まで延びる回転パイプ23の後端部に、カムC を取付け、これを用いて側面扉4と後部扉5の同時集中ロックまたはアンロック を実現している。後部扉5は、跳ね上げ扉であり、上方に向かって開口するもの である。 後部扉5のロックまたはアンロック機構は、回転パイプ23の後端に取付けら れたカムCと、後部扉内面52において鉛直方向に延び、後部扉内面52に上下 動自在に支持されたロッド37と、後部扉内面52の上部に取付けられ、ロッド をカムCの回転に応答して上下動操作するためのラッチ39と、ラッチ39の下 端部に連動連結されたロッド37の下端に、後部扉開閉機構と関連し得るように 備えられた当りブロック71とからなる。 機構的には、ロッド37上部とカムC、ロッド37下部とロック棒管(後部扉 ロック棒管)38とが関連しており、カムCの回転は、ロッド37および当りブ ロック71の上下運動に変換される。後部扉5の内面52に上下動自在に備えら れたロッド37の上部には、内部にバネを内蔵したラッチ39が、また下部には 当りブロック71が取付けられる。 図12に示す通り、当りブロック71は後部扉のロック機構に相当し、当りブ ロック71の上下によりロック棒管38の回転が許容または阻止されることで、 後部扉5のロックまたはアンロックが行われる。
【0021】 ロックまたはアンロック機構に引き続けて、後部扉の開閉機構について説明す る。 まず、図10および図11に示すように、後部扉の外面51には後部扉密閉ハ ンドルH2が後部扉5の内面52に連通し得るように埋設されており、後部扉5 の内面52において、ハンドルH2の後部とロック棒管38が連動連結される。 ロック棒管38は後部扉5の内面52に回転自在に支持され、左右両側の扉枠7 5に向かって水平方向に延びている。左右両側の扉枠付近において、ロック棒管 の両端部にはフック40が溶接され、それに対応するように扉枠側にはキーパー 60が備えられる。本実施例では、ロック棒管38は荷室内側(後部扉の内面5 2)に備えられ(内蔵式)、外観上は後部扉密閉ハンドルH2だけが後部扉上に 顕われている。後部扉密閉ハンドルH2を押し引きする操作によりロック棒管は 回転し、フック40とキーパー60は結合したり(扉密閉状態)、離れたりする (扉開放状態)。扉密閉状態では、フック40とキーパー60とは互いに噛合し ている。 図12に示すように、上述した当りブロック71に対応したかたちでロック棒 管38の外周面より板部材74が突起しており、この板部材74と当りブロック 71との相対関係から後部扉のロックまたはアンロック状態が決定される。
【0022】 次に、上記構成からなる集中ロック装置の概略動作を説明する。
【0023】 始めに、図7に基づいて、側面の引き違い扉4の集中ロック機構の動作につい て説明する。 外側の扉41の上部には、ロックピン6に対応した位置に孔90が設けられて おり、扉を閉めた状態において、ロックピン6の挿脱が可能になっている。ロッ クピン6の挿脱は、回転パイプ23の回転により行われ、その回転運動は、ジョ イナー9およびロックアーム25を介して、ガイドパイプ8およびロックピン6 のスライド運動に変換される。ロックアーム25の角度変化に応じて、長孔27 内に挿通されたジョイナー9の突出部26の位置は適宜変動する。 ロックピン6が孔90に挿された状態(ロック状態)では、ロックピン6によ り直接、外側の扉の動きは規制される。また内側の扉42は、ロックピン6が支 えとなって進行方向にスライド出来ず、これにより、扉のロック状態が実現され る。 その一方、ロックピン6が孔90より脱け出た状態(アンロック状態)では、 ロックピン6が外側および内側の扉の動きを妨げることはなく、これらは互いに 進行方向に自由にスライドでき、扉を開くことが出来る。
【0024】 側面扉4のロックおよびアンロック機構の基本動作は上記の通りである。本実 施例ではロックピン6をガイドパイプ8にコイルバネ11を介して支持しており 、そのため例えば荷室内に誤って閉じ込められた場合にはロックピン6の後端6 2に備えられる脱出用レバー12を荷室内側方向に引くことで、ロックピン6を コイルバネ11を収縮させつつ荷室側へ引き込むことが可能であり、これにより ロックを解除して荷室外へ脱出出来る。尚荷室外部からロックピン6にアクセス 出来るよう、外側の側面扉41の上部レール部2におけるロックピン近傍に非常 用のサービスホール92が開口されており、非常時には外部よりロックピンを荷 室内部に押しやってロックを強制解除できる。サービスホール92は外部から認 識出来ないよう目張りされる。
【0025】 さらに、図10ないし図12に基づいて、後部扉に備えられた集中ロック機構 の動作について説明する。 後部扉をロックしたい場合、荷室前部の操作ハンドルH1の操作により、カム Cを図10のXからYの方向に回転させる。カムCがロッド37上部のラッチ3 9を下方へ押し下げると、ロッド37下部の当りブロック71がロック棒管38 と扉の内面52の間の隙間に差込まれる。このとき、ロック棒管38は回転でき ず後部扉開閉ハンドルH2は操作不能状態となって後部扉5はロックされる。 一方、アンロックしたい場合、荷室前部の操作ハンドルH1を引くと、カムC は逆方向(図11のYからXの方向)に回転する。カムCが逃げた際、ラッチに 内蔵されているバネの反発力でロッド37は上方へ戻って来て、ロッド37下部 の当りブロック71がロック棒管38と扉の内面52の間の隙間から離れる。当 りブロック71は、もはやロック棒管の回転を妨げず、後部扉はアンロックされ る。したがって、後部扉密閉ハンドルH2を引けばロック棒管38は回転し、そ れと同時にロック棒管両端のフック40がキーパー60から離れて後部扉を開放 できる。
【0026】 引き続いて後部扉の開閉動作を併せて説明する。参照図は上と同様(図10な いし図12)である。 ロック時は、当りブロック71が板部材74と扉内面52の間に挟まれており 、後部扉密閉ハンドルH2を手前に引こうとしても、板部材74が当りブロック 71に当たるため、板部材74が付いたロック棒管38は進行方向後ろ向き(図 12aのJからKの方向)に回転出来ない。このように、本実施例ではロック棒 管38の回転を阻止することによって後部扉5のロックが行われる。 一方、アンロック時は、当りブロック71が板部材74と扉内面52の間から 引き抜かれており、後部扉密閉ハンドルH2を手前に引けば、ロック棒管38は 当りブロック71に何ら邪魔されることなく回転し、板部材74はトラックの進 行方向後ろ向き(図12bのJからKの方向)に回転して来る。そうすると、こ れと同時にフック40がキーパー60から押し出されて外部に出てくるため、フ ック40とキーパー60の噛合状態を解除でき、後部扉5を上方に向け開放でき る。反対に閉じる際は、フック40をキーパー60に当接した状態で後部扉密閉 ハンドルH2を押せば、フック40が回転してキーパー60と噛合うようになり 、後部扉5は密閉される。
【0027】 また、ロック棒管38に取付けられた板部材74およびフック40については 、扉密閉状態、即ち後部扉開閉ハンドルH2が引かれていない状態にあるとき 、板部材74は上向きの状態にある。このときフック40は下向きの状態にある 。この状態は、ロック時及びアンロック時共通である。一方、扉開放状態、即 ちアンロック時において後部扉開閉ハンドルH2が手前に引かれている状態にあ るとき、板部材74は、(回転して)進行方向略後ろ向きの状態にある。このと きフック40は進行方向略前向きの状態にある。尚アンロックされているので当 りブロック71は上方に逃げた状態にある。
【0028】 尚本考案は上記実施例の構成に限定されない。ベルクランクと接続軸との係合 は軸により行われるが、クレビスとクレビスピンを介して行っても良い。またロ ック棒管38は、外付け仕様とすることもでき、この場合、扉枠75の両端にお いて、フック40とキーパー60が勘合している状態を外観上視認し得る。
【0029】
【考案の効果】
以上、上記した本考案の集中ロック装置を使用すれば、次の通り、安全性・信 頼性・便利性に優れた集中ロック装置を提供できる。
【0030】 前記車輌荷室に配設された複数扉の全ては、操作ハンドルの1回操作だけで、 ロックまたはアンロックできるので、作業者の労力軽減と時間短縮、さらに扉ロ ック忘れによる事故防止もできる。
【0031】 全ての機構は荷室のフロントウォール内部及び荷室外部に配置されることによ り、荷室の容積減少または荷物の積降に影響を与えることはない。
【0032】 上記したように、本考案の集中ロック装置は操作ハンドルH1のハンドルブラ ケット28上にキーシリンダー45や、解除ボタン58付のハンドルキャッチ2 9、さらにパイロットランプ34等の各種機構を有しており、これにより荷室各 扉のロックまたはアンロック操作を確実に行える。
【0033】 本考案の集中ロック装置では、機械的に荷室各扉のロックまたはアンロック操 作を行い、さらに特殊な部品を使用する必要も無いため、耐久性と信頼性に優れ た、低コストな集中ロック装置を提供することができる。
【0034】 荷室内において、集中ロック装置の構成要素は全て地上から容易にアクセス出 来ないルーフ部に配置されるため、盗難目的で装置が破壊される可能性を軽減出 来る。その一方、ロックピン6はガイドパイプ8に内蔵したコイルバネ11を介 して支持されているので、荷室内に誤って閉じ込められた場合には、ロックピン アセンブリPに備えられる脱出用レバー12を荷室内側方向に引くことで引き違 い扉(41、42)のロックを解除し、中から脱出することが可能である。更に 集中ロック装置の万一の故障に備え、外部から荷室上部のロックピン6にアクセ ス出来るように、外側の側面扉の上部レール部2に非常用のサービスホール92 を備えておけば、外部よりロックピン6を荷室内部に押しやって、ロックを解除 することもできる。サービスホール92の位置は地上からは容易にアクセス出来 ない高さにあり、さらに外部から認識出来ないように隠しており、盗難に利用さ れることもない。
【0035】 ロックアーム25と回転パイプ23との係合、並びにロックピンアセンブリP と荷室天井部55との係合は、細かい位置の微調整が可能となるようのボルト留 めされているので、生産性やメンテナンス性がよい。また、引き違い扉の前後部 に付された水切りゴムの経年変化等に起因して側面扉の停止位置がずれて来たよ うな場合であっても、これに応じてロックアーム25と回転パイプ23の結合状 態並びにロックピンアセンブリPと荷室天井部55との係合状態を微調整できる ので集中ロック機能は損なわれない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の集中ロック装置を備える貨物トラッ
クの側面図である。
【図2】 操作ハンドル部を示す図である。
【図3】 フロントウォール部を示す図である。
【図4】 ロックするときのリンケージ機構の動きを表
した図である。
【図5】 アンロックするときのリンケージ機構の動き
を表した図である。
【図6】 荷室の上面図である。
【図7】 図6のA−A’部近傍を表わした部分拡大図
である。
【図8】 ロックピンアセンブリを示す斜視図である。
【図9】 ロックピンアセンブリを示す別の斜視図であ
る。
【図10】 後部扉をロックするときの様子を示す図で
ある。
【図11】 後部扉をアンロックするときの様子を示す
図である。
【図12】 図10および図11のB−B’部近傍を表
わした部分拡大図である。
【符号の説明】
1 集中ロック装置 2 ドア上部レール 3 フロントウォール 5 後部扉 6 ロックピン 7 本体ブラケット 8 ガイドパイプ 9 ジョイナー 10a ガイドの第1部材 10b ガイドの第2部材 11 コイルバネ 12 脱出用レバー 14 第1のベルクランク 15 第2のベルクランク 16 接続軸 23 回転パイプ 24 パイプブラケット 25 ロックアーム 26 突出部 27 長孔 28 ハンドルブラケット 29 ハンドルキャッチ 30 回転ストッパー 31 外板 32 内板 33 引張りコイルバネ 34 パイロットランプ 36 キーシリンダー 37 ロッド 38 ロック棒管 39 ラッチ 40 フック 41 外側の側面扉 42 内側の側面扉 45 キーシリンダー 51 外面 52 内面 53 荷室 55 天井 56 接合部材 57 操作軸 58 解除ボタン 59 ラップ部 60 キーパー 61 ロックピン前端部 62 ロックピン後端部 63 段部 71 当りブロック 72 トラックヘッド 73 ベアシャーシ 74 板部材 75 扉枠 77 隙間 81 ガイドパイプ前端部 82 ガイドパイプ後端部 83 梁 84 第1のステー 85 第2のステー 88 枠体 89 ポスト 90 孔 92 サービスホール 95 取付穴 152 第2のベルクランクの第2端部分 161 鉛直接続軸 162 水平接続軸 571 操作軸の第1端部分 572 操作軸の第2端部分 C カム H1 操作ハンドル H2 後部扉密閉ハンドル L リンケージ機構 P ロックピンアセンブリ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨物トラック車両の荷室に配設された複
    数の扉の集中ロックまたはアンロックを可能ならしめる
    ための装置であって、前記荷室前壁外側に設けられたハ
    ンドルブラケット上に、押し引き自在に支持された操作
    軸と、前記操作軸の第1端部に連結され、前記操作軸を
    押し引き操作するための操作ハンドルと、前記操作軸の
    第2端部に取付けられたリンケージ機構と、前記荷室内
    において車両の進行方向に延びる、前記リンケージ機構
    を介して前記操作軸と連動連結された回転パイプと、前
    記回転パイプの回転に連動して荷室側面の引き違い扉の
    ラップ部近傍の孔部に向けて内側よりロックピンを挿脱
    するためのロックピンアセンブリとからなることを特徴
    とする集中ロック装置。
  2. 【請求項2】 貨物トラック車両の荷室に配設された複
    数の扉の集中ロックまたはアンロックを可能ならしめる
    ための装置であって、前記荷室前壁外側に設けられたハ
    ンドルブラケット上に、押し引き自在に支持された操作
    軸と、前記操作軸の第1端部に連結され、前記操作軸を
    押し引き操作するための操作ハンドルと、前記操作軸の
    第2端部に取付けられたリンケージ機構と、前記荷室内
    において車両の進行方向に延びる、前記リンケージ機構
    を介して前記操作軸と連動連結された回転パイプと、前
    記回転パイプの回転に連動して荷室側面の引き違い扉の
    ラップ部近傍の孔部に向けて内側よりロックピンを挿脱
    するためのロックピンアセンブリとを備え、さらに前記
    回転パイプの回転に連動して前記荷室の後部扉を、荷室
    側面の前記引き違い扉と同時にロックまたはアンロック
    可能とするロック機構を併せ備え、前記ロック機構は、
    前記荷室の後部跳ね上げ扉を、荷室側面の前記引き違い
    扉と同時にロックまたはアンロック可能とするものであ
    って、前記回転パイプの後端部に取付けられたカムと、
    前記荷室の後部扉に、上下動自在に支持されたロッド
    と、前記ロッドを前記カムの動きに連動して上下動操作
    するために前記ロッドの上端部に取付けられたラッチ機
    構と、前記ロッドの下端部に取付けられた当りブロック
    と、前記ロッドの下部において、前記後部扉に回転可能
    に支持された、車体幅方向に延びるロック棒管と、前記
    ロック棒管の外周面から突出するように設けられ、前記
    ロック棒管の回転運動を前記当りブロックの動きに連動
    して許容し、又は阻止するための板部材とからなること
    を特徴とする集中ロック装置。
  3. 【請求項3】 前記回転パイプの回転に連動して前記荷
    室の後部扉を、前記荷室側面の前記引き違い扉と同時に
    ロックまたはアンロック可能とするロック機構を併せ備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の集中ロック装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ロックピンアセンブリは、前記荷室
    内におけるラップ部近傍に設置された本体ブラケット上
    のガイド部材と、前記ガイド部材に、それに取付けられ
    たジョイナーを介してスライド自在に支持されたガイド
    パイプと、前記ガイドパイプに内挿され、前記ガイド部
    材に沿って、その先端部が前記孔部に向けて挿脱可能に
    支持されたロックピンとからなり、前記ガイドパイプお
    よびこれに内挿された前記ロックピンは、前記ジョイナ
    ーおよびこれに係合するロックアームを介して前記回転
    パイプと連動連結されており、前記回転パイプの回転に
    連動して、前記ロックピンの先端部が前記孔部に向けて
    挿脱可能に構成されていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3のいずれか一項に記載の集中ロック装置。
  5. 【請求項5】 前記ロックピンは、コイルバネを介して
    前記ガイドパイプに内挿され、前記ロックピンの先端部
    が前記孔部に挿さっているとき、前記コイルバネを収縮
    させることにより、前記ロックピンが前記孔部より退避
    することを可能ならしめることを特徴とする請求項4に
    記載の集中ロック装置。
  6. 【請求項6】 前記ロック機構は、前記荷室の後部跳ね
    上げ扉を、荷室側面の前記引き違い扉と同時にロックま
    たはアンロック可能とするものであって、前記回転パイ
    プの後端部に取付けられたカムと、前記荷室の後部扉
    に、上下動自在に支持されたロッドと、前記ロッドを前
    記カムの動きに連動して上下動操作するために前記ロッ
    ドの上端部に取付けられたラッチ機構と、前記ロッドの
    下端部に取付けられた当りブロックと、前記ロッドの下
    部において、前記後部扉に回転可能に支持された、車体
    幅方向に延びるロック棒管と、前記ロック棒管の外周面
    から突出するように設けられ、前記ロック棒管の回転運
    動を前記当りブロックの動きに連動して許容し、又は阻
    止するための板部材とからなることを特徴とする請求項
    3に記載の集中ロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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