JP3089046B2 - 刺繍糸 - Google Patents

刺繍糸

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JP3089046B2
JP3089046B2 JP03110691A JP11069191A JP3089046B2 JP 3089046 B2 JP3089046 B2 JP 3089046B2 JP 03110691 A JP03110691 A JP 03110691A JP 11069191 A JP11069191 A JP 11069191A JP 3089046 B2 JP3089046 B2 JP 3089046B2
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元二 中山
征治 小山
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Teijin Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮性を有する布帛に
適用される刺繍糸に関する。
【0002】
【従来の技術】伸縮性を有する布帛に刺繍を施す方法と
して、通常の弾性糸と可溶性非弾性糸を芯糸とし非弾性
糸でカバリングした刺繍糸を使用し、刺繍時には非弾性
糸で刺繍糸の弾性を止め、刺繍後は可溶性糸を除去して
伸縮性を有する刺繍布帛を得る方法が提案されている
(例えば特開平1−314742号公報、特開平1−3
14742号公報、特公平2−23622号公報な
ど)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常の弾性糸
は熱セット性に劣るため、これを使用した刺繍糸を伸縮
性布帛に適用するとカバリング時の歪が可溶性繊維を除
去した後に回復し、凹凸の激しい刺繍布帛しか得られな
い。本発明は、かかる問題を解消し、可溶性繊維を除去
した後においても、実質的に収縮を起こさず、刺繍を施
した原寸法に略近い形で、凹凸が少なく平面性に優れた
伸縮性刺繍布を得ることのできる刺繍糸を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記A〜Cの
3成分の糸からなるカバリング糸の刺繍糸であって、A
成分はポリブチレンテレフタレート系ポリエステルをハ
ードセグメントとし、ポリオキシブチレングリコール系
ポリエーテルをソフトセグメントとするブロック共重合
ポリエーテル・ポリエステルを溶融紡糸して得た、熱処
理を施していない、横断面形状が多葉断面形状である
性糸、B成分は非弾性繊維糸条、C成分は可溶性繊維糸
条からなり、かつA成分が芯糸部、B成分がカバリング
部、C成分が芯糸部またはカバリング部を構成すること
を特徴とする刺繍糸である。
【0005】本発明の刺繍糸のA成分のブロック共重合
ポリエーテル・ポリエステルのハードセグメントを構成
するポリエステルの部分は、テレフタル酸成分とブチレ
ングリコール成分とからなるポリブチレンテレフタレー
トを主たる対象とする。しかしながら、この酸成分の一
部、通常、30モル%以下をテレフタル酸成分以外のジ
カルボン酸成分やオキシカルボン酸成分で置き換えて
も、および/またはグリコール成分の一部、通常、30
モル%以下をブチレングリコール成分以外のジオキシ成
分で置き換えたポリエステルであってもよい。
【0006】また、ソフトセグメントを構成するポリエ
ーテル部分は、ポリオキシブチレングリコールを主たる
対象とするが、その繰り返し単位の30モル%以下をブ
チレングリコール成分以外のジオキシ成分で置き換えた
ポリエーテルであってもよい。上記ポリエーテル部分の
平均分子量は、あまり少ないと充分な弾性特性が得られ
難く、逆にあまり多いとハードセグメントとの相溶性が
悪化するようになる。ポリエーテル部分の平均分子量
は、好ましくは500〜5,000の範囲、特に好まし
くは500〜3,000の範囲である。
【0007】また、上記ポリエーテル部分のポリエステ
ル部分に対する割合は、あまり少ないと充分な弾性特性
が得られ難く、逆にあまり多くなると融点低下が大きく
なって充分な熱的特性が得られ難くなる。ポリエーテル
部分のポリエステル部分に対する割合は、重量割合で
0.25〜4.0倍が好ましく、0.25〜2.5倍が
特に好ましい。かかるブロック共重合ポリエーテル・ポ
リエステルを製造する方法は、特開昭58−91819
号公報に提案されている方法に準じて行うことができ
る。
【0008】本発明のA成分の弾性糸は、熱セット率が
極めて良好であり、本発明の刺繍糸にはカバリング時の
歪みが残留し、凹凸が少なく平面性に優れた刺繍布を得
ることができる。例えば、本発明の弾性糸を100%伸
長し乾熱160℃で1分間熱処理した場合の熱セット率
は90%であるのに対し、通常の弾性糸であるウレタン
系弾性糸の熱セット率は64%であった。ここで、熱セ
ット率は、下記の計算式による。 熱セット率=(L2 /L1 )×100(%) 〔式中、L1 は繊維に与えた歪み量(%)を、L2 は熱
セット後残留した歪み量(%)を表す。〕
【0009】A成分の弾性糸の横断面形状は、図1〜4
に示すような多葉断面形状である。カバリング糸の芯糸
の横断面形状が多葉断面形状であると、カバリング部の
糸は芯糸を締めつけ芯糸がスリップし難くなる。
【0010】かかるポリブチレンテレフタレート系弾性
糸は、熱処理することなく巻き取られ、カバリング糸の
芯糸に使用される。紡糸後、熱処理を施さずに巻き上げ
られた弾性糸は、カバリング時に伸長され歪みを与えら
れ、刺繍布の形態で熱処理を受ける。熱処理によって歪
みは緩和し、結晶構造が発生し微細構造が形成される。
すなわち、熱処理によってハードセグメントのポリブチ
レンテレフタレートの結晶化によるピン止め効果が発生
する。同時に非結晶の配向の束縛がとかれ、非結晶がよ
りランダムになっており、この構造は弾性向上により好
ましいものと考えられる。
【0011】次に、本発明のB成分の非弾性繊維糸条と
しては、ゴム状弾性の全くないものまたは低いものが使
用できる。例えば、ポリエステル、ナイロンなどの合成
繊維、レーヨンなどの再生繊維、綿糸などの天然繊維な
どのいずれか1つまたは2つ以上からなる糸条が挙げら
れる。非弾性繊維糸条全体またはその一部分を所望の色
に染色しておくと刺繍糸に所望の色、柄を持たせること
ができる。
【0012】また、本発明のC成分の可溶性繊維糸条
は、水、水溶液、スチーム、有機溶媒などによって溶解
除去できるものであればどのようなものであってもよ
い。例えば、温水によって溶解するポリビニルアルコー
ル系繊維糸条、アルカリ水溶液によって加水分解しつつ
除去できる5−ナトリウムスルホイソフタル酸共重合ポ
リエステル繊維糸条などを挙げることができる。この可
溶性繊維糸条は、刺繍を施す際に弾性糸の伸度を抑制す
るために使用するものであり、カバリング糸の芯部、あ
るいはカバリング部に使用する。
【0013】本発明の刺繍糸は、A成分を芯部、B成分
をカバリング部、C成分を芯部またはカバリング部に使
用したカバリング糸である。カバリングは、刺繍性、刺
繍の外観および品位の観点からA成分の弾性糸のドラフ
トを1.5〜3.0、撚り数500〜2,000T/m
の条件で行うことが好ましい。C成分の可溶性繊維糸条
を芯部に使用する場合には、通常、B成分の非弾性繊維
糸条でダブルカバリングするのに対し、可溶性繊維糸条
をカバリング部に使用する場合には、非弾性繊維糸条と
の組合わせでダブルカバリングするため、得られる刺繍
布は細い糸で刺繍されたことになり繊細な模様を得るこ
とができる。
【0014】本発明の刺繍糸においては、A成分、B成
分、C成分を重量比5〜20%:40〜80%:10〜
50%の割合で使用することが好ましい。
【0015】本発明の刺繍糸を使用した刺繍布は、次の
ように製造される。すなわち、一時的に伸度を止めた伸
縮性布帛に本発明の刺繍糸を使用して通常の方式で刺繍
を施し、刺繍された布帛はプレセット、B成分の可溶性
繊維糸条の除去、中間セット、染色、ファイナルセット
の工程を経て仕上げられる。
【0016】この工程においてB成分の可溶性繊維糸条
を除去するには、該可溶性繊維糸条の種類に応じて、溶
剤の種類を適宜選択し、溶解処理の条件を設定すればよ
い。可溶性繊維糸条として水で溶解できるものを使用し
ていれば、刺繍後の精練処理で溶解除去できるので、溶
解処理のための工程を新たに加えずにすむ。
【0017】また、各セットにおける熱処理温度は、ハ
ードセグメントのポリブチレンテレフタレート系ポリエ
ステルのガラス転移点+20℃の温度から160℃まで
の範囲で行うことができる。ポリマー温度が実質160
℃を超えると、メルトフローが起こりはじめ弾性特性が
損なわれる。
【0018】本発明の刺繍糸は、A成分の弾性糸として
熱セット率の極めて良好な弾性糸を使用しており、伸縮
性布帛に適用し可溶性繊維を除去したのちにおいても、
実質的に収縮を起こさず、凹凸が少なく平面性に優れた
伸縮性刺繍布を得ることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。 実施例1 ポリブチレンテレフタレートをハードセグメントとし、
平均分子量2,000のポリオキシブチレングリコール
をソフトセグメントとするブロック共重合体で、ハード
セグメントの含有量が40重量%であって、かつ該ブロ
ック共重合体100重量部に対してヒンダードアミン系
酸化防止剤を0.2重量部、ベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤を0.2重量部含有するブロック共重合ポリエ
ーテル・ポリエステルを、245℃で溶融し、紡糸口金
より吐出量4.4g/分で押し出した。このポリマーを
2個のゴデットロールを介して1,000m/分の速度
で巻取り、40デニール/1フィラメントの弾性糸を得
た。得られた弾性糸の断面形状は、図2に示すような形
状である。
【0020】得られた弾性糸を2.5倍に伸長し、可溶
性繊維糸条として60デニールモノフィラメントの水溶
性ポリビニルアルコール系繊維糸条(株式会社ニチビの
「ソルプロン」)を引き揃えて芯糸として、50デニー
ル/24フィラメント糸のカチオン可染ポリエステル長
繊維糸でダブルカバリングを実施した。下撚り数はZ
1,500T/m、上撚り数はS1,300T/mであ
った。
【0021】得られたカバリング糸(刺繍糸)を使用し
てラッセル機で編み立てた伸縮性を有するチュールに刺
繍した。この布帛を160℃でプレセットしたのち、沸
水で30分処理して可溶性繊維糸条を除去し、160℃
で中間セットを実施した。その後、120℃で染色後、
140℃でファイナルセットを施し仕上げた。得られた
刺繍布帛は、基布部は勿論のこと、刺繍部も伸縮性を有
し、かつ刺繍部に凹凸の発生はみられず品位に優れたも
のであった。
【0022】比較例1 弾性糸としてウレタン系弾性糸(40デニール/1フィ
ラメント、円断面)を用いて、その他は実施例1と同条
件で刺繍布帛を得た。ウレタン系弾性糸は熱セット性に
乏しいため、刺繍部が縮んで刺繍部の周囲に凹凸状の皺
が発生し外観に劣る刺繍布帛しか得られなかった。
【0023】
【発明の効果】本発明は可溶性繊維を除去したのちにお
いても、実質的に収縮を起こさず、凹凸が少なく平面性
に優れた伸縮性刺繍布を得ることのできる刺繍糸を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のA成分を構成する弾性糸の横断面形状
の一例を示す横断面図である。
【図2】本発明のA成分を構成する弾性糸の横断面形状
の一例を示す横断面図である。
【図3】本発明のA成分を構成する弾性糸の横断面形状
の一例を示す横断面図である。
【図4】本発明のA成分を構成する弾性糸の横断面形状
の一例を示す横断面図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−314742(JP,A) 特開 昭58−91819(JP,A) 特開 昭56−118911(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 3/44 D01F 6/86 301 D02G 3/04 D02G 3/32 D02G 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記A〜Cの3成分の糸からなるカバリ
    ング糸の刺繍糸であって、A成分はポリブチレンテレフ
    タレート系ポリエステルをハードセグメントとし、ポリ
    オキシブチレングリコール系ポリエーテルをソフトセグ
    メントとするブロック共重合ポリエーテル・ポリエステ
    ルを溶融紡糸して得た、熱処理を施していない、横断面
    形状が多葉断面形状である弾性糸、B成分は非弾性繊維
    糸条、C成分は可溶性繊維糸条からなり、かつA成分が
    芯糸部、B成分がカバリング部、C成分が芯糸部または
    カバリング部を構成することを特徴とする刺繍糸。
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