JP3088475B2 - 育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置 - Google Patents

育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置

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JP3088475B2
JP3088475B2 JP03042532A JP4253291A JP3088475B2 JP 3088475 B2 JP3088475 B2 JP 3088475B2 JP 03042532 A JP03042532 A JP 03042532A JP 4253291 A JP4253291 A JP 4253291A JP 3088475 B2 JP3088475 B2 JP 3088475B2
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芳夫 館
孝 小村
幸雄 荒谷
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株式会社スズテック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗箱用播種装置の育
苗箱段積装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、育苗箱用播種装置の移送台の終端部
に、移送台により移送されてきた育苗箱を受止めて下降
することにより段積しうる受桟を有する段積装置を設
け、前記移送台と前記受桟との間には早送りロ−ルを設
け、前記早送りロ−ルと前記受桟は別個のモ−タで回動
するように構成し、前記受桟と前記モ−タとの間にはク
ラッチを設け、前記受桟の終端部には育苗箱が乗移った
とき前記クラッチを作動させるセンサを設けた育苗箱用
播種装置の育苗箱段積装置は公知である。
【0003】
【発明を解決すべき課題】公知のものは、早送りロ−ル
による送込みと、早送りロ−ルと受桟とを各別個のモ−
タで回動するように構成している点に課題がある。早送
りロ−ルによる送込みは、摩擦係数が不足して、完全に
送れない。また、早送りロ−ルと受桟とを各別個のモ−
タで回動するように構成しているから、モ−タは複数個
必要とし、コスト高になる。
【0004】
【課題を解決する手段】よって、本発明は、育苗箱用播
種装置の移送台1の終端部に、移送台1により移送され
てきた播種済育苗箱5を受止めて下降することにより段
積しうる受桟34を有する段積装置22を設け、前記移
送台1と前記受桟34との間には早送りベルト33を巻
回した早送りベルト台32を設け、前記早送りベルト3
3および前記受桟34はともに一個のモ−タ30で回動
するように構成し、前記受桟34と前記モ−タ30との
間には前記受桟34を前記育苗箱5が早送りベルト33
より乗移れる位置で停止させる一回転クラッチ31を設
け、前記受桟34の近傍位置には育苗箱5が乗移ったと
き前記一回転クラッチ31を作動させるリンク機構48
を設けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたもの
である。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は移送台で、床2上に支脚3、3により水平に載置さ
れる。移送台1は公知であり、育苗箱7の移送方向に長
く形成され、所定の間隔を置いて移送ロ−ル4、4が取
付けられている。移送ロ−ル4は育苗箱5の移送手段で
あるから、移送ロ−ル4に代えて移送ベルトにしてもよ
い。6は育苗箱5の供給側、7は育苗箱の取出側で、育
苗箱5を供給側6に供給載置すると、モ−タで回転する
移送ロ−ル4により取出側7に向けて横送する。
【0006】移送台1上には床土供給装置8、播種装置
9、覆土供給装置10等がその順に設けられる。11は
床土供給装置8のホッパ、12は同繰出ベルト、13は
床土であり、床土供給装置8と播種装置9との間には、
育苗箱5内の床土13を均平にする床土均平ブラシ14
が取付けられる。15は播種装置9の種子ホッパ、16
は同繰出ロ−ル、17は種子であり、播種装置9と覆土
供給装置10との間には移送ロ−ル4等を駆動させるモ
−タ18が設けられる。19は覆土供給装置10のホッ
パ、20は同繰出ベルト、21は覆土である。
【0007】取出側7の延長部の床2上には育苗箱5の
段積装置22が設けられる。段積装置22は、前後左右
に4本の右柱23、23および左柱24、24を設け、
手前側の右柱23と左柱24の上下に上部回転軸25と
下部回転軸26をそれぞれ軸止し、向こう側の右柱23
と左柱24の上下にも上部回転軸25と下部回転軸26
をそれぞれ軸止する。手前側および向こう側の上部回転
軸25の左右には上部スプロケット27、27が、下部
回転軸26には下部スプロケット28、28がそれぞれ
固定され、左右の上部スプロケット27、27と下部ス
プロケット28、28とに、チエン29、29がそれぞ
れ掛け回わされる。
【0008】前記チエン29を回転させるモ−タ30が
下部位置に設けられる。モ−タ30は常時通電されてお
り、前記チエン29とモ−タ30との間に1回転クラッ
チ31が設けられる。手前側および向こう側の右柱2
3、23からは移送台1方向に突出す早送りベルト台3
2が設けられ、早送りベルト台32には、早送りベルト
33が取付られる。早送りベルト33は前記モ−タ30
により回転する。即ち、案内ロ−ル35の軸36には駆
動側プ−リ41が左右一対設けられ、早送りベルト台3
2の始端側には軸36に対応する軸42が設けられ、軸
42には案内ロ−ル43の外、受動プ−リ44が設けら
れ、駆動側プ−リ41と受動プ−リ44との間に早送り
ベルト33が巻回されている。45は育苗箱5を誘導す
る誘導板である。前記軸42はバネ46により常時ベル
ト緊張方向に移動する。47はスクレ−パである。
【0009】左右のチエン29、29には、早送りベル
ト33より乗移る受桟34が設けられる。左右のチエン
29、29は、1回転クラッチ31を介して取付られて
いるから、受桟34は早送りベルト33より乗移れる位
置で停止しているが、正確にいうと受桟34は早送りベ
ルト33の面よりもやや低い位置で停止している。それ
は、受桟34に早送りベルト33で確実に育苗箱5を送
ることができるようにするためである。なお、早送りベ
ルト33の終端の案内ロ−ル35の軸36には、送り爪
車37を設ける。38はコ型金具であり、該コ型金具3
8に軸36を跨いで2本のピン39をバネ40で突出す
るように取付けておく。すると、底面形状の異なる育苗
箱5でも、底面にピン39に先が当って送り、また最後
はピン39で育苗箱5の尻部を押して受桟34に送り出
すことができる。
【0010】前記リンク機構48について説明すると、
49は育苗箱5が受桟34に乗ったとき突当る突当部
で、段積装置22の後端部に軸50で軸止され、突当部
49の中間位置には横リンク51が軸止され、横リンク
51の他端はL型リンク52に軸止される。L型リンク
52の他端には縦リンク53の上端が軸止され、縦リン
ク53の他端にはア−ム54の先端が軸止される。ア−
ム54は回転軸55に固定され、回転軸55には作動杆
56が固定される。 作動杆56の先端は屈曲した屈曲
部57となり、屈曲部57は一回転クラッチ31の軸5
8のピン59に臨んでいる。60は軸58を常時歯車6
1の爪62に弾着させるバネである。軸58には爪62
に係合する爪63が設けられる。
【0011】
【作用】次に作用を述べる。移送台1の移送ロ−ル4上
に育苗箱5を載せ、移送台1により移送させると、床土
供給装置8の下方を通過するとき床土13の供給を受
け、播種装置9の下方を通過するとき種籾17が播か
れ、覆土供給装置10の下方を通過するとき覆土21が
供給されて終端部7に至る。終端部7では早送りベルト
台32の早送りベルト33に乗り移る。早送りベルト3
3は、モ−タ30により移送ロ−ル4よりも早く回転し
ているので、早送りされ、段積装置22の受桟34に乗
り移る。
【0012】すると、育苗箱5は突当部49に突き当
り、横リンク51、L型リンク52、縦リンク53、ア
−ム54を介して回転軸55を回転させる。回転軸55
が回転すると、作動杆56が回転し、屈曲部57とピン
59の係合が外れ、軸58はバネ60により歯車61方
向に移動し、軸58の爪63と歯車61の爪62が係合
してモ−タ30により一回転クラッチ31は一回転す
る。すると、ピン59も一回転し、屈曲部57に当接し
て、軸58をバネ60の弾力に抗して移動させ、爪62
と爪63の係合を外す。
【0013】
【発明の効果】公知のものは、早送りロ−ルによる送込
みと、早送りロ−ルと受桟とを各別個のモ−タで回動す
るように構成している点に課題がある。早送りロ−ルに
よる送込みは、摩擦係数が不足して、完全に送れない。
また、早送りロ−ルと受桟とを各別個のモ−タで回動す
るように構成しているから、モ−タは複数個必要とし、
コスト高になる。しかるに、本発明は、育苗箱用播種装
置の移送台1の終端部に、移送台1により移送されてき
播種済育苗箱5を受止めて下降することにより段積し
うる受桟34を有する段積装置22を設け、前記移送台
1と前記受桟34との間には早送りベルト33を巻回し
た早送りベルト台32を設け、前記早送りベルト33お
よび前記受桟34はともに一個のモ−タ30で回動する
ように構成し、前記受桟34と前記モ−タ30との間に
前記受桟34を前記育苗箱5が早送りベルト33より
乗移れる位置で停止させる一回転クラッチ31を設け、
前記受桟34の近傍位置には育苗箱5が乗移ったとき前
記一回転クラッチ31を作動させるリンク機構48を設
けた育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置としたものであ
るから、早送りベルト33と受桟34は一個のモ−タ3
0で回転され、コストダウンになる。また、早送りロ−
ルではなく早送りベルト33で送るから、スリップは少
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体縦断側面図。
【図2】 要部拡大図。
【図3】 送り爪車部分の拡大図。
【図4】 送り爪車の側面図。
【図5】 回転伝達機構図。
【図6】 早送りベルト台の平面図。
【図7】 早送りベルト台の側面図。
【図8】 リンク機構の側面図。
【図9】 突当部の正面図。
【図10】一回転クラッチの平面図。
【符号の説明】
符号の説明 1…移送台、2…床、3…移送台の支脚、4…移送ロー
ル、5…育苗箱、6…供給側、7…取出側、8…床土供
給装置、9…播種装置、10…覆土供給装置、11…ホ
ッパ、12…繰出ロ−ル、13…床土、14…床土均平
ブラシ、15…ホッパ、16…繰出ロ−ル、17…種
子、18…モ−タ−、19…ホッパ、20…繰出ベル
ト、21…覆土、22…段積装置、23…右柱、24…
左柱、25…上部回転軸、26…下部回転軸、27…上
部スプロケット、28…下部スプロケット、29…チエ
ン、30…モ−タ、31…一回転クラッチ、32…早送
りベルト台、33…早送りベルト、34…受桟、35…
案内ロ−ル、36…軸、37…送爪車、38…コ型金
具、39…ピン、40…モ−タ、41…駆動側プ−リ、
42…軸、43…案内ロ−ル、44…受動プ−リ、45
…誘導板、46…バネ、47…スクレ−パ、48…リン
ク機構、49…突当部、50…軸、51…横リンク、5
2…L型リンク、53…縦リンク、54…ア−ム、55
…回転軸、56…作動杆、57…屈曲部、58…軸、5
9…ピン、60…バネ、61…歯車、62…爪、63…
爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−114926(JP,A) 実開 昭63−58518(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 7/08 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱用播種装置の移送台1の終端部
    に、移送台1により移送されてきた播種済育苗箱5を受
    止めて下降することにより段積しうる受桟34を有する
    段積装置22を設け、前記移送台1と前記受桟34との
    間には早送りベルト33を巻回した早送りベルト台32
    を設け、前記早送りベルト33および前記受桟34はと
    もに一個のモ−タ30で回動するように構成し、前記受
    桟34と前記モ−タ30との間には前記受桟34を前記
    育苗箱5が早送りベルト33より乗移れる位置で停止さ
    せる一回転クラッチ31を設け、前記受桟34の近傍位
    置には育苗箱5が乗移ったとき前記一回転クラッチ31
    を作動させるリンク機構48を設けた育苗箱用播種装置
    の育苗箱段積装置。
JP03042532A 1991-02-14 1991-02-14 育苗箱用播種装置の育苗箱段積装置 Expired - Lifetime JP3088475B2 (ja)

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JPH04262702A JPH04262702A (ja) 1992-09-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1071287A (ja) * 1996-08-29 1998-03-17 Hirose Mfg Co Ltd 本縫いミシン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1071287A (ja) * 1996-08-29 1998-03-17 Hirose Mfg Co Ltd 本縫いミシン

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JPH04262702A (ja) 1992-09-18

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