JP3401791B2 - 乗用型苗植機 - Google Patents

乗用型苗植機

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弘和 仲
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、載置した苗を機体左
右方向に搬送する苗搬送装置を設けた乗用型苗植機に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、田植機等の苗植機において、苗植
機の苗植装置への苗の供給を容易にする為に、圃場の畦
から圃場内の前記苗植機の苗植装置近くへ苗を苗載具ご
と搬送する苗搬送装置を設けたものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
苗植機においては、畦から苗を苗載具ごと苗植装置の近
くまで送ることはできるが、苗載具から苗を取り出して
苗植装置へ苗を供給することにより空になった苗載具を
畦に送り返さないため、この空になった苗載具の処理に
おいて手間を要するという課題がある。 【0004】従って、単に苗植装置の近くへ苗を搬送す
ると謂う思想的なものでしかなく、実用化できるもので
はなかった。 【0005】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、苗植具5を機体左右方向に複数個設け
て複数条植えの構成とした苗植装置2を走行車体1に装
、苗搬送装置6苗植装置2の苗載台3に沿って左
右方向に長く設けると共少なくともその左右方向の一
側端部を前記苗載台3の左右方向の側端部よりも左右側
方向に突出させてなる乗用型苗植機において該苗搬送
装置6には、その突出した一端側から他端側に順次苗を
苗載具20ごと搬送する無端帯のコンベア19を設け
該コンベア19の戻り経路で搬送された苗載具20から
苗を取り出して苗植装置2へ苗を供給することにより空
になった苗載具20を前記突出した一端側へ搬送する
成としコンベア19の戻り経路で順次搬送される苗載
具20を回収する受箱22を前記突出した一端側に設け
たことを特徴とする乗用型苗植機とした。 【0006】 【作用】この発明の乗用型苗植機は、圃場内で苗植付け
作業中に苗植装置2の苗が残り少なくなったときに、苗
植装置2の苗載台3の左右方向の側端部よりも左右側方
向に突出する苗搬送装置6の左右一側を畦に近付けて、
苗搬送装置6のコンベア19を作動させて該苗搬送装置
6の一端側となる畦から順次苗を苗載具20ごと載置し
て他端側に搬送でき、苗搬送装置6上で左右方向に苗が
並んだ状態にできる。作業者は、その機体左右方向に並
んだ状態の苗を順次苗植装置2に供給すれば良い。そし
て、作業者が苗植装置2へ苗を供給することにより空に
なった苗載具20を、コンベア19の戻り経路で苗搬送
装置6の前記一端側へ搬送し、該一端側に設けた受箱2
2により順次搬送される苗載具20を回収することがで
きる。作業者は、受箱22から畦へ空になった苗載具2
0をまとめて回収すれば良い。 【0007】 【効果】この発明により、作業者が苗搬送装置6上で苗
植装置2の苗載台3に沿って左右方向に苗が並んだ状態
の苗を順次苗植装置2に供給すれば良いので、苗植装置
2へ苗を容易に供給することができる。また、作業者が
苗植装置2へ苗を供給することにより空になった苗載具
20をコンベア19の戻り経路上で搬送して受箱22へ
回収することができ、作業者は畦側に配置された受箱2
2から畦へ空になった苗載具20をまとめて回収すれば
良いので、作業性が良い。しかも、苗を搬送する無端帯
のコンベア19の戻り経路で空になった苗載具20を搬
送する構成としたので、同一のコンベア19で苗と空に
なった苗載具20とを搬送することができ空になった
苗載具20の搬送のための余計なスペ−スを要さずコン
パクトに構成できる 【0008】よって、苗植具5を機体左右方向に複数個
設けて複数条植えの構成とした苗植装置2へ苗を効率良
く且つ容易に供給することができ、実用的で苗植付け作
業の大幅な効率化が達成できる乗用型苗植機を得ること
ができる。 【0009】 【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図1
のように、走行車体1の後に苗植装置2が装着されて乗
用型の苗植機が構成されている。この苗植装置2は、前
倒れに傾斜して左右に移動する苗載台3を備え、この苗
載台3は、60cm×30cmの広さの6枚のマット苗
が横並びに載せられるように出来ている。 【0010】断面がL型をした苗受板4がその苗載台3
の下端に設けられ、上記のマット苗の下端を支えるよう
になっている。6組の苗植具5が、その先が横から見て
上下に長い長円軌道で旋回するように苗載台3の後に横
並びに設けられている。それぞれの苗植具5は、その先
が苗受板4に設けられたそれぞれの取出口を上から下に
向って旋回し、苗載台3から苗受板4上に押し出されて
苗載台3とともに左右に移動するマット苗の下の端を左
右に向けて1株ごと欠ぎ取り、泥面に植付けるようにな
っている。 【0011】苗搬送装置6が苗載台3の前側で走行車体
1に横長に設けられている。すなわち、その機枠7は、
右端が前後方向の軸8の回りに回動するように走行車体
1の右側においてその受枠27に取付けられ、左端が走
行車体1から大きく左側に突出し、走行車体1の左側を
水田の畦9に近づけたとき、畦9の上に位置するように
なっている。 【0012】台10が機枠7の右から後に突出し、その
上にモータ11が取付けられ、このモータ11で回転さ
れる歯車12が、機枠7の右側に支えられた駆動軸13
の歯車14に咬み合っている。従動軸15が機枠7の左
側に設けられている。それぞれ2個の駆動調車16と従
動調車17が駆動軸13と従動軸15に前後に設けら
れ、左右の組の調車16,17のそれぞれに、上下に多
数の突子18a,18bを備えた調帯18が巻き掛けら
れて、ベルトコンベヤ19が構成されている。従って、
作業者が、機体左側の畦9から苗を苗箱20ごと、調帯
18の上にその左端において載せると、調帯18がモー
タ11で図2の反時計方向に旋回しているので、この苗
が苗載台3の前に送られる。別の作業者が送られて来た
苗を苗箱20から取出して苗載台3上に載せ、苗が空に
なった苗箱20を、調帯18の戻り側(裏面の上側)に
乗せると、その突起18bが畦9上まで送り返す。 【0013】また、誘導体21が機枠7にその左側にお
いて、調帯18の戻り側の上に設けられ、斜の案内面を
備えていて、送り戻された空の苗箱20が左側に送られ
ることによって前に押し出されるように構成されてい
る。そして、この苗箱20の落下位置には、受箱22が
設けられている。図1および図3のように、自動スイッ
チ23が調帯18の右側に設けられ、苗の入った苗箱2
0が送られて来ると、モータ11に対する電気回路がO
FFするように設けられている。また、座席24の近傍
と機枠7の左側とにそれぞれ操作スイッチ25,26を
設けて直列に配置している。従って、作業者が操作スイ
ッチ26でモータ11を起動して調帯18を旋回させ
て、畦9上でベルトコンベヤ19の左端に苗箱20入り
の苗を順番に6個載せる。そして、最初の苗箱20が右
に送られて所定の位置に来ると、自動スイッチ23が電
気回路をOFFしてモータ11の回転が停止する(最初
に載置した苗が他端側に達するとその搬送を停止する停
止手段)。ここで、作業者は、走行車体1に移り、操作
スイッチ25で回路をOFFしたのち、ベルトコンベヤ
19上の苗をそれぞれの苗箱20から取り出して苗載台
3上に横並びに載せる。従って、苗植装置2の苗載台3
の直前方が、作業者が前記苗載台3に苗を供給する苗供
給位置となっている。 【0014】また、苗を取り出して空になった苗箱20
をそのままベルトコンベヤ19の下の戻り側の上方に置
き、先にOFFした操作スイッチ25で回路をONす
る。すると、モータ11が起動してベルトコンベヤ19
が旋回し、上記の空になった苗箱20が畦9上の受箱2
2内に送り返される。従って、苗搬送装置6の前記ベル
トコンベア19を構成する調帯18の戻り側(裏面の上
側)により、空になった苗箱20を前記苗供給位置から
前記受箱22内へ搬送する空箱搬送装置すなわち苗載具
搬送装置が構成されている。なお、図1の座席24は、
その背もたれを前に倒した状態で示している。 【0015】図1および図2のように、係止溝26aを
備えた係止体26が機枠7の右に固定され、走行車体1
側の受枠27に回動自在に設けられたレバー28が、そ
の係止溝26aに係合するようになっている。そのた
め、受枠26が右側の軸8の回りに回動して、所望の位
置で係止され、田植作業や収納の際に苗搬送装置6が上
向に折りたたまれて、障害にならないようにできてい
る。 【0016】以上により、前記空箱搬送装置は、作業者
が苗植機の苗植装置2の苗載台3の直前方となる苗供給
位置で苗箱20から苗を取り出して前記苗載台3へ苗を
供給することにより空になった苗箱20を、前記苗供給
位置から左方へ離れた受箱22内へ搬送する構成となっ
ている。よって、この空箱搬送装置により、前記苗載台
3へ苗を円滑に且つ容易に供給するべく苗箱20ごと苗
を苗供給位置へ搬送しても、前記苗載台3へ苗を供給し
た後の空になった苗箱20を苗供給位置から左方へ離れ
た受箱22内へ容易に搬送して回収することができ、更
に作業者が空になった苗箱20を前記受箱22内から畦
9へ容易に回収することができる。 【0017】また、苗搬送装置6の畦9から前記苗供給
位置へ苗箱ごと苗を搬送する苗箱搬送経路に対して前記
空箱搬送装置の苗箱搬送経路を上下に重複するように設
けたので、前記空箱搬送装置の苗箱搬送経路を余計なス
ペ−スを要さずコンパクトに構成できる。また、苗搬送
装置6のベルトコンベア19により、畦9から前記苗供
給位置への苗箱の搬送と前記苗供給位置から受箱22内
への空になった苗箱の搬送との双方の苗箱の搬送を可能
にしたので、これらの苗箱搬送機構をコンパクトに構成
できる。また、単一のモータ11の駆動により同時に前
記双方の苗箱の搬送を行うことができるので、効率良く
前記双方の苗箱の搬送を行うことができると共に、前記
苗供給位置に空になった苗箱を滞留させることなく受箱
22内に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明を施した苗植機の平面図。 【図2】その正面図。 【図3】その電気回路図。 【符号の説明】 1 走行車体 2 苗植装置 3 苗載台 5 苗植具 6 苗搬送装置 18 調帯 22 受箱

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 苗植具5を機体左右方向に複数個設けて
    複数条植えの構成とした苗植装置2を走行車体1に装着
    、苗搬送装置6苗植装置2の苗載台3に沿って左右
    方向に長く設けると共少なくともその左右方向の一側
    端部を前記苗載台3の左右方向の側端部よりも左右側方
    向に突出させてなる乗用型苗植機において該苗搬送装
    置6には、その突出した一端側から他端側に順次苗を苗
    載具20ごと搬送する無端帯のコンベア19を設け
    コンベア19の戻り経路で搬送された苗載具20から苗
    を取り出して苗植装置2へ苗を供給することにより空に
    なった苗載具20を前記突出した一端側へ搬送する構成
    としコンベア19の戻り経路で順次搬送される苗載具
    20を回収する受箱22を前記突出した一端側に設けた
    ことを特徴とする乗用型苗植機。
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JP3731307B2 (ja) * 1997-08-28 2006-01-05 株式会社サークル鉄工 移植機用土付苗選別搬送装置

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