JPS6227062Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6227062Y2
JPS6227062Y2 JP14715979U JP14715979U JPS6227062Y2 JP S6227062 Y2 JPS6227062 Y2 JP S6227062Y2 JP 14715979 U JP14715979 U JP 14715979U JP 14715979 U JP14715979 U JP 14715979U JP S6227062 Y2 JPS6227062 Y2 JP S6227062Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
machine frame
seedling
hopper
seeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14715979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5664215U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14715979U priority Critical patent/JPS6227062Y2/ja
Publication of JPS5664215U publication Critical patent/JPS5664215U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6227062Y2 publication Critical patent/JPS6227062Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sowing (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、播種装置に関する。
〔考案の背景〕
現在一般に市販されている自動連続播種装置
は、長尺の搬送機構に対し、これの搬送上手側か
ら順に、床土供給機構、均平機構、床土鎮圧機
構、播種機構、覆土供給機構などが配設され、一
貫した流れの中で全ての作業が完了されるように
構成されている。しかしながら、この種の自動連
続播種装置の開発に至る以前は、バツチ式、即
ち、第1図のBで示すような播種機構が単品で多
く販売されていた。従つて、この播種機構Bをも
つ農家では、育苗箱9への床土供給、均平、鎮圧
は全て手作業で行い、これを播種機構Bを構成す
る案内ローラ21上へ手作業で乗せ、乗せられた
育苗箱9は、コンベア20に設けたラグ19によ
つて搬送され、この搬送途中において、育苗箱9
の両側縁に設けた係合孔34に、籾29の繰り出
しロール32と同軸に設けた駆動輪36の突部3
5を係合させることにより、繰り出しロール32
を回転駆動し、ホツパー30内の籾29を繰り出
しながら育苗箱9の床土上に播種せしめていた。
このような播種機構Bでは、手作業で床土を充
填した育苗箱9を手動的に播種機構Bに供給する
ものであるため、多くの労力と多くの時間を要す
る問題点があり、少なくとも床土を育苗箱9に自
動供給し、この育苗箱9を播種機構Bにタイミン
グよく自動供給しうる床土供給機構を得、これを
既存の播種機構Bにドツキングさせることによ
り、大巾な省力化と、手持ちの播種機構Bの有効
利用が望まれていた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような技術的背景に基づいてな
されたもので、従来の播種機構Bをそのまま利用
し、該播種機構Bに対して、人手によつて床土が
充填された育苗箱を手作業によつて供給するのと
同様のタイミングで、育苗箱を播種機構Bに、セ
ンサーS1とS2の作用により自動連続的に供給する
ようになし、既存の播種機構Bが、これにセンサ
ーS1,S2を加えるなど若干の改良を加えることに
より有効に利用でき、加えて、大巾な省力化が得
られる床土供給機構をもつ播種装置を提供せんと
するものである。
〔考案の構成〕
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、
平面形状が細長方形状の機枠17の中央部長手方
向に、等間隔毎にラグ19を設け、かつ、駆動用
モータMにより駆動される小巾のコンベア20を
横架し、上記機枠17の左右側枠間に、頂点が上
記コンベア20の上面より若干上方に突出する複
数個の案内ローラ21を適当間隔毎に横架せしめ
るとともに、上記コンベア20の上手側プーリ2
2の軸23の両端部に、このプーリ22より径大
の育苗箱送りローラ24を設け、更に、上記機枠
17の中央部上側に、籾を収容するホツパー30
を設け、このホツパー30の供給口31の下側
に、上記コンベア20の移送方向と直交する軸線
をもつ断面形状が歯車状の籾の繰り出しロール3
2を横架させ、この繰り出しロール32の軸端
に、育苗箱9の左右縁に所定の間隔で、かつ、連
続的に設けた係合孔34に係合する突部35をも
つ歯車形状の駆動輪36を設けた播種機構Bを使
用する播種装置において、上記播種機構Bを構成
する機枠17の上手側に、平面形状が細長方形状
の機枠1を直列に連設せしめ、この機枠1の中央
部長手方向にモータにより駆動され、かつ、上記
播種機構Bのコンベア20より低速駆動される育
苗箱搬送用のコンベア4を横架し、更に、上記機
枠1の中央部上方に、床土ホツパー11を配設し
た床土供給機構Aを設け、上記床土供給機構Aの
下手側と、上記播種機構Bのホツパー30より下
手側に、搬送される育苗箱9の底面に接してオン
となるリミツトスイツチなどのセンサーS1,S2
夫々設け、この両センサーS1,S2を、上記播種機
構Bを構成するコンベア20の駆動用モータM回
路に並列に接続せしめたことを特徴とするもので
ある。
〔実施例〕
図面について実施例の詳細を説明する。
本考案の播種装置は、大分すると育苗箱に対す
る床土供給機構Aと播種機構Bから成立してお
り、先ず床土供給機構Aについて説明すると、1
は、脚2によつて支えられ、かつ、平面形状が細
長方形状の機枠であつて、該機枠1の中央部長手
方向に、等間隔毎にラグ3をとりつけた比較的小
巾のコンベア4が軸架されている。このコンベア
4の両端は、機枠1に軸架した軸5,6のプーリ
7,8間に張架してあり、この一方の軸5には、
特に図示してないがモータなどの駆動源が接続さ
れ、コンベア4は比較的遅い速度で回転駆動せし
められる。また、上記コンベア4の両側には第2
図に示すように、このコンベア4と平行に育苗箱
9のガイドレール10が平行して設けてある。
上記機枠1の中央部上方には、床土ホツパー1
1がコンベア4の上面と所要の間隔を介して乗設
してあり、この床土ホツパー11の供給口下部に
は、床土移送ベルト12が上記コンベア4と平行
に設けられており、この床土移送ベルト12の一
方の軸13と、上記モータよつて駆動する軸5と
は、プーリ14,15、ベルト16構造によつて
接続されている。
また、機枠1の下手側にはコンベア4上に乗載
搬送される育苗箱9の底面との摺接によりオンと
なるリミツトスイツチ(センサー)S1が設けてあ
る。
次に、播種機構Bについて説明すると、17は
脚18によつて支えられ、かつ、平面形状が細長
方形状の機枠で、該機枠17の中央部長手方向に
は、等分2個所にラグ19をとりつけた比較的小
巾のコンベア20が軸架されている。上記機枠1
7の左右側枠間には、頂点が上記コンベア20の
上面より若干上方に突出するように複数個の案内
ローラ21が左右対称的に軸支してあり、この左
右の案内ローラ21上に上記育苗箱9が乗載され
るものである。そして上記機枠17、即ち、播種
機構Bは、上記床土供給機構Aの搬送下手側に直
列に並置されるものであり、この機枠17に軸架
した上記コンベア20の上手側、即ち、床土供給
機構A側プーリ22の軸23には、このプーリ2
2を境として2個の育苗箱送りローラ24が左右
対称的に固定してある。そして、この育苗箱送り
ローラ24は図から明らかなように、頂点がコン
ベア20の上面、および、上記案内ローラ21の
頂点より上方に突出するもので、案内ローラ21
より大径に形成されている。
25は、上記プーリの軸23取付位置より若干
下手側の機枠両側に垂設された取付板で、該取付
板25には夫々上下方向に長い案内孔(図示略)
が対称的に設けてあり、この両案内孔に1本の共
通した軸26を上下動可能に挿通するとともに、
この軸26の両側部に介入する育苗箱9の側縁上
面に乗接する押えローラ27が回動可能にとりつ
けてある。そして、上記各取付板25には、上記
軸26に対し常時下降習性を与えるための弾性体
28がとりつけてある。
上記機枠17の中央部上方には、籾29を収容
するホツパー30が設けてあり、該ホツパー30
の供給口31下側には、コンベア20の移送方向
と直交する軸線方向に、断面形状が歯車状の籾繰
り出しロール32が軸架してあり、更に、この繰
り出しロール32の軸33端部には、上記育苗箱
9の左右縁に所定の間隔で、かつ、連続的に設け
た係合孔34に係合する突部35を有する歯車形
状の駆動輪36を設ける。尚、この駆動輪36
は、上記繰り出しロール32より径が大きく形成
してあり、また、この繰り出しロール32の軸線
方向に形成した溝37が育苗箱9の床土表面に籾
を均等に播種する役割を果す。
上記コンベア20の下手側付近の機枠17内側
部には、コンベア20のラグ19によつて案内ロ
ーラ21上を搬送される育苗箱9の底面との摺接
作用によりオンとなるリミツトスイツチ(センサ
ー)S2が設けてある。そして、該リミツトスイツ
チS2と上記機枠1の下手側に設けたリミツトスイ
ツチS1とは、第4図に示すようにコンベア20の
駆動用モータM回路に対して並列に接続してあ
り、このリミツトスイツチS1,S2の双方、また
は、何れか一方がオンの状態にあるとき、コンベ
ア20は駆動されるようにしてある。
〔作用〕
次に作用について説明すると、コンベア4を駆
動し、第1図に示すように、育苗箱9を該コンベ
ア4の上手側から順次供給すると、育苗箱9は、
コンベア4とガイドレール10上に乗載され、コ
ンベア4との接触抵抗やコンベア4に設けたラグ
3が育苗箱9の後端縁に当接係合する作用で図の
ように送られる。
そして、床土ホツパー11内の床土が移送ベル
ト12によつて図のように順次移行する育苗箱9
内に充填せしめられ、特に図示してないが、ブラ
シなどの床土の均平部材によつて均整均圧され
て、第1図C1の状態となる。このC1状態にある
育苗箱9が、更に下手側に進行してリミツトスイ
ツチS1上に至り、これをオンにすると、第4図の
回路図から明らかなようにモータMが駆動し、機
枠17のコンベア20を駆動する。
C1状態の育苗箱9は、常時回転駆動している
コンベア4の作用で、このコンベア4の下手側の
コンベア20上に強制的、かつ、速やかに乗り移
り、径大の育苗箱送りローラ24の作用で急速に
案内ローラ21上に搬送される。このときS1がオ
フの状態となるために、コンベア20に搬送され
た上記育苗箱9はC2の状態で待機することにな
り、また、この状態の育苗箱9は、押えローラ2
7の作用でこれと案内ローラ21との間に挟着保
持せしめられ、定められた位置に静止している。
そして、次の育苗箱9がS1をオンにすると、コン
ベア20は早い速度で駆動し、このコンベア20
に設けたラグ19によつてC2状態の育苗箱9は
下手側の運行せしめられる。
このとき、育苗箱9の側縁に設けた係合孔34
に駆動輪36の突部35が順次介入し、育苗箱9
の移送作用により、この駆動輪36とこれと同軸
の繰り出しロール32が同時に回転し、ホツパー
30内の籾29を繰り出しロール32の溝37に
よつて定量づつ繰り出して、籾を既に充填されて
いる床土上に均等に播種する。そして、播種済み
育苗箱9の後端が上記リミツトスイツチS2を通過
した状態C3になる前に、後続の床土充填済み育
苗箱9がS1上を通過して、コンベア20上への移
乗を開始し、育苗箱後端がS2を通過したときに、
後続育苗箱9がホツパー30より上手側、即ち、
C2の状態におかれる。
以上の操作が順次連続的に行えるように、コン
ベア4、および、20の速度、ラグ3の育苗箱長
に対する間隔長、ラグ19の間隔長を設定するこ
とは、設計上当然のことである。
〔効果〕
上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) 育苗箱に対する床土供給作業を搬送速度の比
較的遅い状態で適確に行わせ、播種作業は比較
的早い速度で育苗箱を搬送することにより、既
存のバツチ式播種機構Bを利用することができ
る。
(b) 更に、常時回転駆動している床土供給機構A
のコンベア4と、センサーS1,S2のオン作用に
より間欠駆動する播種機構Bのコンベア20と
の速度差を利用し、床土供給、播種特性を損な
うことなく、連続した床土充填、均等播種作業
がなしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠正面図、第2図は同上一部切
欠平面図、第3図は育苗箱の平面図、第4図はモ
ータ回路図である。 A……床土供給機構、B……播種機構、1……
機枠、2……脚、3……ラグ、4……コンベア、
9……育苗箱、10……ガイドレール、11……
床土ホツパー、12……床土移送ベルト、S1,S2
……リミツトスイツチ(センサー)、17……機
枠、18……脚、19……ラグ、20……コンベ
ア、21……案内ローラ、24……育苗箱送りロ
ーラ、25……取付板、26……軸、27……押
えローラ、28……弾性体、29……種子、30
……ホツパー、32……繰り出しロール、33…
…軸、35……突部、36……駆動輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) 平面形状が細長方形状の機枠17の中央部長
    手方向に、等間隔毎にラグ19を設け、かつ、
    駆動用モータMにより駆動される小巾のコンベ
    ア20を横架し、上記機枠17の左右側枠間
    に、頂点が上記コンベア20の上面より若干上
    方に突出する複数個の案内ローラ21を適当間
    隔毎に横架せしめるとともに、上記コンベア2
    0の上手側プーリ22の軸23の両端部に、こ
    のプーリ22より径大の育苗箱送りローラ24
    を設け、更に、上記機枠17の中央部上側に、
    籾を収容するホツパー30を設け、このホツパ
    ー30の供給口31の下側に、上記コンベア2
    0の移送方向と直交する軸線をもつ断面形状が
    歯車状の籾の繰り出しロール32を横架させ、
    この繰り出しロール32の軸端に、育苗箱9の
    左右縁に所定の間隔で、かつ、連続的に設けた
    係合孔34に係合する突部35をもつ歯車形状
    の駆動輪36を設けた播種機構Bを使用する播
    種装置において、 (b) 上記播種機構Bを構成する機枠17の上手側
    に、平面形状が細長方形状の機枠1を直列に連
    設せしめ、この機枠1の中央部長手方向にモー
    タにより駆動され、かつ、上記播種機構Bのコ
    ンベア20より低速駆動される育苗箱搬送用の
    コンベア4を横架し、更に、上記機枠1の中央
    部上方に、床土ホツパー11を配設した床土供
    給機構Aを設け、 (c) 上記床土供給機構Aの下手側と、上記播種機
    構Bのホツパー30より下手側に、搬送される
    育苗箱9の底面に接してオンとなるリミツトス
    イツチなどのセンサーS1,S2を夫々設け、この
    両センサーS1,S2を、上記播種機構Bを構成す
    るコンベア20の駆動用モータM回路に並列に
    接続せしめたことを特徴とする播種装置。
JP14715979U 1979-10-23 1979-10-23 Expired JPS6227062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14715979U JPS6227062Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14715979U JPS6227062Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5664215U JPS5664215U (ja) 1981-05-29
JPS6227062Y2 true JPS6227062Y2 (ja) 1987-07-11

Family

ID=29378305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14715979U Expired JPS6227062Y2 (ja) 1979-10-23 1979-10-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6227062Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63207305A (ja) * 1987-02-20 1988-08-26 株式会社 渡部商会 播種装置
JPH01108911A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Keibunshiya Seisakusho:Kk 播種装置
JP4938938B2 (ja) * 2001-06-04 2012-05-23 アグリテクノ矢崎株式会社 播種プラントの搬送装置
JP5092499B2 (ja) * 2007-03-30 2012-12-05 井関農機株式会社 播種ユニット及び播種方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5664215U (ja) 1981-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6227062Y2 (ja)
CN107721645B (zh) 一种种、药、肥一体化包衣设备
CN205681836U (zh) 水稻育秧定量播种装置
JPH0123209Y2 (ja)
JPH0132504Y2 (ja)
JPS6222088Y2 (ja)
JP2520282Y2 (ja) 播種機
JPS627047Y2 (ja)
JPH0613618Y2 (ja) 播種作業装置
JPS627048Y2 (ja)
JPS602724Y2 (ja) 馬鈴薯植付機における薯球供給装置
JPH0130041Y2 (ja)
JPH0453212Y2 (ja)
JPS63313506A (ja) 播種装置
JPH0436603Y2 (ja)
JPS6314616Y2 (ja)
JPS63177713A (ja) 播種機における播種ロ−ル
JP2907720B2 (ja) 多用途播種プラント
JPS586273Y2 (ja) 育苗用床土供給装置
JPS63177712A (ja) 種子繰出装置
JPS643315Y2 (ja)
JPH0369481B2 (ja)
JPH07322716A (ja) 多用途播種プラント
JPH0446504Y2 (ja)
JPH0626412U (ja) 播種装置