JP3087853B2 - 混紡繊維およびその製造方法 - Google Patents

混紡繊維およびその製造方法

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JP3087853B2 JP02136937A JP13693790A JP3087853B2 JP 3087853 B2 JP3087853 B2 JP 3087853B2 JP 02136937 A JP02136937 A JP 02136937A JP 13693790 A JP13693790 A JP 13693790A JP 3087853 B2 JP3087853 B2 JP 3087853B2
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    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/32Elastic yarns or threads ; Production of plied or cored yarns, one of which is elastic
    • D02G3/328Elastic yarns or threads ; Production of plied or cored yarns, one of which is elastic containing elastane

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、混紡弾性繊維、混紡エラストマ繊維、お
よびその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 弾性繊維、すなわちエラストマ繊維は、経編ニッティ
ングおよび丸編ニッティング機械でのインレイ(挿入)
などにより、布地構成の中に挿入されて使用される。弾
性裸繊維すなわちエラストマ裸繊維は、それのみで編ん
だり織ったりすることが、不可能ではないにせよ、困難
である。編製・織製工程の間で、それらの裸繊維は、制
御困難であり、ストレッチ性が変化し、そのために均斉
な編織製品を製造することが困難である。
編織を容易にするために、弾性芯糸すなわちエラスト
マ芯糸と、そのまわりに巻き付けられた本質的に非弾性
糸であるストランドと、から成る複合糸を、使用するこ
とが広く知られている。そして、その代表的芯糸はライ
クラ(登録商標)であり、代表的被覆糸はナイロンであ
る。
複合糸の製造に広く用いられている方法の一つは、英
国特許970791号によって開示され、これは中空スピンド
ルの上のボビンを使ってエラストマ芯を螺旋状に被覆す
る工程を包含している。この方法の一つの短所は、ボビ
ンは例えば10,000乃至25,000rpmで回転され得るが、そ
れにより、それが定型的なのではあるが、達成し得る生
産速度は15乃至25m/分と低いことである。
複合糸の他の一つの製造方法は、英国特許1349783号
に開示されている。弾性芯糸すなわちエラストマ芯糸に
張力をかけながら、その上に完全延伸熱可塑性糸を被覆
する。この方法は、熱可塑性繊維を加熱・加撚・解撚す
ることにより、熱可塑性繊維を弾性芯糸に、弾性芯から
側方へ突出するループを形成することなく、埋め込ませ
る工程を包含している。
この埋込み工程は、埋込み点において芯糸の断面積を
削減するので、必然的に芯糸を弱めることになる。この
強度低下は、編製・織製などで糸に加えられる加工歪み
の下で、芯糸の破損原因となり、製品布地の不良欠陥の
原因となる。
英国特許1349783号に開示されている装置は、ポリア
ミドやポリエステルなどの合成繊維を改良するのに広く
使用されてきた。仮撚効果を熱可塑性糸にセッティング
することは、「テクスチュアリング」(「加工」)と称
して知られている。
上記の英国特許の双方とも、使用される熱可塑性糸は
完全延伸されたものである。すなわち糸繊維を構成する
長鎖状分子は、繊維軸に沿う「配向」関係を保って、規
則的に互いに平行・緻密に配列されている。この有向性
は、別の延伸・加撚工程によって与えられたものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] 現在では、ポリアミドやポリエステルなどの未延伸熱
可塑性糸および部分延伸熱可塑性糸が入手可能である。
未延伸糸においては、鎖状分子は不規則に配列されてい
る。部分延伸糸においては、鎖状分子は有向配列を取り
始めたところであるが、紡織用繊維の特性を得るために
はさらに配向することが必要である。この種類の糸は、
商品としてはP.O.Y(partially oriented yarn部分配合
糸)として知られている。
この発明の一つの目的は、予伸張された弾性糸すなわ
ちエラストマ糸の芯糸と、熱可塑性被覆糸との、複合糸
を提供することにある。この複合糸は、熱可塑性糸を完
全延伸し、可能な最大限まで延伸されたエラストマ糸で
荷重を支えた状態で、編製に使用することができる。
この発明の他の一つの目的は、均一な伸張と回復を可
能ならしめるために、弾性糸すなわちエラストマ糸の延
伸度を熱可塑性糸の延伸度に連続的に適合させた複合糸
を提供することにある。
この発明のさらに一つの目的は、芯糸が熱可塑性糸に
よって弱められたり、損傷されたりすることのない、複
合糸を提供することにある。
この発明の最も広い観点によれば、スパンデックス
(登録商標)芯糸と熱可塑性被覆糸との複合糸であっ
て、両糸が互い対して自由に伸張・収縮し得て、しかも
両糸の分離を防止するのに十分な密着性を保持するもの
が、提供される。
[課題を解決するための手段、作用] スパンデックス(登録商標)とは、セグメントに分か
れたポリウレタンを少なくとも85%包含する長鎖状ポリ
マの合成弾性繊維を指す。
この発明の複合糸は、2つの方法の内の1つで製作す
ることができる。その第1の方法は、完全延伸ポリアミ
ド糸あるいは完全延伸ポリエステル糸を使用し、その第
2の方法は、不完全延伸ポリアミド糸あるいは不完全延
伸ポリエステル糸を使用する。
第1の方法によれば、 予伸張されたスパンデックス(登録商標)糸をガイド
位置送給することと、 これとは別に、完全延伸ポリアミド糸あるいは完全延
伸ポリエステル糸をガイド位置へ送給し、スパンデック
ス(登録商標)糸に並べることと、 完全延伸糸と予伸張スパンデックス(登録商標)糸
を、両糸が加撚されながら加熱される加撚区画へ過送給
(オーバーフィード)することと、 加熱・加撚された糸を、融着しないように、セットさ
せ、与えられた撚りを保持させることと、このようにし
て製造された複合糸を、糸が加撚区画へ送給される速度
よりも遅い速度で巻き取ることと、 を具備する混紡繊維の製造方法が提供される。
非弾性糸が、ポリアミドあるいはポリエステルであ
り、部分配向糸である場合には、製造方法の中に、この
糸をガイド位置へ送給する前に少なくとも部分的にドラ
フトする行程を追加してもよい。
第2の方法によれば、 予伸張されたスパンデックス(登録商標)糸をガイド
位置へ第1速度で送ることと、 これとは別に、不完全延伸ポリアミド糸あるいは不完
全延伸ポリエステル糸をガイド位置へ第2速度で送給す
ることと、 両糸を、両糸が加撚されながら加熱されるところの加
撚区画へ送給することと、 加熱・加撚された糸を、融着しないように、セットさ
せ、与えられた撚りを保持させることと、 このようにして製造された複合糸を第1速度・第2速
度よりも大きな第3速度で、挟み位置へ送給し、そのた
めに不完全延伸ポリアミド糸あるいは不完全延伸ポリエ
ステル糸は、第2速度で作用するドラフト装置と挟み位
置の間でドラフトされることと、 を具備する混紡繊維の製造方法が提供される。
本発明に係る複合弾性糸の製造方法は、外周駆動の糸
パッケージから予め伸張されたスパンデックス(登録商
標)糸をガイド位置へ第1速度で送給すること、 前記スパンデックス(登録商標)糸と別に未延伸また
は部分延伸のポリアミド糸あるいはポリエステル糸を前
記スパンデックス(登録商標)糸に隣接するよう前記ガ
イド位置に送給すること、 過送給装置が前記ガイド位置の上流あるいは下流に配
置され、第2速度で作用すること、 両糸を前記ガイド位置から加熱体を通り加撚装置へ送
給すること、 前記両糸を螺旋状に加撚しながら、前記加熱体におい
て軟化するが溶解しない温度で前記両糸を加熱するこ
と、 前記加熱され螺旋状に加撚された複合糸を融着しない
ようにセットし、与えられた撚りを保持させること、 逆方向の撚りが前記セットされた複合糸に前記仮撚装
置の出口で与えられること、 前記逆方向の撚りが螺旋状にセットされた撚りと同方
向において前記複合糸に全体的なトルクを提供すること
を有する複合弾性糸の製造方法において、 糸が分離しないよう螺旋構造で互いに組合わされた複
数の構成糸を有する複合糸を提供するために、前記加撚
されそしてセットされた複合糸が前記第1速度及び第2
速度よりも速い第3速度で挟み位置へ送給され、それに
よって前記未延伸糸あるいは部分配向糸が前記第2速度
で作用する前記過送給装置と前記挟み位置との間でドラ
フトされ、加熱、加撚及びドラフトの各ステップが同時
に起こるように製造される。
[実施例] この発明を、以下にさらに実施例を示し、添付図面を
参照しつつ説明しよう。
第1実施例を示す第1図で、スパンデックス(登録商
標)糸10−−−代表的にはライクラ(登録商標)−−−
は、パッケージ12の中に備えられ、パッケージはその周
が送りローラ14によって駆動される。パッケージから巻
き解かれたライクラ(登録商標)は、矢印の方向に進
み、まず被動溝付プーリ16を越え、張力を受けながら、
据え置き式低摩擦ガイド18を越え、ガイド18の下流にあ
る過送給装置20の挟みに入る。
完全配向ナイロン(あるいは他の熱可塑性被覆糸)22
は、糸パッケージ24から巻き解かれる。このナイロン
は、平形連続繊維であり、小穴式のガイド26、28を経
て、ガイド18に至り、ここでナイロンは僅かの間隔をお
いてライクラと並び、次に過送給装置20の挟みに入る。
過送給装置20は、2個の被動ローラ30、32を具備し、そ
の周りには「エプロン」と称せられる無限ゴムベルト34
が通る。駆動ローラ36は、その軸が2個のローラ30、32
の軸から等距離の位置に搭載され、その周はベルト34を
介してローラ30の周と係合する。ローラ32は、ローラ36
とは係合せず、ばね力で押されてベルト34に接触し、そ
れによりローラ36とベルト34の間に挟みが形成される。
加熱体38は、過送給装置の挟みの垂直上方に配置さ
れ、過送給装置と加熱体の間には小穴式のガイド40が配
置されている。ガイド40は、機械が停止する場合に糸を
加熱体から取り外す役をする。摩擦式加撚装置42は、過
送給装置の上方に、ガイド40と加熱体38とに対して垂直
方向に並んで搭載されている。被動プーリ44が複合糸を
引っ張りローラ46、48の方へ向ける。引っ張りローラ4
6、48のうち、ローラ46は駆動ローラであり、ローラ48
は被動ローラである。必要の場合には、複合糸はローラ
48に2回以上巻き掛けられる。その場合の巻き掛けは、
代表的方法としては進み(advancing)リール(図示し
ない)により行われる。この発明の本実施例の必須の特
徴は、引っ張りローラが過送給装置のローラよりも低い
周速で回転することである。
作業の間、ローラ14の速度は、引っ張りローラ46、48
の速度に対して、ライクラ(登録商標)がガイド18に予
伸張されて到着するように、調節される。ライクラ(登
録商標)とナイロン糸はガイド18の上に並べられ、両者
は、垂直上方に過送給装置20の挟みを通して、加熱体38
の表面の上を通って、摩擦式加撚装置42の中へ、案内さ
れる。摩擦式加撚装置42は、5000乃至6000回/メートル
の撚りを与え、その結果、ライクラ(登録商標)と、ラ
イクラ(登録商標)芯糸の周りに保護被覆を形成するナ
イロン糸との複合糸50が形成される。加熱体の温度は、
両者の糸が融着しないように、サーモスタットで制御さ
れる。複合糸の中の撚度は、過送給装置と摩擦式加撚装
置の間を移動する糸の中で撚りが平衡するまで増大す
る。
この複合糸50は、摩擦式加撚装置から与えられた高度
の撚り状態でセットされる。摩擦式加撚装置は、複合糸
の引き続く長さ部分に逆撚りを与える。複合糸50は、つ
ぎにローラ46、48に引っ張られてプーリ44の上を越え、
ガイド51と潤滑ローラ52の上を越え、周が巻き取りロー
ラ56によって駆動される最終パッケージ54の上に巻き取
られる。
複合糸を構成する各糸は、互いに融着していないの
で、各糸は互いに対して自由に伸張・収縮し得て、しか
も両糸の分離を防止するのに十分な密着性を保持する。
第2実施例を第2図に示す。この図では第1図の部品
と類似の部品には同様の参照番号が使用されている。
この実施例は、ナイロン糸あるいはポリエステル糸の
ような部分配向糸をライクラ(登録商標)のようなスパ
ンデックス(登録商標)芯糸と混紡するのに使用され
る。ナイロンのドラフトは、装置20と引っ張りローラ4
6、48の間で生じる。しかし、装置20は過送給装置とし
ては作用せず、むしろローラ46よりも十分に低い速度で
回転し、ドラフトの程度は必要に応じて調整され、収縮
が加熱ゾーンで生じる。このようにして、第2実施例で
は、ナイロンは、加撚・収縮を付与されるために過送給
されるということはなく、その代わりに加撚・収縮は部
分延伸ナイロンを連続延伸することによって付与され
る。
必要ならば、ライクラ糸は最初に装置20を通さずに加
熱ゾーンへ直接に送給してもよい。第1実施例の場合と
同様に、スパンデックス(登録商標)糸と被覆糸は互い
に融着していないので、各糸は互いに対して自由に伸張
・収縮し得る。
第3実施例を示す第3図の装置は、第1図、第2図の
装置と同様であり、あてはまる範囲で同じ部品には同様
の参照番号が使用されている。しかし、この実施例で
は、部分有向糸の完全なドラフトは、糸パッケージとベ
ルト式送り装置20の挟みとの間に配置された追加の一対
のドラフトローラ58、60の間で付与される。完全にドラ
フトされたナイロンは次ぎに、第1実施例で記述されて
いるのと同様に、過送給装置20によって引っ張りローラ
46、48へ過送給される。
ここに記述された方法により加工された糸は、糸分離
の恐れなく編製・織製可能な十分の密着性を具備した複
合糸という要件を満たし、スパンデックス(登録商標)
糸が伸びるのを剛性のあるナイロンその他の被覆糸によ
って制御するという要件を満たしている。芯糸を被覆・
保護するという第2の要件は自ずから満たされている。
必要な密着性を確保するメカニズムは、下記の4つの
要素からなる。
1)ナイロン繊維のテクスチュアリング(加工)と収縮
により生じた絡み合い、 2)一体として解撚された2本の糸によって作られた真
の撚り部分、 3)分離を妨げる加撚の状態で加熱されることにより両
糸の中に生じたトルク、 4)交互に右撚り・左撚りとなる低レベルの真の撚り、 の四点である。
過送給装置、温度についての要件、加撚装置、に関連
してさらに記述しよう。
(i)過送給 過送給装置は、使用上、2つの機能を果たす。両糸が
この装置を通過するとともに加撚・収縮を補償するため
にナイロンは過送給され、同時に両糸は組み合わされ
る。このようにこの装置は、両糸に同時に作用するが、
ナイロンは自由であり、ナイロンの引っ張り量は過送給
ローラの速度によって支配されるのに対して、スパンデ
ックス(登録商標)糸の送給は送りローラ14によって制
限される。このようにこの装置によって、ドラフトは過
送給ローラ36までは増大するが、過送給ローラ36を過ぎ
れば平均ドラフトまで復帰する。
完全延伸ナイロンが過送給されつつある時には、過送
給装置は重要である、なぜならば両糸が組み合わされる
のはベルトが過送給ローラと接触する部分においてであ
るから。この段階ではナイロンは収縮していないから、
余分の長さ部分は極めて均一にスパンデックス(登録商
標)糸の上に分布するようにしなければならない。初期
の加撚の若干はこの部分で開始していると考えられる。
両糸の配置もまた重要である、それはナイロンの均一な
分布に影響するから。
(ii)温度 加熱体38によって加えられる熱は、スパンデックス
(登録商標)を螺旋状にセットし、その上にナイロンを
収縮させ、テクスチュアリング(加工)する。残念なが
ら、両糸の熱許容範囲は同じではない。ふつうナイロン
6.6のテクスチュアリング温度は、200℃乃至220℃であ
るが、ライクラは155℃乃至165℃以上では非常に軟らか
くなり、そのために収縮するナイロンが繊維の中に切り
込むことになる。これは「芯刻み」として知られている
欠陥になる。
これに反してこの発明では、両糸は140℃乃至160℃の
温度範囲、すなわち従来使用されていた温度よりもかな
り低い温度で、いずれにせよナイロンがふつうテクスチ
ュアリングされる温度よりは低い温度で、加熱される。
(iii)加撚 仮撚(いわゆるfalse twist)は、両糸を回転円板に
むかって送給することにより行われ、回転円板による加
撚は摩擦式加撚として知られている。摩擦式加撚により
糸に生じる応力は非常に低い。このようにして糸に5000
乃至6000回/メートルの撚りが与えられる。
完全延伸熱可塑性糸は収縮させるために過送給される
が、完全延伸熱可塑性糸を使用する場合には、加撚の程
度によって過送給されるナイロンの巻き取りを調整す
る。加撚が不十分であれば、両糸間の密着性が減少し、
加撚が過剰であれば、収縮したナイロンがスパンデック
ス(登録商標)に切り込み、芯刻みにより強度閾値を低
下させる。
この発明の各実施例においてスパンデックス(登録商
標)糸と被覆糸の双方が熱可塑であるということは重要
であり、両糸を螺旋状に組み合わせて戻り止めをするも
のは、この熱可塑性である。このようにして、両糸が摩
擦式加撚装置の出口で逆方向撚りを与えられるときに、
両糸は実際には最初の撚りの方向に与えられた高トルク
をもつ一体ものの糸のように挙動する。両糸を螺旋状に
「戻り止め」をするのに加えて、自己加撚力が両糸の持
つトルクによって作り出され、この自己加撚力によって
両糸の密着性は強化される。
実際問題としては、両糸の間の密着性が不足であれ
ば、糸がパッケージから引出される際に、各ナイロン繊
維は他の糸の層を捕らえ、糸の平均張力を増大し、過大
のピーク値を生じ、これが糸の破断の原因となる。他
方、密着性が過大であれば、ナイロンはスパンデックス
(登録商標)の中に「埋め込まれ」やすく、これはスパ
ンデックス(登録商標)の初期切り込みの原因となり、
そのためにスパンデックス(登録商標)は編製作業の応
力の下で破断する。
第4図の実際的な実施例では、あてはまる範囲で前述
の実施例の同様の参照番号が使用されている。パッケー
ジ12の予伸張されたスパンデックス(登録商標)糸は、
代表的には125m/minである第1速度で、糸切れ検出器72
を経て、ガイド40へ送られる。ガイド40は、ふつうには
「撚り阻止プーリ」であり、これはスパンデックス(登
録商標)とナイロン糸を組み合わせる作用と、両糸に与
えられた撚りが上流方向に移るのを阻止する作用の、両
方を行う。検出器72は、糸パッケージ12の移動自在の送
りローラ74に電気的に連結されていて、万一検出器72が
スパンデックス(登録商標)切れを検出すれば、移動自
在の送りローラ74は駆動動作から外され、スパンデック
ス(登録商標)の送給は停止される。
パッケージ24の不完全延伸ナイロン糸は、代表的には
385m/minである第2速度で、筒状ガイド60を通り、最終
的にはガイド40へ送られる。ガイド40への経路の間で、
糸は糸切断器64と駆動装置66を通る。切断器64は検出器
72に連結され、たとえばスパンデックス(登録商標)の
送りの中絶が検出器72によっ検出された場合に、糸を切
断する。同様に、切断器64に連結された検出器(図示し
ない)が、糸破断の場合にナイロン糸の送給を停止す
る。この検出器はまた、検出器72に連結された切断器に
も連結され、ナイロンの送給が中絶した場合にスパンデ
ックス(登録商標)の送給も停止する。
駆動装置66は2個のローラを包含し、その下側のロー
ラ68は駆動用であり、ドラフト用ローラとして働く。も
う一方のローラ70は、被動用であり、ローラ68と摩擦接
触している。第1図乃至第3図に示されるこの発明の実
施例からわかるように、この実施例ではドラフト用ロー
ラはガイド位置よりも上流に配置される。
ナイロンとスパンデックス(登録商標)は、ガイド40
から対角線上に下方へ、加熱体38の表面を渡って、送給
され、両糸は加熱体38で前述のように加熱・加撚を同時
に受ける。
加撚ヘッド42の下流で、複合糸は挟みの中へ送られ
る。挟みは、前述の実施例に関して述べられた装置20と
同様に、「エプロン」送給装置を備えている。ただし、
第4図では駆動ローラは番号77であり、被動ローラは番
号79、81である。ローラ77は、糸を代表的には500m/分
の第3速度で、挟みの中へ駆動する。第3速度は、スパ
ンデックス(登録商標)糸が駆動される第1速度、部分
有向ナイロンが駆動される第2速度、のいずれよりも大
きい。このようにして不完全延伸ナイロンは、さらに具
体的には熱の作用の下に、ドラフト用ローラ68と挟みと
の間で、ドラフトされる。
挟みは必ずしも「エプロン」送給装置を備えていなく
てもよいことは、わかるであろう、なぜならばこれは一
対の共働するローラの間に配置されても同様の結果が得
られるからである。加熱体の下流の追加のガイド76は、
加撚される複合糸を一般に42で示される加撚ヘッドへ案
内する。最後に、複合糸は潤滑ロール78の周りを通り、
最終パッケージ54へ達する。
先の実施例で述べられた条件は、この実施例でも同様
である、したがって加熱体温度は重要であり、望ましい
温度は、両糸が溶解せず、最終複合製品の中で自由であ
り他方に対して相対的に働き得るように選ばれ、150℃
である。
さて第5図を参照すれば、拡大部分からわかるよう
に、複合糸はナイロン糸80のループを包含し、このルー
プは、撚り方向が右撚りから左撚りに変る位置で、また
左撚りから右撚りに変る位置で、横方向に突出してい
る。第6図の横断面図では、スパンデックス(登録商
標)芯糸10とナイロン被覆糸22の間に融着はなく、すで
に述べたように両糸の自由・独立な運動が可能であるこ
とがわかる。
下記の実例で述べる糸は、張力は100m/minでScragg P
ackage性能解析装置で試験され、単一送給の3 3/4inch
(9.5cm)408針単一送給ニット機械で編まれた。
実例1 スパンデックス(登録商標)糸:22デシテックス ライ
クラ(登録商標) 被覆糸:20/5デシテックスP.O.Y.66ポリアミド P.O.Y.引き抜き比:1.300 エラスタン引き抜き比:4.000 D/Y比*:1.8 加熱体温度:150℃ 移動自在の送給ローラ74でのスパンデックス(登録商
標)糸速度:125m/min ローラ68での被覆糸速度:385m/分 ローラ77での複合糸速度:500m/分 性能解析:機械駆動速度:1000m/分 糸平均張力 :2g 糸ピーク張力:11g 上記条件で製造された混紡糸を10分間編んだ結果、編
み欠陥は皆無であった。
実例2 スパンデックス(登録商標)糸:22デシテックス エラ
スタン繊維 被覆糸:16/5デシテックスP.O.Y.66ポリアミド P.O.Y.引き抜き比:1.301 エラスタン引き抜き比:4.36 D/Y比*:1.8 加熱体温度:150℃ 移動自在の送りローラ74でのスパンデックス(登録商
標)糸速度:125m/分 ローラ68での被覆糸速度:384m/分 ローラ77での複合糸速度:500m/分 性能解析:機械駆動速度:1000/分 糸平均張力 :2g 糸ピーク張力:8g 上記条件で製造された複合糸で編んだ布地には、編み
欠陥は皆無であった。
上記各実例の中での3つの送り速度は、±10%変化さ
せ得ることがわかった。さらに、実験の中で、複合糸速
度を750m/minに増大し、第1糸速度と第2糸速度をこれ
に応じて増大しても、作業は成功裡に行なわれた。
[発明の効果] この発明によれば、スパンデックス(登録商標)芯糸
と熱可塑性被覆糸との複合糸において両糸が互いに対し
て自由に伸張、収縮し得て、しかも両糸の分離を防止す
るのに十分な密着性が保持される。
そしてこの発明によれば予伸張された弾性糸すなわち
エラストマ糸の芯糸と、熱可塑性被覆糸との、改良され
た複合糸が提供され、その複合糸は、熱可塑性糸を完全
延伸し、可能な最大限まで延伸されたエラストマ糸で荷
重を支えた状態で、編製に使用することができる。
また弾性糸すなわちエラストマ糸の延伸度を熱可塑性
糸の延伸度に連続的に適合させ均一な伸張と回復を可能
ならしめた複合糸が提供できる。
さらに複合糸の芯糸が熱可塑性糸によって弱められた
り、損傷されたりすることのない複合糸が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1実施例として、被覆された弾
性糸を製造する方法を示す図、 第2図は、この発明の第2の実施例として、被覆糸とし
て部分配向糸を使用する第1と類似の方法を示す図、 第3図は、部分配向糸から出発して、これを完全にドラ
フトして被覆糸として使用するこの発明の第3実施例を
示す図、 第4図は、この発明の実施例実例を示す図、 第5図は、この発明の方法で製造された複合糸の弛緩さ
せた状態を一部を拡大して示す図、 第6図は、第5図のVI−VI線での断面図である。 各図において: 10……スパンデック(登録商標)芯糸、12……芯糸パッ
ケージ、14……送りローラ、20……過送り装置、22,80
……被覆糸、24……被覆糸パッケージ、38……加熱体、
40……ガイド、42……加撚装置、46,48……ローラ、50
……複合糸、52,78……潤滑ローラ、54……最終パッケ
ージ、66……駆動装置、77……駆動ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 3/32 D02G 3/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周駆動の糸パッケージから予め伸張され
    たスパンデックス(登録商標)糸をガイド位置へ第1速
    度で送給すること、 前記スパンデックス(登録商標)糸と別に未延伸または
    部分延伸のポリアミド糸あるいはポリエステル糸を前記
    スパンデックス(登録商標)糸に隣接するよう前記ガイ
    ド位置に送給すること、 過送給装置が前記ガイド位置の上流あるいは下流に配置
    され、第2速度で作用すること、 両糸を前記ガイド位置から加熱体を通り加撚装置へ送給
    すること、 前記両糸を螺旋状に加撚しながら、前記加熱体において
    軟化するが溶解しない温度で前記両糸を加熱すること、 前記加熱され螺旋状に加撚された複合糸を融着しないよ
    うセットし、与えられた撚りを保持させること、 逆方向の撚りが前記セットされた複合糸に前記仮撚装置
    の出口で与えられること、 前記逆方向の撚りが螺旋状にセットされた撚りと同方向
    において前記複合糸に全体的なトルクを提供することを
    有する複合弾性糸の製造方法において、糸が分離しない
    よう螺旋構造で互いに組合わされた複数の構成糸を有す
    る複合糸を提供するために、前記加撚されそしてセット
    された複合糸が前記第1速度及び第2速度よりも速い第
    3速度で挟み位置へ送給され、それによって前記未延伸
    糸あるいは部分配向糸が前記第2速度で作用する前記過
    送給装置と前記挟み位置との間でドラフトされ、加熱、
    加撚及びドラフトの各ステップが同時に起こることを特
    徴とする複合弾性糸の製造方法。
  2. 【請求項2】前記複合糸が加熱工程において140℃から1
    60℃の温度範囲の温度で加熱される請求項1記載の複合
    弾性糸の製造方法。
  3. 【請求項3】前記複合糸が加熱された表面を渡って対角
    線上に下方へ送られて、加撚区画の中へ送給される請求
    項2記載の複合弾性糸の製造方法。
  4. 【請求項4】前記複合糸が加熱された表面を渡って垂直
    上方へ送られて、加撚区画の中へ送給される請求項1、
    2または3のいずれかに記載の複合弾性糸の製造方法。
  5. 【請求項5】第1速度が125m/min、第2速度385m/min、
    第3速度が500m/minであり、すべての速度が±10%の範
    囲にある請求項1記載の複合弾性糸の製造方法。
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