JP3086009B2 - 乗客コンベアの監視装置 - Google Patents

乗客コンベアの監視装置

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JP3086009B2
JP3086009B2 JP03159926A JP15992691A JP3086009B2 JP 3086009 B2 JP3086009 B2 JP 3086009B2 JP 03159926 A JP03159926 A JP 03159926A JP 15992691 A JP15992691 A JP 15992691A JP 3086009 B2 JP3086009 B2 JP 3086009B2
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conveyor
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勝美 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客コンベアの監視装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、例えば実開昭57−17
8071号に記載されているように、安全装置を構成し
ているスイッチ群のそれぞれにランプを接続し、スイッ
チ群のいずれか一つが動作して乗客コンベアの運転が停
止したとき、何れのスイッチが動作したのかをランプで
表示するようになっている。また、近年これらのスイッ
チの動作で乗客コンベアの運転状態を遠隔で監視する監
視センタへ通報し対処する方法がなされてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置においては、ビル内の監視室等に設けられたランプの
点灯によって動作したスイッチがどれであるかを報知す
るようになっており、利用者のいたずらや乗り方不良に
より安全スイッチが動作した場合は、この安全スイッチ
の復旧作業がビル内を監視する監視員によって対処可能
であるが、機械的な故障により安全スイッチが動作した
場合、保守会社に連絡して専任の技術者に対処してもら
わなければならず、いちいち前記保守会社に連絡するか
どうかの判断をしなければならなかった。
【0004】また、前記安全スイッチのうち何れかのス
イッチの動作で乗客コンベアの運転状態を遠隔で監視す
る監視センタへ通報し対処する方法においては、利用者
がいたずらや乗り方不良により安全スイッチが動作した
場合は、現地ビル内にて、この安全スイッチの復旧作業
がビル内を監視する監視員によって対応可能にもかかわ
らず、前記保守会社の技術者が出動することになり、出
動するのが無駄となるとともに、さらに復旧までの時間
が遅れる等の問題があった。
【0005】本発明の目的は検出素子の動作が保守会社
の技術者を必要とするものか否かを判断して適切な監視
箇所に通報することにより、技術者の無駄な出動を無く
して乗客コンベアの運転復旧を早期に行なうことができ
客コンベア監視装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、乗客コンベアの動作異常を検出する検出素子と、
の検出素子から動作異常信号が出力されると、前記乗客
コンベアに運転停止指令を出力する運転停止指令手段
、当該乗客コンベアが設置されている建屋内に設けら
れた第1の監視箇所または通信回線を介して遠隔にて複
数台の乗客コンベアの運転状態を監視する第2の監視箇
所に対して、前記検出素子が前記乗客コンベアの動作異
常を検出したことを報知する報知手段とを備えた乗客コ
ンベア監視装置において、前記検出素子が検出した前記
乗客コンベアの動作異常は前記第1の監視箇所で対処で
きる動作異常か前記第2の監視箇所の技術者によらなけ
れば対処できない動作異常かを判別する別手段と、こ
別手段が判別した判別結果によって、通報箇所を前
記第1の監視箇所或いは前記第2の監視箇所選定する
選定手段と、この選定手段で前記第1の監視箇所が選定
されてから所定時間経過すると、前記第2の監視箇所へ
通報する通報箇所変更手段とを有したものであり、好ま
しくは、第1の監視箇所で対処できる動作異常は乗客コ
ンベアの乗客に危険が及ぶ虞がある時に動作する安全ス
イッチにより検出されたものであり、第2の監視箇所の
技術者によらなければ対処できない動作異常は前記乗客
コンベアの機械装置の故障を検出する安全スイッチによ
り検出されたものとしたものである。
【0007】
【作用】検出素子は乗客コンベアの動作状態を監視して
おり、検出素子から動作異常信号が出力されると、判別
手段は検出素子が検出した乗客コンベアの動作異常が第
1の監視箇所で対処できる動作異常か第2の監視箇所の
技術者によらなければ対処できない動作異常かを判別
し、選定手段はこの判別結果によって、通報箇所を第1
の監視箇所或いは第2の監視箇所に選定する。そして、
運転停止指令手段は乗客コンベアに運転停止指令を出力
し、報知手段は同じ建屋内に設けられた第1の監視箇所
または通信回線を介して第2の監視箇所に乗客コンベア
の動作異常を報知する。通報箇所変更手段は前記選定手
段で第1の監視箇所が選定されてから所定時間経過する
と、第2の監視箇所へ通報する。好ましい手段では、乗
客コンベアの乗客に危険が及ぶ虞がある時に動作する安
全スイッチにより検出された動作異常は第1の監視箇所
で対処できるものであり、乗客コンベアの機械装置の故
障を検出する安全スイッチにより検出された動作異常は
第2の監視箇所の技術者によらなければ対処できないも
のである
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
より説明する。
【0009】図1は本発明の乗客コンベアの監視装置の
一実施例を示す全体構成図、図2は異常監視装置のブロ
ック図である。
【0010】建屋1内には、複数個無端状に連結され、
上下階の乗降口間を走行する踏板7と、乗降口の上方部
に形成された機械室5に収納され、前記踏板7を走行さ
せる駆動機4と、この動力を伝達するチェーン(図示せ
ず)が切断したとき動作する安全スイッチ3bと、ハン
ドレール出入口部(図示せず)に手が引き込まれたとき
動作する安全スイッチ3a,3cと、前記安全スイッチ
3a〜3cの入力を取り込み報知する監視装置6とから
成る乗客コンベア2が配置され、さらに、前記監視装置
6と第1の監視所である監視室8内にある報知装置9
が通信線10接続され、また、前記建屋1外の第2の
監視箇所である保守会社の監視センタ12が一般電話回
線11により接続されている。
【0011】前記乗客コンベア2内に設置される監視装
置6は、前記各種安全スイッチ3a〜3cの動作で信号
を発する故障検出装置3の出力信号を入力する入力装置
13と、制御装置15から前記監視センタ12へ通報す
るための制御線18と、前記監視室8内の通報装置9へ
通報するための制御線19と、前記各制御線18、19
と前記安全スイッチ3a〜3cの出力と論理積をとり出
力信号を発する判別装置14と、この信号出力20と前
記報知装置9へ前記通信線10を介して通報する出力装
置17と、前記信号出力20から出力装置17へ伝達す
る当該異常信号に関して時限装置21で所定の時限をも
たせて通信装置16へ送信し一般電話回線11を介して
前記監視センタ12へ当該異常信号を通報する通信装置
16とから構成されている。
【0012】次に動作を説明する。例えば乗客コンベア
2において何らかの原因でチェーンが切断され安全装置
3bが動作すると入力装置13により、安全装置3bが
動作した信号を取り込んで制御装置15は動作異常を
視センタ12へ通報するかまたは報知装置9に通報する
か判断する。この場合乗客コンベアの復旧は守会社の
技術員しか対応できないので、保守会社の監視センタ1
2へ通報しなければない。そこで、制御装置15は
制御線18を介して信号出力20を判別装置14へ伝
え、判別結果により制御装置15通信装置16を
起動し、一般電話回線11を介して監視センタ12へ通
報する。通報を受けた監視センタ12内の監視員は、通
報データより解析された建屋1の名称や、故障した乗客
コンベアの号機、ならびに故障箇所などを専門の技術者
に連絡し早急な対応を指示する。
【0013】また、利用者がいたずらや乗り方不良によ
り安全スイッチ3aを動作させると、入力装置13によ
り安全スイッチ3aが動作した信号を取り込んで制御装
置15は動作異常を監視センタ12へ通報するかまた
知装置9に通報するか判断する。この場合、建屋内
にてこの安全スイッチ3aの復旧作業が建屋内を監視す
る監視員によって対応可能なので、建屋内の報知装置9
へ通報すれば良いから、制御線19を介して信号出力2
0を判別装置14へ伝え、判別結果により制御装置
15出力装置17を介して報知装置9へ通報し、監視
員に連絡する。
【0014】また、時限装置21に信号出力20が通報
され一定時間経過後、通信装置16、一般電話回線11
を介して監視センタ12へ安全スイッチ3aの動作発生
の旨を通報する。通報を受けた監視センタ12内の監視
員は、通報データより解析された建屋1の名称や、故障
した乗客コンベアの号機、ならびに故障箇所などの来歴
情報を専門の技術者に連絡する。このとき一定時間経過
しても安全スイッチ3aが復旧していない場合は、監視
センタ12より建屋1内を監視する監視員に復旧指示を
行うことができ故障の対応が迅速にできるとともに、安
全スイッチ3aが復旧している場合でも、監視センタ1
2に来歴情報が記憶される。
【0015】本実施例では、監視センタ12の技術員に
故障の発生の来歴情報を確実に知らしめることができる
ので、この情報により故障箇所の再点検を行うことがで
きるので、保守性の向上及び品質の確保が図れる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、検出素子が検出した乗
客コンベアの動作異常は第1の監視箇所で対処できる動
作異常か第2の監視箇所の技術者によらなければ対処で
きない動作異常かを判別し、判別した結果によって、通
報箇所を第1の監視箇所或いは第2の監視箇所に選定
し、第1の監視所が選定されてから所定時間経過する
と、前記第2の監視所へ通報するようにしたので、保守
会社の技術無駄な出動を無くすることができると共
検出素子が動作異常検出可能な状態に復旧していな
い場合は、第2の監視箇所から第1の監視所に連絡して
検出素子の復旧を指示できるから、乗客コンベアの
復旧を早期に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗客コンベアの監視装置の一実施例を
示す全体構成図である。
【図2】異常監視装置のブロック図である。
【符号の説明】
2 乗客コンベア 3a〜3c 安全スイッチ 6 異常監視装置 8 監視室 9 報知装置 10 通信線 11 一般電話回線 12 監視センタ 13 入力装置 14 判別装置 15 制御装置 16 通信装置 17 出力装置 18、19 制御線 20 信号出力 21 時限装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 21/00 - 31/02 G08B 23/00 - 25/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客コンベアの動作異常を検出する検出
    素子と、の検出素子から動作異常信号が出力される
    と、前記乗客コンベアに運転停止指令を出力する運転停
    止指令手段と、当該乗客コンベアが設置されている建屋
    内に設けられた第1の監視箇所または通信回線を介し
    遠隔にて複数台の乗客コンベアの運転状態を監視する第
    2の監視箇所に対して、前記検出素子が前記乗客コンベ
    アの動作異常を検出したことを報知する報知手段とを備
    えた乗客コンベア視装置において、前記検出素子が検
    出した前記乗客コンベアの動作異常は前記第1の監視箇
    所で対処できる動作異常か前記第2の監視箇所の技術者
    によらなければ対処できない動作異常かを判別する
    手段と、この別手段が判別した判別結果によって、通
    報箇所を前記第1の監視箇所或いは前記第2の監視箇所
    選定する選定手段と、この選定手段で前記第1の監視
    箇所が選定されてから所定時間経過すると記第2の
    監視箇所へ通報する通報箇所変更手段とを有したことを
    特徴とする乗客コンベア視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の乗客コンベア監視装置に
    おいて、第1の監視箇所で対処できる動作異常は乗客コ
    ンベアの乗客に危険が及ぶ虞がある時に動作する安全ス
    イッチにより検出されたものであり、第2の監視箇所の
    技術者によらなければ対処できない動作異常は前記乗客
    コンベアの機械装置の故障を検出する安全スイッチによ
    り検出されたものであることを特徴とする乗客コンベア
    監視装置。
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JP2781484B2 (ja) * 1991-11-22 1998-07-30 株式会社日立ビルシステム 乗客コンベアの監視制御装置
JP7278820B2 (ja) * 2019-03-22 2023-05-22 Necプラットフォームズ株式会社 ベルトコンベア監視システム

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