JPH1059643A - エレベータの地震時監視制御装置 - Google Patents
エレベータの地震時監視制御装置Info
- Publication number
- JPH1059643A JPH1059643A JP21738296A JP21738296A JPH1059643A JP H1059643 A JPH1059643 A JP H1059643A JP 21738296 A JP21738296 A JP 21738296A JP 21738296 A JP21738296 A JP 21738296A JP H1059643 A JPH1059643 A JP H1059643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- earthquake
- car
- information
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベータ地震時確実に監視と自動復帰を制
御して非破壊地震或いは地震感知器の誤動作によるエレ
ベータ休止状況がないようにするエレベータの地震時監
視制御装置の提供。 【解決手段】 地震を感知してエレベータの動作を停止
させる地震感知器３ａ〜３ｎと、エレベータ乗りかごが
地震を受けた際乗りかご振動情報を出力できる乗りかご
の振動センサ２ａ〜２ｎと、エレベータ異常を監視する
監視診断装置における情報収集発送手段５ａ〜５ｎと、
前記情報収集発送手段に電話回線を介して接続されてい
る営業所監視ステーション７ａ〜７ｎとを有し、前記地
震感知器と前記乗りかごの振動センサとにより地震前後
にエレベータ動作を監視する前記営業所監視ステーショ
ンの情報を含めて地震後エレベータ運転自動復帰の制御
を行う地震運転監視制御装置４ａ〜４ｎとを備えた。
御して非破壊地震或いは地震感知器の誤動作によるエレ
ベータ休止状況がないようにするエレベータの地震時監
視制御装置の提供。 【解決手段】 地震を感知してエレベータの動作を停止
させる地震感知器３ａ〜３ｎと、エレベータ乗りかごが
地震を受けた際乗りかご振動情報を出力できる乗りかご
の振動センサ２ａ〜２ｎと、エレベータ異常を監視する
監視診断装置における情報収集発送手段５ａ〜５ｎと、
前記情報収集発送手段に電話回線を介して接続されてい
る営業所監視ステーション７ａ〜７ｎとを有し、前記地
震感知器と前記乗りかごの振動センサとにより地震前後
にエレベータ動作を監視する前記営業所監視ステーショ
ンの情報を含めて地震後エレベータ運転自動復帰の制御
を行う地震運転監視制御装置４ａ〜４ｎとを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数エレベータを
ステーションネットで監視管理するシステムにおけるエ
レベータの地震時監視制御装置に係り、特に、地震発生
によって地震感知器が動作した際に、乗りかごに取り付
けた振動センサの振動情報を基にエレベータを継続運転
させるようにしたエレベータの地震時監視制御装置に関
するものである。
ステーションネットで監視管理するシステムにおけるエ
レベータの地震時監視制御装置に係り、特に、地震発生
によって地震感知器が動作した際に、乗りかごに取り付
けた振動センサの振動情報を基にエレベータを継続運転
させるようにしたエレベータの地震時監視制御装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、エレベータは、地震が発生した
場合に、エレベータやその付属部分の受ける被害を最小
限にするため、エレベータの構成部品や各種の関連機器
の耐震特性を強化する等の対策が実施されている。ま
た、エレベータには、地震発生した場合に、エレベータ
の利用客に対する人身の安全を確保したり、エレベータ
に生じる重大な機能低下に伴う不測の事故の発生を防止
するために、地震感知器と連動して動作するエレベータ
の地震時管制運転装置が通常設置されている。エレベー
タの地震時管制運転装置とともに用いられる地震感知器
は、感知レベルが特低設定のものと低設定のものとの２
段階設定にされており、原則として６０ｍ以下の建築物
においては、特低設定の感知レベルが８０ｇａｌ、低設
定の感知レベルが１２０ｇａｌになるように選ばれてい
る。この場合、特低設定の地震感知器は、地震による機
械動作を自動リセットすることが可能な構造となってお
り、一方、低設定の地震感知器は、手動リセットするこ
とだけが可能な構造となっている。特低設定の地震感知
器と低設定の地震感知器の動作にしたがってエレベータ
の地震時管制運転を行い、特低地震時管制運転がエレベ
ータ運転自動復帰まで制御し、低地震時管制運転が同様
にエレベータの利用客を降りさせてエレベータを停止さ
せた後に、エレベータの運転を休止させたままの状態に
保守技術者がエレベータの設備を点検してから手動復帰
することによりエレベータの運転を続ける。
場合に、エレベータやその付属部分の受ける被害を最小
限にするため、エレベータの構成部品や各種の関連機器
の耐震特性を強化する等の対策が実施されている。ま
た、エレベータには、地震発生した場合に、エレベータ
の利用客に対する人身の安全を確保したり、エレベータ
に生じる重大な機能低下に伴う不測の事故の発生を防止
するために、地震感知器と連動して動作するエレベータ
の地震時管制運転装置が通常設置されている。エレベー
タの地震時管制運転装置とともに用いられる地震感知器
は、感知レベルが特低設定のものと低設定のものとの２
段階設定にされており、原則として６０ｍ以下の建築物
においては、特低設定の感知レベルが８０ｇａｌ、低設
定の感知レベルが１２０ｇａｌになるように選ばれてい
る。この場合、特低設定の地震感知器は、地震による機
械動作を自動リセットすることが可能な構造となってお
り、一方、低設定の地震感知器は、手動リセットするこ
とだけが可能な構造となっている。特低設定の地震感知
器と低設定の地震感知器の動作にしたがってエレベータ
の地震時管制運転を行い、特低地震時管制運転がエレベ
ータ運転自動復帰まで制御し、低地震時管制運転が同様
にエレベータの利用客を降りさせてエレベータを停止さ
せた後に、エレベータの運転を休止させたままの状態に
保守技術者がエレベータの設備を点検してから手動復帰
することによりエレベータの運転を続ける。
【０００３】また、特願平６−３１６９６３号の場合に
は、特低レベルを超えた振動で特低設定の地震感知器が
動作した時は一旦乗りかごを最寄り階に停止させ、一定
時間の経過後に地震感知器の動作を自動復帰させてエレ
ベータの運転を再開する。低レベルを超えた振動で低設
定の地震感知器が動作した時は乗りかごを最寄り階に停
止させた後に、運転を休止させられているエレベータに
対しては、遠隔地のサービス拠点のモニタ装置から伝送
供給される異常検出の指令により異常検出を行い、異常
がなければ継続の指令によって継続運転を続行させる。
低設定の地震感知器の動作後から継続運転まで特低設定
地震感知器により地震連続再発生の状態を監視しながら
継続運転を続行する。
は、特低レベルを超えた振動で特低設定の地震感知器が
動作した時は一旦乗りかごを最寄り階に停止させ、一定
時間の経過後に地震感知器の動作を自動復帰させてエレ
ベータの運転を再開する。低レベルを超えた振動で低設
定の地震感知器が動作した時は乗りかごを最寄り階に停
止させた後に、運転を休止させられているエレベータに
対しては、遠隔地のサービス拠点のモニタ装置から伝送
供給される異常検出の指令により異常検出を行い、異常
がなければ継続の指令によって継続運転を続行させる。
低設定の地震感知器の動作後から継続運転まで特低設定
地震感知器により地震連続再発生の状態を監視しながら
継続運転を続行する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】現行のエレベータの地
震時管制運転装置は、低設定の地震感知器が動作する規
模の地震が発生した場合、相当広範囲な地域内にある数
多くのエレベータが運転休止状態になる。それを復帰さ
せるためには、エレベータを点検して機械室にある地震
感知器を手動復帰する作業を行う必要があるもので、多
数の保守技術者、非常に長い時間を要することになり、
保守技術者に対する負担が相当大きくなるという問題が
ある。
震時管制運転装置は、低設定の地震感知器が動作する規
模の地震が発生した場合、相当広範囲な地域内にある数
多くのエレベータが運転休止状態になる。それを復帰さ
せるためには、エレベータを点検して機械室にある地震
感知器を手動復帰する作業を行う必要があるもので、多
数の保守技術者、非常に長い時間を要することになり、
保守技術者に対する負担が相当大きくなるという問題が
ある。
【０００５】また、特願平６−３１６９６３号の場合に
は、低設定の地震感知器が動作した場合において、機械
室にある地震感知器が感知した振動情報はエレベータ全
体の受けた振動情報と相当的に一致するかの問題があ
る。一般的に昇降路内にあるエレベータ設備が地震を受
ける振動影響は比較的小さいと思われる。また、地震感
知器より振動情報は定量的なものではなくて、１つの特
定の量しか示されないから例えば地震感知器の低設定が
動作した時に機械室で低レベル以上のどの位振動が発生
したかわからない、且つ連続の監視情報を捉えない、特
に復帰するために地震時（前後）に正確なエレベータの
動きの振動情報が得られない、地震の影響が全然ないエ
レベータが休止された場合もあるなどの問題がある。
は、低設定の地震感知器が動作した場合において、機械
室にある地震感知器が感知した振動情報はエレベータ全
体の受けた振動情報と相当的に一致するかの問題があ
る。一般的に昇降路内にあるエレベータ設備が地震を受
ける振動影響は比較的小さいと思われる。また、地震感
知器より振動情報は定量的なものではなくて、１つの特
定の量しか示されないから例えば地震感知器の低設定が
動作した時に機械室で低レベル以上のどの位振動が発生
したかわからない、且つ連続の監視情報を捉えない、特
に復帰するために地震時（前後）に正確なエレベータの
動きの振動情報が得られない、地震の影響が全然ないエ
レベータが休止された場合もあるなどの問題がある。
【０００６】さらに、地震感知器の誤動作によるエレベ
ータの休止問題がある。
ータの休止問題がある。
【０００７】前記の問題点を解決するものは以下であ
る。
る。
【０００８】本発明の第１目的は、非破壊的な規模の地
震発生によって地震感知器が動作しても、エレベータの
運転が自動復帰できる営業所規模でのエレベータの地震
時監視制御装置を提供することにある。
震発生によって地震感知器が動作しても、エレベータの
運転が自動復帰できる営業所規模でのエレベータの地震
時監視制御装置を提供することにある。
【０００９】本発明の第２目的は、非破壊的な規模の地
震発生によって地震感知器が動作した後に乗りかごに取
り付けた振動センサの振動情報及び他エレベータの振動
情報を基にエレベータの運転を自動復帰させるエレベー
タの地震運転監視制御装置が備えられる監視制御方式を
提供することにある。
震発生によって地震感知器が動作した後に乗りかごに取
り付けた振動センサの振動情報及び他エレベータの振動
情報を基にエレベータの運転を自動復帰させるエレベー
タの地震運転監視制御装置が備えられる監視制御方式を
提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１目的は、地震を感知
してエレベータの動作を停止させる地震感知情報を出力
する地震感知器と、エレベータ乗りかごが地震を受けた
際乗りかご振動情報を出力する乗りかごの振動センサ
と、エレベータの異常を監視する監視診断装置における
情報収集発送手段と、前記監視診断装置における情報収
集発送手段に電話回線を介して接続されている営業所監
視ステーションとを有し、前記地震感知器と前記乗りか
ごの振動センサとより地震前後にエレベータの動作を監
視する前記営業所監視ステーションの情報を含めて地震
後エレベータの運転自動復帰の制御を行う地震運転監視
制御装置とを備えた構成とすることにより、達成するこ
とができる。
してエレベータの動作を停止させる地震感知情報を出力
する地震感知器と、エレベータ乗りかごが地震を受けた
際乗りかご振動情報を出力する乗りかごの振動センサ
と、エレベータの異常を監視する監視診断装置における
情報収集発送手段と、前記監視診断装置における情報収
集発送手段に電話回線を介して接続されている営業所監
視ステーションとを有し、前記地震感知器と前記乗りか
ごの振動センサとより地震前後にエレベータの動作を監
視する前記営業所監視ステーションの情報を含めて地震
後エレベータの運転自動復帰の制御を行う地震運転監視
制御装置とを備えた構成とすることにより、達成するこ
とができる。
【００１１】第２目的は、前記地震運転監視制御装置
は、地震発生時に、比較的小さい特低レベルを超える振
動で動作する地震感知器の特低設定スイッチ信号回路出
力と連動する地震運転管制指令回路の中の特低設定管制
指令回路と、特低レベルより大きい低レベルを超える振
動で動作する地震感知器の低設定スイッチ信号回路出力
と連動する地震運転管制指令回路の中の低設定管制指令
回路とを有し、地震感知器の低設定が動作した際には、
前記エレベータ乗りかごの振動センサの情報と前記乗り
かごの低設定管制運転をさせた前記低レベルの地震感知
情報により、乗りかご振動状況が一定のレベル以下を判
定する判定手段と、或いは前記監視診断装置における情
報収集発送手段から伝送される類似のコンディションを
持つ他ビルの地震感知器の低設定動作情報とエレベータ
乗りかご振動情報の検索機能に基づいて、前記低設定の
管制運転を前記特低設定の管制運転に強制的に切り換え
る機能と、又は地震前後における前記乗りかごの振動セ
ンサの振動情報の対象及び前記監視診断装置における情
報収集発送手段を用いてエレベータ異常検出を異常検出
管制運転の高速モードで行う及び、乗りかごの振動が高
レベル以上を判定したときに限って地震後における前記
乗りかごの振動センサの振動情報及び前記監視診断装置
における情報収集発送手段を用いてエレベータ異常検出
を異常検出管制運転の低速モードで行う異常管制運転指
令回路とによってエレベータ平常運転を自動的に切り換
え、あるいは平常運転が自動復帰できない場合に営業所
監視ステーションに発報すると同時にその異常情報を伝
送し点検させる機能と、また地震感知器が動作してから
前記乗りかごの振動センサの振動情報より地震連続再発
生の状況を監視しながら乗りかご運転を管制する機能と
を備えた装置することにより、達成することができる。
は、地震発生時に、比較的小さい特低レベルを超える振
動で動作する地震感知器の特低設定スイッチ信号回路出
力と連動する地震運転管制指令回路の中の特低設定管制
指令回路と、特低レベルより大きい低レベルを超える振
動で動作する地震感知器の低設定スイッチ信号回路出力
と連動する地震運転管制指令回路の中の低設定管制指令
回路とを有し、地震感知器の低設定が動作した際には、
前記エレベータ乗りかごの振動センサの情報と前記乗り
かごの低設定管制運転をさせた前記低レベルの地震感知
情報により、乗りかご振動状況が一定のレベル以下を判
定する判定手段と、或いは前記監視診断装置における情
報収集発送手段から伝送される類似のコンディションを
持つ他ビルの地震感知器の低設定動作情報とエレベータ
乗りかご振動情報の検索機能に基づいて、前記低設定の
管制運転を前記特低設定の管制運転に強制的に切り換え
る機能と、又は地震前後における前記乗りかごの振動セ
ンサの振動情報の対象及び前記監視診断装置における情
報収集発送手段を用いてエレベータ異常検出を異常検出
管制運転の高速モードで行う及び、乗りかごの振動が高
レベル以上を判定したときに限って地震後における前記
乗りかごの振動センサの振動情報及び前記監視診断装置
における情報収集発送手段を用いてエレベータ異常検出
を異常検出管制運転の低速モードで行う異常管制運転指
令回路とによってエレベータ平常運転を自動的に切り換
え、あるいは平常運転が自動復帰できない場合に営業所
監視ステーションに発報すると同時にその異常情報を伝
送し点検させる機能と、また地震感知器が動作してから
前記乗りかごの振動センサの振動情報より地震連続再発
生の状況を監視しながら乗りかご運転を管制する機能と
を備えた装置することにより、達成することができる。
【００１２】上記の構成であるから、地震発生時に、比
較的小さい特低レベルを超える振動で動作する地震感知
器の特低設定スイッチ信号回路出力により地震運転管制
指令回路の中の特低設定管制指令回路動作にしたがって
エレベータ運転制御回路が乗りかごの特低設定管制運転
をエレベータの運転自動復帰まで行える。特低レベルよ
り大きい低レベルを超える振動で動作する地震感知器の
低設定スイッチ信号回路出力により地震運転管制指令回
路の中の低設定管制指令回路動作にしたがってエレベー
タ運転制御回路が乗りかごの低設定管制運転を行うとこ
ろに、前記エレベータ乗りかごの振動センサの情報と前
記乗りかごの低設定管制運転をさせた前記低レベルの地
震感知情報により、乗りかご振動状況が低レベル以下で
あると判定されたら、或いは前記乗りかご振動状況が低
レベルより高くて高レベルと判定され類似のコンディシ
ョンを持ち且つ地震感知器の低設定が動作していなかっ
た他ビル乗りかご振動情報を得られたら、前記低設定の
管制運転を強制的にクリアすると共に、前記特低設定の
管制運転を強制的にすることによって、即ち前記低設定
の管制運転から前記特低設定の管制運転に切り換えてエ
レベータ運転自動復帰がされる。前記乗りかご振動状況
が低レベル以下ではない、又は前記類似の他ビル乗りか
ご振動情報が得られていなかった場合は、エレベータ異
常検出管制運転の高速モードを用いて乗りかご運転しな
がら地震前後における前記乗りかごの振動センサの振動
情報の対象及び前記監視診断装置における異常情報収集
を行うことにより、エレベータ異常が検出されないと判
断されたらエレベータ平常運転を自動的に切り換えると
共に、地震感知器の両設定のスイッチと地震管制運転指
令回路をクリアする。もし逆の判断がされたら営業所に
発報すると同時にその異常情報を営業所監視ステーショ
ンに送り、点検させる。また、前記乗りかごの振動状況
が前記高レベルより大きいと判定された場合は、前記異
常検出管制運転の低速モードを用いて乗りかご運転しな
がら地震後における前記乗りかごの振動センサの振動情
報の収集及び前記監視診断装置における異常情報の収集
を行うことにより、エレベータ異常が検出されないと判
断されたらエレベータ平常運転を自動的に切り換えると
共に、地震感知器の両設定のスイッチと地震管制運転指
令回路をクリアする。もし逆の判断がされたら営業所に
発報すると同時にその異常情報を営業所監視ステーショ
ンに送り、点検させる。また、地震感知器動作から自動
復帰まで前記乗りかごの振動センサの振動情報より地震
連続再発生の状況を監視しながら、乗りかご運転を管制
すれば、エレベータは地震後自動復帰することができ、
又は自動復帰ができない場合は地震によるエレベータ設
備の損害状況を営業所監視ステーションに提供すること
ができる。
較的小さい特低レベルを超える振動で動作する地震感知
器の特低設定スイッチ信号回路出力により地震運転管制
指令回路の中の特低設定管制指令回路動作にしたがって
エレベータ運転制御回路が乗りかごの特低設定管制運転
をエレベータの運転自動復帰まで行える。特低レベルよ
り大きい低レベルを超える振動で動作する地震感知器の
低設定スイッチ信号回路出力により地震運転管制指令回
路の中の低設定管制指令回路動作にしたがってエレベー
タ運転制御回路が乗りかごの低設定管制運転を行うとこ
ろに、前記エレベータ乗りかごの振動センサの情報と前
記乗りかごの低設定管制運転をさせた前記低レベルの地
震感知情報により、乗りかご振動状況が低レベル以下で
あると判定されたら、或いは前記乗りかご振動状況が低
レベルより高くて高レベルと判定され類似のコンディシ
ョンを持ち且つ地震感知器の低設定が動作していなかっ
た他ビル乗りかご振動情報を得られたら、前記低設定の
管制運転を強制的にクリアすると共に、前記特低設定の
管制運転を強制的にすることによって、即ち前記低設定
の管制運転から前記特低設定の管制運転に切り換えてエ
レベータ運転自動復帰がされる。前記乗りかご振動状況
が低レベル以下ではない、又は前記類似の他ビル乗りか
ご振動情報が得られていなかった場合は、エレベータ異
常検出管制運転の高速モードを用いて乗りかご運転しな
がら地震前後における前記乗りかごの振動センサの振動
情報の対象及び前記監視診断装置における異常情報収集
を行うことにより、エレベータ異常が検出されないと判
断されたらエレベータ平常運転を自動的に切り換えると
共に、地震感知器の両設定のスイッチと地震管制運転指
令回路をクリアする。もし逆の判断がされたら営業所に
発報すると同時にその異常情報を営業所監視ステーショ
ンに送り、点検させる。また、前記乗りかごの振動状況
が前記高レベルより大きいと判定された場合は、前記異
常検出管制運転の低速モードを用いて乗りかご運転しな
がら地震後における前記乗りかごの振動センサの振動情
報の収集及び前記監視診断装置における異常情報の収集
を行うことにより、エレベータ異常が検出されないと判
断されたらエレベータ平常運転を自動的に切り換えると
共に、地震感知器の両設定のスイッチと地震管制運転指
令回路をクリアする。もし逆の判断がされたら営業所に
発報すると同時にその異常情報を営業所監視ステーショ
ンに送り、点検させる。また、地震感知器動作から自動
復帰まで前記乗りかごの振動センサの振動情報より地震
連続再発生の状況を監視しながら、乗りかご運転を管制
すれば、エレベータは地震後自動復帰することができ、
又は自動復帰ができない場合は地震によるエレベータ設
備の損害状況を営業所監視ステーションに提供すること
ができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】エレベータにおいては、建築基準
法によって、建築物及びエレベータを耐震構造にするよ
うに定められており、低設定値の地震感知器が最低レベ
ル付近で感知動作する震度４規模の揺れの地震が発生し
た場合、エレベータやその付属機器の損傷する事故の発
生の確立は、殆どゼロであることが確認されている。
法によって、建築物及びエレベータを耐震構造にするよ
うに定められており、低設定値の地震感知器が最低レベ
ル付近で感知動作する震度４規模の揺れの地震が発生し
た場合、エレベータやその付属機器の損傷する事故の発
生の確立は、殆どゼロであることが確認されている。
【００１４】一方、エレベータは機械的な構造物であ
り、エレベータの設備の異常変化は乗りかごの走行振動
で捉えることができる。
り、エレベータの設備の異常変化は乗りかごの走行振動
で捉えることができる。
【００１５】以下、本発明の一実施の形態を図１〜図３
により説明する。
により説明する。
【００１６】図１は複数エレベータをステーションネッ
トで監視管理するエレベータの地震時監視制御装置の構
成の概略説明図である。１ａ〜１ｎは乗りかご、２ａ〜
２ｎは乗りかごに取り付けた振動センサ、３ａ〜３ｎは
地震感知器、４ａ〜４ｎは地震運転監視制御装置、５ａ
〜５ｎは監視診断装置における情報収集発送手段、６ａ
〜６ｎは電話回線、７ａ〜７ｎは営業所監視ステーショ
ンである。
トで監視管理するエレベータの地震時監視制御装置の構
成の概略説明図である。１ａ〜１ｎは乗りかご、２ａ〜
２ｎは乗りかごに取り付けた振動センサ、３ａ〜３ｎは
地震感知器、４ａ〜４ｎは地震運転監視制御装置、５ａ
〜５ｎは監視診断装置における情報収集発送手段、６ａ
〜６ｎは電話回線、７ａ〜７ｎは営業所監視ステーショ
ンである。
【００１７】図２は地震運転監視制御装置の機能構成を
説明するための概略図である。その中に、１は乗りか
ご、２は乗りかごに取付けた振動センサ、３は特低設定
と低設定及び両設定のスイッチを復帰するクリア機能を
もつ地震感知器、４は地震運転監視制御装置、５は監視
診断装置における情報収集発送手段、６は電話回線、７
は営業所監視ステーションであるほかに、地震運転監視
制御装置においては、地震管制運転指令回路８の中に、
特低設定管制回路９と低設定管制指令をクリアすること
のできる機能を持つ低設定管制回路１０とを有してい
る。１１は地震感知器３からの情報又は乗りかごの振動
センサ２からの情報を解析し判定を行う機能、１２は低
設定管制回路１０を特低設定管制回路９に切り換えるか
の指令を発生する機能、１３は乗りかごの振動センサの
振動情報等によるエレベータの異常検出を指令する異常
管制回路である。及び１４は前記の管制回路の指令を受
けてエレベータの運転を制御する運転制御回路である。
説明するための概略図である。その中に、１は乗りか
ご、２は乗りかごに取付けた振動センサ、３は特低設定
と低設定及び両設定のスイッチを復帰するクリア機能を
もつ地震感知器、４は地震運転監視制御装置、５は監視
診断装置における情報収集発送手段、６は電話回線、７
は営業所監視ステーションであるほかに、地震運転監視
制御装置においては、地震管制運転指令回路８の中に、
特低設定管制回路９と低設定管制指令をクリアすること
のできる機能を持つ低設定管制回路１０とを有してい
る。１１は地震感知器３からの情報又は乗りかごの振動
センサ２からの情報を解析し判定を行う機能、１２は低
設定管制回路１０を特低設定管制回路９に切り換えるか
の指令を発生する機能、１３は乗りかごの振動センサの
振動情報等によるエレベータの異常検出を指令する異常
管制回路である。及び１４は前記の管制回路の指令を受
けてエレベータの運転を制御する運転制御回路である。
【００１８】図３は地震発生時に地震感知器の特低設定
の動作におけるエレベータ平常運転の自動復帰の流れを
示す図である。ステップＳ１〜Ｓ３で平常運転中に地震
発生を判明する。ステップＳ４〜Ｓ９で地震感知器の特
低設定の動作（ステップＳ４）または低設定の動作（ス
テップＳ７）によりエレベータ特低設定管制運転（ステ
ップＳ６）または低設定管制運転（ステップＳ９）を行
うと共に、監視ステーションに地震感知情報を伝送する
（ステップＳ５、Ｓ８）。特低設定管制運転の場合はエ
レベータ運転の復帰が自動的になる。低設定管制運転の
場合はエレベータ運転が休止になるため、ステップＳ１
０〜Ｓ１６で、エレベータ乗りかごの振動センサの情報
などを基にエレベータ運転の自動復帰を行う。前記乗り
かごの振動センサの情報（ステップＳ１０）と前記乗り
かごの低設定管制運転をさせた低レベルの地震感知情報
により、ステップＳ１１で乗りかご振動状況が低レベル
以下であると判定されたら、ステップＳ１２で前記低設
定の管制運転を強制的にクリアすると共に、ステップＳ
１３で前記特低設定の管制運転を強制的にすることによ
って、エレベータ運転自動復帰がされる。もしステップ
Ｓ１１で乗りかご振動状況が低レベルを超えたと判定さ
れ、かつステップＳ１４で高レベル以下であると判定さ
れれば、ステップＳ１５で類似のコンディション（たと
えば隣ビルの高さや強さなどの諸条件及びエレベータの
機種や積載や乗りかご位置などの諸条件は比較的に近
い）を持ち且つ地震感知器の低設定が動作していなかっ
た他ビル乗りかご振動情報を営業所ステーションより検
索する。ステップＳ１６でその情報を得られたら、その
ときにステップＳ１２〜Ｓ１３に戻って行い、即ち前記
低設定の管制運転から前記特低設定の管制運転に切り換
えてエレベータ運転自動復帰がされる。もしステップＳ
１６で地震感知器の低設定が動作していなかった類似の
他ビル乗りかごの振動の情報を得られない場合は、ステ
ップＳ１７〜Ｓ２１で地震前後における前記乗りかごの
振動センサの振動情報及び前記監視診断装置における情
報収集発送手段による異常情報を基にエレベータ異常検
出の高と低速モード管制運転を行う。ステップＳ１７で
エレベータ異常検出管制運転の高と低速モードを用いて
乗りかご運転しながら、地震前後における前記乗りかご
の振動センサの振動情報の対象及び前記監視診断装置に
おける情報収集発送手段による異常情報収集を行うこと
により、ステップＳ１８でエレベータ異常が検出されな
いと判断されたら、ステップＳ１９でエレベータ平常運
転を自動的に切り換えると共に、地震感知器の両設定の
スイッチと地震管制運転指令回路をクリアして、エレベ
ータ平常の継続運転とすることができる。もしステップ
Ｓ１９で逆の判断がされた場合に、ステップＳ２０で営
業所監視ステーションに発報すると同時にその異常情報
を伝送し、点検させる（ステップＳ２１）。また、もし
ステップＳ１４で前記乗りかごの振動状況高レベルを超
えたと判定されれば、ステップＳ２２〜Ｓ２４で地震後
だけにおける前記乗りかごの振動センサの振動情報及び
前記監視診断装置における情報収集発送手段による異常
情報を基にエレベータ異常検出の低速モード管制運転を
行う。ステップＳ２２でエレベータ異常検出管制運転の
低速モードを用いて乗りかご運転しながら、地震後だけ
における前記乗りかごの振動センサの振動情報及び前記
監視診断装置における情報収集発送手段による異常情報
収集を行うことにより、ステップＳ２３でエレベータ異
常が検出されないと判断されたら、ステップＳ２４でエ
レベータ平常運転を自動的に切り換えると共に、地震感
知器の両設定のスイッチと地震管制運転指令回路をクリ
アして、エレベータ平常の継続運転をすることができ
る。もしステップＳ２３で逆の判断がされた場合に、ス
テップＳ２５で営業所監視ステーションに発報すると同
時にその異常情報を伝送し、点検させる（ステップＳ２
６）。もし地震感知器動作から自動復帰まで前記乗りか
ごの振動センサの振動情報よりステップＳ３で地震連続
再発生の状況を収集され、ステップＳ２７で前回地震よ
り大きいかの判定を行い、その結果が大きい場合はステ
ップＳ１０から繰り返して監視しながら、乗りかご運転
の管制を行う。以上のようにすればエレベータは地震後
の自動復帰することができ、又は自動復帰ができない場
合は地震によるエレベータ設備の損害状況を営業所監視
ステーションに提供することができる。
の動作におけるエレベータ平常運転の自動復帰の流れを
示す図である。ステップＳ１〜Ｓ３で平常運転中に地震
発生を判明する。ステップＳ４〜Ｓ９で地震感知器の特
低設定の動作（ステップＳ４）または低設定の動作（ス
テップＳ７）によりエレベータ特低設定管制運転（ステ
ップＳ６）または低設定管制運転（ステップＳ９）を行
うと共に、監視ステーションに地震感知情報を伝送する
（ステップＳ５、Ｓ８）。特低設定管制運転の場合はエ
レベータ運転の復帰が自動的になる。低設定管制運転の
場合はエレベータ運転が休止になるため、ステップＳ１
０〜Ｓ１６で、エレベータ乗りかごの振動センサの情報
などを基にエレベータ運転の自動復帰を行う。前記乗り
かごの振動センサの情報（ステップＳ１０）と前記乗り
かごの低設定管制運転をさせた低レベルの地震感知情報
により、ステップＳ１１で乗りかご振動状況が低レベル
以下であると判定されたら、ステップＳ１２で前記低設
定の管制運転を強制的にクリアすると共に、ステップＳ
１３で前記特低設定の管制運転を強制的にすることによ
って、エレベータ運転自動復帰がされる。もしステップ
Ｓ１１で乗りかご振動状況が低レベルを超えたと判定さ
れ、かつステップＳ１４で高レベル以下であると判定さ
れれば、ステップＳ１５で類似のコンディション（たと
えば隣ビルの高さや強さなどの諸条件及びエレベータの
機種や積載や乗りかご位置などの諸条件は比較的に近
い）を持ち且つ地震感知器の低設定が動作していなかっ
た他ビル乗りかご振動情報を営業所ステーションより検
索する。ステップＳ１６でその情報を得られたら、その
ときにステップＳ１２〜Ｓ１３に戻って行い、即ち前記
低設定の管制運転から前記特低設定の管制運転に切り換
えてエレベータ運転自動復帰がされる。もしステップＳ
１６で地震感知器の低設定が動作していなかった類似の
他ビル乗りかごの振動の情報を得られない場合は、ステ
ップＳ１７〜Ｓ２１で地震前後における前記乗りかごの
振動センサの振動情報及び前記監視診断装置における情
報収集発送手段による異常情報を基にエレベータ異常検
出の高と低速モード管制運転を行う。ステップＳ１７で
エレベータ異常検出管制運転の高と低速モードを用いて
乗りかご運転しながら、地震前後における前記乗りかご
の振動センサの振動情報の対象及び前記監視診断装置に
おける情報収集発送手段による異常情報収集を行うこと
により、ステップＳ１８でエレベータ異常が検出されな
いと判断されたら、ステップＳ１９でエレベータ平常運
転を自動的に切り換えると共に、地震感知器の両設定の
スイッチと地震管制運転指令回路をクリアして、エレベ
ータ平常の継続運転とすることができる。もしステップ
Ｓ１９で逆の判断がされた場合に、ステップＳ２０で営
業所監視ステーションに発報すると同時にその異常情報
を伝送し、点検させる（ステップＳ２１）。また、もし
ステップＳ１４で前記乗りかごの振動状況高レベルを超
えたと判定されれば、ステップＳ２２〜Ｓ２４で地震後
だけにおける前記乗りかごの振動センサの振動情報及び
前記監視診断装置における情報収集発送手段による異常
情報を基にエレベータ異常検出の低速モード管制運転を
行う。ステップＳ２２でエレベータ異常検出管制運転の
低速モードを用いて乗りかご運転しながら、地震後だけ
における前記乗りかごの振動センサの振動情報及び前記
監視診断装置における情報収集発送手段による異常情報
収集を行うことにより、ステップＳ２３でエレベータ異
常が検出されないと判断されたら、ステップＳ２４でエ
レベータ平常運転を自動的に切り換えると共に、地震感
知器の両設定のスイッチと地震管制運転指令回路をクリ
アして、エレベータ平常の継続運転をすることができ
る。もしステップＳ２３で逆の判断がされた場合に、ス
テップＳ２５で営業所監視ステーションに発報すると同
時にその異常情報を伝送し、点検させる（ステップＳ２
６）。もし地震感知器動作から自動復帰まで前記乗りか
ごの振動センサの振動情報よりステップＳ３で地震連続
再発生の状況を収集され、ステップＳ２７で前回地震よ
り大きいかの判定を行い、その結果が大きい場合はステ
ップＳ１０から繰り返して監視しながら、乗りかご運転
の管制を行う。以上のようにすればエレベータは地震後
の自動復帰することができ、又は自動復帰ができない場
合は地震によるエレベータ設備の損害状況を営業所監視
ステーションに提供することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、特に乗
りかごの振動センサの振動情報を基に、エレベータの地
震時の監視、地震後の平常への自動復帰が確実にでき、
非破壊地震あるいは地震感知器の誤動作によるエレベー
タの休止の台数がないようにでき、又は自動復帰ができ
ない場合でも地震によるエレベータ設備の損害の正確な
状況を営業所監視ステーションに自動的に提供すること
により迅速に修復することが確実にできる。
りかごの振動センサの振動情報を基に、エレベータの地
震時の監視、地震後の平常への自動復帰が確実にでき、
非破壊地震あるいは地震感知器の誤動作によるエレベー
タの休止の台数がないようにでき、又は自動復帰ができ
ない場合でも地震によるエレベータ設備の損害の正確な
状況を営業所監視ステーションに自動的に提供すること
により迅速に修復することが確実にできる。
【図１】複数エレベータをステーションネットで監視管
理するエレベータの地震時監視制御装置の構成の概略説
明図である。
理するエレベータの地震時監視制御装置の構成の概略説
明図である。
【図２】地震運転監視制御装置の機能構成を説明するた
めの概略図である。
めの概略図である。
【図３】地震発生時に地震感知器の特低設定の動作にお
けるエレベータ平常運転の自動復帰の流れを示す図であ
る。
けるエレベータ平常運転の自動復帰の流れを示す図であ
る。
１ 乗りかご（１ａ〜１ｎ） ２ 乗りかごの振動センサ（２ａ〜２ｎ） ３ 地震感知器（３ａ〜３ｎ） ４ 地震運転監視制御装置（４ａ〜４ｎ） ５ 監視診断装置（情報収集発送手段）（５ａ〜５ｎ） ６ 電話回線（６ａ〜６ｎ） ７ 営業所監視ステーション（７ａ〜７ｎ） ８ 地震管制運転指令回路 ９ 特低設定管制回路 １０ 低設定管制回路 １１ 乗りかご振動状況の判定機能 １２ 低設定管制回路を特低特定管制回路に切り換える
指令発生機能 １３ エレベータ異常検出管制運転指令回路 １４ エレベータ運転制御回路
指令発生機能 １３ エレベータ異常検出管制運転指令回路 １４ エレベータ運転制御回路
Claims (2)
- 【請求項１】 地震を感知してエレベータの動作を停止
させる地震感知情報を出力する地震感知器と、エレベー
タ乗りかごが地震を受けた際乗りかご振動情報を出力す
る乗りかごの振動センサと、エレベータの異常を監視す
る監視診断装置における情報収集発送手段と、前記監視
診断装置における情報収集発送手段に電話回線を介して
接続されている営業所監視ステーションとを有し、前記
地震感知器と前記乗りかごの振動センサとより地震前後
にエレベータの動作を監視する前記営業所監視ステーシ
ョンの情報を含めて地震後エレベータの運転自動復帰の
制御を行う地震運転監視制御装置とを備えたことを特徴
とするエレベータの地震時監視制御装置。 - 【請求項２】 前記地震運転監視制御装置は、地震発生
時に、比較的小さい特低レベルを超える振動で動作する
地震感知器の特低設定スイッチ信号回路出力と連動する
地震運転管制指令回路の中の特低設定管制指令回路と、
特低レベルより大きい低レベルを超える振動で動作する
地震感知器の低設定スイッチ信号回路出力と連動する地
震運転管制指令回路の中の低設定管制指令回路とを有
し、地震感知器の低設定が動作した際には、前記エレベ
ータ乗りかごの振動センサの情報と前記乗りかごの低設
定管制運転をさせた前記低レベルの地震感知情報によ
り、乗りかご振動状況が一定のレベル以下を判定する判
定手段と、或いは前記監視診断装置における情報収集発
送手段から伝送される類似のコンディションを持つ他ビ
ルの地震感知器の低設定動作情報とエレベータ乗りかご
振動情報の検索機能に基づいて、前記低設定の管制運転
を前記特低設定の管制運転に強制的に切り換える機能
と、又は地震前後における前記乗りかごの振動センサの
振動情報の対象及び前記監視診断装置における情報収集
発送手段を用いてエレベータ異常検出を異常検出管制運
転の高速モードで行う及び、乗りかごの振動が高レベル
以上を判定したときに限って地震後における前記乗りか
ごの振動センサの振動情報及び前記監視診断装置におけ
る情報収集発送手段を用いてエレベータ異常検出を異常
検出管制運転の低速モードで行う異常管制運転指令回路
とによってエレベータ平常運転を自動的に切り換え、あ
るいは平常運転が自動復帰できない場合に営業所監視ス
テーションに発報すると同時にその異常情報を伝送し点
検させる機能と、また地震感知器が動作してから前記乗
りかごの振動センサの振動情報より地震連続再発生の状
況を監視しながら乗りかご運転を管制する機能とを特徴
とする請求項１記載のエレベータの地震時監視制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21738296A JPH1059643A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | エレベータの地震時監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21738296A JPH1059643A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | エレベータの地震時監視制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1059643A true JPH1059643A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16703306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21738296A Pending JPH1059643A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | エレベータの地震時監視制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1059643A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100431938C (zh) * | 2004-09-27 | 2008-11-12 | 东芝电梯株式会社 | 携带式异常诊断设备、升降机异常诊断系统及方法 |
| JP2013035627A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの地震時復旧診断運転装置 |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP21738296A patent/JPH1059643A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100431938C (zh) * | 2004-09-27 | 2008-11-12 | 东芝电梯株式会社 | 携带式异常诊断设备、升降机异常诊断系统及方法 |
| JP2013035627A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの地震時復旧診断運転装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7926620B2 (en) | Elevator control apparatus and control method | |
| JP2596452B2 (ja) | エレベ−タの地震管制運転からの復旧方法 | |
| JP2003146552A (ja) | エレベータの運転装置 | |
| CN110155845B (zh) | 故障及灾害同时监测的电梯远程控制系统 | |
| JP2002316780A (ja) | 地震発生時の作業報告システム | |
| JP2922045B2 (ja) | エレベータの遠隔故障診断装置 | |
| JP2008081299A (ja) | エレベータの機能可変型遠隔監視システム及び遠隔監視方法 | |
| JPH1059643A (ja) | エレベータの地震時監視制御装置 | |
| CN110023224A (zh) | 电梯故障的远程恢复系统 | |
| JP2007197117A (ja) | エレベータ制御ケーブルの異常検出装置及びそれを用いたエレベータの地震時復旧診断システム | |
| JP4708211B2 (ja) | エレベータ装置及びエレベータの制御方法 | |
| JP4616696B2 (ja) | エレベーターの管制運転情報収集装置 | |
| JP4924254B2 (ja) | エレベータの地震時対応運転装置 | |
| CN110114296A (zh) | 电梯的远程运行重新开始系统 | |
| JP3221841B2 (ja) | エレベータの異常状態捕捉装置 | |
| JP3086009B2 (ja) | 乗客コンベアの監視装置 | |
| KR102236152B1 (ko) | 엘리베이터의 원격 감시 시스템 | |
| JPH08198541A (ja) | エレベータの遠隔監視装置 | |
| JP4973067B2 (ja) | 地震発生後のエレベータ復旧装置及び復旧方法 | |
| JP3383750B2 (ja) | エレベータの遠隔監視システム | |
| JP2011026106A (ja) | 昇降機の災害時運転装置 | |
| JP2728149B2 (ja) | エレベータの通報装置 | |
| JPH03106777A (ja) | エレベータの遠隔監視装置 | |
| JP2003244335A (ja) | 遠隔監視システム | |
| KR20190102033A (ko) | 엘리베이터 고장의 원격 복구 시스템 |