JP3085769B2 - 差動増幅回路 - Google Patents

差動増幅回路

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JP3085769B2
JP3085769B2 JP04041690A JP4169092A JP3085769B2 JP 3085769 B2 JP3085769 B2 JP 3085769B2 JP 04041690 A JP04041690 A JP 04041690A JP 4169092 A JP4169092 A JP 4169092A JP 3085769 B2 JP3085769 B2 JP 3085769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は差動増幅回路に係り、詳
しくは半導体記憶装置に使用されるセンスアンプに好適
な差動増幅回路に関する。
【0002】近年、半導体記憶装置においては、高速動
作とともに低消費電力のデバイスが求められている。そ
のため、半導体記憶装置の高速化を左右する差動増幅回
路(センスアンプ)低消費電力化が求められている。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置、例えばスタティ
ックRAMにおいて、メモリセルのデータはビット線を
介してセンスアンプに出力され、増幅される。このセン
スアンプにはラッチ型センスアンプ、カレントミラー型
センスアンプ等、いずれも差動増幅回路が使用されてい
る。
【0004】図7にラッチ型センスアンプの基本回路を
示す。このラッチ型センスアンプはPMOSトランジス
タクロスカップル(PMOS CROSS COUPLED)センスアンプ
であって、一対のエンハンスメント型NチャネルMOS
トランジスタ(以下、単にNMOSトランジスタとい
う)TA ,TB と、一対のエンハンスメント型Pチャネ
ルMOSトランジスタ(以下、単にPMOSトランジス
タという)TC ,TD とから構成されている。NMOS
トランジスタTA ,TB は互いにソース結合され、その
ソースは低電圧電源(グランド)GNDに接続されてい
る。NMOSトランジスタTA ,TB のドレインはそれ
ぞれ対応するPMOSトランジスタTC ,TD のドレイ
ンに接続されている。
【0005】一方、一対のPMOSトランジスタTC ,
TD はそれぞれゲートが互いに他のドレインに対して接
続(クロスカップル)されているとともに、ソースが高
電圧電源VCCに接続されている。
【0006】そして、このセンスアンプは一対の相補ビ
ット線からの相補入力信号IN,バーINをそれぞれN
MOSトランジスタTA ,TB のゲートに入力し、増幅
された相補出力OUT,バーOUTをそれぞれノード
A,Bから出力する。さらに詳述すると、NMOSトラ
ンジスタTA のゲートに低い電位の入力信号INが入力
され、NMOSトランジスタTB のゲートに高い電位の
入力信号バーINが入力されているアクティブ状態のと
き、両NMOSトランジスタTA ,TB は共にオン状態
にある。PMOSトランジスタTC ,TD のゲートには
電源電圧VCCより低い電圧が印加され、PMOSトラン
ジスタTC ,TD は共にオン状態にある。
【0007】このとき、入力信号INが入力信号バーI
Nより低いので、NMOSトランジスタTA はNMOS
トランジスタTB よりコンダクタンスが小さくなる。そ
の結果、NMOSトランジスタTA のドレイン(ノード
A)の電圧(相補出力)OUTはNMOSトランジスタ
TB のドレイン(ノードB)の電圧(相補出力)バーO
UTより高くなる。そして、図8に示すように、この電
位差を持った電圧を相補入力信号IN,バーINに対す
る相補出力OUT,バーOUTとして出力するようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このセ
ンスアンプにおいては、アクティブ状態のとき各MOS
トランジスタTA 〜TD は共にオンさせ、高電圧電源V
CCと低電圧電源GNDとの間で電流を流し続けている。
従って、大きな消費電力を必要としていた。
【0009】また、相補入力信号INと相補入力信号バ
ーIN間の電位差は小さく、NMOSトランジスタTA
,TB のしきい値電圧より高くし、両トランジスタTA
,TB をオンさせているので、第8図に示すように、
相補出力信号OUTと相補出力信号バーOUTとの間に
電位差は生じるものの、大きな電位差は生じない。
【0010】すなわち、PMOSトランジスタTC ,T
D のオン抵抗は非常に小さいため、高電位側の相補出力
信号は高電圧電源VCCの電圧に近似する。一方、NMO
SトランジスタTA ,TB の低電位の相補出力信号を出
力する側のトランジスタはそのしきい値以上の電圧がゲ
ートに入力されていることからそのドレイン端子の電圧
がしきい値以下に下がることはない。その結果、低電位
側の相補出力信号はグランドGNDの電位に近づかな
い。その結果、高速動作及び大きな電位差を得ることが
できなかった。
【0011】そこで、NMOSトランジスタTA ,TB
のトランジスタサイズを大きくして、低電位側の相補出
力信号をグランドGNDの電位に近づけるとともに、高
速動作を図ることが考えられる。
【0012】しかしながら、素子が大きくなるため、回
路が大型化し高集積化を図る上で問題であった。また、
大きな電位差を得るために、センスアンプを複数段直列
に接続することが考えられる。しかし、回路規模が大き
くなり 高集積化を図る上で問題となるとともに、消費
電力がさらに増大するという問題があった。
【0013】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は消費電力の低減を図るこ
とができるとともに、高増幅率及び高速動作を可能にす
ることができる差動増幅回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。差動増幅回路は高電源電圧VCCと低電圧電源
GNDとの間に形成されている。そして、差動増幅回路
を構成する互いにソース結合される一対のトランジスタ
TA ,TB のゲート端子にはそれぞれ相補入力信号I
N,バーINを入力する。また、差動増幅回路はトラン
ジスタTA ,TB のドレイン端子からそれぞれ相補出力
信号OUT,バーOUTを取り出す。トランジスタTA
,TB のソース端子はそれぞれスイッチ回路部1,2
を介して互いに結合され、その結合部3は低電圧電源G
NDに接続されている。
【0015】スイッチ回路部1,2はそれぞれ対向する
側のトランジスタTA ,TB のドレイン端子からの相補
出力信号OUT,バーOUTを入力する。そして、例え
ば相補出力信号OUTがハイレベル(相補出力信号バー
OUTはローレベルとなる)のとき、スイッチ回路部1
は開放され、スイッチ回路部2は閉成される。反対に、
相補出力信号OUTがローレベル(相補出力信号バーO
UTはハイレベルとなる)のとき、スイッチ回路部1は
閉成され、スイッチ回路部2は開放されるようになって
いる。上記問題点を解決すべく、請求項1に記載の発明
は、差動増幅回路において、ゲート又はベース端子に第
1の入力信号INが入力され、ドレイン又はコレクタ端
子から第1の出力信号バーOUTが出力される第1のト
ランジスタTA と、ゲート又はベース端子に第2の入力
信号バーINが入力され、ドレイン又はコレクタ端子か
ら第1の出力信号バーOUTの相補信号である第2の出
力信号OUTが出力される第2のトランジスタTB と、
第1のPチャネルMOSトランジスタT1 のドレイン端
子と第1のNチャネルMOSトランジスタT2 のドレイ
ン端子とが第1のノードにおいて接続されてなるCMO
S構造を有し、第1のNチャネルMOSトランジスタT
2 のソース端子が共通接続点GNDに接続され、前記第
1のノードが第1のトランジスタTA のソース又はエミ
ッタ端子に接続され、PチャネルMOSトランジスタT
1 及びNチャネルMOSトランジスタT2 のゲート端子
にそれぞれ第2の出力信号OUTが入力された第1のイ
ンバータ回路と、第2のPチャネルMOSトランジスタ
T3 のドレイン端子と第2のNチャネルMOSトランジ
スタT4 のドレイン端子とが第2のノードにおいて接続
されてなるCMOS構造を有し、前記第2のNチャネル
MOSトランジスタT4 のソース端子が前記共通接続点
GNDに接続され、前記第2のノードが前記第2のトラ
ンジスタTB のソース又はエミッタ端子に接続され、前
記PチャネルMOSトランジスタT3 及びNチャネルM
OSトランジスタT4 のゲート端子にそれぞれ前記第1
の出力信号バーOUTが入力された第2のインバータ回
路とを有することを要旨とする。 請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の差動増幅回路において、第1のト
ランジスタTA 及び第2のトランジスタTB はそれぞれ
NチャネルMOSトランジスタであって、ドレイン端子
が前記第1のトランジスタTA のドレイン端子に接続さ
れ、ゲート端子が前記第2のトランジスタTB のドレイ
ン端子に接続された第3のPチャネルMOSトランジス
タTC と、ドレイン端子が前記第2のトランジスタTB
のドレイン端子に接続され、ゲート端子が前記第1のト
ランジスタTA のドレイン端子に接続された第4のPチ
ャネルMOSトランジスタTD とをさらに有し、ラッチ
型センスアンプであることを要旨とする。 請求項3に記
載の発明は、請求項1又は2に記載の差動増幅回路にお
いて、第1のトランジスタTA のドレイン又はコレクタ
端子と第2のトランジスタTB のドレイン又はコレクタ
端子の間に接続され、ゲート又はベース端子に入力され
る制御信号PLに基づいて開閉動作する第1のショート
トランジスタTE と、第1のトランジスタTA のソース
又はエミッタ端子と第2のトランジスタTB のソース又
はエミッタ端子の間に接続され、ゲート又はベース端子
に入力される制御信号PLに基づいて開閉動作する第2
のショートトランジスタTF と、をさらに有することを
要旨とする。
【0016】
【作用】従って、本発明によれば、相補出力信号OUT
がハイレベルのとき、スイッチ回路部1は開放され、ス
イッチ回路部2は閉成されるため、トランジスタTB は
非導通になる。その結果、トランジスタTB を介して電
流は流れず、トランジスタTB はドレイン端子の電位
(相補出力信号OUT)は高電源電圧VCCのレベル近く
まで上昇する。反対に、相補出力信号バーOUTがハイ
レベルのとき、スイッチ回路部2は開放され、スイッチ
回路部1は閉成されるため、トランジスタTA は非導通
になる。その結果、トランジスタTA を介して電流は流
れず、トランジスタTA はドレイン端子の電位(相補出
力信号バーOUT)は高電源電圧VCCのレベル近くまで
上昇する。
【0017】従って、アクティブ状態のとき、いずれか
一方のトランジスタを介して電流は流れないので、消費
電力は低く抑えられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図2,
図3に従って説明する。尚、本実施例は図7に示すPチ
ャネルMOSトランジスタクロスカップル(PMOS CROSS
COUPLED)センスアンプに具体化したもので、説明の便
宜上同じ回路素子については符号を同じにして詳細な説
明は省略する。
【0019】NMOSトランジスタTB のドレイン端子
はエンハンスメント型PチャネルMOSトランジスタ
(以下、単にPMOSトランジスタ)T1 とエンハンス
メント型NチャネルMOSトランジスタ(以下、単にN
MOSトランジスタという)T2 とからなるCMOS構
造のインバータ回路に接続されている。インバータ回路
はPMOSトランジスタT1 のソース端子が高電圧電源
VCCに接続され、NMOSトランジスタT2 のソース端
子が低電圧電源GNDに接続されている。そして、PM
OSトランジスタT1 及びNMOSトランジスタT2 の
ゲート端子は前記NMOSトランジスタTB のドレイン
端子(ノードB)に接続されている。また、PMOSト
ランジスタT1 及びNMOSトランジスタT2 のドレイ
ン端子がNMOSトランジスタTA のソース端子に接続
されている。
【0020】一方、NMOSトランジスタTA のドレイ
ン端子はエンハンスメント型PチャネルMOSトランジ
スタ(以下、単にPMOSトランジスタ)T3 とエンハ
ンスメント型NチャネルMOSトランジスタ(以下、単
にNMOSトランジスタという)T4 とからなるCMO
S構造のインバータ回路に接続されている。インバータ
回路はPMOSトランジスタT3 のソース端子が高電圧
電源VCCに接続され、NMOSトランジスタT4 のソー
ス端子が低電圧電源GNDに接続されている。従って、
NMOSトランジスタTA とNMOSトランジスタTB
のソースはそれぞれインバータ回路のNMOSトランジ
スタT2 ,T4 を介して結合されていることになる。そ
して、PMOSトランジスタT3 及びNMOSトランジ
スタT4のゲート端子は前記NMOSトランジスタTA
のドレイン端子(ノードA)に接続されている。また、
PMOSトランジスタT3 及びNMOSトランジスタT
4のドレイン端子がNMOSトランジスタTB のソース
端子に接続されている。
【0021】次に、上記のように構成されたセンスアン
プの作用について説明する。いま、NMOSトランジス
タTA のゲートに低い電位の相補入力信号INが入力さ
れ、NMOSトランジスタTB のゲートに相補入力信号
INより高い電位の相補入力信号バーINが入力されて
いる。相補入力信号IN,バーINは共にNMOSトラ
ンジスタTA ,TB のしきい値電圧より高いレベルの電
圧である。
【0022】この状態でNMOSトランジスタTA はN
MOSトランジスタTB よりコンダクタンスが小さくな
り、ノードAの電位(相補出力バーOUT)が上昇す
る。ノードAの電位が上昇し、NMOSトランジスタT
4 のしきい値以上なると、NMOSトランジスタT4 が
オンしNMOSトランジスタTB のソース端子はグラン
ド電源GNDのレベルに近づく。さらに、ノードBの電
位(相補出力OUT)はNMOSトランジスタTB を介
して低電圧電源GNDのレベルに近づく。
【0023】一方、ノードBの電位が低電圧電源GND
の近傍のレベルになることから、NMOSトランジスタ
T2 はオフし、PMOSトランジスタT1 はオンする。
NMOSトランジスタTA のソース端子は高電圧電源V
CCのレベルまで近づく。その結果、ノードAの電位もN
MOSトランジスタTA を介して高電圧電源VCCのレベ
ルで安定する。また、ノードAの電位が高電圧電源VCC
のレベルまで近づき安定することにより、PMOSトラ
ンジスタTD はオフするため、ノードBの電位は低電圧
電源GNDのレベルとなり安定する。
【0024】従って、このアクティブ状態においては、
各ノードA,Bの電位が安定すると、NMOSトランジ
スタT2 及びPMOSトランジスタTD がオフするた
め、消費電流はゼロとなる。しかも、ノードAの電位
(相補出力バーOUT)は高電圧電源VCCのレベルとな
り、ノードBの電位(相補出力OUT)が低電圧電源G
NDのレベルとなるため、相補出力OUT,バーOUT
の電位差は非常に大きく、すなわち大きな増幅率を得る
ことができる。
【0025】同様に、NMOSトランジスタTB のゲー
トに低い電位の相補入力信号INが入力され、NMOS
トランジスタTA のゲートに高い電位の相補入力信号バ
ーINが入力された場合も、各ノードA,Bの電位が安
定すると、NMOSトランジスタT4 及びPMOSトラ
ンジスタTC がオフするため、消費電流はゼロとなる。
また、ノードBの電位(相補出力バーOUT)は高電圧
電源VCCのレベルとなり、ノードAの電位(相補出力O
UT)は低電圧電源GNDのレベルとなるため、相補出
力OUT,バーOUTの電位差は非常に大きくなる。
【0026】このよう本実施例においては、アクティブ
状態においてセンスアンプが安定しているとき、電流が
流れないので消費電力の低減を図ることができる。しか
も、相補出力OUT,バーOUTの電位差を非常に大き
くすることができるので、従来のように増幅率を上げる
ためにセンスアンプを多段にする必要がなく、スタティ
ックRAM等、半導体記憶装置に応用した場合にはその
分高速動作が可能となる。
【0027】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、図4に示すように、ノードA,Bの間と、N
MOSトランジスタTA ,TB のソース端子間にそれぞ
れNMOSトランジスタよりなるショートトランジスタ
TE ,TF を接続し、ゲート端子からイコライズ信号P
LにてノードA,Bの間及びNMOSトランジスタTA
,TB のソース端子間を短絡制御するようにしてもよ
い。すなわち、図5に示すように、相補入力信号IN,
バーINが切り換わる間(アドレスチェンジの間)、ハ
イレベルのイコライズ信号PLを出力し、ショートトラ
ンジスタTE ,TF をオンさせて、ノードA,Bの間及
びNMOSトランジスタTA ,TB のソース端子間を短
絡させる。その結果、ノードA,Bの間及びNMOSト
ランジスタTA ,TB のソース端子間は同電位となり、
相補出力OUT,バーOUTの立ち上がり時間と立ち下
がり時間を同じにすることができる。また、相補入力信
号IN,バーINが反転したとき、相補出力OUT,バ
ーOUTを確実に反転させることができる。
【0028】図6に示すように、図4のセンスアンプの
構成に加えて、NMOSトランジスタT2 ,T4 をソー
ス結合し、その接続点とグランド電源GNDとの間にN
MOSトランジスタよりなるゲートトランジスタTG を
設け、セレクト信号SLをそのゲート端子に入力してオ
ン・オフ制御するようにしてもよい。
【0029】この場合、スタティックRAMのメモリセ
ル構造が複数のブロックに分割されていて、読み出され
るメモリセルのブロックのみを活性化し、それ以外のブ
ロックを非活性にするものであるとき、有効となる。す
なわち、活性化する場合にはハイレベルのセレクト信号
SLにてゲートトランジスタTG はオンし、当該センス
アンプを動作可能な状態にすることができ、それ以外の
ときにはローレベルのセレクト信号SLにてゲートトラ
ンジスタTG はオフし動作不能にし、消費電力の低減を
図ることができる。
【0030】また、前記実施例では、スイッチ回路部を
PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとからな
るインバータ回路で構成したが、これをPMOSトラン
ジスタを無くし、NMOSトランジスタのみで実施して
もよい。また、PMOSトランジスタに代えてプルアッ
プ抵抗にして実施してもよい。
【0031】さらに、前記実施例では差動増幅回路とし
てラッチ型センスアンプについて説明したが、カレント
ミラー型センスアンプ等その他差動増幅回路に実施して
もよい。勿論、MOSトランジスタに代えてバイポーラ
トランジスタからなる差動増幅回路に応用してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、消
費電力の低減を図ることができるとともに、高増幅率及
び高速動作を可能にすることができ、差動増幅回路とし
て優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するためのラッチ型セ
ンスアンプの電気回路図である。
【図3】ラッチ型センスアンプの出力波形図である。
【図4】ショートトランジスタを加えたラッチ型センス
アンプの電気回路図である。
【図5】ショートトランジスタを加えたラッチ型センス
アンプの電気回路図の入出力波形図である。
【図6】ショートトランジスタ及びゲートトランジスタ
を加えたラッチ型センスアンプの電気回路図である。
【図7】従来のラッチ型センスアンプの基本回路図であ
る。
【図8】従来のラッチ型センスアンプの入出力波形図で
ある。
【符号の説明】
1 スイッチ回路部 2 スイッチ回路部 TA トランジスタ TB トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/41 - 11/419

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート又はベース端子に第1の入力信号
    が入力され、ドレイン又はコレクタ端子から第1の出力
    信号が出力される第1のトランジスタと、 ゲート又はベース端子に第2の入力信号が入力され、ド
    レイン又はコレクタ端子から前記第1の出力信号の相補
    信号である第2の出力信号が出力される第2のトランジ
    スタと、 第1のPチャネルMOSトランジスタのドレイン端子と
    第1のNチャネルMOSトランジスタのドレイン端子と
    が第1のノードにおいて接続されてなるCMOS構造を
    有し、前記第1のNチャネルMOSトランジスタのソー
    ス端子が共通接続点に接続され、前記第1のノードが前
    記第1のトランジスタのソース又はエミッタ端子に接続
    され、前記PチャネルMOSトランジスタ及びNチャネ
    ルMOSトランジスタのゲート端子にそれぞれ前記第2
    の出力信号が入力された第1のインバータ回路と、 第2のPチャネルMOSトランジスタのドレイン端子と
    第2のNチャネルMOSトランジスタのドレイン端子と
    が第2のノードにおいて接続されてなるCMOS構造を
    有し、前記第2のNチャネルMOSトランジスタのソー
    ス端子が前記共通接続点に接続され、前記第2のノード
    が前記第2のトランジスタのソース又はエミッタ端子に
    接続され、前記PチャネルMOSトランジスタ及びNチ
    ャネルMOSトランジスタのゲート端子にそれぞれ前記
    第1の出力信号が入力された第2のインバータ回路と、 を有することを特徴とする差動増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記第1のトランジスタ及び第2のトラ
    ンジスタはそれぞれNチャネルMOSトランジスタであ
    って、 ドレイン端子が前記第1のトランジスタのドレイン端子
    に接続され、ゲート端子が前記第2のトランジスタのド
    レイン端子に接続された第3のPチャネルMOSトラン
    ジスタと、 ドレイン端子が前記第2のトランジスタのドレイン端子
    に接続され、ゲート端子が前記第1のトランジスタのド
    レイン端子に接続された第4のPチャネルMOSトラン
    ジスタと、 をさらに有し、 ラッチ型センスアンプであることを特徴とする請求項1
    に記載の差動増幅回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のトランジスタのドレイン又は
    コレクタ端子と前記第2のトランジスタのドレイン又は
    コレクタ端子の間に接続され、ゲート又はベース端子に
    入力される制御信号に基づいて開閉動作する第1のショ
    ートトランジスタと、 前記第1のトランジスタのソース又はエミッタ端子と前
    記第2のトランジスタのソース又はエミッタ端子の間に
    接続され、ゲート又はベース端子に入力される制御信号
    に基づいて開閉動作する第2のショートトランジスタ
    と、 をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の差動増幅回路。
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