JP3085368U - 道路鋲 - Google Patents

道路鋲

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JP3085368U
JP3085368U JP2001006705U JP2001006705U JP3085368U JP 3085368 U JP3085368 U JP 3085368U JP 2001006705 U JP2001006705 U JP 2001006705U JP 2001006705 U JP2001006705 U JP 2001006705U JP 3085368 U JP3085368 U JP 3085368U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 反射体又は発光体を具えた道路鋲であって、
破損した場合、路面を掘り起こさずに簡易な作業で取り
替えができ、また、車両がその上を通過した場合でも、
圧力を分散させて容易に破損することがなく、さらに車
両のタイヤの滑走を防止できる道路鋲を提供する。 【解決手段】 外周面に螺刻し、内壁上端部が中心に
向かってせり出した当止凸部201を形成し、底面の適
宜な位置に螺子孔204を穿設し、かつ上面には円周上
の対向する位置に凹溝202が形成された円筒状の胴体
部2と、上端部が半球状に形成され、その下端部は外周
がせり出した当接鍔部302を形成し、かつ内部は中空
に形成し、下端が開口状に形成された道路鋲頭部3と、
弾性体と、円盤の中央部にガイド円柱部501が一体に
形成され、該円盤部の外周に貫通孔502が穿設された
底板5とを組み合わせて道路鋲本体を組み立てて、上面
が開口し、底面が閉塞した筒状体からなる道路鋲ハウジ
ング6に該道路鋲本体を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、道路の区分を表わす道路鋲に関し、さらに詳しくは、伸縮緩衝手 段を具えた道路鋲、特に発光体又は反射体を具え、夜間においても使用できる道 路鋲に関する。
【0002】
【従来の技術】
道路の区分を表わすための道路鋲は、所定の間隔を置いて道路に設けられ、反 射体を具えることによって、夜間においても道路を走行する車両のヘッドランプ から照射される光線を反射して、運転者が道路の区分を確認できるように構成さ れている。また、最近は、太陽電池を電源とする発光体を具えることにより道路 鋲自体が発光して夜間に道路の区分を表わすものもある。
【0003】 しかし、これら道路鋲を道路に設ける場合、道路鋲の下半部を路面下に埋設す るため、道路鋲が老朽化した場合又は外部の強い衝撃、圧力を受けて破損した場 合、道路鋲全体を取り替えなければならない。このため下半部を路面下に埋設し た道路鋲を取り出す場合、実際にはかなりの手間と時間を要し、極めて不便であ る。
【0004】 また、従来の道路鋲には、何ら緩衝手段が設けられていないため、道路鋲上を 車両が通過すると極めて強い圧力を受け、長期にわたって使用した場合破損の原 因となるのみならず、一般に道路鋲の反射体又は発光体は、ガラス、アクリル、 又は硬質のプラスチック材によって製作されていたため、道路鋲が破損した場合 又はこれら材料の破片が道路上に散乱した場合、走行中の車両のタイヤに刺さる 可能性もあり、安全上問題となっていた。
【0005】 さらに、従来の道路鋲は、道路上に凸起して設けられるため、道路鋲上を車両 が通過する場合タイヤが道路鋲上を滑ったり、跳ね返ったりする。特に、雨天に 二輪車が道路鋲上を通過した場合、転倒する可能性が大きく、極めて危険であっ た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従って、この考案の課題は、従来の技術に見られる以上の欠点に鑑みて、簡易 な作業で取り替えのできる道路鋲を提供することにある。
【0007】 また、この考案は、伸縮緩衝手段を具えることによって、車両がその上を通過 した場合、圧力を分散させて、容易に破損しない道路鋲であって、また、その上 を通過する車両のタイヤが滑ったり、跳ね返ったりすることのない道路鋲を提供 することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねたところ、道路 鋲の構成中に緩衝手段を設けることにより、上記課題が解決できることに想到し これらの知見に基づいてこの考案に到達した。
【0009】 すなわち、この考案によれば、 円筒状の胴体部と、道路鋲頭部と、弾性体と、底板とを組み合わせてなる道路 鋲本体を道路鋲ハウジング内に設けてなる道路鋲において、 該胴体部は外周面に螺刻するとともに、内壁上端部が中心に向かってせり出し て当止凸部を形成し、内壁に段差をつけるとともに、底面の適宜な位置に螺子孔 を穿設し、かつ上面には円周上の対向する位置に凹溝が形成され、 該道路鋲頭部は、上端部が半球状に形成され、その下端部は外周がせり出して 当接鍔部を形成し、かつ内部は中空に形成し、下端が開口状に形成され、 該弾性体はコイルバネであって、上端は該道路鋲頭部の底端面に当接し、 該底板は円盤の中央部にガイド円柱部が一体に形成され、該ガイド円柱部の直 径は、道路鋲頭部が該底板のガイド円柱部に摺動自在に緩挿されだけの長さとし 、 底板下端の鍔状にせり出した部分には胴体部の底面に穿設した螺子孔に対応す る位置には貫通孔が穿設され、 該胴体部の下端開口から該道路鋲頭部を挿入し、該弾性体を底板のガイド円柱 部に嵌挿して該ガイド円柱部を該道路鋲頭部の下端開口に挿入し、さらに胴体部 の底面に穿設した螺子孔と、底板の貫通孔とを合わせ固定ネジによって底板を胴 体部に螺着して道路鋲本体を組み立て、 該道路鋲ハウジングは、上面が開口し、底面が閉塞した筒状体であって、内壁 には、胴体部外周面に形成したネジ山に対応するネジ山が螺刻され、両ネジ山を 利用して道路鋲本体を該道路鋲ハウジングに取り付けて道路鋲を構成することを 特徴とする伸縮緩衝手段を具える道路鋲 が提供される。
【0010】 以下、具体的に説明する。 請求項1に記載の道路鋲は、円筒状の胴体部と、道路鋲頭部と、弾性体と、底 板とを組み合わせてなる道路鋲本体を道路鋲ハウジング内に設けてなる。該胴体 部は外周面に螺刻するとともに、内壁上端部が中心に向かってせり出して当止凸 部を形成し、内壁に段差をつけるとともに、底面の適宜な位置に螺子孔を穿設し 、かつ上面には円周上の対向する位置に凹溝が形成される。該道路鋲頭部は、上 端部が半球状に形成され、その下端部は外周がせり出して当接鍔部を形成し、か つ内部は中空に形成し、下端が開口状に形成される。該弾性体はコイルバネであ って、上端は該道路鋲頭部の底端面に当接する。該底板は円盤の中央部にガイド 円柱部が一体に形成され、該ガイド円柱部の直径は、道路鋲頭部が該底板のガイ ド円柱部に摺動自在に緩挿されるだけの長さとする。底板下端の鍔状にせり出し た部分には胴体部の底面に穿設した螺子孔に対応する位置には貫通孔が穿設され 、該胴体部の下端開口から該道路鋲頭部を挿入し、該弾性体を底板のガイド円柱 部に嵌挿して該ガイド円柱部を該道路鋲頭部の下端開口に挿入し、さらに胴体部 の底面に穿設した螺子孔と、底板の貫通孔とを合わせ固定ネジによって底板を胴 体部に螺着して道路鋲本体を組み立てる。該道路鋲ハウジングは、上面が開口し 、底面が閉塞した筒状体であって、内壁には、胴体部外周面に形成したネジ山に 対応するネジ山が螺刻され、両ネジ山を利用して道路鋲本体を該道路鋲ハウジン グに取り付けて道路鋲を構成する。
【0011】 請求項2に記載の道路鋲は、請求項1における底板と弾性体に替えて、上面が 開口し、かつ底面が閉塞した円筒状の収納筒体を用いてなるものである。該収納 筒体の中空部には、弾性体を内設して密封した軟質材による円筒状の気嚢を設け 、また、該収納筒体の内径は、上面開口から前記道路鋲頭部を摺動自在に挿入で きるだけの長さとし、外形は道路鋲底面開口から摺動自在に挿入できる長さとす る。
【0012】 請求項3に記載の道路鋲は、請求項1又は請求項2における 道路鋲頭部の上 端部の表面及び/又は内部に反射材を設けてなるものである。
【0013】 請求項4に記載の道路鋲は、請求項1又は請求項2における道路鋲頭部が、上 端部の内部を中空に形成し、発光体と、該発光体を発光させるための手段を設け てなるものである。
【0014】 請求項5に記載の道路鋲は、請求項1又は請求項2における前記胴体部の外周 面の適宜な位置に少なくとも1以上の係止突起を設け、別途道路鋲ハウジングの 内壁に該係止突起に対応する係止溝を形成してなる。
【0015】
【考案の実施の形態】
この考案による道路鋲は、反射体を具えるか又は発光体と該発光体を発光する 手段を内設した道路鋲であって、円筒状の胴体部と、道路鋲頭部と、弾性体と、 底板とを組み合わせてなる道路鋲本体を道路鋲ハウジング内に設けてなり、伸縮 緩衝手段を具える。かかる道路鋲の構造と特徴を詳述するために、具体的な実施 例を挙げ、図面を参照にして以下に説明する。
【0016】
【実施例】第1の実施例 図1から図4に、第1の実施例による道路鋲を開示する。図面によれば、この 考案による道路鋲は、円筒状の胴体部(2)と、道路鋲頭部(3)と、弾性体( 4)と、底板(5)とを組み合わせてなる道路鋲本体(1)を道路鋲ハウジング (6)内に設けてなる。
【0017】 該胴体部(2)は外周面に外周ネジ山(203)を螺刻するとともに、内壁上 端部が中心に向かってせり出して当止凸部(201)を形成し、内壁に段差をつ ける。また、底面の適宜な位置にネジ孔(204)を穿設し、上面には円周上の 対向する位置に凹溝(202)をする。該道路鋲頭部(3)は、上端部が半球状 に形成され、外周面に反射カバー(301)を嵌着する。その下端部は外周がせ り出して当接鍔部(302)を形成し、かつ内部は中空に形成し、下端を開口状 にする。該弾性体(4)はコイルバネであって、上端は該道路鋲頭部(3)の底 端面に当接する。該底板(5)は円盤の中央部にガイド円柱部(501)が一体 に形成され、該ガイド円柱部(501)の直径は、該道路鋲頭部(3)の下端開 口よりもやや狭くし、道路鋲頭部(3)該底板(5)のガイド円柱部(501) に摺動自在に緩挿される。また、底板(5)下端の鍔状にせり出した部分には胴 体部(2)の底面に穿設したネジ孔(203)に対応する位置には貫通孔(50 2)を穿設する。
【0018】 以上の道路鋲本体(1)を構成するそれぞれの部材を組み立てる場合は、胴体 部(2)の下端開口から道路鋲頭部(3)を挿入し、弾性体(4)を底板(5) のガイド円柱部(501)に嵌挿して該ガイド円柱部(501)を該道路鋲頭部 (3)の下端開口に挿入する。さらに胴体部(2)の底面に穿設したネジ孔(2 04)と、底板(5)の貫通孔(502)とを合わせ固定ネジ(7)によって底 板(5)を胴体部(2)に螺着する。この状態において、道路鋲頭部(3)の当 接鍔部(302)が胴体部(2)内壁の当止凸部(201)に当止するため、図 4に開示するように道路鋲頭部(3)の半球状に形成した上端部のみが胴体部( 2)の上面開口から突出し、胴体部(2)の上面開口から抜け出ることがない。 また、該道路鋲頭部(3)の上端部を押し圧すると、胴体部(2)内に押し込ま れるが、押し圧を解除すると、弾性体(4)の付勢力によって、道路鋲頭部(3 )が胴体部(2)に当接する本来の状態に復帰する。
【0019】 道路鋲ハウジング(6)は、上面が開口し、底面が閉塞した筒状体であって、 内壁には、胴体部の外周ネジ山(203)に対応する内壁ネジ山(601)が螺 刻され、両ネジ山を合わせ、道路鋲本体(1)を回転させながら道路鋲ハウジン グ(6)に取り付ける。
【0020】 図3に開示するように、この考案の道路鋲を道路に設ける場合は、道路鋲ハウ ジング(6)に道路鋲本体(1)を取り付けた状態で埋設し、道路鋲頭部(3) の半球状の上端部のみが路面から突出するように設ける。したがって、車両が該 道路鋲上を通過した場合、道路鋲頭部(3)が胴体部(2)内に押し込まれ、圧 力が適宜に分散されるとともに、押し圧が解除されると、弾性体(4)の付勢力 によって、本来の状態に復帰する。また、この考案による道路鋲を取り替える場 合は、道路鋲本体(1)のみを取り替えるだけでよく、従来の道路鋲のように路 面を掘り返して埋設した道路鋲を取り出す必要がない。この場合、胴体部(2) 上面に形成したに凹溝(202)に符合する爪部などを具えた工具を利用して道 路鋲本体(1)を回転させることによって、道路鋲本体(1)を容易に取り出す ことができる。
【0021】第2の実施例 第2の実施例は、図4及び図5に開示するように第1の実施例における底板( 5)を上面が開口し、底面が閉塞した円筒状の収納筒体(51)とし、内部に気 体を密封した気嚢(511)を設ける。該気嚢(511)は図5に開示するよう に軟性の材質によってなり、弾性体(4’)を内設してなる。収納筒体(51) の内径は、上面開口から道路鋲頭部(3)を摺動自在に挿入できるだけの長さと し、外形は道路鋲(1)底面開口から摺動自在に挿入できる長さとする。
【0022】 第2の実施例による道路鋲を組み立てる場合は、気嚢(511)を内部に設け た収納筒体(51)を道路鋲ハウジング(100)内に設け、道路鋲頭部(3) を該収納筒体の上面開口内に設け、さらに胴体部(2)を道路鋲頭部(3)上か ら回転させながら設ける。この場合、第1の実施例と同様に道路鋲ハウジング( 6)の内壁ネジ山(601)と、胴体部(2)の外周ネジ山(203)とによっ て、胴体部(2)が固定される。また、道路鋲頭部(3)の当接鍔部(302) が胴体部(2)内壁の当止凸部(201)に当止するため、図4に開示するよう に道路鋲頭部(3)の半球状に形成した上端部のみが胴体部(2)の上面開口か ら突出し、胴体部(2)の上面開口から抜け出ることがない。また、該道路鋲頭 部(3)の上端部を押し圧すると、胴体部(2)内に押し込まれ、押し圧を解除 すると、気嚢(511)と弾性体(4)の付勢力によって、道路鋲頭部(3)が 胴体部(2)に当接する本来の状態に復帰する。
【0023】 第2の実施例は、特に気嚢(511)を設けることによって、道路鋲本体(1 )内に水、砂などの進入をさらに効果的に防ぐ効果を具える。即ち、道路鋲頭部 (3)が押し圧を受けて胴体部(2)内に押し込まれると、内部の空気が圧縮さ れ一部が道路鋲頭部(3)と胴体部(2)との隙間から外部に放出される。道路 鋲頭部(3)に対する押し圧が解除されると、弾性体(4)の付勢力によって道 路鋲頭部(3)が上昇して本来の位置に復帰する場合、外部から空気とともに雨 水や砂などが吸い込まれる。特に砂の粒子が道路鋲頭部(3)と胴体部(2)と の隙間に介在すると、道路鋲頭部(3)の上下運動が滑らかに行われなくなり、 情況によっては上下運動が阻止される場合もある。この場合、第2の実施例にお いては、道路鋲頭部(3)が押し圧されて下降すると、弾性体(4’)と気嚢( 511)が圧縮され、押し圧が解除されると弾性体(4’)の付勢力によって道 路鋲頭部(3)が上昇するが、この場合一旦圧縮された気嚢(511)が道路鋲 頭部(3)の底端面に接した状態で上昇し、本体の状態に復帰するため、外部の 空気の吸入が抑制され、砂や雨水の進入を効果的に防ぐことができる。
【0024】 前記道路鋲頭部(3)は、半球状の上端部に嵌設する反射カバー(301)自 体が光の反射作用を具えていてもよく、また半球状の上端部を中空に形成して、 さらに反射材を内部に設けてもよい。もしくは、内部に発光体を設け、ソーラ電 池を電源としてもよい。また、該半球状の上端部全体を透過性のアクリル、ガラ ス、もしくは硬質プラスチックなどによって形成し、底面に反射材を貼着して道 路鋲頭部(3)を構成してもよい。
【0025】 また、以上の実施例においては道路鋲ハウジング(6)と胴体部(2)のそれ ぞれに螺刻して、両方のネジ山を利用して固定する方式を採用したが、他方に係 止突起を設け、別の一方に係止溝などの適宜な係止手段を設けてもよい。
【0026】 以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の範囲を限定するもの ではなく、例えば、この考案の道路鋲全体を方形に形成し、道路鋲ハウジング( 6)に係止突起を形成し、胴体部(2)係止溝を形成するなど、当業者のなし得 る修正、変更であって、この考案の精神の範疇内にあり、この考案に対して均等 の効果を有するものは、いずれもこの考案の登録実用新案の範囲に含まれるもの とする。
【0027】
【考案の効果】
この考案による道路鋲は、破損などの原因によって取り替える場合、路面を掘 り起こす必要がなく、簡易な作業で取り替えができる。また、伸縮緩衝手段を具 えることによって、車両がその上を通過した場合でも、圧力を分散させて、容易 に破損することがなく、またその上を通過する車両のタイヤが滑ったり、跳ね返 ったりすることがない。
【提出日】平成13年10月23日(2001.10.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 以上の道路鋲本体(1)を構成するそれぞれの部材を組み立てる場合は、胴体 部(2)の下端開口から道路鋲頭部(3)を挿入し、弾性体(4)を底板(5) のガイド円柱部(501)に嵌挿して該ガイド円柱部(501)を該道路鋲頭部 (3)の下端開口に挿入する。さらに胴体部(2)の底面に穿設したネジ孔(2 04)と、底板(5)の貫通孔(502)とを合わせ固定ネジ(7)によって底 板(5)を胴体部(2)に螺着する。この状態において、道路鋲頭部(3)の当 接鍔部(302)が胴体部(2)内壁の当止凸部(201)に当止するため、図 4に開示するように道路鋲頭部(3)の半球状に形成した上端部のみが胴体部( 2)の上面開口から突出し、胴体部(2)の上面開口から抜け出ることがない。 また、該道路鋲頭部(3)の上端部を押圧すると、胴体部(2)内に押し込まれ るが、押圧を解除すると、弾性体(4)の付勢力によって、道路鋲頭部(3)が 胴体部(2)に当接する本来の状態に復帰する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 図3に開示するように、この考案の道路鋲を道路に設ける場合は、道路鋲ハウ ジング(6)に道路鋲本体(1)を取り付けた状態で埋設し、道路鋲頭部(3) の半球状の上端部のみが路面から突出するように設ける。したがって、車両が該 道路鋲上を通過した場合、道路鋲頭部(3)が胴体部(2)内に押し込まれ、圧 力が適宜に分散されるとともに、押圧が解除されると、弾性体(4)の付勢力に よって、本来の状態に復帰する。また、この考案による道路鋲を取り替える場合 は、道路鋲本体(1)のみを取り替えるだけでよく、従来の道路鋲のように路面 を掘り返して埋設した道路鋲を取り出す必要がない。この場合、胴体部(2)上 面に形成したに凹溝(202)に符合する爪部などを具えた工具を利用して道路 鋲本体(1)を回転させることによって、道路鋲本体(1)を容易に取り出すこ とができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 第2の実施例による道路鋲を組み立てる場合は、気嚢(511)を内部に設け た収納筒体(51)を道路鋲ハウジング(100)内に設け、道路鋲頭部(3) を該収納筒体の上面開口内に設け、さらに胴体部(2)を道路鋲頭部(3)上か ら回転させながら設ける。この場合、第1の実施例と同様に道路鋲ハウジング( 6)の内壁ネジ山(601)と、胴体部(2)の外周ネジ山(203)とによっ て、胴体部(2)が固定される。また、道路鋲頭部(3)の当接鍔部(302) が胴体部(2)内壁の当止凸部(201)に当止するため、図4に開示するよう に道路鋲頭部(3)の半球状に形成した上端部のみが胴体部(2)の上面開口か ら突出し、胴体部(2)の上面開口から抜け出ることがない。また、該道路鋲頭 部(3)の上端部を押圧すると、胴体部(2)内に押し込まれ、押圧を解除する と、気嚢(511)と弾性体(4)の付勢力によって、道路鋲頭部(3)が胴体 部(2)に当接する本来の状態に復帰する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 第2の実施例は、特に気嚢(511)を設けることによって、道路鋲本体(1 )内に水、砂などの進入をさらに効果的に防ぐ効果を具える。即ち、道路鋲頭部 (3)が押圧を受けて胴体部(2)内に押し込まれると、内部の空気が圧縮され 一部が道路鋲頭部(3)と胴体部(2)との隙間から外部に放出される。道路鋲 頭部(3)に対する押圧が解除されると、弾性体(4)の付勢力によって道路鋲 頭部(3)が上昇して本来の位置に復帰する場合、外部から空気とともに雨水や 砂などが吸い込まれる。特に砂の粒子が道路鋲頭部(3)と胴体部(2)との隙 間に介在すると、道路鋲頭部(3)の上下運動が滑らかに行われなくなり、情況 によっては上下運動が阻止される場合もある。この場合、第2の実施例において は、道路鋲頭部(3)が押圧されて下降すると、弾性体(4’)と気嚢(511 )が圧縮され、押圧が解除されると弾性体(4’)の付勢力によって道路鋲頭部 (3)が上昇するが、この場合一旦圧縮された気嚢(511)が道路鋲頭部(3 )の底端面に接した状態で上昇し、本体の状態に復帰するため、外部の空気の吸 入が抑制され、砂や雨水の進入を効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係る道路鋲の外観を表わす斜視図
である。
【図2】 この考案に係る道路鋲を道路に設けた状態を
表わす断面図である。
【図3】 第1の実施例による道路鋲の分解斜視図であ
る。
【図4】 第2の実施例による道路鋲の分解斜視図であ
る。
【図5】 図4における収納筒体と気嚢の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 道路鋲本体 2 胴体部 201 当止凸部 202 凹溝 203 外周ネジ山 204 ネジ孔 3 道路鋲頭部 301 反射カバー 302 当接鍔部 4、4’ 弾性体 5 底板 501 ガイド円柱部 502 貫通孔 51 収納筒体 511 気嚢 6 道路鋲ハウジング 601 内壁ネジ山 7 固定ネジ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の胴体部と、道路鋲頭部と、弾
    性体と、底板とを組み合わせてなる道路鋲本体を道路鋲
    ハウジング内に設けてなる道路鋲において、 該胴体部は外周面に螺刻するとともに、内壁上端部が中
    心に向かってせり出して当止凸部を形成し、内壁に段差
    をつけるとともに、底面の適宜な位置に螺子孔を穿設
    し、かつ上面には円周上の対向する位置に凹溝が形成さ
    れ、 該道路鋲頭部は、上端部が半球状に形成され、その下端
    部は外周がせり出して当接鍔部を形成し、かつ内部は中
    空に形成し、下端が開口状に形成され、 該弾性体はコイルバネであって、上端は該道路鋲頭部の
    底端面に当接し、 該底板は円盤の中央部にガイド円柱部が一体に形成さ
    れ、該ガイド円柱部の直径は、道路鋲頭部が該底板のガ
    イド円柱部に摺動自在に緩挿されだけの長さとし、 底板下端の鍔状にせり出した部分には胴体部の底面に穿
    設した螺子孔に対応する位置には貫通孔が穿設され、 該胴体部の下端開口から該道路鋲頭部を挿入し、該弾性
    体を底板のガイド円柱部に嵌挿して該ガイド円柱部を該
    道路鋲頭部の下端開口に挿入し、さらに胴体部の底面に
    穿設した螺子孔と、底板の貫通孔とを合わせ固定ネジに
    よって底板を胴体部に螺着して道路鋲本体を組み立て、 該道路鋲ハウジングは、上面が開口し、底面が閉塞した
    筒状体であって、内壁には、胴体部外周面に形成したネ
    ジ山に対応するネジ山が螺刻され、両ネジ山を利用して
    道路鋲本体を該道路鋲ハウジングに取り付けて道路鋲を
    構成することを特徴とする伸縮緩衝手段を具えた道路
    鋲。
  2. 【請求項2】 前記底板と弾性体に替えて、上面が開
    口し、かつ底面が閉塞した円筒状の収納筒体を用い、該
    収納筒体の中空部には、弾性体を内設して密封した軟質
    材による円筒状の気嚢を設け、また該収納筒体の内径
    は、上面開口から前記道路鋲頭部を摺動自在に挿入でき
    るだけの長さとし、外形は道路鋲底面開口から摺動自在
    に挿入できる長さとすることを特徴とする請求項1に記
    載の伸縮緩衝手段を具えた道路鋲。
  3. 【請求項3】 前記道路鋲頭部は、上端部の表面及び
    /又は内部に反射材を設けることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の伸縮緩衝手段を具えた道路鋲。
  4. 【請求項4】 前記道路鋲頭部は、上端部の内部を中
    空に形成し、発光体と、該発光体を発光させるための手
    段を設けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の伸縮緩衝手段を具えた道路鋲。
  5. 【請求項5】 前記胴体部の外周面の適宜な位置に少
    なくとも1以上の係止突起を設け、前記道路鋲ハウジン
    グの内壁に該係止突起に対応する係止溝を形成すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の伸縮緩衝手
    段を具えた道路鋲。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012026082A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式道路鋲
KR20190056010A (ko) * 2017-11-16 2019-05-24 인하대학교 산학협력단 시각장애인용 점자블록

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