JP3085249B2 - ホットプレート - Google Patents

ホットプレート

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JP3085249B2
JP3085249B2 JP09183360A JP18336097A JP3085249B2 JP 3085249 B2 JP3085249 B2 JP 3085249B2 JP 09183360 A JP09183360 A JP 09183360A JP 18336097 A JP18336097 A JP 18336097A JP 3085249 B2 JP3085249 B2 JP 3085249B2
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air flow
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隆幸 井上
博 松尾
繁 山口
孝博 大下
秀和 鈴木
幸一 中野
憲志 木本
幹 保野
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭用として焼
き肉などの調理に用いられるホットプレートに関するも
のであり、特に、調理中に発生する油煙の拡散を低減す
るホットプレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の技術について図11に基づ
いて説明する。1はプレート、2はプレート1を加熱す
るための加熱手段、3は外装カバーである。
【0003】以上の構成で、加熱手段2によりプレート
1を加熱し、プレート1上に肉、野菜等の食材を置いて
焼く。この時、肉から出る油や調理前にプレート表面に
塗る油などがプレート上で焼けて大量の油煙が発生し、
飛散したり、上昇気流ととも室内に拡散していき、天井
や壁、床を汚していた。これを防止するために発生する
油煙そのものを低減する手段として、焼き肉調理時には
プレート温度を通常より低めに設定するものや、プレー
トに多数の穴を設けて油をプレート下部に落とすホット
プレートが多くみられる。また、発生した油煙を除去す
る手段としては、家庭では一般的に換気扇を用いて屋外
に排出している。
【0004】また業務用の技術としては、食卓テーブル
と加熱調理器が一体となり、プレートの周囲または下部
から油煙を強制的に吸引し、ダクトを介して屋外に排出
するものがある。
【0005】また屋外に排出する必要のないものとして
は、特開昭62−101218号公報に記載の「ロース
ターにおける消煙方法および装置」にみられるような油
煙を空気と共に循環させてフィルターで濾過する方法
や、それに類似した特開平7−3534号公報に記載の
「無煙ロースター」、特開平7−51168号公報に記
載の「調理用ホットプレート」などが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成のホットプレートでは、多少の油煙低減にはつ
ながるものの発生量としては依然多く、油煙が室内に拡
散するのを防ぐまでには至らなかった。また換気扇を用
いたとしても、換気扇とホットプレートとの距離関係や
換気扇の能力の問題などから、使う場所の制約を受けや
すい一方、油煙を屋外へ排出するのに時間がかかった
り、室内自体に油煙がいったん拡散するのを防ぐこと
は、その性質上非常に困難であった。
【0007】一方、業務用の技術は装置としても大型で
あり、ダクト工事が必要なことや高価なこともあって、
一般的な家庭で用いることは難しかった。
【0008】また、特許公報で提案されているものにつ
いても、ほとんどが油煙を循環させることのみに着眼点
がおかれ、それを実現するためのプレート上の空気の流
れを具体的に提案しているものはなかった。
【0009】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、油煙が室内に拡散す
るのを大幅に低減するだけでなく、工事が不要で、安価
で、しかもコンパクトな大きさで使いやすく、使う場所
の制約をうけにくい家庭用のホットプレートを提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の一つの手段は、皿状のプレートと、前記プレ
ートの下方に配置された加熱手段と、プレート面の一部
に開口した吸気口と、プレート面とのなす角が鈍角にな
る傾斜を有するプレート周壁と、プレート周壁上部に配
置された吹き出し口と、前記プレート中央部に設けられ
た吸気塔と、前記吸気塔に設けられた吸気口と、前記プ
レート周壁に設けられた吹き出し口と、加熱手段下方で
吸気口と吹き出し口とを連結する空気流路と、空気流路
内に配置された送風手段および油煙除去手段とを有し、
前記吹き出し口の略同一水平面上に前記吸気口を設け、
前記吹き出し口近傍に位置する遮熱板には空気流路を遮
断するフランジ部が設けられ、このフランジ部には多数
個の空気整流用通気穴が設けられたホットプレートとし
ているので、吹き出し口から出る風量や風向を一定にす
ることができる。また調理物の空気流路内への落下を防
止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、皿状のプ
レートと、前記プレートの下方に配置された加熱手段
と、プレート面の一部に開口した吸気口と、プレート面
とのなす角が鈍角になる傾斜を有するプレート周壁と、
プレート周壁上部に配置された吹き出し口と、前記プレ
ート中央部に設けられた吸気塔と、前記吸気塔に設けら
れた吸気口と、前記プレート周壁に設けられた吹き出し
口と、加熱手段下方で吸気口と吹き出し口とを連結する
空気流路と、空気流路内に配置された送風手段および油
煙除去手段とを有し、前記吹き出し口の略同一水平面上
に前記吸気口を設け、前記吹き出し口近傍に位置する遮
熱板には空気流路を遮断するフランジ部が設けられ、こ
のフランジ部には多数個の空気整流用通気穴が設けられ
たホットプレートとしているので、吹き出し口から出る
風量や風向を一定にすることができる。また調理物の空
気流路内への落下を防止することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、皿状のプレート
と、前記プレートの下方に配置された加熱手段と、プレ
ート面の一部に開口した吸気口と、プレート面とのなす
角が鈍角になる傾斜を有するプレート周壁と、プレート
周壁上部に配置された吹き出し口と、前記プレート中央
部に設けられた吸気塔と、前記吸気塔に設けられた吸気
口と、前記プレート周壁に設けられた吹き出し口と、加
熱手段下方で吸気口と吹き出し口とを連結する空気流路
と、空気流路内に配置された送風手段および油煙除去手
段とを有し、前記吹き出し口の略同一水平面上に前記吸
気口を設け、本体内の空気流路は加熱手段の下方に設け
られるとともに、遮熱板と遮熱板外方に配 置した外装カ
バーで形成され、吹き出し口近傍で遮熱板と外装カバー
との距離が最短になる空気流路を有するホットプレート
としているので、吹き出し口から出る風量や風向を一定
にすることができるだけでなく、空気流路内を流れる風
は外装カバーに沿って流れるようになり、吹き出し口か
ら出る空気を水平より下方に向けやすくすることができ
る。また調理物の空気流路内への落下を防止することが
できる。
【0013】請求項3記載の発明は、皿状のプレート
と、前記プレートの下方に配置された加熱手段と、プレ
ート面の一部に開口した吸気口と、プレート面とのなす
角が鈍角になる傾斜を有するプレート周壁と、プレート
周壁上部に配置された吹き出し口と、前記プレート中央
部に設けられた吸気塔と、前記吸気塔に設けられた吸気
口と、前記プレート周壁に設けられた吹き出し口と、加
熱手段下方で吸気口と吹き出し口とを連結する空気流路
と、空気流路内に配置された送風手段および油煙除去手
段とを有し、前記吹き出し口の略同一水平面上に前記吸
気口を設け、吹き出し口近傍からプレート裏面へ空気が
流れないようにするためのシール部をプレート外周近傍
に設けたホットプレートとしているので、吹き出し口に
導かれる空気がプレート裏面側に侵入せず、プレートを
高温で維持できると共に、プレート表面に流れる空気の
流量が減少することなく所定の流量を確保でき油煙を有
効に吸気口まで導き油煙の拡散を低減することができ
る。
【0014】
【実施例】(実施例1) 図1〜3は本発明による実施例を示すもので、図1は全
体構成図、図2は図1の部分詳細図、図3は本体の斜視
図でプレート上の空気の流れを示したものである。
【0015】図において、4はプレート、5はプレート
4を加熱するための加熱手段でシーズヒータから成る。
6はプレート4の略中央に設けられた吸気口、6aは吸
気口5を上部に設け、プレート1の中央部に設けられた
吸気塔である。7はプレート周壁でプレート内側が鈍角
になるよう傾斜しており、その上には吹き出し口8が設
けられている。そして、吹き出し口8の略同一水平面上
に吸気口6が位置している。9は吹き出し口8から吸気
口6に向けて空気を流す送風手段でラジアルまたは後退
翼の遠心ファンから成っており、ベルト10を介してモ
ータ11により駆動される。12は送風手段9の吸気側
に配置され吸引した油煙を除去する油煙除去手段でフィ
ルタから成る。また13は、プレートの吸気口下部に設
けられたフィルタカバーでフィルタの固定と油煙の吸気
経路を構成している。14は送風手段9で発生した風を
吹き出し口8に導くための空気流路で遮熱板15と外装
カバー16によって形成されている。17は整流手段で
放射状に設けられたリブから成っており、吹き出し口8
から風がプレートの周方向に出るのを防ぎ、送風手段9
で発生した旋回状の風を吹き出し口8から吸気口6に向
けた直線的な空気の流れ18に整流するものである。
【0016】以下、本実施例における動作と作用につい
て、主に図2を用いて説明する。加熱手段5に通電する
と、プレート4が加熱される。これにより、プレート4
上に置かれた調理物から出てくる油や調理前にプレート
4に塗った油が加熱され、油煙19が発生する。この油
煙はプレート加熱で生じた上昇気流に巻き込まれながら
拡散しようとする。
【0017】一方、モータ11に通電すると、ベルト駆
動により送風手段9から風が発生する。送風手段9は遠
心ファンから成っているので、生じた風は遠心ファンの
周方向へ旋回するが、整流手段16により吹き出し口8
からは、プレートの略中央にある吸気口6へ向けて直線
的に空気が吹き出される。吹き出された空気20は、プ
レート周壁7内側の空間に負圧部21を発生させ、この
負圧部のために吹き出された空気は22のように下方へ
引っ張られることになる。
【0018】これはコアンダ効果であり、流体自らが作
り出す負圧部の影響により物体(プレート4)表面に沿
う流れ23が発生する。この流れはプレート上で発生す
る油煙をプレート中央に向けて押し流し、吸気口6より
油煙と共に吸引される。吸引された油煙は油煙除去手段
12によって除去される。従って油煙が室内に拡散する
のが大幅に低減されることになる。
【0019】プレート表面に沿う空気の流れ23を形成
せずに単にプレート外周から中央に向けて風を吹き出し
た場合、プレート上には上昇気流が発生しているので、
吹き出した空気はこの上昇気流に巻き込まれて上方向に
それてしまい、中央にある吸気口で吸引できなくなる。
従ってこの場合、油煙除去手段で油煙を除去することが
できず油煙が室内に拡散するのを低減することはできな
くなってしまう。しかしながら、上昇気流に抗する力を
コアンダ効果で吹き出した空気の流れに与えてやれば、
油煙を含んだ空気は上方向にそれることなく吸気口から
吸引することができる。
【0020】図4のようにプレート周壁7を傾斜させず
に垂直にしてもコアンダ効果は生じるが、この場合プレ
ート周壁内側の空間体積が大きくなるため負圧の程度は
小さくなり、コアンダ効果そのものも小さくなる。即ち
上昇気流に抗する力が小さくなるので吹き出した空気は
24のように上方向にそれやすくなり、吸引しにくくな
る。一方この場合にはプレート周壁内側の空間内に垂直
方向の渦流25が生じ、この付近で生じた油煙は吸気口
まで到達せずこの空間内で対流を始め、やがて上方向に
拡散していく。しかしながら、プレート周壁を傾斜させ
るとプレート周壁内側の空間が小さくなるので、渦流2
5は生じにくい。また、図2のように、プレート周壁と
プレートとのコーナー部を円弧26でつなぐと、空間は
さらに小さくなるので効果は一層高くなる。
【0021】なお、プレート周壁を傾斜させるかわり
に、図5(イ)のようにプレート周壁全体を円弧27で
形成したり、図5(ロ)のようにプレート周壁に段差2
8を設けても同様の効果を得ることができる。
【0022】このように本発明によれば、プレート外周
から吹き出した空気が油煙を中央へ押し流し、プレート
上方へそれることなく吸気口から油煙を吸引できる。そ
して油煙除去手段によって油煙は除去され、油煙が室内
に拡散するのが大幅に低減される。またホットプレート
自体に油煙拡散を低減する手段をもたせたので、工事が
不要で、使う場所の制約をうけることはない。また簡単
な構成なので、安価でコンパクトな大きさで使いやすい
家庭用のホットプレートを実現することができる。
【0023】(実施例2) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0024】図6のように、吹き出し口から出た空気は
吸気口に向けて、プレート平面上でわずかに渦29を巻
いている。これは図1の整流手段によって方向を設定す
るが、整流手段の位置はこの限りではなく、例えばプレ
ート上に設けてもよい。この渦の方向はプレート上面か
ら見て左回りであり、コリオリ力による地球の北半球に
おける流体の渦現象の方向と同じである。従って、吸気
口での吸引はコリオリ力に抗することなく、無理なく効
率よくおこなわれることになる。
【0025】また、渦状にしたことでプレート上での空
気流れの流線が長くなるので、吹き出し口から吸気口に
到達するまでの空気流れの流線に沿った速度勾配はゆる
やかとなる。従って、油煙に与える加速度成分を小さく
することができるので、油煙に必要以上に大きな力を与
えずにすみ、慣性力による吸気口での吸引もれを低減す
ることができる。
【0026】このように本発明によれば、プレート外周
の吹き出し口から出た空気はプレートの中央に設けられ
た吸気口に効率よく吸引される。
【0027】(実施例3) 基本的な構成は実施例1と同様なので異なる部分につい
てのみ説明し、空気の流れとその作用について説明す
る。
【0028】図7において、外装カバー16の下部には
送風手段9から出た風の一部を排気する排気口30を設
けている。これにより、吸気口で吸引する吸気流量より
吹き出し口から出る吹き出し流量の方が小さい構成とな
る。もちろん、排気口の位置はこの通りである必要はな
く、外装カバーの側面や上部に設けてもよいし、あるい
はそれに代わる排気手段を設けてもよい。
【0029】吸気口における吸引は、吸引という空気流
れの特性上、方向性を持たせることは困難であり、図7
の31に示すように吸気の流れは多様な方向となってい
る。従って吸気口では、吹き出し口から出る空気だけで
なくもともとプレート上空にあった空気も一緒に吸引す
ることになる。ここで図7のように吸気口での吸気流量
をQ1、吹き出し流量をQ2、吹き出し流量Q2のうち
吸気口で吸引される流量をQ3、もともとプレート上空
にあって吸気口に吸引される空気の流量をQ4、吹き出
し流量Q2のうち吸気口に吸引されずにプレート上空へ
逃げていく空気の流量をQ5とすると、次のような関係
式が成立する。
【0030】Q1=Q3+Q4、Q2=Q3+Q5 なお、油煙はプレート上でQ2に含まれ、ゆえにQ3、
Q5にも油煙は含まれることになる。
【0031】ここで、吸気流量と吹き出し流量が同じ
で、かつ油煙の全てが吸気口で吸引される条件を想定す
ると、即ち次式のようになる。
【0032】Q1=Q2、Q5=0 ゆえにQ4=0となり、もともとプレート上空にあって
吸気口に吸引される空気がないということになる。しか
しながら前述のように、吸気方向に特定の方向性を持た
せることは困難であり、Q4=0とすることは事実上不
可能に近く、このような条件設定は矛盾が生じ成立し難
いということがわかる。
【0033】そこで吸気流量が吹き出し流量より多く設
定されていて、かつ油煙の全てが吸気口で吸引される条
件を考えると、即ち次式のようになる。
【0034】Q1>Q2、Q5=0 ゆえにQ4>0となり、なんらの矛盾も生ずることな
く、このような条件設定は成立し得るということがわか
る。なお当方の実験結果によると、この条件を成立させ
るための条件は、Q2はQ1の約60〜80%くらいが
適当であるとの結果が出ている。
【0035】このように本発明によれば、吹き出し口か
ら出た空気をプレート上空へ逃がすことなく吸気口から
吸引できるので、調理時に発生する油煙を大幅に低減す
ることができる。
【0036】(実施例4) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0037】図2において、吸気口で吸引される空気の
流速は、吹き出し口から出た空気の流速よりも大きくな
っている。従ってプレート上での空気の流れは、プレー
ト外周から中央にいくほど速くなり、単位空間当たりの
流体の持つエネルギーはプレートの中央に近づくほど大
きくなることになる。
【0038】ここでもし、吹き出し側の流速が吸気側の
流速よりも大きい関係になっていると、吹き出し側の持
つ単位空間当たりの流体のエネルギーの方が吸気側のエ
ネルギーよりも大きいことになる。これは油煙を吸引す
る力よりも吹き飛ばす力の方が大きくなることを意味
し、その結果として油煙の吸引が十分に行えず、油煙を
拡散させてしまうことになる。しかしながら本発明のよ
うに、吸気側の持つ単位空間当たりの流体のエネルギー
の方が吹き出し側よりも大きくなっていれば、油煙を吸
引する力の方が吹き飛ばす力よりも大きいことになり、
油煙を拡散させることなく吸気口から十分な吸引が行え
るようになる。
【0039】このように本発明によれば、吹き出した空
気によってプレート上の油煙を拡散させることなく、吸
気口より吸引する事ができる。
【0040】(実施例5) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0041】図2において、吸気口の開口面積は吹き出
し口の開口面積よりも小さくなっている。ここで、吸引
流量と吹き出し流量が同じもしくは吸気流量の方が吹き
出し流量よりも大きいとすると、次に示す流体の連続の
式、流量=流速×通過面積、より、吸気側の流速が吹き
出し側の流速よりも大きくなることになる。
【0042】これは即ち実施例4で説明した通り、吸気
側の持つ単位空間当たりの流体のエネルギーの方が吹き
出し側よりも大きいことを意味し、ゆえに油煙を吸引す
る力の方が吹き飛ばす力よりも大きいので、油煙を拡散
させることなく吸気口から十分な吸引が行えるようにな
る。
【0043】このように本発明によれば、簡単な構成
で、吹き出した空気によってプレート上の油煙を拡散さ
せることなく吸気口より吸引する事ができる。
【0044】(実施例6) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0045】図2の32は吹き出し口8の内面上壁に設
けられた傾斜面であり、吸気口側に近接するに従い下方
に傾斜しており吹き出し口から水平より下方に空気を吹
き出す働きをする。これにより吹き出された空気は、プ
レートの熱によって生じた上昇気流に抗する力を初速度
で与えられることになる。従って、油煙を含んだ空気は
上昇気流に巻き込まれて上方向にそれにくくなり、吸気
口から吸引されやすくなる。
【0046】このように本発明によれば、簡単な構成で
吹き出し口から出た空気はプレート上方へそれることな
く、油煙を中央へ押し流すので、油煙を効率よく吸引で
きる。
【0047】(実施例7) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0048】図2において、33は吸気口の開口下端部
であり、吹き出し口より下方に設けられている。吹き出
された空気は、プレートの熱によって生じた上昇気流に
抗する力をコアンダ効果等によって得ているので、プレ
ート表面近傍を流れており、吹き出し口と同等あるいは
それより下方を流れている。従って、吸気口の開口下端
部が吹き出し口より下方にあれば、吹き出し口から出た
空気の流れは吸気口下部34に衝突することなく吸気口
に吸引される。
【0049】もしここで図8のように、吸気口の開口下
端部33が吹き出し口8より上方に有る場合を想定して
みる。吹き出し口から出た空気は、プレート表面近傍を
流れているが、その流れの一部は吸気口下部34に衝突
することになる。その後衝突した空気は逃げ場を失って
当然のごとく上方へ向かい、35のようになる。一方、
吸引によって生じる吸気口での空気の流れは31のよう
になっており、この2つの流れの方向は一致しない。こ
のような状況で空気の流れ35を吸気口で吸引するため
には、空気の流れ35を短い距離で大きく方向転換させ
るだけのエネルギーを持った吸引力が必要となる。しか
しながらそれだけ大きな吸引力を実現させるとなると、
風量増大に伴う騒音増加やプレート温度低下、送風手段
の大型化即ち機器本体の大型化など、技術的課題が極め
て多くなり、家庭用ホットプレートを実現することが困
難となる。従って上方へ向かう空気の流れ35を吸引す
るのは難しく、35のような空気の流れ自体を生じさせ
ないことが必要であり、本発明によればそれが可能とな
る。
【0050】このように本発明によれば、吹き出し口を
吸気口の開口下端部より上方に配置したので、吹き出し
た空気を吸気口近傍でプレート上方に逃がすことなく吸
引できる。
【0051】(実施例8) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0052】図2において、36は底部側が広口となる
吸気口開口部の傾斜面である。従って吸気口開口部は斜
め上方を向いた状態になっている。吹き出し口から出た
空気はプレート表面近傍を流れてはいるが、プレート上
に載っている調理物の影響で、その流れは必ずしも最後
までプレート表面近傍にあるとは限らず、プレート上方
へ向かうこともある。そのようなプレート上方へ向かう
流れのうち、上方への速度成分が小さく吸気口近傍を通
過するものについては、吸気口開口部を斜め上方へ向け
ることでその流れを下方に修正し吸引することができる
ようになる。
【0053】このように本発明によれば、吹き出し口か
ら出た空気でプレート上方へ向かう流れを下方へ修正
し、吸気口から吸引できる。
【0054】(実施例9) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0055】図2において、本体内の空気流路14は加
熱手段5の下方に設けられるとともに、プレート4と略
相似形をした遮熱板15と遮熱板15の外方に配置した
外装カバー16で形成されている。遮熱板には吹き出し
口8の近傍で空気流路を遮断するフランジ部37が設け
られ、このフランジ部には空気整流用通気穴38が多数
個設けられている。送風手段で発生した風は空気流路1
4を通り、吹き出し口近傍でこのフランジ部を通過す
る。この時フランジ部は多数の穴38を有しているので
一種の通気抵抗として作用し、フランジ部の下側あるい
は上側の圧力が周方向で一定となる一方、フランジ部の
下側の方が上側より圧力は高くなる。従って風はフラン
ジ部を挟んで圧力差によって流れる速度成分を持つこと
になるが、前述のようにこの圧力差は周方向で一定であ
るから、風の速度成分は一定となり、ゆえに吹き出し口
から出る風の流量と方向は周方向で一定となる。これは
空気整流用通気穴38の形状と数によって一義的に決め
ることができるので、外装カバーの熱変形等、熱的な変
形による影響を受けにくく、熱による風量や風向の変動
を小さくできる。
【0056】またその他の作用として、プレート上で調
理中の調理物が吹き出し口から空気流路内部に落下する
のを防止することができ、衛生上、安全上からも安心し
て使用することができる。
【0057】このように本発明によれば、空気整流用通
気穴を有したフランジ部が風量調節作用と整流作用を有
するので、吹き出し口から出る風量や風向を一定にする
ことができる。また調理物の空気流路内への落下を防止
することができる。
【0058】(実施例10) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0059】図2において、本体内の空気流路14は加
熱手段5の下方に設けられるとともに、プレート4と略
相似形をした遮熱板15とこの遮熱板外方に配置した外
装カバー16で形成されている。39は吹き出し口8の
近傍で遮熱板と外装カバーとの距離が最短になる空気流
路である。風が空気流路39を通過すると空気流路39
の下側では圧力が高くなり、上側では低くなる。ゆえに
風は空気流路39を挟んで圧力差によって流れる速度成
分を持つことになるが、この圧力差は周方向で一定であ
るから、風の速度成分は周方向で一定となり、ゆえに吹
き出し口から出る風の流量と方向は周方向で一定とな
る。
【0060】また空気流路内を流れる風は外装カバー1
6の内壁に沿って流れるようになるので、実施例6のよ
うに吹き出し口内部に傾斜面等を設けてやることで、吹
き出し口から出る空気を水平より下方に向けやすくする
ことができる。
【0061】またその他の作用として、プレート上で調
理中の調理物が吹き出し口から空気流路内部に落下する
のを防止することができ、衛生上、安全上からも安心し
て使うことができる。
【0062】このように本発明によれば、吹き出し口か
ら出る風量や風向を一定にすることができるだけでな
く、空気流路内を流れる風は外装カバーに沿って流れる
ようになり、吹き出し口から出る空気を水平より下方に
向けやすくすることができ、また調理物の空気流路内へ
の落下を防止することができる。
【0063】(実施例11) 基本的な構成は実施例1と同様なので異なる部分につい
てのみ説明し、空気の流れとその作用について説明す
る。
【0064】図9において、遮熱板15とプレート4の
間にはその外周部分にシール部40が設けられている。
このシール部40は遮熱板の一部をプレートに当接させ
たり、遮熱板とプレートとの間に中間部材を設けたりす
るなど接触型のシールから成っており、空気流路を通っ
て吹き出し口に導かれた空気がプレート裏面側に侵入す
るのを防いでいる。従って、プレート裏面やヒータが風
によって冷却されることがなく、プレートを高温で維持
することができる。またプレート表面に流れる空気の流
量が減少することなく所定の流量を確保でき、油煙を有
効に吸気口まで導くことができる。
【0065】このように本発明によれば、プレートを高
温で維持できると共に、油煙を有効に吸気口まで導き油
煙の拡散を低減することができる。
【0066】(実施例12) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0067】図2において、41はプレート周壁7の外
側と遮熱板周壁内側で形成される隙間であり、プレート
底面下側と遮熱板底面上側で形成される隙間42より小
さく、隙間41は7mm以下となっている。この隙間4
1はプレート裏面へ空気が流れるのを妨げ、一種の非接
触型シールとして作用する。このシール部の作用は実施
例11で述べたのと同様であるが、それに加えて本発明
では極めて簡単な構成でこれを実現していることから、
部品コストを低くできる、組立が容易などの効果があ
る。
【0068】なおここで述べた本実施例以外に、ラビリ
ンスシールなど他の非接触シールの構成であってもよ
い。
【0069】このように本発明によれば、そのシール部
を極めて簡単な構成で実現することができる。
【0070】(実施例13) 基本的な構成は実施例1と同様なので異なる部分につい
てのみ説明し、空気の流れとその作用について説明す
る。
【0071】図10は本体の平面図で、43はプレート
表面に設けられた中央から放射状に延びた溝である。こ
の溝により、吹き出し口から出た空気は中央の吸気口に
向かって整流されるので、プレート表面近傍の空気の流
れを形成しやすくなる。従って、効率のよい油煙の吸引
を行うことができる。またこの溝は調理時に調理物から
出る油や水分を溜め、調理物から油や水分を分離する働
きもあり食味を向上させる効果を有する。
【0072】なおプレート表面に設けた溝形状は、本実
施例で示したような直線的なものでなく、渦巻型等の曲
線であっても同様の効果を得ることができる。またここ
では溝について述べたが、プレート表面に放射状のリブ
を設けても同様の整流効果を得ることができる。
【0073】このように本発明によれば、吹き出し口か
ら出た空気はプレート表面で整流されるので、油煙の吸
引を効率よく行うことができる。また、食味も向上す
る。
【0074】(実施例14) 基本的な構成の説明は実施例1と同様なので省略し、空
気の流れとその作用について説明する。
【0075】図2において、吸気口の開口下端部33は
プレート表面より上方に設けられている。そのため、吸
気による空気の流れはプレート表面より上方に形成され
やすくなり、プレート表面に接触する空気の流れを低減
することができる。従って空気の流れによるプレート表
面の冷却が低減されることになり、プレートを高温で維
持することができる。また、開口下端部をプレート表面
より上方に設けることは吸気口下部に環状の凸部即ち3
4が形成されることになり、調理物や調理物から出た油
や水分が吸気口内部に侵入するのを防止することができ
る。
【0076】このように本発明によれば、プレートを高
温で維持することができ、調理物や調理物から出た油や
水分が吸気口内部に侵入することを防止することができ
る。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、吹き出し
口から出る風量や風向を一定にすることができる。また
調理物の空気流路内への落下を防止することができる。
【0078】また、請求項2記載の発明によれば、吹き
出し口から出る風量や風向を一定にすることができるだ
けでなく、空気流路内を流れる風は外装カバーに沿って
流れるようになり、吹き出し口から出る空気を水平より
下方に向けやすくすることができる。また調理物の空気
流路内への落下を防止することができる。
【0079】さらに、請求項3記載の発明によれば、吹
き出し口に導かれる空気がプレート裏面側に侵入せず、
プレートを高温で維持できると共に、プレート表面に流
れる空気の流量が減少することなく所定の流量を確保で
き油煙を有効に吸気口まで導き油煙の拡散を低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるホットプレートの断
面図
【図2】本発明の実施例1、4、5、6、7、8、9、
10、12、14におけるホットプレートの部分断面図
【図3】本発明の実施例1におけるホットプレートの外
観斜視図
【図4】本発明のホットプレートのプレート周壁を垂直
にした時の空気の流れの説明図
【図5】(イ)本発明の実施例1におけるホットプレー
トの他の構成の部分断面図 (ロ)同、ホットプレートのさらに他の構成の部分断面
【図6】本発明の実施例2におけるホットプレートの外
観斜視図
【図7】本発明の実施例3におけるホットプレートの部
分断面図
【図8】本発明のホットプレートの吸気口の開口下端部
が吹き出し口より上方に有る時の空気の流れの説明図
【図9】本発明の実施例11におけるホットプレートの
部分断面図
【図10】本発明の実施例13におけるホットプレート
の平面図
【図11】従来のホットプレートの断面図
【符号の説明】
1、4 プレート 2、5 加熱手段 3、16 外装カバー 6 吸気口 6a 吸気塔 7 プレート周壁 8 吹き出し口 9 送風手段 12 油煙除去手段 14 空気流路 15 遮熱板 17 整流手段 21 負圧部 23 プレート表面近傍の空気の流れ 32 傾斜面 33 吸気口の開口下端部 36 吸気口開口部の傾斜面 37 フランジ部 30 排気口 38 空気整流用通気穴 40 シール部 43 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大下 孝博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 秀和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中野 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 木本 憲志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 保野 幹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−173217(JP,A) 特開 平9−70360(JP,A) 特開 昭63−297952(JP,A) 特開 平7−51168(JP,A) 特開 昭63−180021(JP,A) 特開 昭51−59572(JP,A) 特開 平10−179415(JP,A) 実開 昭60−47427(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 321 F24C 15/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皿状のプレートと、前記プレートの下方
    に配置された加熱手段と、プレート面の一部に開口した
    吸気口と、プレート面とのなす角が鈍角になる傾斜を有
    するプレート周壁と、プレート周壁上部に配置された吹
    き出し口と、前記プレート中央部に設けられた吸気塔
    と、前記吸気塔に設けられた吸気口と、前記プレート周
    壁に設けられた吹き出し口と、加熱手段下方で吸気口と
    吹き出し口とを連結する空気流路と、空気流路内に配置
    された送風手段および油煙除去手段とを有し、前記吹き
    出し口の略同一水平面上に前記吸気口を設け、前記吹き
    出し口近傍に位置する遮熱板には空気流路を遮断するフ
    ランジ部が設けられ、このフランジ部には多数個の空気
    整流用通気穴が設けられたホットプレート。
  2. 【請求項2】 皿状のプレートと、前記プレートの下方
    に配置された加熱手段と、プレート面の一部に開口した
    吸気口と、プレート面とのなす角が鈍角になる傾斜を有
    するプレート周壁と、プレート周壁上部に配置された吹
    き出し口と、前記プレート中央部に設けられた吸気塔
    と、前記吸気塔に設けられた吸気口と、前記プレート周
    壁に設けられた吹き出し口と、加熱手段下方で吸気口と
    吹き出し口とを連結する空気流路と、空気流路内に配置
    された送風手段および油煙除去手段とを有し、前記吹き
    出し口の略同一水平面上に前記吸気口を設け、本体内の
    空気流路は加熱手段の下方に設けられるとともに、遮熱
    板と遮熱板外方に配置した外装カバーで形成され、吹き
    出し口近傍で遮熱板と外装カバーとの距離が最短になる
    空気流路を有するホットプレート。
  3. 【請求項3】 皿状のプレートと、前記プレートの下方
    に配置された加熱手段と、プレート面の一部に開口した
    吸気口と、プレート面とのなす角が鈍角になる傾斜を有
    するプレート周壁と、プレート周壁上部に配置された吹
    き出し口と、前記プレート中央部に設けられた吸気塔
    と、前記吸気塔に設けられた吸気口と、前記プレート周
    壁に設けられた吹き出し口と、加熱手段下方で吸気口と
    吹き出し口とを連結する空気流路と、空気流路内に配置
    された送風手段および油煙除去手段とを有し、前記吹き
    出し口の略同一水平面上に前記吸気口を設け、吹き出し
    口近 傍からプレート裏面へ空気が流れないようにするた
    めのシール部をプレート外周近傍に設けたホットプレー
    ト。
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